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NO.444 副腎疲労症候群 その17 「副腎疲労症候群の判定検査(カイロプラクティック編)」

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早いもので、4月最終日ですね。
もうゴールデンウィークに入っている方もいると思います。
今日はあいにくの空模様ですが、新年度に入って疲れた身体をリフレッシュ出来るといいですね^^。

さて、今日は簡単にカイロプラクティックにおける副腎疲労症候群の判定についてお話したいと思います。



カイロプラクティック特に私の行っているアプライドキネシオロジーの検査では、以下のような兆候や検査結果がみられます。

<ロゴフ徴候>
下部肋骨結合部とこの部位の脊柱起立筋(背骨に沿った筋肉)の圧痛。
これは副腎機能障害の反射によるものだと考えられています。

<靱帯ストレッチ反応>
副腎ストレスが存在する場合、ホルモンの影響により、全身の関節を支えている靱帯や筋肉が弱化することがあります。

<副腎に関連する筋肉>
副腎機能不全が存在する場合、主に足に関わる筋肉(縫工筋、薄筋、ヒラメ筋、腓腹筋、後脛骨筋)の機能障害が検出されます。

<仙腸関節(骨盤)機能障害>
副腎に関わる筋肉の機能障害により、骨盤に傾きと機能障害が起こります。



いかがでしょうか?
こうやってカイロプラクティックでも様々な角度から副腎機能についてチェックできるのです。

治療についてはまた様々なことをやっていくのですが・・・
主に内分泌に関わる臓器のバランス治療、副腎に関わるリンパのポイントや骨盤の捻れに関する治療、その他、ホルモンの中枢である視床下部や下垂体に関わる頭蓋骨の治療などがメインになります。

こういったアプライドキネシオロジーによる治療は、副腎疲労症候群にとても効果的です。
私もかなりの人数の副腎疲労の方を診ていますが、こういった治療をキッカケに改善していく方も多いです。
それだけパワフルな治療ということでもありますね^^。
ではでは。




小菅一憲

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by chiropratica | 2014-04-30 21:45 | 副腎疲労 (New)

NO.443 副腎疲労症候群 その16 「副腎疲労症候群の判定検査」

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今日は少し気分を変えて「副腎機疲労症候群」をチェックする方法についてお話します。

私もクライアントさんの中で、副腎の障害を持つ人はたくさんいるので、ほぼ全ての方に副腎のチェックはしているのではないでしょうか。
そのいくつかをここでも紹介していきましょう。



 【瞳孔チェック(瞳孔散大)】

次に、眼の瞳孔の収縮状態をチェックする方法です。
これは自宅で簡単にできるので、ぜひ試していただきたい検査法でもあります。

1924年に作られたこの方法は、医師やカイロプラクティックドクター、栄養療法の医師によって多く採用されているので比較的信頼できるものと言えるでしょう。
私もよく使っています。

通常、目に光があたると眩しさを回避するため瞳孔は収縮します。本当ならそのまま瞳孔は収縮を維持しますが、副腎機能不全が存在する場合は、細胞内カリウム値が上昇し、瞳孔括約筋(瞳孔の収縮拡散を担っている筋肉)を活性化させるコリン作動性神経の活動が低下するので、収縮を維持できません。

これを利用すると、ペンライトで目を照らして、光による刺激を続けることで、瞳孔の収縮状態を観察し、約30秒後の瞳孔の不規則な散大が見られれば副腎機能低下の可能性の有無を判断できるというわけ。
自宅でも懐中電灯と鏡があれば自分でできるので、やってみてくださいね。



【血圧のチェック(体位性低血圧)】

体位性低血圧というのは、あまり聞いたことがないかもしれませんが、体位性低血圧症でよくみられる「ラグラント徴候(Ragland’s Sign)」とは、仰向けの状態から立つ姿勢に移ったことによって収縮期血圧(血圧の高い方の値)が異常に降下するものです。
正常な人では、その体位が移ることで約8mmHgの上昇が確認されますが、現代社会に生活する人の中では、適切な上昇を起こす人は少ないと言われています。
起立によって血圧が上昇することが少ないため、一部の医療関係者は血圧が降下するのが正常と信じているくらいです。

さて、この「体位性低血圧」は、ウェルニッケ病と呼ばれる慢性アルコール中毒に起因する病気や糖尿病やパーキンソン病でもみられることがありますが、副腎機能低下症、栄養素欠乏、病理学的な障害などに起因する可能性があります。

特に副腎機能不全による体位性低血圧は、よくみられることなのです。この場合多くのケースで全身性順応症候群が起こるためだと思われています。
このことから、寝ている時と立っている時の血圧をそれぞれ測り、その差によって副腎の働きの状態を推測するのですね。
自宅に血圧計をお持ちの方は、ぜひぜひ試してみてください。

ちなみに起立時には、足に300~800mlの血液が滞留しています。10分間立位にいることで血管から間質に水分が流出し、10%の血液濃縮が起こります。そしてこれは、血液量と心臓の血液流入圧を低下させることになります。正常な人は、この変化に対して血圧を維持する効果的な代償メカニズムを持っており、起立後2秒以内に心拍数を増加させることで、交感神経システムが末梢血管の抵抗を増加させ、脈圧により血圧を維持するわけです。


少し難しいですが、起立時の血管反応では・・・

〇大動脈弓と頚動脈洞の圧受容器から脳幹の中枢への入力。これによって迷走神経の活動を抑制し、ノルエピネフリン(ノルアドレナリン)を放出する交感神経とシナプスを持つ脊髄神経を刺激します。

〇ノルエピネフリンによる静脈と動脈の収縮

〇ノルエピネフリンの増加と迷走神経からの刺激の減少による心臓の反応

〇心臓と血管に行きわたる適切な血液調整

が起こってきます。
要は、血圧を維持するためにノルエピネフリンという物質放出して、交感神経の活動を促進することで、血流量を調節するのですね。
副腎機能低下症では、交感神経活動を抑制するような多くのメカニズムがあるので、起立したときに血圧が降下するのもうなずけます。
私がカイロの大学にいた時も、先輩がカイロ治療の前後でこの起立性低血圧が変化するかを研究していましたが、ある程度効果をあげていました。
カイロプラクティックの治療が副腎に対しても良い影響を与える可能性があるということですね。



【心臓聴診】

副腎機能低下では、第1心音に対する第2心音の増加が認められます。あの「ドッドッ」という音の2つ目ですね。
これは肺動脈弁領域でもっとも顕著であると言われていますが、すべての場所で認識することができます。また心音図では、正常な第2心音は、第1心音の約1/3ですが、これを上回る場合、副腎機能低下または他の障害の可能性があるということになります。アプライドキネシオロジーの臨床では、160人の無作為に選出した被検者の63%に第1心音の1/3以上の第2心音が認められたといいます。



ここまでの3つ検査は、ある程度簡単な方法なので、こういったセルフチェックを日々しておくことは、ストレス社会で生きている私たちにとって非常に重要なことだと思います。



【唾液のコルチゾール検査】

多くの医師が一般的に用いる標準臨床検査はどれも、様々な副腎疲労「アドレナル・ファティーグ」を検出するようにはできていません。
標準的な血液検査や尿検査を用いることはできますが、それらで異常と判断されるのは、副腎機能が極めて低い「アジソン病」か、極めて高い「クッシング症候群」の症例です。したがって、副腎機能低下がこれほど重症でない限り、医師による検査結果では、副腎機能は正常範囲内にあるという診断になるでしょう。

こういった背景の中で、副腎に関わるいくつかのホルモンを正確に測定する比較的新しい臨床検査があり、その代表的なものの一つに「唾液ホルモン検査」があります。日本では、唾液を使ったホルモン検査についてはあまり馴染みがありませんが、アメリカやヨーロッパなどでは、非常にポピュラーなものです。


唾液ホルモン検査は、血液や尿の代わりに唾液内の様々なホルモンの量を測定します。
副腎疲労を検出するために利用できる最も優れた臨床検査であり、副腎ホルモン濃度を測定するに当たって、他の臨床検査に比べ有用です。
血液や尿中に含まれているホルモンは、血液または尿中に存在するタンパク質と結合した状態のホルモンとタンパク質と結合していないフリー(遊離)ホルモンの2種類があります。一方、唾液に含まれるホルモンのほとんどはタンパク質と結合していないフリー(遊離)ホルモンなのです。
タンパク質と結合した状態のホルモンとタンパク質と結合していないホルモンの違いは、「細胞の中で働くことのできる活性型かそうでないか」であり、フリーホルモンは、まさに細胞内で働くことのできるホルモンです。
こういったことから唾液ホルモン濃度は、ホルモン反応が起こる細胞内のホルモン量をよく示してくれます。血液や尿のホルモン検査では、細胞内のホルモン濃度を正確に測ることは出来ないのですが、唾液検査は、信頼性があり、細胞内のホルモン濃度の指標として正確であることが、多くの研究により確認されています。
副腎で作られ、分泌されるホルモンには様々な働きがありますが、細胞・組織・臓器でその機能を果たすには活性型である必要があります。ホルモンが働く状態をチェックするにも、この活性型を分析する方がいいというわけですね^^。



またこの唾液検査は、針を刺す痛みや尿を決められた時間に採尿することもなく、手軽で簡単にどこでも痛みを伴わずにできる検査です。
検査は、唾液を小型の瓶の中に吐くだけでよく、必要に応じて何度でも繰り返すことができるため、副腎機能低下の程度と経過を観察するのにまさに適しているわけですね。
とくに副腎ホルモン「コルチゾール」の濃度を測定していきますが、通常唾液ホルモンの含有量を調べるのに使われるのは、1日4回以上検体を摂る検査キットです。小型の試験瓶を持ち歩き、1日のうちに指定された時間になったら、その1つに唾を吐き出し、ふたを閉めます。
この1日の唾液ホルモン濃度を測定することによって、自分のコルチゾール濃度が基準値(自分の)と比べて、どこに位置するのか、またその濃度の低さが1日のうち特定の時間に起こる疲労感の原因なっているかどうかもわかります。
一日の中でのコルチゾール濃度の変動がどの程度であるか、そしてその人の通常の日とストレスや疲労感がある時間帯との違いなどを見ていくことで、患者さんが症状を実感している時点の副腎作用を評価ことができるわけですね。


さらにこの唾液検査では、DHEAやDHEAsの濃度も一緒に測定されます。DHEAとはデヒドロエピアンドロステロン、DHEAsはそれを硫酸化したものです。
DHEAs濃度は、副腎内の性ホルモンを生産する領域(網状帯)の機能を直接示す指標です。それによって、テストステロンやエストロゲン、プロゲステロン、その他のホルモンを必要に応じて調べることできるので、副腎機能を調べるのには適しています。
ちなみにテストステロンとDHEAsの濃度は、生物学的年齢を示す最も信頼性のある指標と言われています。もしその濃度がその人の年齢の基準範囲より低ければ、加齢が進行している可能性があります。合わせてコルチゾール濃度も低下していれば、副腎機能の慢性的な低下が明確になってくるわけです。




いかがですか?
早朝から深夜までの決められた4回、もしくは疲労を感じた時点などでの、コルチゾールの周期的な値とコルチゾールDHEA比を導き出すことで、細胞内の濃縮されたステロイドホルモン活性レベルを評価することが可能になるのです。
この唾液サンプルは、日常的に疲労時に簡単に摂取できるところがポイントですよね!

しかも血液検査のように皮膚を傷つけたり、採血によって副腎を無理に刺激する可能性もなく、また尿検査のように摂取時間によってサンプルデータが不安定になることもないのです。
便利ですよね~。


ちなみに、このような唾液検査によるコルチゾールやコルチゾールとDHEA比率は、副腎機能低下症のストレス段階における患者さんの障害の進行状態を判断するためにも有効です。
ストレスに対する反応が抵抗期に達するとともに、DHEA値の減少とコルチゾール値の増加が起こります。逆に障害が枯渇期に移行する状態になると、枯渇期直前においてDHEAレベルを上昇させる作用が起こったりするので、正常のような値が出ることもあります。
時間的なコルチゾール値のグラフは、副腎を評価する上で非常に役立つのです。




小菅一憲

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by chiropratica | 2014-04-25 16:35 | 副腎疲労 (New)

NO.442 副腎疲労症候群 その15 「症例3 子育てに奮闘する限界ギリギリタイプ」

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ここ何日か副腎疲労症候群のクライアントさんを紹介してきていますが、今日は子育てのお母さんの例です。こういう方は本当に多いので、みなさんにも当てはまると思いますよ。

さて行ってみましょう。


病歴と症状・・・

なんでも精一杯フル回転のお母さん(38歳女性)
低血糖症と頭痛、アレルギー、腰痛、疲労感で来院。
10年前に金属アレルギーになり、6年前に第一子を出産してから花粉症発症、3年前に第二子を出産して、低血糖症になってしまったそうです。また産後3、4ヶ月後身体が全く動かなくなったことも。
子育てはもちろん、ママさん友達との関係、そして夫婦関係とストレスを溜めることも多く、人一倍気にして悩んでしまうため、一時期甘いものもかなり食べてしまっていたそう。毎日の生活もいっぱいいっぱい。
現在では、甘いものを控えたり、食事を変えて大分回復してきましたが、まだ食後3時間〜4時間ぐらい経つとフラッとしたり、頭痛や強い空腹感が出るといいます。


この方は、「産後の栄養不足と副腎疲労、それに伴う低血糖症」でした。

女性にとって出産は人生でも一大行事です。身体にかかる負担も大きく、子供にたくさんの栄養を与えるため、産後は副腎疲労になることはとても多いのです。
産後の極度の副腎疲労によって新たなアレルギーと低血糖が起こったケースでしょう。



治療とアドバイス・・・

ストレスの量を減らすこと、そして完璧を求め過ぎないこと、友人や旦那さんに対する考え方の改善などをお話して、毎日の生活の中にリラクゼーションの時間を組み込んでもらいました。糖質に過敏な状態だったので、食事にも改善を加えました。
この方はとても努力なさって生活を改善していったので、低血糖の症状は出なくなりました^^。
まだ気を遣ったり、完璧にこなそうとするような部分では、身体に負担をかけやすいので、これからの課題です。たまに治療でしっかりとケアも続けています。




みなさんいかがでしたか?
3つ程、副腎疲労症候群の方を紹介してきましたが、みなさん、もしくはみなさんの周りにも当てはまる方がいたのではないでしょうか?是非参考にして頂ければと思います。

次回は、副腎疲労を判定する検査法についてご紹介していきます。




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by chiropratica | 2014-04-24 15:38 | 副腎疲労 (New)

NO.441 副腎疲労症候群 その14 「症例2 ストレスフルな頑張り屋さんタイプ」

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さて、今日は副腎疲労症候群の症例2つ目、「ストレスフルな頑張り屋さんタイプ」です。


病歴と症状について・・・

真面目でとても緊張しやすい頑張り屋のバレリーナさん(39歳女性)
過敏性大腸炎、食後のお腹の張り、不眠、強い疲労感で来院。
8歳ぐらいからIBSがあって、何か嫌なことがあると下痢になり、食後はお腹の張りが強いそうです。また、15年前ぐらいから疲労感が続いており、最近は登山をした後のような疲労感があるということでした。
小さい頃から、家族とうまくいっていなく、父親はとても乱暴で、母親も全く理解がなく、親戚や兄弟の中でも自分だけが非常に孤独を感じてきたそうです。あまりのストレスで強迫性障害にも。
10年前に足を骨折をしてからというもの、ただ一つの自分の取り柄だったバレエでもなかなか成功出来ず、かなり塞ぎ込んだ生活を送るようになったということでした。


検査していくと、この方は「精神的ストレスによる副腎疲労(機能低下)と回盲弁症候群」がありました。
回盲弁症候群は、副腎疲労の時に起きやすい腸の問題です。

一番身近な存在である家族間でのストレスは、副腎へ大きなストレスとなります。
何十年もの間の慢性的なストレスと、糖質過剰な食生活によって副腎は疲労状態にあったと思います。
そして、食物アレルギー(小麦・乳)、冷え性やPMS、精神不安定もありました。



治療とアドバイス・・・

一番のストレス源である家族との関係についての改善点と食事の摂り方(甘い物、食物アレルギー除去、血糖値を安定させる)についてお話しました。また朝の塩水、副腎のホルモンサポートとして副腎エキスを摂ってもらっています。



次回も症例3を紹介したいと思います。
ではでは^^。




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by chiropratica | 2014-04-23 10:38 | 副腎疲労 (New)

NO.440 副腎疲労症候群 その13 「症例1 ハードワークのアドレナリンファイタータイプ」

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今週は、私のクリニックの患者さんの症例を交えてお話していきたいと思います^^。

初日は、「ハードワークのアドレナリンファイタータイプ」の方です。

病歴や症状など・・・

とても真面目でしっかり者の銀行員さん(29歳男性)
不眠(歯ぎしり)とアレルギーの悪化、疲れがとれないことで来院。
かなりのハードワークで、朝6時前に起きて、仕事から帰って来るのが夜の12時。その後夕飯を少し食べて夜中の1時に寝る生活が7年続いたそうです。
朝はほとんど食べずにお水のみ、お昼は食べてもロールパンとスープで、食べないことも。夜はお肉、魚、野菜スープ、おかゆ、うどんなどを消化に良いものを摂っているとのことでした。
最近は、身体が硬く、血の巡りも悪くなった感じがしていて、寝始めても2時間で起きてしまったり、歯ぎしりをすることが多くなっており、アレルギー(アトピー)が悪化するなど、体調が崩れてきたそうです。



この方は、完全に「副腎疲労(機能亢進)とホルモンバランスの崩れ」でしたね。

何よりも、あまりのハードワークと不規則な食事で副腎はかなりの負担を強いられていたことでしょう。
ただ、元々身体の強いタイプの方だったと思います。
なんとかアドレナリンを過剰に出しながら気力で頑張っている状態でした。



治療とアドバイスについて・・・

スポーツドリンクとコーヒー、牛乳はやめてもらい、規則正しい食事と毎食に野菜とタンパク質を意識してもらいました。気分転換になるような軽めの運動とビタミンCを頻繁に摂取することをお勧めしました。

元々身体が強いタイプの方だと思うので、その後しっかりと食事や生活改善を行い、回復してきましたが、やはりまだ無理をすると元の状態に戻るので、治療とサプリメントなどでサポートしています。



次回はどんな方でしょう?
お楽しみに^^。




小菅一憲

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by chiropratica | 2014-04-22 21:45 | 副腎疲労 (New)

NO.439 副腎疲労症候群 その12 「副腎疲労の症状」

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副腎は非常に繊細な臓器とも言えます。過信や些細なことでも予想以上のストレスを受け、それが慢性的に継続したり、突発的に何かが起きることによっても想像以上に負担となり、徐々に症状が慢性的になります。副腎の負担からくる症状でやっかいなところの1つは、今まで全く普通に生活・仕事が出来ていたのに、ある日突然にドーンと症状が現れることです。

不定愁訴と言われているものの70%は副腎に関わっていると言われます。アレルギー、蕁麻疹、湿疹などは、副腎疲労があることが少なくありません。これは副腎が作れるステロイドホルモンではまかなえない状態とも言えるのです。ストレスというのは目に見えない抽象的なもので、表に現れない症状なので、知らないうちに負担をかけていることも多くあります。副腎への負担からくる症状を予防するためには、日常生活のチェックとその改善が一番です。



副腎疲労症候群というと・・・

ほとんどの人につきまとうのが、
“慢性的な疲労感”

疲れがなかなか取れないというレベルから仕事や学校にも行けないぐらいのレベルまで重症度は様々あります。また今まで元気だった人が急にバタンと倒れてしまったり、まったく動けなくなるということもあります。



副腎疲労の代表的な症状についてお話しましょう^^


1.朝起きるのがつらい
2.慢性的に眠い、寝ても疲れが取れない
3.塩分を欲することが多くなった
4.移動中知らないうちに寝ている
5.眠りが浅く、質の良い睡眠が取れない
6.何か行動するのに時間がかかる
7.日中でも頭に霞がかかっている感じ
8.集中力・記憶力が落ちた
9.性欲が著しく低下した
10.ちょっとしたことでパニックになる
11.突然呼吸が苦しくなることがある
12.ストレスで胃が痛くなることが多い
13.風邪にかかりやすい、治りにくい
14.原因不明の微熱が続く
15.傷がいつまでも治らない
16.立ちくらみやめまいがする
17.光がとても眩しく感じる
18.小さなことで悩むようになった
19.喜怒哀楽が激しくなった
20.何をしていても楽しくなくなった
21.何か考えるの自体面倒になった
22.友人など人に会うのが面倒になった
23.食事をすることが疲れる
24.午前中に仕事に集中する気力がない
25.午後3時〜6時に猛烈な睡魔と疲れ
26.夕食を食べた後に気分がハイになる
27.人の名前が突然思いだせなくなる
28.朝食べたものが夜には思いだせない
29.何もかも嫌になる、落ち込みやすい
30.甘いものやカフェインを欲する
31.食事を1食抜くと疲れたり、イライラする
32.アレルギーや鼻炎・喘息が悪化した
33.お腹、お尻まわりに脂肪がついてきた
34.PMSがひどくなった、チョコを食べたい
35.更年期障害がひどくなった


これらが代表的な症状なのですが、全てが副腎疲労から起こるとは言いませんが、副腎の機能が低下していままでお話してきたホルモンが正常に機能しなくなった場合に、起こりやすい症状の一覧です。当てはまるものが多い人ほど、症状の背景に副腎疲労が潜んでいるかもしれません。


また副腎疲労はいろんな病気とも関連しています。

アレルギ−
喘息
リウマチ
関節炎
骨密度の低下
化学物質過敏症
慢性疲労症候群
高血圧・低血圧
低血糖症
肥満
痴呆
不眠症
慢性微熱
体温の低下
カンジダ菌症
うつ病
生理前症候群
更年期障害
繊維性筋痛症
気管支炎・肺炎
突発性難聴
メニエール病
過敏性大腸炎
耳鳴り
めまい
腰痛
頭痛


ここまで様々な病気との関わりがあることを考えると、現代生活の中で副腎を労ってあげる生活が何より病気の予防に、そして健康の基本なることは想像出来るのではないでしょうか。




アメリカでは、潜在的にアドレナル・ファティーグで苦しむ患者さんが、数百万人はいると言われています。
そうなると、日本でも、副腎疲労と気づかずに苦しんでいる方が非常に多いのかもしれません。

私のクリニックでも、副腎疲労症候群は特化して診させて頂いているというのもありますが、多くの患者さんで副腎疲労がありますし、驚くことが最近では若い方にも副腎疲労の症状で悩まれている方が本当に多いということです。そういった方は病院に行っても良くならず、もちろん精神科の薬を飲んでいる方も多いのですが、本当に悩まれています。
原因不明の疲労感で動けずに、気分の落ち込みや不安定もあり、お話を聞いていてもとても辛くなります。
また後でやりますが、大抵の方が真面目で、気を遣う方で、何でも一生懸命な頑張り屋さんであることが多いんです。

また、日本では、今15人に1人が「うつ病」とも言われる時代になってきました。特に近年「うつ病」は、社会問題にもなっています。打つ症状の本当の原因は、副腎疲労にある場合もとても多く、潜在的な副腎疲労の患者さんは、かなりの数になると思います。



さて、来週は私が診させて頂いた患者さんの例を何人か紹介していきますね^^。




小菅一憲

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by chiropratica | 2014-04-18 10:18 | 副腎疲労 (New)

NO.439 副腎疲労症候群 その11 「副腎疲労症候群がなぜお医者さんでは診断されないのか?」

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日々の過剰なストレスによって副腎が疲弊し、機能低下した状態・・・
それが「副腎疲労」です。


いままで10回程かけて副腎という臓器について、お話してきましたが、今日からついに副腎疲労症候群とはどんなものなのかというお話をしていきたいと思います。

早速お話していきたいと思いますが、副腎疲労はお医者さんではあまり診断されない病気なのですが、それは何故なのかについて初めにお話しておきましょう。


お医者さんで診断される副腎の病気というと・・・

○アジソン病

副腎機能が非常に低い状態。身体に必要なホルモンを作れない重篤な病気です。

○クッシング症候群

コルチゾールやアンドロゲンなどのホルモンが過剰に分泌される病気です。


があります。

副腎の病気と言えば、現代医学では、アジソン病やクッシング症候群などに限られています。

アジソン病は副腎機能が非常に低い状態で、身体に必要なホルモンを必要量作れない重篤な病気です。肌の色が黒くなり、副腎の組織が損なわれることもあり、激しい倦怠感に襲われます。1855年に、初めてそれについて述べたサー・トマス・アジソンの名前に由来しているのですが、これは治療しなければ生死に関わる病気で、アジソン病を患う人は、たいてい一生、コルチコステロイドを飲み続けなければならないと言われています。ただ、アジソン病は生まれつきの先天的なものではなく、結核や自らの身体に攻撃をしかけるような自己抗体によって副腎がダメージを受けることによって起こる自己免疫疾患です。発症率は10万人に4人という稀な病態なのですね。
クッシング症候群は、ステロイド薬の使用によって起こることが多く、コルチゾールやアンドロゲンなどのホルモンが過剰に分泌される病気です。お腹周りに脂肪がつき、手足は細く、「ムーンフェイス」といって顔がまるで満月のようにまん丸になる症状が出るのが特徴です。


現代医学では、コルチゾールの値が異常に低い、あるいは異常に高い、身体に明らかな兆候が現れているという副腎の病気についてが治療の対照になります。
しかし、臨床検査をしても問題がないような「副腎疲労」は、潜在的な患者数がアジソン病やクッシング症候群よりも、はるかに多いにも関わらず、見過ごされてしまうのです。

このように、お医者さんに行くと、副腎の機能低下というと大抵このアジソン病かそうではないかという話になるのですが、この10年くらいアメリカやヨーロッパでは、アジソン病とは異なり、生活習慣やストレスなど・・・様々な問題から副腎がダメージを受けて引き起こされる症状が問題になってきています。
それを「非アジソン病副腎機能低下」と言うようになりました。この中には血液や尿による臨床検査の結果は正常なのに、副腎の働きが低下することによる症状が出ているような人がたくさんいるのです。
この非アジソン病副腎機能低下は、テレビで特集されたり、救急医療として扱われることはありません。実際、近代医学では、はっきりとした症候群として認識されていません。それにもかかわらず、現代人の抱えている身体の悩みが、この副腎機能低下により起こっていることが多いことはみなさんももうお気づきでしょう。
残念なことに、多くの医療は重篤な状態に目が向けられています。副腎の腺機能についても良い例で、アジソン病では、生死を重視していますが、副腎機能低下とは、副腎が適切な健康状態を保つために充分な機能を果たしていない状態をいいます。





現代のほとんどの人の生活様式は、副腎機能障害の発症や悪化の大きな原因になっています。副腎機能障害はその発症頻度の高さから、ある意味では文明的な疾患と言ってもよいかもしれませんね。
副腎機能が弱まると、体内のすべての器官や臓器が甚大な影響を受けます。炭水化物・タンパク質・脂質の代謝、水分や電解質の均衡、心臓と循環器系、そして性欲にさえ変化が起こり、細胞レベルでも多くの変化が生じます。
原因不明の微熱が続く、頻繁に呼吸器の感染症がある、風邪をよくひく、アレルギー(花粉や食べ物)、鼻炎、喘息、慢性疲労、不眠、低血糖、アルコール依存、頻尿、繊維性筋痛症などの多くが、副腎機能低下から起こると言っても良いでしょう。

両側の腎臓の上に位置する副腎は、身体の防衛システムなのです^^。




アドレナル・ファティーグいわゆる副腎疲労や副腎機能低下症と呼ばれるものは、過去50年間に最も蔓延している症状にもかかわらず、ほとんど診断されない疾患であると、タホマ・クリニックのジョナサン・V・ライト博士は言います。
1800年代の医学書にも記載されており、1930年代には効果的な初期治療が発達したそうですが、型にはまった医師の多くがこの問題の存在に気づいていなかったのです。ライト博士は、タホマクリニックで、副腎疲労に苦しむ人々の治療を行っているそうですが、その多くの人が、複数の医師(病院)に「たらい回し」にされ、「どこも悪いところはないから精神科に行ってみたらどうか」と勧められてきたと言います。そして中には慢性疲労症候群、線維筋痛症、重度の食物アレルギーと診断された方もいるのです。


医学誌の中の副腎疲労に関する論文を読み、理解するといったことを行う医師はほとんどいません。しかし、ごく少数ですが、この分野を調査研究し、実際に治療を行い、患者さんを自然な治療法でサポートしている医師もいます。カイロプラクティックのアプライド・キネシオロジーを行うドクターもその一人です。またアドレナル・ファティーグを提唱してきたウィルソン博士の30年にも及ぶ取り組みのおかげで、アメリカとヨーロッパの抗加齢医学会では、アドレナル・ファティーグという概念がようやく注目されるようになりました。


特にアメリカの抗加齢医学会では、様々な病気(甲状腺の病気、喘息、感染症、うつ病、糖尿病、高血圧、アルコール依存症などなど)の治療をするにあたり、まずアドレナル・ファティーグの治療を優先的に行うように指導しています。患者さんの治療をするにあたり、まず一番最初に診ていくのが副腎疲労があるかないかというところなのです。
私も実は、必ず副腎疲労の有無はチェックするようにしています。そして驚くことにクリニックにいらっしゃる不調の方の70%ほどに副腎疲労は程度の差はあれ、存在しています。
何よりアメリカでは、腰痛も副腎疲労が原因と言われているぐらいですから。




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by chiropratica | 2014-04-17 09:56 | 副腎疲労 (New)

NO.438 副腎疲労症候群 その10 「戦うホルモン アドレナリン&ノルアドレナリン」

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いままでは副腎皮質から出るホルモンについてお話してきましたが、今日は副腎の内部「副腎髄質」で生産されるホルモンについてお話していきましょう。
副腎髄質では、みなさんもよく知っている戦うホルモン「アドレナリン」が分泌されます。これは興奮性のホルモンですね。興奮した時に、心拍や血圧を上げます。またアドレナリンには血糖量を高める作用もあり、インスリンと拮抗しながら血糖値をコントロールしています。



また副腎髄質では、アドレナリン以外にもノルアドレナリンというホルモンが分泌されています。
これは激しいスポーツや感情、過酷な肉体労働などを行い、身体が急激なストレスを感じた時に出るホルモンでもあります。アドレナリンとノルアドレナリンは危機的な状況に陥ったときや、急激なストレス時などに共に働き、気管支や筋肉の血管を拡張し、心拍や血圧を上げて対処します。心臓の鼓動が波打つ程に動く状態です。
こうやって急激に血流をあげることで、急激なストレスに対して闘争か逃走かを判断し、対応することが出来るようにしています。火事場の糞力はまさにこのアドレナリンが関わっているのでしょう。

ちなみに快楽ホルモンのドーパミンも副腎で生産されますが、アドレナリン、ノルアドレナリン、ドーパミンは、どれも神経細胞の興奮を伝える神経伝達物質で、カテコールアミンと総称されています。
副腎髄質から分泌されるカテコールアミンの約80%はアドレナリンであり、残りの大部分はノルアドレナリン、そしてわずかにドーパミンという構成になっています。生合成系の最終産物がアドレナリンであり、ノルアドレナリンはその前駆物質です。そして、ノルアドレナリンの前駆物質がドーパミンなのですね。
カテコールアミンはすべてチロシンというアミノ酸を共通の原材料として、ドーパミン → ノルアドレナリン → アドレナリンの順で生成されるというわけです。



アドレナリンとノルアドレナリンの働きとは・・・

ストレス時に気管支や筋肉の血管を拡張する
ストレス時に心拍と血圧を増加させる
急激なストレスを感じた時、闘争か逃走かの判断をする
血糖量を上げ、血糖値の調節を行う



アドレナリンは、脳の視床下部が身体の危機を感知したりすると、その指令が交感神経を経て副腎に伝わり、副腎髄質から分泌される物質です。もちろん、ノルアドレナリンも副腎から分泌されるホルモンの1つですが、多くは、脳内と交感神経の末端から分泌され、主に脳の働きに強い影響を与えている物質です。

いずれも、生命の危機・不安・恐怖・怒りを感じたとき、あるいは集中力を要求されるようなときに分泌されるホルモンですが、最もわかりやすい違いとしては、アドレナリンが体内をめぐって各臓器に興奮系のシグナルを送るのが主要な役割であるのに対して、ノルアドレナリンは神経伝達物質として私たちの思考や意識を活性化する役割を担っているということです。

ドーパミンとノルアドレナリンは交感神経内部で合成されますが、アドレナリンは副腎髄質で合成されます。視床下部からの指令で、まず交感神経内でドーパミンを経て合成されたノルアドレナリンが、副腎髄質に到達して初めてアドレナリンが合成されるわけです。
ちなみに、アドレナリンは副腎以外では合成されません。これはノルアドレナリンからアドレナリンへの変換に必要な酵素が副腎髄質にしか存在しないからです。

神経伝達物質であるノルアドレナリンを交感神経の中で合成し、ノルアドレナリンを使って副腎に指令が送られると、そのノルアドレナリンをそのまま材料にしてアドレナリンという体内用のホルモンを合成して、それを使って各臓器に再度指令を送るという仕組みですね。
いわゆるアドレナリンは体内用、ノルアドレナリンは神経用と言えるでしょうか。




アドレナリンやノルアドレナリンは、いわば興奮を引き起こす覚醒性の神経伝達物質です。これらのホルモンが過剰に分泌されると、興奮や不安などの状態が続き、過剰な活動に走ってしまうことで、生命の危機にも晒されてしまいます。
実はこれを抑制して気分や意欲を安定させるのが、やはり神経伝達物質の一つでもあるセロトニンというホルモンです。
いわゆるブレーキ役ですね。

うつ病は、このブレーキ役のセロトニンが極端に少なくなるために発症します。



もしアドレナリン・ノルアドレナリンの分泌異常が起こったら・・・


○興奮や不安が続く
○過剰な行動に走ってしまう
○セロトニンとのバランスが悪くなる
○うつ病が発症する


過剰なストレスによって、アドレナリン・ノルアドレナリンなどの過剰分泌が続き、相対的にセロトニンが少なくなってくると、うつ病を引き起こします。
こうしたことから、副腎疲労が原因のうつ症状の場合は、薬物治療をしてもなかなか回復出来ないケースが多いのです。




いかがでしたか?

ここ何日か見てきたように、副腎はたくさんのホルモンの生産分泌を行い、様々な働きを行っているMighty Organ(全能臓器)です。
身体の中でもこれかけ多くのホルモンを作り、多岐にわたる機能をもった臓器は少なく、その分副腎に高いストレスや負担がかかることによって多くの症状が現れると言えます。


副腎の機能が低下してしまうと、様々な症状が起こるのと同時に、意外な病気との関連性があるのです。
いままでのお話でも、低血圧、低血糖症、アレルギー、更年期障害、生理前症候群、うつ病と深く関わっていることがわかりましたね。

それ以外にも身体の広範囲に痛みを感じるような「線維性筋痛症」にも関連しています。
日常的な痛みのために心身ともに衰弱してしまう病気で、疲労感が強くありますが、この病気の背景にも副腎機能低下があるのではないかと言われています。
また免疫機能の異常により、関節が炎症を起こして痛む病気である「リウマチ」も関連しているでしょう。
免疫の機能調整には、副腎から分泌されるコルチゾールが大きな役割を担っています。リウマチの方では副腎がしっかりと機能しないためにコルチゾールの分泌異常が起こっている場合が多いのです。
さらに、肺や気管支の慢性疾患などが副腎疲労と関わりが高いことがわかっています。
これには、肺炎や気管支炎、喘息、インフルエンザ、アレルギーなどがありますが、副腎と呼吸器の機能は相互につながりがあります。
その他、突発性難聴、メニエール病、過敏性腸症候群、腰痛、頭痛などはストレスとの関わりを指摘されることが多いと思いますが、これらの病気にも副腎疲労が少なからず関わっていると私は感じています。


アメリカやカイロプラクターの中では周知の事実ですが、腰痛の原因の背景にストレスがあると言われています。アメリカでは腰痛というとカイロプラクターでも栄養のクリニックでも必ずAFSを調べるそうです。日本でも最近になってようやくそういった論文が発表されました。



さて、いよいよ次回からは、副腎疲労症候群に迫っていきましょう!




小菅一憲

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by chiropratica | 2014-04-16 10:55 | 副腎疲労 (New)

NO.437 副腎疲労症候群 その9 「ホルモンの母 アンドロゲン」

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大分暖かくなってきて、過ごしやすくなってきましたね^^。
今日は、副腎皮質から分泌されるもう1つのホルモン「アンドロゲン」について、簡単にお話しましょう。


副腎皮質の一番内側にある網状帯では、アンドロゲンという男性ホルモンが主に作られています。
アンドロゲン(デヒドロエピアンドロステロン)はホルモンの母とも言われています。
というのもこのアンドロゲン、その後にテストステロン(男性ホルモン)及び、エストロゲン(女性ホルモン)に変化します。
もちろん男性ホルモン、女性ホルモンなどの性ホルモンは、卵巣や精巣という性腺で作られますが、副腎の網状帯でも性ホルモンを生産し、性腺の補助的な役割を果たしています。
いわゆる性ホルモン第2の生産場所というわけですね^^。


若返りのホルモンとも言われているDHEA(デヒドロエピアンドロステロン)は、アンドロゲンの一種で、血液中を流れ、細胞に浸透していくと、男性ホルモンのテストステロンや女性ホルモンのエストロゲンに変化していくので、ホルモンの母とも言われています。卵巣や精巣の働きが悪くなった時でも、副腎から出る性ホルモンが、男性らしさ、女性らしさをサポートしてくれると言えますね。

そしてこのことが副腎疲労が起こると、女性の問題や性欲などの減退が見られる理由になるのです。



では副腎疲労によってこのアンドロゲンの分泌が少なくなったらどうなるでしょう。


○性的な欲求がなくなる
○更年期障害の症状がひどくなる
○女性特有の症状が増える
○PMSで苦しむことが多くなる


副腎疲労は、性欲とも深い関係があります。
性欲に影響を与えるのは、男女問わず、男性ホルモンなのですが、副腎疲労によって副腎が疲弊してしまうと、ストレスに対処するコルチゾールを優先してしまうので、男性ホルモンやDHEAの生産が低下してしまいます。
男性の場合は、副腎疲労に陥ると、副腎から性欲を刺激するDHEAが十分に供給されなくなります。そのため、性欲が低下してしまうということが起こります。また年齢によって精巣の機能が衰えてくるころには、当然性欲はなくなってしまうでしょう。
女性の場合も同じです。女性の身体で唯一男性ホルモンを作っているのが副腎です。副腎が疲れていると女性でも性欲が失われてしまうのは当然と言えるのです。

もちろん加齢とともに性ホルモンの濃度は低くなりますので、性欲が減退するのはもちろんなのですが、最近著しく性欲がなくなったという自覚があるのなら、副腎疲労を疑ってもいいですね。


同じように、過度のストレスや不規則な生活、偏った食生活などによって卵巣や副腎の機能が低下すると、性ホルモンは減少していきます。ストレス時には、副腎からのコルチゾール分泌が優先されますので、さらに性ホルモンは減少していきます。
副腎の機能低下によって、更年期の症状がひどくなったり、PMSなどの女性特有の症状が多くなるということもおおいにあり得る話なのです。


次回は、副腎から分泌されるホルモン最後の「アドレナリンとノルアドレナリン」について話します。
お楽しみに〜。




小菅一憲

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by chiropratica | 2014-04-15 14:03 | 副腎疲労 (New)

NO.436 副腎疲労症候群 その8 「塩分とカリウムのバランスをコントロール アルドステロン」

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さて、今日は副腎皮質から分泌されるホルモンの1つである「アルドステロン」の話をします。
このホルモンの分泌低下によって引き起こされる問題も、みなさんの身近な症状だと思うので、是非読んでみてくださいね^^。


アルドステロンは、塩分とカリウムのバランスをコントロールしているホルモンです。

副腎皮質の3層あるうちの、一番外側にある球状帯では、鉱質コルチコイド(ミネラルコルチコイド)というホルモンが生産・分泌されています。
このホルモンの一種であるアルドステロンは、血液や細胞、細胞間で体液の量や、ナトリウム、カリウム、マグネシウムといったミネラルの濃度を調整しています。


副腎疲労の状態になって、十分なアルドステロンが分泌されないと、細胞内にナトリウムを維持出来ず、ナトリウムが水分とともに腎臓から尿として出て行ってしまいます。
ナトリウムとともに水分も出ていくため、身体は脱水状態に陥ります。
また細胞内のナトリウムが不足すると、ナトリウムとカリウムの比率を一定に保つ必要があるため、カリウムも細胞から流れ出てしまうのです。

副腎疲労になると、塩辛いものが欲しくなるのは、このためですね。
またナトリウムが不足するため、血圧などのコントロールがうまく出来ず、心拍数が不規則になったり、無気力な状態に陥ります。また血圧を上昇させることが出来ないために、立ちくらみが起こったりすることも多く見られます。



最後に。
アルドステロンの分泌が少なくなったら・・・


○ナトリウムが体外へ出て行く
○脱水症状になる
○カリウムも細胞から流れ出してしまう
○塩辛いものが欲しくなる
○無気力
○心拍数が不規則になる
○立ちくらみが起こる


こんな症状が出ます。

次回は、「アンドロゲン」という副腎皮質から分泌されるもう1つのホルモンについて、お話します。
どんどん行きますよ〜^^。





小菅一憲

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by chiropratica | 2014-04-11 12:29 | 副腎疲労 (New)


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