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NO.568 骨粗鬆症NEW その1 骨の働きについて

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みなさん、新年明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いします。

今回の年末年始は、1週間ぐらいお休みがありましたが、相変わらず実家に帰ったり、親戚の集まりなどであっという間の1週間でした。でも比較的ゆっくりと出来る時間もあったので、のんびりといろんなことが出来たと思います。
私は今日から仕事初めですが、気持ちの良いスタートを切ることが出来ました^^。

このblog「Think Health」も今日からまた始まります。
新年1つ目のテーマは、以前にもお話したことがありますが、「骨粗鬆症」についてお話します。
また新たな情報も交えながらの内容になりますので、みなさんも楽しみにしていてくださいね。



さて、早速ですが今日は骨の働きについてお話していきましょう!

まず最初にみなさんに質問です。
私達の骨は一体何個ぐらいあると思いますか?





答えは、206個です。
上の骸骨の写真を見てみても、かなりの数だと思いませんか?

この206本もの骨が私達の身体を支え、内臓を保護し、カルシウムなどを蓄えるという働きをしています。そんな大切な骨が脆くならないように、今回のテーマではみなさんに今からでも出来る食事の見直しや栄養素のことを詳しくお話していこうと思っています。




先程もお話しましたように、人の骨格は全部で206個もの骨でできていると言われています。
頭蓋骨に始まり、耳子骨(耳の骨)、舌骨、肋骨、胸骨、そして背骨を作っている椎骨が中心にあります。またそこに手・足をつなぐ骨が入るわけです。
 これらの骨には、どんな働きがあるのでしょう。

①「支持」
 軟部組織を支えたり、筋肉の付着部になったりすることで身体の枠組みを作っています。

②「保護」
 多くの内臓を外傷から守っています。例えば、頭蓋は脳を守り、椎骨(背骨)は脊髄を守り、肋骨は心臓と肺を守っています。

③「血球の生成 」
 骨の中では赤色骨髄と呼ばれる結合組織が身体に重要な赤血球、白血球、血小板を作りだしています。 
④「ミネラルの貯蔵」
 骨組織は数種のミネラル、とくに、カルシウムとリンを蓄えています。


このように、骨といっても身体に大事な内臓や脳を守ったり、運動の補助をしたり、必要な栄養素を貯蔵したりと実に様々なことをしているのですね。
ちなみに骨が臓器を守ることはお話しましたが、絶対骨粗鬆症が起こらない場所があります。それはどこかというと、脳なんですね^^。脳は人間の身体の中でも一番大事な部分でもあるので、必ず守らなければならないという使命があるのでしょう。頭蓋骨だけには骨粗鬆症は起こりません。

その他、臓器を守っている例としてわかりやすいのは、肺や心臓などの重要な部分でしょうか。ここはみなさんご存知のように肋骨で守られていますよね。そして話が前後しましたが、①の支えるということで言えば、大腿骨(足の腿の骨)は300kgぐらい支えることが出来ますし、腰椎は700kg支えることが出来ると言われているぐらいしっかりと体重を受け止めています。

そして骨の皮質骨の真ん中には骨髄と呼ばれているところがありますが、そこで血球を作っています。またカルシウムなどのミネラルを蓄える貯蔵庫という役割もあるわけです。




こんなに大切な骨がもし、健康でなくなればこれらの仕事はどうなるでしょう?

骨が不健康ということはどういうことかというと、骨からカルシウムが抜けてスカスカになって、極端なことをいうと軽石のようになってしまうことでを言います。そうするともちろん身体の重みを支えることが出来ず、骨折をしやすくなるというような状態が起こってくるわけですね。
こうなると生活にも支障が出てきます。
こういった状態を、「骨粗鬆症」と言っています。




骨は他の臓器と違うところがあります。
年齢によって年齢によって老化をするということはないんです。
骨が自ずと年齢的に老化するということではなく、骨からカルシウムが抜けて(いわゆる骨の構成成分が減少して)しまうことを、骨の老化という言葉を使っていることが多いのです。
このように考えていくと、生理的な老化ということはないので、予防とか治療ということが出来ると考えて下さって良いと思います。

みなさんご存知のように、骨の構成成分の中からの減少が一番激しいのが、カルシウムなんです。
ですが、カルシウム以外にも大切な栄養素はたくさんあります。
人間の身体にとって大切な骨。
今回お話するのは、その大切な骨の健康を保ち、年齢を重ねても元気で動けるようににみなさんに是非今知っておいて頂きたい内容です。
若い人には関係ないと思っているかもしれませんが・・・いえいえ、そんなことはありません。
大いに関係してくる問題なのです。

骨粗鬆症を起こす原因には、若い時の食生活などが大きく関わってくるんです。
これからゆっくり話していきますので、楽しみにしていてくださいね^^。



小菅一憲

CHIROPRATICA|健康の素晴らしさを伝える治療院


C-Magazine|カイロプラクター小菅一憲が提供する健康情報発信基地

by chiropratica | 2015-01-06 16:47 | 骨粗鬆症


カイロプラクティック理学士/サプリメント指導士のカラダと食を考える日記


by chiropratica

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