まじめ日記 「腰痛はカイロプラクティックが一番」/chiropratica 小菅一憲

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ここずっと、胃腸のお話で少しみなさんも飽きてきているところでしょう。
次は腸になるので、まだ話は続くのですが・・・笑。

今日は気分転換。
「腰痛にカイロが有効である!」というお話です。


昨年、世界的に権威のある脊椎専門誌「SPINE」に、腰痛治療では、カイロプラクティックケアが一般的なファミリー・ドクターの治療よりも優れていると結論づける論文が発表されました。

これは、カナダ・バンクーバーのビショップDCを中心とした研究チームによる一連の研究の集大成とも言うべき論文です。
「SPINE」誌の2010年の医療介入化学優秀論文も受賞しており、カイロの有効性を示す強力な証拠として、これからたくさんの場所で引用されるかもしれません。


この研究は「病院におけるカイロ介入の転帰研究:急性の機械的腰痛患者のメディカルおよびカイロによるマネージメント臨床ガイドラインに対するランダム化比較試験」と題するもので、鎮痛剤、運動療法、カイロを組み合わせた治療と、ファミリー・ドクターにより通常行われる治療の有効性を比較しています。


研究を始めるきっかけには、証拠に基づいた治療が医療現場で普及していないという現実がありました。
1994年にアメリカ政府から発表された「成人の急性腰痛のガイドライン」を始め、各国の証拠に基づいた腰痛治療ガイドラインの中で、カイロが有効であるとされているのにもかかわらず、医療現場ではほとんど採用されず、医師の思い込みとも言える治療が続いているという背景があったのです。

そして、始まったのがこの研究。一般医師の行っている方法と、カイロを含む機械的腰痛に有効と多数の臨床研究結果のある方法を直接比べたらどうなのかというものなのです。


脊椎マニピュレーション(関節を動かすテクニック)の有効性を示す多くの論文がありますが、このように医療の現状と科学的証拠を直接懸賞する研究は初めて。
研究方法は、脊椎専門医が選択した96人の対象患者を、臨床ガイドライン組(カイロプラクターによる脊椎マニピュレーション、安静の回避、アセトアミノフェン(鎮痛剤)服用、8週間以内の仕事復帰)とファミリー・ドクター組(各医師が通常行っている腰痛治療を実施)に無作為に割り付けるランダム化比較試験です。
カイロ治療は4週間続けられ、評価は開始から6ヶ月後までフォローされました。

結果は、身体障害を測るローランド・モリス・スコアで、臨床ガイドライン組に著しい改善があり、明確な統計的有意差がありました。身体、心理、社会性など幅広い健康度を測るSF-36では、臨床ガイドライン組の改善度が高かったのですが、有意差は示されなかったようです。
これにより、臨床ガイドラインに沿った治療(カイロプラクティック)は、特に身体機能の向上に著しく役立つという結果が示されました。


最近は臨床研究で、カイロ・アジャストメントと理学療法士や他の専門職による脊椎マニピュレーション、モビリゼーションが同じ治療介入として集計され、その効果の有無が論じられることが多かったのですが、この研究では、脊椎マニピュレーションを行ったのは純粋なカイロプラクターのみ。そして用いた方法も、側臥位(横向き)での腰椎部の治療のみだったといいます。

ファミリー・ドクター組で行われた治療は、様々な鎮痛剤のほか、理学療法士やマッサージセラピストによる徒手療法も含まれていました。
それでも臨床ガイドライン組の改善が著しかったという結果は、カイロ・アジャストメントの特異性、有効性を改めてクローズアップした結果となりました。


うれしいですね。
カナダで行われたこの研究は、これからの世界でのカイロ普及、発展に大きな力を与えることになるだろうと言われています。
(CHIRO-JOURNAL 70号引用)



アメリカでは、理学療法士やスポーツトレーナーも進んでいて、筋肉のバランスや機能生理に対する知識も向上し、最近では関節の動きに対する運動療法やモビリゼーション(関節の動きをつけるためのテクニック、カイロのアジャストメントとは違う)も取り入れられてきました。
私も以前参加したアメリカのスポーツトレーナーのセミナーで、筋肉のアンバランスや関節の動きについての考え方が、そこまで進んでいること(カイロプラクティックの考えに近づいていること)に正直びっくりしました。
ここまで来るとカイロプラクティックの特異性というと、あの関節をポキッと動かすアジャストメントしかないのでは?と思ったものです。


この研究では、カイロのアジャストメントの効果が、やはり他の治療に比べて改善率が大きいということが認められたと言えます。
これは嬉しいことですし、臨床でその効果に直接触れている私としは、間違っていなかったなという思いもあります。


もう少し日本でもカイロプラクティックの認知度が上がればよいのですが・・・本当に。

先日、患者さんとお話していたら、その方を紹介してくれた方のお子さん(小学生の男の子で、私が以前診ていた)の話をしてくれました。
その男の子は、「カイロの先生に診てもらうとなんでも治るから、いつか自分もカイロの先生になるんだ」と言っているそうなのです。
また、カイロプラクティックをとても信頼してくれているようで、いつも身体のどこかが痛くなると、すぐに「カイロに行く!」とも言ってくれているようで・・・。
なんとも嬉しい話じゃないですか。
心があたたかくなりました。


私もまだまだですが、こうやって少しずつでもカイロプラクティックを信頼してくれている人が増えているというのは、励みになります。
これから、カイロプラクティックの良さが正しく伝わって、日本でも新しい時代が来るといいですよね^^。



小菅一憲

CHIROPRATICA|健康の素晴らしさを伝える治療院


C-Magazine|カイロプラクター小菅一憲が提供する健康情報発信基地

by chiropratica | 2011-03-05 22:37 | まじめ日記


カイロプラクティック理学士/サプリメント指導士のカラダと食を考える日記


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