NO.456 副腎疲労の回復 その8 「正しい食事をする」

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みなさん御存じのとおり、人間が生きていくのに食べ物はとても重要で、その栄養から60兆個と言われる細胞が作られているわけです。
そして、副腎疲労を患っている人にとっても、健康に対する食べ物の選択、そして栄養バランスというものはさらに重要になってきます。

副腎がストレスに反応している時は、細胞の新陳代謝が促進され、使われる栄養素は通常必要とされる数の何倍にもなります。
そして副腎疲労の状態に陥る頃には、細胞は身体に貯蔵された栄養素の多くを使い果たしていることが多く、新しい栄養素の補給を早急に必要としています。
その中でどのような食べ物を食べるかということ、そして良質な食べ物を供給できるかどうかはとても大事な問題なのですね。
もちろんサプリメントも大いに助けになるのですが、栄養のある食べ物を摂取するという基本がまず一番大事。



副腎疲労から回復するには必ずと言って良いほど、食事を変えなければなりません。
というのも副腎疲労を患う人は誰でも、食べ物の摂取に何かが欠けている、もしくはバランスが悪い人がほとんどだからです。
また副腎疲労に陥る多くのパターンで、栄養の偏った食事が原因になっているケースがたくさんあります。


副腎疲労を患っているのなら、毎回の食事や軽食の際に脂肪、タンパク質、でんぷん質の炭水化物(全粒粉など)を組み合わせるのが最も良いと言われています。
身体は脂肪、タンパク質、でんぷんまたは炭水化物を、グルコースと呼ばれる血糖に変換してそれをエネルギーとしています。

低血糖症のテーマで勉強しましたが、グルコースが必要と言っても砂糖や糖分の多い食品や果汁を摂取すると、血糖値が急激に上昇し、その後大きく下降するため、かえって負担がかかります。血糖値のコントロールをしている副腎にとってはこれが一番つらい。
しかし、脂肪、タンパク質、炭水化物をみんな一緒に摂取すれば、グルコースに変換されるスピードがそれぞれ異なるため、長時間にわたって安定したエネルギー源が供給されます。でんぷん質の炭水化物はかなり早くエネルギーに変換され、タンパク質はそれより遅く、脂肪は最も長くかかります。

これら3つをバランスよくエネルギー源として組み合わせれば、副腎を含め、身体のすべての部分にかかる負担が少なくなるのです。




重要なところを少し挙げてみましょう!

1.甘いものを摂らない
2.4〜5時間おきに少量の食べ物を食べる(血糖値安定させる)
3.オーガニックの果物・野菜(緑黄色野菜)
4.炭水化物(特に精製された)を摂りすぎない
5.加工食品(添加物・着色料・化学調味料)を避ける
6.バランス良く食べる
7.よく噛んで食べる
8.水分をしっかり摂取する
9.お酒やカフェインを控える
10.アレルギ−・不耐症のものを避ける



いかがですか?
みなさんしっかり出来ていますでしょうか。
これは健康な方にも当てはまりますが、とても重要なポイントになります。

カフェインとアレルギー・不耐症のところだけもう少し詳しくお伝えしますね。



【カフェイン】

カフェインは、副腎疲労の人にとっては大敵です。
特に副腎疲労の人は、1日何杯もコーヒーを飲み、副腎に鞭を打ってなんとか気力で頑張っている人も多いです。
カフェインは副腎を過剰に刺激して、コルチゾールレベルを一気に上げてくれるので、活力が一時的に湧きます。しかし、カフェインが切れるとコルチゾールレベルも下がり、さらにひどい疲れを感じるようになってしまうのです。
副腎疲労の人で、特にカフェイン中毒になっている方は、なるべく1日に飲む回数を減らしたり、いつもより薄めのコーヒーを飲むようにして、ゆるやかに減らしていきましょう。
というのは、突然一切やめにしてしまうと、なかにはカフェインの力でなんとかコルチゾールを出して頑張っていたのが、全く出なくなってしまうことでますます疲労感を感じてしまうこともあるからです。またカフェイン中毒の方は、ひどい頭痛などの禁断症状が出る方もいますね。
緩やかにカフェイン断ちをしていきましょう!


【アレルギ−・不耐症】
特にグルテンフリー、カゼインフリーが重要になります。
グルテンやカゼインなどは、アレルギ−源となりやすく、腸に炎症を引き起こします。

小麦は白い炭水化物の中でも、一番血糖値を上げやすい食材と言われています。
朝食にご飯を食べている人に比べて、パンの人は明らかに血糖値が高くなります。血糖値が上がることは身体にとってストレスになるので、副腎はコルチゾールをたくさん分泌しなくてはならず、負担がかかります。
またパンには、アルミニウムを使ったベーキングパウダーや、トランス脂肪酸を多く含むショートニングやマーガリンが入っていることも多いです。
牛乳も実は、血糖値上下する食品でもあります。

グルテンは、小麦、大麦、ライムギ、及び、オートムギのような草食物に含まれる蛋白質です。カゼインは、母乳、牛乳、アイスクリーム、チーズ、及び、ヨーグルトなどの乳製品に含まれる同じく蛋白質です。グルテンやカゼインはもちろん栄養源にもなるタンパク質ですが、年齢、吸収能力を考えて摂取しないと、逆効果にもなるたんぱく質で、グルテンとカゼインがアレルギーの原因および神経系統の働きに支障を来す可能性が示唆されはじめています。

グルテンとカゼインは、腸でタンパク分子(2個以上のアミノ酸が結合したペプチドと呼ばれる分子)に分解され、最終的にアミノ酸に分解されます。
グルテンとカゼインが、腸でタンパク分子に分解されるとモルフィン(グリアジノモルフィン、カソモルフィン)と呼ばれる物質になります。このモルフィンは本来血液の中には存在しない物質で、これが腸の膜を通過して体内に吸収される可能性があります。特に、小腸の粘膜が破れてしまうようなLGS(リーキーガット症候群)の場合には確実に体内に吸収されることになります。
血液を通して体内に入ったモルフィンは、麻酔薬のモルヒネに似た作用を持つことが知られており、このモルフィンは脳膜を通過して脳内に入り、小児の脳、特に、言語や聴覚機能を司る側頭葉の働きに影響を与え、ADHDの引きがね、また、統合失調症の原因になる可能性が報告されています。



今日で副腎を回復させる8つのポイントが全て終わりました。
一度に全てが出来なくてももちろん構いません。
何か出来そうなところからでも、是非スタートして、副腎の回復に役立ててみてくださいね^^。




小菅一憲

CHIROPRATICA|副腎疲労専門カイロプラクティック


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by chiropratica | 2014-05-22 14:22 | 副腎疲労 (New)


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