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まじめ日記 人の思いは病気を治す/chiropratica 小菅一憲

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最近、サプリメント指導士の時にお世話になった先生の本を読んでいて、とても共感したことがあったので、少し書いてみますね。

人の心と身体は深くつながっています。
これについては、みなさんも感じることがあるのではないでしょうか。
私も心の状態と身体の健康がとても密接に関わっていることは、自分の身体でも感じますし、臨床に出ていてたくさんの患者さんと接していてもとても実感することです。

また深刻な病に苦しむ方は特に心と身体のつながりは想像以上に深いものなのかもしれません。
本を読んでいると長年、堪え難い思いをこらえていたり、理不尽な思いに耐えてきた結果、ガンを発症したケースは驚くほど多いそうなのです。
これはこのblogを読まれている方には、そこまでビックリすることではないですよね。


やはりずっと抱えているストレスは、副腎という身体を調節してくれる臓器を痛めつけ疲れさせてしまうことで、外的なストレスからの抵抗力の低下はもちろん、免疫力も低下してしまうことは明らかです。



私も患者さんと接していて感じるのは、こういったずっと堪え難いストレスを抱えていたり、そういった環境におかれている人程、治りが悪く、常に副腎疲労の状態が続いたり、再発したりを繰り返しています。
それほど心の状態に影響を与える要素の関わりは、とても大きなものなのですね。
私はカウンセラーではないですが、ほとんどのケースでその方の生活習慣をお聞きしたり、ストレスのかかり具合や、食事のことなどを聞きながら、治療計画を立てていきます。また場合によっては、お話の中でその方の考え方や思いなどに合わせて、アドバイスをさせて頂くことも多々あります^^。

先日読んだ本では、ガンにかかった方のご紹介がされていました。この方は手術はどうしても嫌でいろいろなセラピーを受けていたようですが、なかなか良くならずにあるカウンセラーの一言から、長年抱えていた姑からの理不尽な言葉の暴力やその後の介護に対して少なからず大きなストレスがあることに気付き、いままでずっと何も言わず我慢をしていましたが、言いたいことを思いっきり言うようにしたそうです。そうするとどうでしょう。この方の表情はそれ以来とても明るくなり、ガンの進行も止まって回復に向かったようですね。

こういった話は本当にたくさんありますが、心のストレスが身体の病気を作ることに大きく頷くことが出来る実話です。




このように強いストレスや恨み、怒りがガンなどの大きな病気を作ってしまう可能性はとてもあるのですが、この力を別の方向に働かせると病気を回復に進ませるかもしれません。
ノーマン・カズンズの「笑い」で膠原病を克服した話は有名ですが、プラスの力の存在については、私は大いにあることなのではないかと思います。

現在、アメリカを中心として世界的に、祈りが実際に病気を治す力を発揮するかどうかの医学的・化学的な検証が行なわれているそうです。
これは面白いですよね^^。
「どうか病気が治りますように!」や「どうか命を助けてください!」と懸命に祈るのは人の究極の思いとも言えるでしょう。



もちろん全てが良い方向に行くとは限りませんが、心臓病の専門医ランドルフ・バードが、サンフランシスコ総合病院の心臓病患者393名に、米国内のさまざまな場所にいるキリスト教信者が祈りを行なった実験があります。これにはまったく祈られない対照グループも用意され、患者も医者も看護師も誰が祈られ、誰が祈られてないかわからないように配慮されていました。
そうするとなんと、この実験結果では、全米のどこからであっても、祈られた患者のほうが統計学的に見て有意な差で良くなっていたそうです。

反対意見はもちろんあると思いますが、私はとても信じたくなります。




実際に、たくさんの患者さんに接しているとすごく感じることがあります。
強い気持ちと現状を変えようとする努力は、必ず大きな成果となるのです。
もちろん様々な医療機関を渡り歩いて、もう絶望していたり、諦めかけている方もいるのですが、それでも頑張って希望は持ち続けてほしいと思います。
祈りや希望には自己治癒力を高める効果があること、そして反対に絶望は治癒力を弱らせ、時には死に至る病気につながることもあるのです。

WHO(世界保健機関)は、健康について「健康とは身体的・精神的・社会的に完全に良好な状態であり、たんに病気、あるいは虚弱な状態でないことではない」としていますが、21世紀を前として、「健康とは身体的・精神的・霊的・社会的に完全に良好な動的状態であり、たんに病気、あるいは虚弱で状態でないことではない」と新たな定義を提案しているそうです。
霊的という言葉を加えようとする提案は世界的に医療にいままでにない考え方が取り入れられつつあるということなのかもしれません。

人の思いの強さ。
信じてみたいですね^^。



小菅一憲

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by chiropratica | 2014-07-31 14:06 | まじめ日記

NO.493 時間栄養学 その10 「規則正しい生活と寿命」

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今日は時間栄養学のテーマ最後になりました。

いかがでしたか?
私たちの日周リズム。そして朝の日光と朝ご飯でリセットされ、リズムを刻みだす私たちの内臓やホルモンや血圧、体温などなど。身体を正常に働かせるのには、リズムがとっても関わっているということがわかったと思います。
そして、それには3食の食事のタイミングや睡眠なども深く関わっていましたね^^。




さて、今日は最後にその規則正しいリズムが寿命とも関係しているという小話を・・・。


私たちは何歳で死ぬという定期券を持っているわけではなく、大事に使えば健康な寿命が延ばせるテロメアという回数券を持っています。
テロメアの長さは、食物や体格、ストレスなどで影響を受けますが、日内リズムもそのうちの1つです。
日周リズムで毎日の生活習慣が刻まれているのを、実は細胞内にある染色体末端の寿命の回数券と言われるテロメアが生涯にわたって集計しているそうなんです。人間は、出生時に平均10000塩基のテロメアDNAの長さを持っていますが、これが毎年平均約50塩基減っていき、半分の5000塩基になると寿命が付きると言われています。
乱れた生活習慣が続くと、このテロメアの短縮が加速されます。
日周リズムの変調で有害な活性酸素が生じて寿命の回数券であるテロメアの短縮を起こしてしまうのですね。中高年のテロメアは、1000塩基短縮するごとに致命的な心筋梗塞や脳卒中の発症の相対危険度が3倍に増加することが研究でわかっているので、そう考えると規則正しい生活というのがどれだけ大事かわかりますね^^。



少し難しい話になりますが、運動や減食で細胞のエネルギー源であるATP(アデノシン三リン酸)が分解して生じたAMPで活性化されたAMPキナーゼ(AMPK)はPGC-1αにリン酸基を付けます。さらに、運動や減食の結果生じたNADという物質にSIRT1という寿酵素が働いてAcが除かれるとPGC-1αが活性化されるのです。こうして活性化されたPGC-1αが寿命の回数券であるテロメアを維持すると言われています。PGC-1αはミトコンドリアを活性化して脂肪を分解し、肥満関連の病気を防ぎ、活性酸素の形成を抑え、テロメア短縮を防ぐのですね。

また、朝日は主時計遺伝子、朝食は末梢時計遺伝子と末梢細胞のエネルギー源として影響を与え、細胞のミトコンドリアの中で糖質や脂質中の水素(H)で作られるNADHやNADを変えてエネルギーを取り出してATPを合成します。こういった意味でも朝食欠食では末梢時計遺伝子の活性化はもとより、代謝も活性化できないことになりますね。またNADは糖質、脂質の減食では濃度が高く保たれ、SIRT1を活性化するのですが、SIRT1は長寿酵素とも呼ばれて、テロメアに直接結合して、テロメアの短縮を防ぐので、健康寿命が保たれると言われています。




少し難しい話になりましたが、規則正しい生活を送ると寿命を延びるというお話です^^。



最後の言葉になりますが・・・

“早寝早起き朝ごはん
   健康的に寿命を長くする秘訣”

みなさん、昔から良く言いますが、
是非規則正しい生活で健康的に寿命を全うしましょう!



なにかご質問があれば、
こちらから
気軽に聞いてくださいね。




小菅一憲

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by chiropratica | 2014-07-30 09:59 | 時間栄養学

NO.492 時間栄養学 その9 「お腹を空かせるということ」

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今週スタートしましたね。
私は月曜日がお休みなので、1週間のスタートは火曜日からです。
Think health、今週も興味深い話満載でお届けしたいと思います^^。

さて、時間栄養学の話も後少しです。



今日は食事のリズムには、お腹が空くということも大事であるというお話です。
お腹がすくと胃から「グレリン」というペプチドが分泌されます。
グレリンは、3食の前にぐっと増え、食事をするとがくんと下がり、就寝タイムにまた上ります。だらだら食べ続ける人は、空腹の時間がないため、この変動の波ができにくくなります。また、肥満者は空腹でもグレリン濃度が上りにくいため、波が小さくなると言われています。

ちょこちょことお菓子をつまむ、お腹がすいていなくても食事の時間がきたら惰性で食べるといったような食べ方もダイエットの大敵になりますね。原因は、実は空腹の時間がとれないことかもしれません。
お腹がすくと、それが刺激となって胃から「グレリン」というペプチドが分泌されますが、グレリンは、成長ホルモンの分泌を促しますから、グレリンをきちんと分泌しない体は、筋肉が増えにくいのです。従って脂肪が燃えにくく、たまりやすいということにもつながります。



「実際、空腹時のグレリン濃度は肥満者ほど低く、やせている人ほど高いことが確認されています」とグレリンの発見者である国立循環器病センター研究所の寒川賢治所長は言っています。寒川所長によると、だらだらと食べないことのほか、決まった時刻に規則正しく食事をしたり、睡眠をとったりすることも、グレリンを正常に分泌させるためには大事だということです。

こういうことから考えると食事と食事の間はなるべく間食を控え、お腹をすかせてから食べることが良いということになりますね。
空腹で上がるグレリン濃度。この振幅が大きくリズムがある方が良いのです。




もちろん、食事の間隔が空き過ぎてしまうのも、血糖値のことを考えるとあまり良くはありません。
昼と夕食の間が空いてしまう方が最近多いので、そういう場合は4、5時間辺りでは甘くない間食(ナッツ、小魚、ゆで卵、鶏のささみ、野菜スティックなどなど)を摂っておいた方が良いです。
やはり一番は、規則正しい時間に5〜6時間おきぐらいに3食の食事が食べれるのが良いのでしょう。
こうすると、血糖値も下がり過ぎず、適度にお腹が空く、そして胃腸もお休みの時間が出来るということになりますね^^。

昔から言われているダラダラ食べない、規則正しい食事、適切な睡眠がどれだけ大事かわかる事実でもあります。

ちなみに・・・
低血糖症の症状をお持ちの方はもちろん食間を空き過ぎてしまうことはNGになります。
こういった方は、まず血糖値を安定させる食事を考えてみてくださいね。
食べ方はこちらを参照してください。
体調が改善してきて、副腎の状態や血糖値のバランスが良くなってきたら、こういった食事のリズムを考えていく方向にうつってみてください^^。



小菅一憲

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by chiropratica | 2014-07-29 10:15 | 時間栄養学

NO.491 時間栄養学 その8 「1日の食事のリズムを考えてみよう!」

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梅雨明けしてから、暑い日が続きますね^^。
急に暑くなると冷房との寒暖差でだるくなる人が多いようです。
冷房の冷やし過ぎにも注意していきましょうね。

さて、時間栄養学のテーマでお伝えしてきましたが、大分大詰めです。
今日は、時間栄養学から考える1日の食事のリズムについて、お話しましょう。
みなさんも、ペンを持ってまずご自分の毎日の食事を書き出してみてください。何時に朝ご飯を食べて、何時に昼食、夕食を摂るか、または1日2食なのか、3食なのか、実際の食事は何を食べているか、間食はどんなものを摂っているのか・・・などなど。まず書いてみてくださいね。



1日の食事のリズムについては3つのPOINTがあります。

【POINT1】

ヒトの身体は「生体リズム」という独自のリズムを持っています。このリズムはだいたい1日25時間の周期を持っているため、ほうっておくとヒトは徐々に夜更かしの体になっていきます。

これを防ぐのが、朝の光を浴びることと 栄養バランスのとれた朝食をとること。 この二つの行動によって人の体は朝であることを認識し、 リズムのズレを修正します。このように朝食は、正しい生活リズムのもとになるとともに 昼の活動のエネルギー源として使われるため、 夜に比べて脂肪として蓄えられることも少ないということがわかっています。 メニューは炭水化物に加え、タンパク質の摂取を意識することが大事です。

【POINT2】

朝食から夕食までが12時間で収まっていれば、 身体は持って生まれたリズムで動いていると考えられます。
生体リズムが乱れて代謝がスムーズでない人の場合、12時間以内を意識して実践するだけで減量につながることもあります。

また、夜遅い時間の夜食は摂取したエネルギーが使用されず、 脂肪として蓄積されやすくなるため、夕食は就寝の2~3時間前に軽めにとるというのがおすすめです。
夕食がどうしても21時以降になってしまうというような場合には、 17~18時ごろに軽い食事をとることで、昼からの長い血糖低下を防ぐとともに、夜食を多く摂取してしまうことによる肥満も予防できます。

【POINT3】

「時間栄養学」の進歩で、食べる時刻はもちろんのこと、食べる順序や速度が健康に大きな影響を持つことがわかってきました。血糖値が急に増えると、すぐにインスリンが分泌され、血糖を脂肪に変えてしまいます。
また、インスリンが急激に上がると、次第に膵臓の機能を弱めて、糖尿病の原因ともなります。これを防ぐためにとても有効な方法が、ご飯よりも先に野菜などの食物繊維を食べることです。
また野菜とともに摂った油は胃の滞在時間を延長し、酢も吸収を遅らせますので、両方を含んだドレッシングを野菜サラダに使うことは、非常に理にかなっているといえます。 
ちなみに食事の際、一口30回噛むなどゆっくり食べることは、インスリン分泌を抑える上でも有効です。

「食べる速度」ですが、これは肥満と密接に関係しています。肥満者の60%が「早食い」であることが分かっています。咀嚼を始めてから脳内の満腹中枢が刺激され、満腹を認識するまでに20分程度を要します。ゆっくり食べると血糖値の急激な上昇を防ぐことができます。

「食べる順番」については、最近、これを活用したダイエットが話題になっていますが、これも血糖値の上昇と関係しています。
例えば、ご飯より、まず先に野菜など食物繊維の多いものを摂取すると血糖値の上昇が抑制されます。同じ献立やカロリーでも「食べる順番」により、血糖値の上昇の度合いが違うことが分かっています。これは、一時期話題になった低GI(グリセミック・インデックス)値食とも関連します。例えば、同じ炭水化物でも米に比べてパンのほうがGI値が高く、ソバとうどんではうどんのほうがGI値が高いのですが、このGI値が高いと、血糖値が上昇しやすいのです。一般的にGI値が低い食品とは、精製されていない食品、白米より玄米、小麦粉より全粒粉です。未精製のものほど消化に時間がかかりますが、これも「時間栄養学」の重要なファクターといえます。糖尿病などの生活習慣病は栄養バランスの乱れや運動不足が原因です。これまで、メタボの人には栄養や運動の指導を、というのが一般的でしたが、今後は時間を意識した食事も重要になりますね。





さて、ポイントをおさえたところで、朝食から1食ずつ見ていきましょう^^。

朝食……朝日を浴びて間をあけずに食べます!
まず起床したら朝日を浴びて主時計をリセット、それからあまり時間をあけずにとりましょう。
前夜の夕食との間は8-12時間(特に10-12時間)あいていると、身体のほうが朝食と認識して体内時計をリセットします。
ボリュームもある程度ないとリセット効果がないことがわかっています。3食のボリューム配分は朝:昼:夕=2:3:1が望ましいとされています。牛乳1杯だけとかコーヒーとトースト1枚というのでは足りません。基本は各種の栄養素をバランスよくとることですが、なかでも糖質とタンパク質は重要な要素です。糖質はご飯やパンなど(出来れば未精製の炭水化物)で、タンパク質は肉類や魚、鶏卵、大豆食品などで摂りましょう。

栄養バランスのとれた古来からのバランスの取れた朝食でないと時計遺伝子の位相を朝に合わせることが出来ません。朝食において、おにぎりのみや朝食抜きでは、脳機能が維持出来ませんでした。特に朝食抜きは低下の割合が大きいと言われています。



昼食……朝食から5-6時間後を目安に
朝食から5-6時間後を目安にします。脂肪のとり込みや蓄積を促す時計遺伝子の働きが弱い時間帯ですから、揚げ物や炒め物など高脂肪の食事をとるには適しています。また、摂取したエネルギーをどんどん消費する代謝がいちばん活発な時間帯でもありますから、肥満の心配は少なくてすみます。


夕食……昼食から7時間以内に
昼食との時間は7時間以上はあけないように。空きすぎると体内時計がリセットされてしまって生体リズムが乱れる恐れがあるのと、遅い時間帯には脂肪を合成するタンパク質Bmal1が多く出るので肥満につながります。
この意味でも脂肪や糖質は控え目にし、逆に夜につくられる体組織やホルモンなどの材料になるタンパク質はしっかりとっておきましょう。野菜や海藻類で食物繊維を十分にとっておくと、脂肪や糖質のとり込みを抑えることができます。
食事の問題以外に、就寝時間や起床時間が不規則だったり、昼夜が逆転しているような生活スタイルを続けていると体内時計が乱れます。そのような傾向のある人たちがメタボになるリスクは、そうでない人の1.5倍以上にもなると言われていますね。
太りにくい体にするには、このBMAL1の動きを考え、遅くとも9時までには夕食を食べ終えるようにします。実は、夕食を早めに食べることは、末梢時計をリセットするためにも重要。朝食(breakfast)は、まさに断食(fast)を終える(break)もの。末梢の体内時計は8~12時間の絶食後に初めて食べた食事でリセットされます。夕食時間が遅いとリセット力が働きづらいのです。

夜間の仕事の人は、時間帯に合わせた食事の摂り方をする方が良いでしょう。




ちなみに、高血圧対策から減塩が推奨されていますが、塩分を取り込む体内ホルモンのアルドステロンは16時~20時頃に体内濃度が低くなります。そのため、この時間帯であれば多少塩分濃度の高い食事でも差し支えないということになります。
時間帯によって蓄積のしやすさが違うことは、糖質だけでは無いのですね。2001年の日本体質学雑誌63号によると、塩分の排出は、朝・昼よりも夕方に多いというデータがあります。これは、腎臓でのナトリウムの再吸収を促進し、血圧を上げるホルモンのアルドステロンが朝高く、夕方低くなるということに起因しているようです。
これなら、朝と昼は減塩し、夜制限を緩めることが可能といえるかもしれません。
ただ、最近は減塩し過ぎで、ミネラルが不足している人もいることは否めませんが・・・。


カルシウム摂取にも時間帯があります。
骨から血液中に溶け出すカルシウムが多くなるのが、日中の時間帯です。逆に血液から骨に沈着するカルシウムの量が多くなるのが夕方以降、夜中から朝までです。
そうなると、カルシウム摂取は夕方以降にしっかり摂るというのがベストということになりますね。

面白いですよね^^。



最後にまとめですが・・・
人間は、自由意志を持ち、ストレスに対処し、飽食、怠惰なことも律しながら、規則正しい生活を送ることが出来ます。朝日で主時計遺伝子を、栄養バランスのとれた朝食で末梢遺伝子がリズムを作ります。このリズムが乱れると、肥満、高血糖、高血圧、さらには活性酸素で寿命の回数券である「テロメア」が短縮すると言われています。

規則正しい生活、早寝早起き朝ごはんで、健康的に寿命を延ばしましょうね!



小菅一憲

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by chiropratica | 2014-07-25 09:13 | 時間栄養学

NO.490 時間栄養学 その7 「夜遅く食べると太る?」

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今日は、夜遅く食べると太るかということについて、時間栄養学という観点からお話したいと思います。
体内時計を動かす時計遺伝子は、現在6種類見つかっていると言われていますが、その中の「BMAL1」という遺伝子が脂肪の貯蓄に関わっていると言われています。

BMAL1遺伝子とは・・・

☆体内時計が正常に働くように調整するタンパク質です。
☆脂肪を合成し、貯蓄する酵素を増やします。
☆日中よりも夜に活発に働くタンパク質です。
☆特に午後10時〜午前2時頃が活発に働き、最も働きの鈍い午後3時に比べると約20倍も違います。
(BMAL1の量(相対値マウスの脂肪組織中のBMAL1量)を測定して、BMAL1量が一番多いときを100%とし、時間ごとの変化を見た。結果、BMAL1量は午前2時をピークとしてその後下がり、午後2時に一番少なかった)



このように、体内で脂肪の合成を促すタンパク質のBMAL1は、夕方の18時以降に右肩上がりで活性化することが分かっており、そのため、遅い時刻に食べると、肥満になりやすくなると言われています。


BMAL1という時計遺伝子は、日中に減少し、夜間に増加するリズムを刻んでいます。俗に「夜に食べると太る」と言われますが、この仕組みこそがまさにその理由といえます。
BMAL1の主なはたらきは、DNAに結合し、体内時計が正常に動くように調節することです。
また、脂肪の合成を促すとともに、脂肪細胞の分化を促進して新たな脂肪細胞を作り出す働きがあり、脳以外では脂肪組織に大量に存在していて、細胞内のBMAL1の量が多いと、脂肪の量も多いということがわかりました。
逆に、皮膚など脂肪を蓄えない細胞には、BMAL1はほとんど存在していません。BMAL1がもっとも増える時間帯は午後10時~午前2時ごろ。この時間帯に食べたものは体内に脂肪として蓄積されやすいということになります。ちなみに、この時間帯のBMAL1量は、もっとも少ない時間帯である午後2~3時ごろの約20倍に達することわかっています。
では、昼夜が完全に逆転した生活を送っている人は、どうなるのでしょうか。お昼ごろに、Bmal1量が最も多くなり、深夜に最も減るというリズムになるのでしょうか。残念ながらそうではないのです。
BMAL1量を減らす方法は、朝日をしっかりと浴びることしかないのです。朝日を浴びることによって、BMAL1は減少し、数時間一定量を維持します。逆に、朝日を浴びない生活を送っていると、BMAL1量は増えたままになります。いくら、夜中に明かりが煌々とついた部屋で過ごしていても、太陽の光にはかないません。
そうすると、Bmal1の量は増えたままになり、気づかないうちに結果として太りやすいカラダを作っていることになってしまいます。健康のためにも、太りにくいカラダを作るためにも、規則正しい食事や生活リズムは重要だということですね^^。



よく夜食が健康に良くないと言われます。
それがなぜなのかを調べるため、ある研究では、コントロール群のラットには、朝・昼・夕の1日3回、6gずつ食事を与え、夜食群のラットには、朝と昼はコントロール群と同様に、3回目の食事は遅い時間に与えました。これらの筋肉グリコーゲンの量を比較したところ、夜食群では夕食時間帯のグリコーゲン増加は見られませんでした。肝臓は、食事をしない空腹時や寝ているときにブドウ糖を脳に補給する役割を担っています。寝ている間にも肝臓グリコーゲンは使われていますが、夜遅い食事では、その肝臓グリコーゲンが十分にできないことが分かったのです。
また寝る前の遅い時間に食事をすると、オレキシンの活動が低下するために筋肉での糖質の利用が抑制され、余分な栄養素は脂肪組織に溜まり、肥満の原因になります。
こういった意味でもある程度、規則正しい食事が大事なことがわかります。



その他最近、栄養学の分野で注目を集めるのが「食事誘発性体熱産生(DIT:Diet Induced Thermogenesis)」です。人が消費するエネルギーは、「基礎代謝」と「身体活動代謝」、そしてDITに分けられます。DITは、食べ物の消化吸収や味、香りなどの知覚が働くことなどで消費されるエネルギーですが、遅い時間に食事をとる「夜型生活」をしていると、同じ食事内容でもDITが低下することもわかっています。


とは言っても、みなさんの中でも、どうしても夕食時間が遅くなってしまうことはあると思います。

もしも昼食と夕食の間が7時間以上空いてしまう場合には、夕食の一部を前倒しして間食として“分食”するといいと思います。そのとき肝心なのは、夕食の量を軽くすることです。 長時間の空腹後に夕食をとると血糖値の変動が激しくなり、脂肪をため込むホルモンであるインスリンの分泌量が増えてしまいます。分食なら、これを避けることができます。

私が夕食が遅くなる場合は、先に夕方17時ぐらいに間食を摂り、遅い夕食は野菜とタンパク質のみにしたりしています^^。



今日の話は、女性の方に限らず、男性の方も是非参考にしてくださいね。
飲み会後の夜食のラーメンは肥満の原因になっているかもしれません・・・。



小菅一憲

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by chiropratica | 2014-07-24 10:14 | 時間栄養学

NO.489 時間栄養学 その6 「内臓の活動時間を考えた食事」

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私たちは、1日24時間というルールで社会生活を送っていますが、実際には少し長い25時間で体内時計が刻まれています。

人は日中活動し、夜眠ることで、健康な生活を維持し、体内時計から発信される日周リズムによってベストコンディションに保たれるよう調節されているのです。日周リズム、例えば体温や血圧は寝ている間に最低値となり、目ざめと同時に1日の活動の準備をします。私たちの日周リズムをリセットする役割を持つのが、「朝食」、朝日を浴びて朝食を食べることで、体内時計がリセットされます。




さて、今日は内臓の活動時間にもリズムがあるという話をしたいと思います。
有名なのは以前にもお話した副腎皮質ホルモンですよね^^。
副腎から分泌されるコルチゾールというホルモンは日内リズムがあります。

コルチゾールは、一日を通して均一に分泌されるのではなく、日内変動があります。
通常午前6時頃から生産が増え、午前8時頃に分泌量がピークを迎えます。これはエネルギーを最も必要とするのが日中の活動期であるからですね。その後午前11時から正午にかけて急速に生産が低下し、午後3時以降午前0時前後にかけて生産が急激に低くなり、真夜中から午前4時くらいにかけてが最も低いコルチゾール量になっています。これがコルチゾールの日周パターンなのです。
午後11時から翌朝6時までは日中のピーク時に生産されるコルチゾールの10%しか生産されないのですが、これはこの時間帯が、日中に多くの精神的、肉体的ストレスを受け、限界状態で働いている副腎が休むためにあるからです。
ちなみに朝の目覚めを助けるのがコルチゾール濃度の上昇と言われています。コルチゾールの分泌が正常でないと、朝の目覚めが良くないのも頷けますね。

こういった副腎皮質ホルモンのリズムは、食事と密接な関係があります。ラットに、糖質やアミノ酸を含んだ栄養液を毎日一定の時間帯に口から与えると、血中副腎皮質ホルモンのリズムを形成します。しかしこれを中心静脈栄養で与えると、リズムは消失します。




さて、この他の内臓も活動時間にリズムがあります。肝臓は、朝活発に働き、活動のピークを12時前後に迎えます。その後は16時にかけて活動はお休みに入ります。胃は、山なりに14時、15時をピークにして7時〜21時ぐらいまで活動していますね。さらに膵臓は胃と同じで活動のピークは15時になり、朝はゆっくりのスタートで、夜は肝臓と同じでお休みに入ります。そして他の臓器と少し違うのが腎臓。腎臓は日中は比較的ゆるやかな働きで、夕方以降に機能がアップしていき、夜19時以降の活動が活発です。

このように内臓にも活動時間があり、これらのリズムも時計遺伝子が関わっていると言われています。



こういった内臓の活動時間に合わせた食事の摂り方を考えてみると・・・

☆肝臓は朝が活発に働くので、朝にタンパク質やビタミンをしっかり摂ること。
☆肝臓の活動のピークは12時前後なので、ランチはしっかり食べてもOK。
☆インスリンを分泌する膵臓は15時前後が活動のピーク。
☆もし、糖質を含むおやつを摂る場合は、この時間帯にしましょう。
  (どちらにしてもおやつはあまり良くないですが・・・笑)
☆21時以降は肝臓も膵臓もお休みの時間。
☆21時以降は、アルコールや炭水化物、脂質は控え目にしてあげましょう。
☆腎臓は夕方以降に機能がアップし、血液浄化に励みます。
☆夜は野菜をたっぷり摂って、腎臓の浄化活動を応援しましょう。

ちなみに甘い間食や、夜食は日週リズムを乱す要因になるだけでなく、ミネラル、ビタミンの摂取量も少なく、健康には不利益になります。



いかがですか?
この内臓の活動時間については、まだ新しい分野ですが、こういう風に考えていくと一日の食事の摂り方がいろいろ見えてきますね^^。



小菅一憲

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by chiropratica | 2014-07-23 09:54 | 時間栄養学

NO.488 時間栄養学 その5 「朝食のすすめ」

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前回は、時計遺伝子を動かしていくために、また1日のリズムをスタートするのに日光を浴びるということと同時に「朝食」を摂ることも大事ですという話をしましたね^^。



日本では今、朝食を食べない人が増えています。
「国民健康・栄養調査」によると、朝食の欠食率は平成10年以降6年連続で増加しているそうです。
こうした傾向は、気付かぬ間に日本人の健康に悪影響を与えていると言われています。
あなたや家族の健康トラブルも、朝食抜きの生活が原因かもしれません。
厚生労働省「平成16年国民健康・栄養調査」より 調査結果をみると、15~19歳の朝食欠食率が目立って高くなっています。朝食を食べないと、活動エネルギーが補給されず、体温も上がらないので元気が出ません。また、脳を働かせる栄養も不足して、授業に集中できなくなります。
勉強やスポーツに思いきり励みたいこの時期には、脳や筋肉のパワーのもとになる炭水化物や、体を作るタンパク質を、朝食でバランス良く確保する必要があるのです。

女性に多い貧血や骨粗鬆症の予防にも朝食は重要ですね。貧血予防に必要な鉄や、骨粗鬆症予防に欠かせないカルシウムは、いずれも一度に多量の吸収をしにくい栄養素。朝食抜きで、昼と夜の2食だけではどうしても不足しがちです。
とくに欠食率が高い20代、30代の女性は、無理なダイエットをする人も多いので要注意かもしれません。
また朝食の欠食が、最も深刻なのは成人男性です。女性と同じように20代、30代などの若い世代での欠食率が高くなっています。この世代では、近年肥満や生活習慣病が増加していますが、このこともこうした傾向と関係があります。朝食を食べないと、空腹の反動でつい昼食を多く食べがちです。また、空腹が続くと、次の食事では血糖値が上がりやすくなり、体は栄養を脂肪にして蓄えようとするので、体脂肪がつきやすくなるとも言えます。

朝食の大切さを是非、見直してみてください。
いくつかポイントを書いておきましょう^^。




【時計遺伝子】

肝臓や小腸などの身体の細胞にある末梢時計遺伝子(子時計)は、朝食摂取によって、時計の針の位置を合わせています。また体内時計には、親時計と子時計の他にも同じような働きをするものがあります。そのひとつが「腹時計」です。
腹時計は、脳の中の親時計がある「視交叉上核(しこうさじょうかく)」近くにある「視床下部背内側核(ししょうかぶはいないそくかく)」という部分にあります。
「朝食をとると体内時計がリセットされる」というのは、この子時計や腹時計が関係しています。規則正しく食事をとると、腹時計の中の「時計遺伝子」が刺激されて、体のリズムが正しく調整されます。
海外旅行などで時差ぼけがある場合、お腹がすいた時に食べるのではなく、現地の食事時間にあわせて食事をすると、それが時計遺伝子をリセットし、現地時間に早く適応することができます。

朝食を摂らないと主時計と末梢時計の同調がうまくいかなくなり、様々な障害が生じます。



【エネルギー代謝】

1.同じ食事でも摂取時刻でエネルギー発生量が異なります。朝食が夜食の4倍も大きく、朝食では心身が活性化してエネルギー消費大きいのですが、夜食ではエネルギーの大半は脂肪になります。
2.朝食欠食では血糖が低下して脳に血糖を送るために筋肉を取り崩す糖新生反応が起こります。筋肉減少は体力低下とエネルギー消費量の低下を招きます。
3.朝食を欠食すると血糖低下で食欲が亢進して昼食、夕食を多く摂るようになります。インスリンの過剰分泌による肥満が起こります。

エネルギー量を変えずに朝食を増やして、夕食からその分だけを減らすことによって、重症の糖尿病の人が改善し、ヘモグロビンA1cが減少したという研究結果もあります。生活リズムの乱れが肥満や糖尿病の原因となることは、多くの根拠で確かめられています。肥満には遺伝が関わるため個人差はありますが、規則正しい生活で予防できます。
昔から言われていますが、カントや貝原益軒などの規則正しい生活を送った人は長生きしていますよね。

4.時計遺伝子のリズムが乱れは運動能力の低下を招きます。また飢餓の危機を感じて、脂肪の合成を促進します。
5.体温にも違いが表れています。ある研究では、朝食を摂取したグループは体温が1~1.5度上昇しますが、摂取していないグループは体温の上昇がほとんどみられませんでした。こうした体温の変化は、「時計遺伝子」のスイッチがオンになっていることを示しています。朝食を摂らないと、「時計遺伝子」が作動せず、ムダにエネルギーを消費しては危険だと察知し、その日の活動をセーブしようとします。このことが意欲や活力、記憶力の低下を招く要因となります。



【脳の活動】

1.自治医科大学で朝食と学業成績の実験をすると、朝食をとるかとらないかで、学業成績に明確な影響が出るということがわかりました。朝食の摂食が、脳の活動に関する重大なファクターだそうです。
2.学業成績を左右する大きな決定要因であることが、異なる学生で2年間、再現性のある調査結果として有意の差を示しました。全国一斉の学力テストでも、この結果が出ているそうです。国語・社会は右脳、理、数、英は左脳で考えます。つまりどの試験でも脳全体の活動として、朝食を摂取したかどうかで学業成績に約2割の差が出ています。
3.米国では、以前から学校朝食を導入していて、子供たちの非行を減らし、学業成績を上げています。
4.運転シミュレーターを使った事故が起きる事故率の差を研究した実験では、スピードの低いうちは違いがありませんが、70km/hを超えると、欠食対照の事故率が著しく高くなってきます。



【体力】

PGC-1αは、時計遺伝子から情報を転写するときに共活性化因子として、エネルギー代謝と食事リズムの時間遺伝子を統括しているタンパク質ですが・・・

1.食事のリズムの乱れはPGC-1αを通して、運動能力を低下させます。
2.朝食の欠食は、PGC−1αの活性が少なく筋肉を低下します。
3.朝食を食べない人はあらゆる年齢において一様に体力が落ちています。




いかがですか?
こうやって並べてみると朝食の大切さがわかってきますね^^。
それぞれの身体の状況や症状によって、朝食で何を食べるかは変わってくるとは思いますが、その方に合った朝食は、身体の様々な機能を動かしていくのに、そして何より健康で元気に動くためにも、大切なのです。



小菅一憲

CHIROPRATICA|健康の素晴らしさを伝える治療院


C-Magazine|カイロプラクター小菅一憲が提供する健康情報発信基地

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by chiropratica | 2014-07-22 16:05 | 時間栄養学

NO.487 時間栄養学 その4 「時計遺伝子と体内時計のリセット」

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前回は、一日の体内リズムのお話をしました。
また体内の25時間というリズムを、地球の24時間に合わせるために朝の光を浴びることがとても重要だということ、そしてその朝のリセットによって身体の体温、血圧、心拍数が整い、ホルモンの一日のリズムや内臓の働きにまで影響してくるということをお話していきました^^。



時間栄養学とは、栄養学を時間生物学の位置から研究する学問です。
時間生物学は、生物の周期的現象を研究領域としています。季節や月などを単位とする生物のリズムもありますが、覚醒睡眠などで広く知られている日周リズムがあり、全生物は時計遺伝子などで昼夜を予測して生活しています。
脳には視交差上核という神経細胞の固まりがあり、その中に主(中枢)時計遺伝子があります。また肝臓など全身の多くの細胞の中には、末梢時計遺伝子があります。

1日を約25時間のリズムで刻む体内時計。その司令塔的な役割を果たしているのが、脳の視交叉上核にある「体内時計」でしたね。
この時計は「時計細胞」から出来ています。時計細胞には6種類の「時計遺伝子」があり、これらが働くことによって体内時計のリズムが刻まれます。この脳の体内時計の存在は、ずいぶん前からわかっていましたが、最近はさらに体中の細胞のほとんどにも同じように「時計遺伝子」があることがわかってきました。心臓や血管、内臓、皮膚にも、それぞれに「時計遺伝子」があり、時計を持っていたのです。
(時間栄養学 (時計遺伝子と食事のリズム)より引用)

これは驚きですね^^。

そして、脳の体内時計を「親時計(主時計遺伝子)」と体の細胞が持っている時計を「子時計(末梢時計遺伝子)」とすると、親時計と子時計はつねに連絡をとりあい、体中を体内時計に合わせて動かすように働いています。例えば、朝に親時計が活動的なリズムを刻み始めると、そのリズムは子時計に伝わり、血圧を上げるなど体が活動的になるように働きます。こうして司令塔の親時計と実行部隊の子時計がチームを組み、バツグンのチームワークで身体全体をひとつのリズムに整えていくのです。
ちなみに、親時計(主時計遺伝子)は、朝の光で位相(時計の針の位置)を修正して、1日25時間の概日リズムを1日24時間の日周リズムに変えますが、子時計(末梢時計遺伝子)は朝食などの摂食活動で位相を合わせています。



さて、少しまとめてみましょう!

1.体内時計を動かす時計遺伝子は現在6種類見つかっています。
2.脳の視交叉上核というところに主時計遺伝子があります。
3.内臓器など全身の多くの細胞中には、末梢時計遺伝子があります。
4.視床下部背内側核には、末梢時計(腹時計)があります。
5.これらの時計遺伝子は、自律的に約25時間周期の概日リズムを作って、細胞の多くの活動を変動させています。
6.主時計遺伝子は、朝の光で時計の針の位置を毎朝修正います。
7.末梢時計遺伝子は、朝食など摂食活動で針の位置を合わせています。


ちょっと難しい話になってきていますが、わかりますか?
身体には脳にも内臓や細胞にまで時計遺伝子があり、その時計のリズムによって身体の働きを作っているということなんです^^。
このように、時計遺伝子が発見されて依頼、視交叉上核、大脳皮質、肝臓など、生体のほとんどあらゆる臓器にこの遺伝子が発現し、約24時間振動をしていることがわかりました。視交叉上核がオーケストラの指揮者で、他の場所が楽器のパートになり、指揮者のもとで、演奏ができていると考えられます。しかし視交叉上核が壊れるとそれぞれのパートが勝手に演奏し、調和が保てなくなります。ちなみに指揮者がどのような指示を出しているかは研究中だそうです。


海外の研究ではありますが、血管の時計遺伝子を変異させると、血管の老化が進むこともわかっています。健康に生きるためにも、時計遺伝子を大切にし、体内時計のリズムにあった生活が大切であることがわかると思います。




先程もお話したように脳には、視交叉上核という神経細胞の固まりがあり、その中に主(中枢)時計遺伝子がありましたが、肝臓など全身の多くの細胞中には、末梢時計遺伝子があります。
そして主時計遺伝子は朝の光で、末梢時計遺伝子は朝食など摂食活動で位相を合わせていました。
まず、朝の光を浴びること、これが体内リズムの出発点であり、次に、朝食を摂ることが刺激になり、調整される仕組みです。
 
このように生体リズムには2つのスイッチがあり、朝起きて太陽の日を浴び、朝食を食べることで、それがうまく連動し、1日のリズムがスムーズに進んでいくのです。このスイッチに関係しているのがまさに「時計遺伝子」というわけですね。


視交叉上核には、時計の中心があります。網膜を通して朝の光がここに達し、体内時計にリセット作用(時計の針を合わせる作用)を及ぼします。このメカニズムについては各方面で研究がなされています。
一方「朝ごはん」の方ですが、規則正しいリズムで繰り返し食事をとると、それが刺激となって、時計を調節することができます。これは視交叉上核を介さないバイパスなのです。面白い経路ですね。
普通、時計遺伝子は視交叉上核の経路で調節しているのですが、この経路が休んでいるときにも、このバイパスが使えます。具体的にいえば、例えば、加齢で主時計の働きが鈍くなってきたときにも使えますし、あるいは、白内障の患者さんのような視覚障害の方の場合は、乳児でまだ視覚系が発達していないときにも、この給餌刺激経路は働いています。
(時間栄養学(時計遺伝子と食事のリズム)より引用)

これは大変重要な体内リズムの経路と言えますね。




1日の身体のリズムを作るには・・・

朝の光を浴びることによって・・・
「親時計をリセットする」

だけでなく!

朝ご飯を食べることで・・・
「腹時計・子時計をリセットする」
ことが大事!

なのです!



小菅一憲

CHIROPRATICA|健康の素晴らしさを伝える治療院


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by chiropratica | 2014-07-18 10:35 | 時間栄養学

NO.486 時間栄養学 その3 「概日リズム サーカディアンリズム」

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私たちは1日が約25時間の「概日リズム=サーカディアンリズム」という体内時計を持っています。
25時間の体内時計を持つ人間は、24時間で自転している地球上で生活しているために、どうしても地球上の明・暗のリズムに体を合わせなければならないのですが、リズムがあってくると睡眠・覚醒のリズムが整い、そして、睡眠・覚醒がうまくいくと、体温・血圧・心拍数が整います。もし、地球上のリズムに合わせることができなければ、毎日時差ぼけのような体調のすぐれない状態になります。この体調不良が原因で食欲減少、体温低下などを起こし、本当の不健康を招くことになるのです。

地球のリズムにあった生活リズムの獲得を考えることが、私たちの健康にはとても大事なのです。
そして、実はこのリズム取りの一つに食事のリズムが関係します。
規則的に消化液が分泌されることで、リズムが整うのです。




このリズムは起床時間をスタートとしています。朝の光を浴びて、朝ご飯を食べると、その刺激を受けて動き始めます。
昼は活動に適するように交感神経が優位となり、体温を上げ血圧や心拍数なども上昇します。
夕方から夜間にかけては副交感神経が優位となり、リラックスした状態をつくりだします。血流は穏やかになり、逆に内臓では消化吸収が活発に行われ、エネルギーを蓄える方向に傾きます。このほかホルモンの合成や分泌、免疫系に関わる細胞の数などもこのリズムの影響を受けていて、また、私たちの身体の成長や病気の回復などにも影響しています。
そして、実は時間栄養学の分野では、この1日のリズムに私たちの生活時間をあわせることが健康やダイエットにつながることがわかってきたのです。
すごいことですよね^^。



さて、このリズム取りに重要な実践方法は意外にカンタン。
特に重要なのは、「毎朝、朝の光を浴びること、そして朝食をとること」この2つです。
 
「体内時計」を動かしているのが「時計遺伝子」と言われるタンパク質で、この時計遺伝子「Clock」が見つかったのは1997年、約15年前になります。実はこの15年間に研究が進み、いろいろなことが分かってきました。体内時計は脳の視交叉上核に親時計があり、全身の臓器に子時計というものがあることも分かってきたのですね。肝臓の時計はエネルギー代謝に、腸の時計は栄養の吸収に、脳の時計は感情の日内変動に関わっています。
「体内時計」の親時計は脳内の中心でちょうど左右の目の交叉したところ「視交叉上核」という所にあります。ここで、地球の自転、24時間と体内時計の25時間の時間のズレを調整しているのですが、朝日を浴びることで、目から入ってくる光の刺激が、「メラトニン」というホルモンの分泌を促し、この「メラトニン」が1時間のずれを調整をしているのです。メラトニンが働くためには「日の光」が大切な条件になります。毎朝2500ルクス以上の太陽の光を浴びることにより、メラトニンを活性化して体内時計の25時間を24時間にリセットすることが出来るわけです。
以前、睡眠のお話をした時に、メラトニンのお話をしたと思うのですが、それを覚えている人は「おや?」と思ったかもしれません。メラトニンは夜に分泌が盛んで朝は少なかったのでは・・・と。確かにそうなんです。メラトニンは、夕方から少しずつ分泌され、9時〜夜中に分泌盛んになり、朝5時〜8時までは少なくなります。しかし、実は朝日を浴びると一時的に分泌が高まって、体内時計をリセットし、その後分泌は自然となくなるという流れになっているのですね^^。





日中の明るさと夜の暗闇は体内の睡眠/覚醒のリズムを維持するためになくてならないもので、朝、浴びる光は体内リズムの切り替え、すなわち明・暗リズムのコントロールに必要不可欠と言えます。
 
光の強さには lx(ルクス)という単位を用います。
屋外の光の照度は、どんよりと曇った日で 10,000 lx、晴れた日で 50,000 lx、そして夏の海辺や太陽の反射を受けた雪に上では 100,000 lx 以上にもなります。 屋内の照明、例えば白熱灯や蛍光灯は照明器具からの距離によって 200 から 500 lxの光を供給しますが、体内時計は2500ルックス以上の明るさに反応してリセットされますから、照明器具の明るさではだめなのですね。
 このように、私たちが日頃何気なく受けている光の量や照度、光を浴びる時間帯によって生体リズムがコントロールされることは少しビックリしたかもしれません。
 
太陽が昇るとともに活動し、沈むとともに休息する自然の営みがここにあるのですが、現代ではその営みから遠くかけ離れてしまった生活をしているので、体内時計に狂いが生じて、睡眠や気分の浮き沈みをはじめ他の肉体的、精神的側面に弊害が起きていると考えられています。
日光という良質な光をないがしろにし、人工的な照明に頼りすぎてしまった代償といえるかもしれません。
特に、パソコンや携帯などから発せられる青い光は、2,500ルックス以上の明るさがあると言われています。その青い光を夜に浴びていたら、体内時計が狂うと思いませんか?




光の明るさに加え、光を浴びるタイミングも生体リズムに影響を及ぼします。日中に浴びる強い光は特に影響がないものの、22 時以降から明け方5時にかけて明るい光にさらされると体内時計が狂い、遅れが生じます。この人達に夜更かしや朝寝坊の傾向が強まります。
一方、早朝5時から8 時にかけて浴びる光は体内時計を早める効果があり、早寝早起きを促します。
パソコンや携帯などの青い光の悪影響がわかりますね。

親時計が身体の末梢組織にある末梢時計(子時計)をコントロールしますが、子時計は体の細胞にあり、食事などの刺激にも影響されます。
すなわち、1日のリズムは朝の光の刺激によって調整されますが、子時計は食事の刺激によって調整されていると考えられます。



面白い話だと思いませんか?
次回は「朝ご飯」がとても大事だという話をしていきましょう^^。



小菅一憲

CHIROPRATICA|健康の素晴らしさを伝える治療院


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by chiropratica | 2014-07-17 10:00 | 時間栄養学

NO.485 時間栄養学 その2 「生活面で何が変わったのか」

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昨日は、時間栄養学の始まりについてお話しました。
その背景には日本人の食生活と病気の傾向があったのでしたね。



少し復習ですが・・・
過去の日本人の病気を見てみると、戦後はあまり食事も満足に食べれず、栄養状態が悪いということから、結核などが流行った時期がありました。この時期は、まさに病気にならないように食べるという考え方でした。その後昭和40年頃からは食事が豊かになり、以前と比べると美味しいものも多くなってきました。そうなってくると今度は食べ過ぎや栄養過多による生活習慣病が見られるようになったのです。
もちろん今でも生活習慣病は減ることがなく、右肩上がりの状態ですが、現代は、新たにガンやアレルギーなど、ただ単純に栄養素の過不足、食べ物を食べなさい、減らしなさいだけでは簡単に理解できないような、免疫に関わる病気が増えてきたのです。

このように戦後、栄養状態の悪い時期がしばらく続いたことで、栄養状態をよくするために生まれた栄養学は「なにを」「どれだけ食べるか」の栄養学の基礎をつくりました。
しかし、「食」を取り巻く環境は年々近代化し飽食となり、今では、「仕事の都合で週に何度も飲み会がある」「残業で夕食が遅くなる」といった日本人特有の環境もあり、本人は不健康とわかっていても、その意思とは別に、生活時間をずらさなくてはならない人も出てきました。
 
一方で、朝食を欠食したり、「つい」や「ながら」といった好きな時間に好きなように食べるといった食べ方をする人も増えています。このように、食事の時間が遅くなったり間食や夜食の回数が増えたりと、食事のタイミングが変わったことが、戦後から全体の食事量(摂取カロリー)はむしろ減っているにも関わらず肥満の割合が高くなっている原因の1つと考えられ始めたのです。
このような背景があって「時間栄養学」や「時計遺伝子」の観点から「食べ方」を重視した栄養学を重視するようになってきたのです。




1970年代は・・・
細かいことは除くと、理想的なエネルギー摂取状況にありました。
食事のバランスも良く、エネルギー摂取も多く、十分に活動していたのです。

しかし現代では・・・
エネルギー摂取量が少ないのに、肥満が多くなったのです。
これは、食事の質が大きく変わり(炭水化物(糖質)の質が変わったこと、パン、ケーキ、ソフトドリンクなど血糖値をあげる食品の摂取が増えたこと、小麦粉製品が増えたこと、赤身肉とその加工品が増えたことなど)、運動不足になったことが関わっているのでしょう。




その他に生活面で何が変わったか、みなさんわかりますか?

エネルギー摂取量が少ないのに太った理由は、運動不足が挙げられますが、運動不足の原因は、生活リズムの乱れとも言えるのです。
特に21時以降に夕食をとる人が増えました。それから、欧米並みの食事、高脂肪食が多くなったことも、肥満の原因になりました。
生活リズムの乱れ(時計遺伝子の乱れ)が運動能力を低下させ、耐糖能が低下し、代謝が異常になって、それが肥満の原因になったのです!




朝食を食べなくなったり、21時以降に夕食を摂る人も増えました。
また昔は、夜は暗くなったら寝る生活をしていましたが、現代では、夜にPC、スマホ、TVなどを見るようになりましたね。また街でも以前よりネオンの明かりが眩しいくらいです。

それもそう、日本では朝食を食べない人が統計的にもどんどん増えていると言います。
朝食欠食によって、グルコースが不足すると、脳を維持するためにアドレナリンなどの闘争ホルモンが出てきて、肝臓などからグルコースを絞り出そうとします。そのためにイライラしてきます。すぐカッとなる、めまい、ぼんやりすることなどもあるでしょう。また朝食欠食は、いじめや小児の脳の未発達、人格形成の乱れと関係します。
特に一番の問題は、良好な母子関係が気付けないことです。こういったことが原因で、残酷で悲しいことですが、児童虐待があったり、実の子供を憎らしく思う親が出ます。これもリズムの乱れによって母子ともに神経回路が正常に機能しないからとも言えますね。

また日本人の睡眠時間も減ってきていると言われています。
米国・中国の高校生に対して、日本の高校生が一番夜更かしであることが言われています。日本人はあらゆる年齢において、1.5時間夜更かしするようになりました。その結果、6割の高校生は昼間から眠いので、先生がいくら努力しても学習成果が上がらないという状況になってきています。


こういった若い世代にまで広がってしまった、生活リズムの乱れが私たちの健康を害することになってきてしまったのです。いわゆる近代化の弊害とも言えるのではないでしょうか。
また大切な食事の時間も、家族で食卓を囲むような昔の光景が見られる家庭はどのぐらいあるでしょう?
両親が共働きで、家族がバラバラで食事を摂ったり、テレビなどを見ながらのながら食いをしている子供も多いのではないでしょうか。
こういったことも生活リズムが崩れていることにプラスして、栄養吸収が落ちてしまう一番の原因になっていると思います。



食事と睡眠のリズムが整うと、体温、心拍数、呼吸が整います。
本当にこれは一番の基本だと思います。
病院に行ったり、サプリメントを飲んだり、食事療法をしたり、それ自体は良いことかもしれませんが、何よりもこういった基本の生活リズムを整えることで、どれだけの体調が整うでしょう。
これは、しっかりと改善出来た人しか実感出来ないと思いますが、いつもより早く寝て、栄養バランスの良い朝ご飯を食べるだけで、かなり体調が良くなると思いますよ^^。
これから、そんな話をじっくりしていきます!



小菅一憲

CHIROPRATICA|健康の素晴らしさを伝える治療院


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by chiropratica | 2014-07-16 13:23 | 時間栄養学


カイロプラクティック理学士/サプリメント指導士のカラダと食を考える日記


by chiropratica

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