NO.427 花粉症 その13 「花粉症に有効な月見草オイル」

今日は、花粉症に効果のある「月見草オイル(γ-リノレン酸)」についてお話していきます^^。
γ-リノレン酸は、自然界では月見草オイルや母乳に含まれる成分です。薬効があることはインディアンによって伝えられました。彼らは炎症や発疹を治したり、咳を鎮めるのに使っていたようです。
さて、では行ってみましょう!
私たちの身体の中には、様々な微量物質が存在し、それらが互いに影響しながら重要な働きをしています。例えば、身体の生理機能をつかさどる酵素、この酵素に指令を出しているホルモン、そして酵素の潤滑油の役目をするのがビタミンです。
そして今回注目するプロスタグランジンという物質も、こうした体の調節をするホルモンに良く似た物質なのです。
プロスタグランジンは、20種類以上もあり、様々な不飽和脂肪酸から作られます。
例えば、体内でアレルギー反応が起きると、末梢神経が緊張して収縮しますが、体は即座にそのまわりの細胞でプロスタグランジンを作り、神経の収縮を元に戻そうとします。
この働きこそが、アレルギー症状を抑えるものなわけですね。
今回の目玉、γ−リノレン酸はプロスタグランジンを作る過程で大切なものです。
通常、食物から摂取されたリノール酸は、健康な人では、体内でγ−リノレン酸に転換され、細胞内に組み込まれ、必要なときにいつでもプロスタグランジンに変身して活躍できるように待機しています。ところが、体の異常や食生活の偏り等により、何らかの阻害因子を持つ人は、リノール酸からγ−リノレン酸を体内でうまく作ることができません。またそういう方は、プロスタグランジンを作る力も弱いのです。
リノール酸は、体内の代謝過程で2つのプロスタグランジンに変化します。
そして今お話していたγ−リノレン酸を経由して作られるプロスタグランジン1グループは、炎症抑える側なのですが、アラキドン酸を経由して作られるプロスタグランジン2グループの方は、炎症を活発にしてしまう方なのですね。アレルギー体質の方は、このγ−リノレン酸をうまく作れない方が多いので、プロスタグランジン1グループがなかなかできないのです。
そのため、リノール酸を控えた方が良いということだったのです。
さて、このγ−リノレン酸。
実は食事からはあまり摂りずらいものなのですが・・・
しかし、ここで救世主が!
それこそが、月見草という植物から抽出した月見草オイルというものです。
月見草オイルに多く含まれるγ−リノレン酸は、体内で炎症を抑える働きをするプロスタグランジン1を作るために必要な材料です。
出てしまった症状を鎮めるだけでなく、代謝を整えることで体質改善も望める優れものなのです。
※月見草オイル(γ-リノレン酸)を摂っていくことで、身体の炎症を抑えていくと、どんどんIgEが減っていくことがわかっています。
※ちなみに1つだけ例外で、月見草オイルを摂っていてもIgEが下がらないケースがあります。それはEBウィルスがある場合です。EBウィルスに対しての身体の状態としては、身体が抗体を作っている場合、最近感染してまだ抗体がなく発症もしていない場合、そして発症している場合があります。発症している場合は、死に至る場合もあるので、すぐに病院で検査が必要です。症状としては・・・慢性疲労症候群、蚊アレルギ−/発熱、疲労感、免疫低下、悪性リンパなどがあります。
月見草オイルはサプリメントで摂る方が最適です。
なるべく質の良いサプリメントを選んでください。
私のクリニックでも使ってもらっていますが、ほとんどの方で効果が出ています^^。
最後にまとめです。
月見草は・・・
1.アレルギーの人に不足するγ-リノレン酸を多く含みます。
2.炎症を抑えるPG1が作られ、代謝バランスがとれてきます。
3.月見草オイルで炎症を抑えると体内のIgEも減ってきます。
ちなみに月見草はこの写真のお花です^^。
可愛らしいお花ですよね。
小菅一憲
CHIROPRATICA|健康の素晴らしさを伝える治療院
C-Magazine|カイロプラクター小菅一憲が提供する健康情報発信基地
by chiropratica
| 2014-02-26 21:42
| 花粉症

カイロプラクティック理学士/サプリメント指導士のカラダと食を考える日記
by chiropratica
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