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NO.398 脳の健康 その7 「認知症の予防」

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みなさん、こんにちは。
またしても更新が久しぶりになってしまいました。
もう9月も終わりになりますね。
早いものです。
あんなに暑かった夏も最近はめっきり涼しくなり、急に秋の気配を感じています。

10月からはもう少し頻繁にThink HealthもUP出来ると思いますので、楽しみにしていてください。



では今日の話に移っていきましょう。
今日は「脳の健康」についてのテーマ最後になります。
いままでは認知症やアルツハイマーの仕組みや原因の話をしてきましたが、今日は認知症の予防に目を向けて話していきますね。
まず、認知症の予防として大切なのは、以下の6つです。


1.朝ご飯を食べること
2.血行を良くすること
3.LDLコレステロールを減らすこと
4.前頭葉を鍛えること
5.笑いましょう
6.抗酸化が大切


一つずつ見ていきましょうか。



1.朝ご飯を食べること

朝ご飯の重要性は、脳のエネルギーが身体全体のエネルギー量のどのくらいを占めるかに関係しています。脳の重量は1〜1.2kgあるのですが、全エネルギー量の18%程のエネルギーを使用していると言われています。これは実はすごい量なのですよね。

ここで朝ご飯が大切な意味が出てきます。

夜ご飯から朝ご飯までの間は、どなたも時間が空きます。8時間〜10時間以上は空くでしょう。その間何も食べないわけですから、脳のエネルギー供給も少なくなっているわけです。これがもし朝ご飯を食べないで昼まで何もエネルギー補給がなくなったらどうなってしまうでしょう。
脳の中の神経細胞は20代以降、1日10万個死んでいくと言われていますが、これがもっと若い頃からスタートしたり、死んでいく量が増えてしまうかもしれません。

ですから、朝ご飯をいつも決まった時間にキッチリ食べるというのは本当に大切なことなのです。
また朝ご飯は、一日の活動を司っている生体リズムを作るのにも重要ですね。



2.血行を良くすること

認知症の約半数を占めると言われる脳血管性認知症ですが、この原因はやはり脳の血流障害と言われています。脳梗塞後の認知症になる確率が非常に高いことから、動脈硬化に対する予防は非常に重要なポイントになってくると思います。

血行を良くしていくことに関しては、様々なことをして脳血流を計った実験があります。
これによると難しい計算や難しいことを考えることはかえって脳の血行にはあまりよくなく、簡単な計算をすることや声を出して本を読むことなどが、脳の血行を良くすることに非常に有効でした。
日々の中で買い物のお釣りを計算したり、声を出しながらいろんな作業をしていくことは案外効果的かもしれませんね^^。



3.LDLコレステロールを減らすこと

これはまさに先ほどの動脈硬化の予防に関わることですね^^。
LDLコレステロールが増えてくると血管壁が盛り上がってきて、血管を狭窄しやすくなります。
みなさんもよくご存知のことだと思います。



4.前頭葉を鍛えること

どんなことが脳を活性化しやすいかを実験したデータがあります。
これによると、パソコンやテレビゲームは前頭葉があまり活性化せず、豊かにならないという結果が出ました。パソコンやゲーム機は直線的な見方しかしないので、かえって前頭葉が退化してしまうのかもしれません。
逆にテレビや携帯ではない他のゲームは良いと言えます。
ちょっと古いかもしれませんが、例えばお手玉なんかだと、落としてはいけないと注意したり、うまく2つ3つの玉を操ることは前頭葉を非常に活性化します。こういったことは特に脳の老化予防には、とても良いですね^^。



5.笑いましょう

まず、脳に良いのは、もし何かを忘れてしまってもまた忘れてしまったと悲観したり、くよくよせずにまた忘れた!と笑い飛ばすぐらいの方や良いということです。またその時に思い出すのに挑戦したり、その忘れ物を探す努力をすることが、悲観するよりは断然、脳の活性化に役立つことがわかっています。
みなさん笑ってくよくよしないようにしましょうね。
ただ、気にしないとは言っても、思い出す努力やどうして忘れてしまったかを考えることは必要です^^。



6.抗酸化が大切

年齢とともに肌に黒いシミが出てくることがありますが、これは老人性色素班「リポフスチン」と呼ばれ、脳にも出来ると言われます。リボフスチンそのものは暗褐色の色素であり、老人班と呼ばれているように年齢と共に細胞内にたまっていくものです。50年くらい前からこれについては知られていますが、リポフスチンは脳にもある不飽和脂肪酸(油)と酸素が結びついて出来た「過酸化脂質」に「タンパク質」がくっついて出来たもので、これが神経細胞の接続部分にたまると神経伝達に大事な樹状突起がかなりの量失われると言われています。
実はこれこそが脳の機能自体を落としてしまい、認知症の方には特に多くみられる症状でもあるのですね。

ビタミンE欠乏で起こる問題と言われるので、こういった酸化を防いでいくにはまさにビタミンEをはじめとした抗酸化物質は重要になってきます。




いかがでしたでしょうか?

最後に認知症予防に絶対大切になってくる栄養素についてまとめておきましょう。

DHA(ドコサヘキサエン酸)
EPA(エイコサペンタエン酸)
リコピン
ビタミンE
ホスファチジルコリン
ホスファチジルセリン


脳の健康に関するテーマいかがでしたか?
まだ未知の部分も多い分野ではありますが、これから研究が進んで新しい発見があると良いですね。
また新しい情報が入れば、Think Healthにも随時アップしていきますので、楽しみにしていてくださいね^^。

なにかご質問があれば、
こちらから
気軽に聞いてくださいね。



小菅一憲

CHIROPRATICA|健康の素晴らしさを伝える治療院


C-Magazine|カイロプラクター小菅一憲が提供する健康情報発信基地

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by chiropratica | 2013-09-28 12:30 | 脳の健康

NO.397 脳の健康 その6 「脳の老化を防ぐ」

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最近、忙しくしておりまして、なかなかblogを更新出来ていません。
そうこうしているうちに9月になってしまいました。
でもいつもThink Healthのことは頭にありますので、今後も更新がゆっくりの時もありますが、しっかりと情報発信していきたいと思っています。

いつもThink Healthを読んで頂き、ありがとうございます^^。


さて、前回まで認知症の大きな原因の1つアルツハイマーは、アミロイドβという変性した蛋白が原因になっているとお話してきました。脳の老化は、アミロイドβ以外にも水銀や鉛などの重金属、過剰なアルミニウム、アンモニアなどが関わっていることもあります。
またもちろん精神的なストレスももちろん影響しますね。

今日はこういった他の要素も含めて少し詳しく見ていきましょう!



脳の細胞は、油から構成されています。
また脳の細胞の細胞膜の外側も油です。
脳の健康を保つには油がとても重要ということがわかりますね^^。
前回もお話しましたが、脳にはコレステロールは重要で、ただその量や質が問題になるのです。みなさんもご存知のようにコレステロールには、HDLとLDLという2つの種類があります。
一般的にLDLが悪いコレステロールと思われていますが、LDLももちろん重要ではあります。
要は、HDLが少なく、LDLが多すぎる状態が問題となるのです。このバランスとHDL、LDL両方の機能がしっかり働くことが、油で出来ている脳にもとても大切なことなんです。

そこで考えていくべきなのが、肝臓の健康度です^^。
体内のコレステロールの約80パーセントが肝臓で合成されるので、脳の健康にも肝臓はとても関わっています。
肝臓が疲労している状態だと、疲労感や無気力感が常にあったり、口臭が気になったり、舌の表面が白くなったり、金属の味がしたりと様々な不調が出てきますが、肝臓に負担をかける要素としては、やはり身体に有害な物質を取り入れるということです。それは、自分にとってアレルギーを持っている食材であったり、重金属などの身体に毒となるものです。
こういったものが入ってくると、肝臓はメタルチオネインというタンパク質を作って、これらを排出します。このメタルチオネインはメチオニンやシステイン、亜鉛や銅から合成されますが、肝臓が疲労していたり、これらの物質が不足していると、体内の解毒作用が働かず、こういった有害物質を排出出来なくなってしまうのです。
こうなると、身体は疲れやすくなったり、肝臓疲労特有の症状が出たり、脳に有害物質が蓄積してしまうことになりますね。

もちろん精神的なストレスを排出するのも肝臓の働きが関わっているので、肝臓が疲労していると、ストレスにも弱い身体になってしまいます。



肝臓の作り出す油が脳の細胞を作ると考えれば、肝臓が弱ることイコール脳の機能が衰えるということにつながることがわかります。
肝臓は、体内の解毒のために1日必要とするエネルギーの15%も使っているので、肝臓にいかに負担をかけないかが重要となってきますね^^。



ここで、脳の老化にもつながり、肝臓に負担をかける一つの要素である「重金属」について話していきます。
重金属とは、人間の身体にとって不要なだけでなく毒となるとされている金属で、銀、鉛、ヒ素、ニッケルなどがあります。日本人は特に水銀が溜まりやすいと言われています。
水銀は、知っている方も多いと思いますが、大型魚に多く蓄積しています。水銀は良い油に吸着し、脳や肝臓に溜まりやすく、脳を守る脳間膜を通過し、脳の内部を侵略していくので、特に注意が必要です。もちろん解毒作用を担う肝臓にも大きな負担がかかります。
お魚を食べる場合は、キャベツやニラ、タマネギ、ニンニクなどの匂いのある食材を一緒に摂ってあげると、これらの食材に含まれる硫黄の成分が、水銀や鉛といった重金属を選択的に捉えて排出してくれるので、そういった工夫をして重金属を溜め込まないこともとても重要ですね^^。

ちなみにこれらの硫黄成分に不耐症の方も中にはいらっしゃるので、そういう方は注意してください。リンゴに多く含まれるペクチンという食物繊維も、身体の有害物質を排出してくれる作用があるので良いですよ^^。



さて、最後にアンモニアの害についてもお話しておきますね。
体内でタンパク質を分解した時に生じるアンモニアは、本来はグルタミン酸と結合してグルタミンに変化していきますが、そのために必要な栄養素であるビタミンCやマグネシウム、必須脂肪酸が不足するとアンモニアがグルタミンに変化しないために、脳内に蓄積してしまうことがあります。
こういったことから、集中力低下や、パニック症状を起こしたりすることもあるので、ビタミンやミネラルなどの栄養素は本当に重要ということがわかります。

こういったことの予防には、特にマグネシウムをしっかり摂っていきましょう。
マグネシウムは、豆類やアーモンド、海草類に多く含まれますが、以前のblogでも紹介した「にがり」はまさに塩化マグネシウムなので、こういったものを日々の生活に取り入れることが一般的な健康維持にはもちろん、脳の老化を防ぐことにもつながりそうですね^^。



いかがでしたか?
自分の身体に有害な物質や合わないものを取り入れてしまうことが、脳のための油を合成している肝臓に負担をかけ、肝臓がうまく機能しないと、脳の材料である良い油が作り出せないことはもちろん、有害な物質が脳に蓄積し、集中力、記憶力低下や精神症状、さらには脳の衰えにつながることがあるのです。

長くなりましたが、今日はこんなところで。




小菅一憲

CHIROPRATICA|健康の素晴らしさを伝える治療院


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by chiropratica | 2013-09-01 16:50 | 脳の健康


カイロプラクティック理学士/サプリメント指導士のカラダと食を考える日記


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