2014年 10月 14日 ( 1 )

NO.529 目の病気NEW その9 ブルーライトのリスクと黄斑変性

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目の病気では、最後に黄斑変性の話をしておきます。

ものを見る時に、太陽の中の紫外線は水晶体である程度除去していますが、青い光が目の奥の黄斑に届かないと物が見えないのです。
もちろん赤外線、ある程度可視光線も周りで見ることに若干役立ってはいるのですが、メインは青い光が当たることで目が見える。そして青い光がずっと当たり続けていると黄斑部分が光による酸化を受けます。黄斑というところは字のごとく、ルテインが多くてそこでルテインを消耗しながら黄斑部を守っているわけですが、持っているルテインが無くなると、段々黄斑部が酸化にやられ始めて視力に問題が起きてきます。
なので、今までは加齢に伴って起こるということで、太陽の中の青い光を見続けている時間が長くなること、いわゆる人生が長くなって起こるので、加齢性黄斑変性と呼ばれていました。

しかし現在は残念ながら、そうじゃなくなってきたのですね。
通常、たくさんの光が目に入ってきて、その光が黄斑に集まるように出来ているから、黄斑が傷んでくるわけですが、現代社会では目に入ってくる太陽の光だけではなくなってきたのです。




実際、現在は太陽光だけではなくて、パソコンやテレビ、携帯電話からも青い光がたくさん入ってきています。
物が見えるということは、青い光によって見えているんです。
この画面も携帯電話もテレビゲーム機もそうなんですね。だから、人工の青い光が、天然の青い光に加えて黄斑を傷めるようになってきたということなんです。
それもそう、IPのお仕事をされている方に注意ということで、厚生労働省が普段絶対にそんなこと言うはずないのに、10年程前でしょうか、ルテインを摂るように、そして量は1日6mg摂るようにと発表しています。
6mgでいいかどうかは不明ですが(各社はもっと多い量のルテインを出している)文献付きで発表しています。
こうして今ルテイン対策に入ったわけです。
それだけ黄斑部にストレスがかかりやすい状況にあるということでもあります。

なにせ、現代では子供の時からIPの授業があるようです。
またもちろんゲームもするし、携帯も、パソコンも使うということで、子供達にも視力障害多くなっているわけです。
私たちもパソコンを使うのでしたら、一方では、食事でなかなか摂れないルテインをサプリメントで摂ってた方がいいと思います。サングラスで紫外線は防げますが、青い光は防げません。
今では青い光を軽減してくれるような保護シートやメガネも出ているので、そういったものも大いに活用した方が良いとは思いますが、それでも全ては防げないので、自分でルテインを摂取することを心掛けるしか方法ないんですね^^。

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九州大学医学部HPより引用



黄斑変性では、真ん中ちょっと歪んで見えてきます。真ん中から、視野がおかしくなってくるのです。
特に物干竿など真っすぐなものを見た時に、真ん中が陽炎のようにゆらゆらとなっていたら、それは黄斑変性のなり始めとも言えます。みなさん、大丈夫ですか?

網膜にはずらっと小さい細胞が並んでいますが、青い光が入ってくると、網膜のところの脈絡膜というところに、新生血管が出来てきます。実は、この生まれてきた血管によって主細胞が持ち上がってきてしまって視力が怪しくなります。
さらに新生血管なので、まだ脆くて出血を起こしやすく、出血を起こすとカサブタを作ります。カサブタが出来る場所が私たちが除去出来る部分ではないので、そのカサブタによってこのような視力障害が起きるわけです。
加齢性黄斑変性の場合は、この辺の細胞も硬くなってきて、この辺が硬化してしまうことも加わっているそうですね。

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九州大学医学部HPより引用



黄斑が変性すると、黄斑の細胞が萎縮したり、老廃物が溜まったりして機能が低下します。さらに炎症や異常な血管の発生により出血などが起こると、視界の中心、つまり一番見たいところが、見えづらくなっていきます。


青色光の防御とフリーラジカルの防御の二つの対策を行っているのがルテインとゼアキサンチンです。水晶体と黄斑の青光による抗酸化成分はルテインとゼアキサンチンだけなのですが、このような大切な成分でありながら体内で合成されないので、これらの成分の在庫が枯渇をすると白内障や黄斑変性などの障害が出てくるというわけですね。
網膜は不飽和脂肪酸が多く存在する場所であり、常に水晶体を通過した光の影響をうけています。
特に紫外線同様、強いエネルギーを持つ[青い光」は水晶体で全て吸収されることがありませんので、網膜に到達します。
この青い光を黄斑部色素層に存在するルテインなどが吸収しているのです。
つまり、ルテインとゼアキサンチンは自分が持つ黄色系のカロテノイド色素という色によって青い光をサングラスのようにフィルターの役割をしているのですね^^。




ルテイン量は年齢とともにも減ってきます。
パソコンや携帯、タブレットなどの青い光を見ていることが多い現代人はなおさら早く枯渇しやすくなっていると言えるでしょう。

ルテインは食べ物では、ホウレンソウなどの濃い緑のお野菜に少量だけ含まれています。
でもその量、なんと0.・・・mgといったような量です。
だからほとんど役に立たないんです。だからまずサプリメントで摂るしかないんですね。

サプリメントは、マリーゴールドというとっても良い香りのハーブ(キク科でオレンジと黄色の花があります)から抽出されています。
昔の日本にあった金盞花にちょっと似ていますが、とっても香りが良いハーブです。



小菅一憲

CHIROPRATICA|健康の素晴らしさを伝える治療院


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by chiropratica | 2014-10-14 14:25 | 目の病気


カイロプラクティック理学士/サプリメント指導士のカラダと食を考える日記


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