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NO.394 脳の健康 その2 「脳の情報伝達の鍵 レシチン」

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こんにちは。
暑い日が続きますね。そしてたまに来る豪雨。
昨日も突然の雷雨にはビックリしました。

さて、前回に引き続き、脳についてのお話です。
前回は、脳の神経細胞は年齢とともに減っていきますが、細胞が少なくなっても細胞間を結んでいる軸索のネットワークが密になっていけば問題にはならないというお話をしました。またこの軸索の先端部分にシナプスがあり、これが他の細胞との情報伝達に役立っています。
脳の働きは、トレーニング、栄養の摂り方次第で良くなります。年齢に関係なく頭を使うことで新しいシナプスの芽を出させ、良く思い出そうとすることで軸索が伸びて他の細胞とつながり、正確な情報を伝達して記憶させることが出来ます。

これには、文字を見たり、数字を見たり、いろんなことに興味を持って考えたりすることで脳を鍛えてあげることがとても重要で、これこそが脳の老化予防につながるのですね^^。
買い物をしていて、レジで精算してもらう前におつりがいくらくらいが頭で先に計算しておくというのも、毎日出来ることとしてはオススメですよ^^。
みなさんで脳の老化予防のために、神経細胞の軸索を伸ばす努力をしていきましょう!




さて、このような頭を鍛えること以外に、脳に必要な栄養素を与えることでさらに良い結果が出てくることもよく言われています。
今日はそんなお話をしていきましょう。


脳の神経細胞は生まれてから、数は決まっていて、増えることはありません。神経細胞の分裂は妊娠7ヶ月までに終わり、妊娠後期からは、グリア細胞と呼ばれる神経細胞のサポート役(栄養を運ぶ)が増えてきます。
ただ、このグリア細胞も6歳までに成人の数に達すると言われています。
ということは、まずは妊娠中から6歳までの間がその子の脳の成長に大きく影響するということでもありますね。
前に妊娠&出産のところでもお話しましたが、何よりまず良質のタンパク質がとても重要です。この時期のタンパク質の摂取が十分であれば、脳細胞の数に大きな違いが出てくるとも言われています。



さて、今日はその他にもう1つ「レシチン」という物質についてお話しておきましょう。
レシチンというのは脂質の一種でもありますが、自然界の全ての動植物の細胞に存在する生体膜の主要な構成成分です。
母親のお腹の中では羊水の中でこのレシチンに子供が浸かっていると言われますね。
このレシチンが情報伝達のために非常に重要な役割をしているのですが、その前に神経細胞(ニューロン)の情報伝達についてお話しておきましょう。

ニューロンは、シナプスによって互いに手をつなぎ合っており、その間を電気が通って情報伝達を行っています。ニューロンとシナプスの接合部分にはわずかに隙間があるのですが、情報が入ると、ここで微量の化学物質が放出され、隣のニューロンにその物質がくっつくことで情報が伝達されます。
これがスムーズに行われることが、情報伝達の速さ、いわゆる頭の回転の良さにつながるわけですが、これも年齢とともに衰えてきます。
それは年齢とともにシナプス間に放出される化学物質「アセチルコリン」の出方が悪くなってしまうからなのですが、実は「レシチン」がこのアセチルコリンの元になるコリンの前駆物質なのです。

レシチンは、体内に入ると酵素の分解を受けて、コリンという物質に変わります。ということは、レシチンが多くなれば、神経細胞のシナプス間に放出される化学物質が豊富になり、伝達が盛んになると言えます。
脳の神経細胞における情報伝達には何より重要な栄養となっていたのです。



みなさんもレシチン、覚えておいてくださいね^^。




小菅一憲

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by chiropratica | 2013-07-28 14:43 | 脳の健康

NO.393 脳の健康 その1 「脳と記憶のメカニズム」

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みなさん、こんにちは^^。
少し更新が滞っておりましたが、今日から元気に新しいテーマに行きたいと思います。
「脳の健康」についてです!

みなさんご存知の通り、脳は全身の司令塔の役割をしていますが、脳を若く保つことは全身が若くなることにつながることをご存知でしょうか?
年齢が上がってくると物忘れが多くなったり、集中力や記憶力の低下が気になったりする方もいるのではないでしょうか。
脳はいつまでも若い方が、老後も幸せです^^。

このテーマでは、脳の仕組みや栄養について、また脳に関わる病気なども取り上げていくつもりです。
楽しみにしていてくださいね。



さて、人間の脳は、実は豆腐のようにやわらかい組織で、重さは1400gと言われています。
脳は物に例えるとコンピューターと言われることもありますが、それもそう、神経細胞が140億個(若い時)もあるのです。脳はこの神経細胞140億個とグリア細胞1,400億個から出来ていますが、そのうちこの神経細胞は、母親のお腹の中にいる時に作られ、その後は入れ替わったりせず、赤ちゃんの時に母親からもらって生まれてきたものがずっと生きていることになります(最近一部入れ替わるという説も出てきました)。逆に神経細胞に栄養を送るグリア細胞は、入れ替わります。
20歳ぐらいまでは、この神経細胞は減らないと言われていますが、その後1日に10万個は古くなった細胞が捨てられ、少なくなっていきます。
大体30年で(10万×30日×12ヶ月×30年)10億8千万個減ることになります。
とてつもない数ですよね。
ただ、最初が140億個ですから、50歳くらいの時には大体129億個になっているわけです。まだまだ頑張れそうですね^^。

脳は、驚く程精密で複雑な仕組みを持っています。
ものを考えたり、喜怒哀楽などの複雑な感情を持ったり、その他、記憶、欲望、希望など様々な働きをしています。
脳を構成するのは、先程お話した神経細胞140億個に神経細胞に栄養を運ぶグリア細胞を加えると1千数百億個もの神経細胞(ニューロン)があります。またそれぞれが、ビックリするほど細かく複雑な回路で結ばれているのですね^^。

またこれらの神経細胞は膨大な数なので、身体のどの器官よりも多くの酸素や栄養素を必要としており、それらは血液を介して運ばれていきます。心臓から送り出される全血液の20%もの量が脳に流れ込んでいるというから驚きですよね。




生活の中で、私達の身体に飛び込んでくるような情報は本当にたくさんあります。それこそ膨大な量です。これを脳では瞬時に判断し、処理しているわけです。色や音、香りや物や人の形、名前、数字などなど私達の身の回りにある情報は、様々です。これらの情報を伝えているのは全て神経細胞が行っています。
最初にご説明しましたが、神経細胞は胎児のうちに出来てしまうと、その後は増えることなく、20歳を越えると1日10万個ずつ減少していきます。
しかし、赤ちゃんの時400gだった脳は、大人になると1,300g〜1,400gにまで大きくもなっています。これは実は、細胞は増えていなくても、神経細胞の間の配線が増えているからなのです。

これこそが記憶力につながる重要なポイントです。
みなさんもしっかり覚えておいてくださいね^^。


神経細胞は、このようにヒゲのような繊維(軸索)を伸ばしてつながっています。この配線のことをシナプスと言いますが、このシナプスは人間の記憶の鍵と呼ばれるぐらいの物質です。例え、細胞が減ったとしてもこのヒゲが伸びてシナプスによって新た細胞同士がつながるので問題は起こらないのです。問題が起こるのは、この連絡網がつながらなくなることです。
この軸索(回路)は私達が頭を使うことでつながりを増していくのです。
私達が学習したり、記憶したりする度に神経細胞から新しいシナプスが芽を出して別の神経細胞へと伸びていきます。こうして神経の新しい回路が出来ることによって記憶を貯蓄しているわけです。回路が増えて記憶量が増えれば、相乗効果でシナプスも増加し、回路の網も膨大な量になってきます。
しかし、こういった回路も使わずにほっぽらかしにしておくと、回路が切れ始め、物事を思い出すにも時間がかかったり、人の名前が喉まででかかっているのに思い出せないなどのことが出てくるのです。
またあまり回路を使っていないと、新しいことを覚えるのに時間がかかってしまうこともありますよね。年齢が上がってからの勉強や暗記などに時間がかかるのはこういったわけです。

たしかに1日10万個の神経細胞が死滅しているのだから当然と言えば当然ですが、こういった脳細胞の老化を防ぐ1つは、やはり脳を使うことです。


買い物の時におつりを自分で計算したり、人の名前や物の名前を思い出すのを途中で諦めず、頑張って思い出したり、そういった頭の中で思い巡らすことが神経の回路を使うことにつながり、新しいシナプスを伸ばすことにもつながるのです。
毎日の習慣で脳の老化は防げます。

是非今日から、数字の計算やパズルゲームなどを1つでもやってみてください。
そして何か思い出せない時は、最終的に思い出せなくても良いので、思い出す努力はしてみてください。思い出す努力をしたか、諦めたかで違うのです。思い出す努力をすることは神経細胞のネットマークをつなげることになります。これこそが老化を防ぐポイントです。



私の曾祖母は、90歳まで生きましたが、最後まで頭はハッキリしていました。
これは1つに大好きな麻雀を日々やっていたからではないかなと思います。
その頃は毎年毎年、正月に曾祖母と家族麻雀をやるのが楽しみでした。
今でも、麻雀をやりながらの曾祖母の口癖を思い出します^^。

また私の義理の父は、毎日クロスワードをやっていますね。
こういったものも脳を使うにはとても良いかもしれません。

次回からはさらに脳の深いところまで見ていきましょう!



小菅一憲

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by chiropratica | 2013-07-22 20:09 | 脳の健康

まじめ日記 うれしいご報告3【高コレステロール】/chiropratica 小菅一憲

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大分前になりますが、「うれしいご報告」としてみなさんにもシェアしたいケースがあります。
この方は腰痛や胃腸の問題で来院されていて、それについてはクリアになったのですが、それ以外にも健康診断でずっとコレステロールの値が高く(総コレステロールや悪玉コレステロール)それを気にされていました。
特に薬を飲むのがあまり好きではない方なので、頭を悩ましていた問題の1つだったようです。


コレステロールというと、みなさんも健康診断では必ず気になる数値ですよね。最近の女性などでは、逆に少なすぎて問題になるケースも多いですが、もちろん多すぎても血管性の病気(動脈硬化、高脂血症)のリスクが上がるので、注意はしておかなければならない問題でしょう。

基本的にコレステロールは、その80%が肝臓で合成され、20%くらいが食事から取り入れるものとされているので、昔の情報や食事制限はあまり意味がないというのが私の見解です。
一番敬遠される卵も実はそこまでコレステロール値に影響を与えません。



それよりも、肝臓に負担をかけないことや、脂肪となってしまう糖質の過剰摂取を控えた方がよほど効果があります。またマグネシウムやビタミンCなどの栄養素も重要になってきますね。

話は戻りますが、もちろんこの方にも食事の指導や食物アレルギーに対するアドバイス、そしてカイロプラクティックの治療を続けてきました。ただ、他の数値は改善するものの、コレステロール値のみなかなか変化がなかったのです。
私の知っている栄養療法の先生とも相談したところ、こういった方は遺伝的な要素が大きな影響になることがあるとのことでした。



通常だったら、お医者さんに薬を出されていてもおかしくないケースですが、あまり薬は使用したくないというご本人の方針もあり、当院の提携しているクリニックで、もう一度正確な検査を行い、それに基づいてサプリメントを摂って頂きました。
そうするとなんと約半年後には、コレステロール値がほぼ正常になったのです!(LDLが170→130へ)

これには私も栄養療法の先生も驚きました。
その方からもすぐに喜びのメールを頂いたので、私としても本当に嬉しく思った覚えがあります。



実際に使ったサプリメントは、「紅麹」というものですね。

少し説明しますね^^。
紅麹は、モナスカスという紅麹菌を蒸し米に植菌して発酵させたものです。中国では内臓機能を高める漢方薬として使われていますが、日本では紅麹に含まれるモナコリンKにコレステロールを減少させる作用が発見されたことから、注目されるようになりました。
先程の話にもあったようにコレステロールは肝臓で合成されるので、この合成を抑制することがポイントになりますが、このモナコリンKは、コレステロールの合成を促すHMG-CoA還元酵素の働きを阻害することで、合成を抑制します。
またこの作用によって肝細胞膜上のLDL受容体が増加するため、血中からLDLコレステロールを取り込むことで低下させる働きもあります。
その他にも血圧を低下させる作用のある、γ-アミノ酪酸(ギャバ)などの有効成分も含んでいる優れものです。


実際、コレステロールを下げる時によく処方される高脂血症治療薬「メバロチン」は、このモナコリンKの機能をもとに開発されたと言いますね。



ちょっと長くなりましたが、この「紅麹」とコレステロール代謝にも重要な「ビタミンC」をこまめに摂ってもらって、食事では水溶性の食物繊維を意識してもらいました。
なんにしても、副作用や身体に負担をかけるお薬を使うことなく、患者さんの健康をアップする手助けが出来たことは何よりも嬉しいことです。

良かった^^。


ちなみに・・・

紅麹を使用する場合は、かならず専門医に指導を受けてください。
また肝臓や腎臓、妊娠中の方は必ず医師に相談をしてくださいね。



小菅一憲

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by chiropratica | 2013-07-14 20:02 | まじめ日記

まじめ日記 うれしいご報告2【過食症】/chiropratica 小菅一憲

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少し前になりますが、ある患者さんからうれしい報告がありました。
この方は、産後から過食症があり、低血糖症状もあるということで相談のメールを頂いて、住んでいらっしゃるところが遠いということもあり、一度のカイロ治療とサプリメントによるサポート、またメールでのやり取りはそれこそ毎日のようにさせて頂きました。


初めは、すごく改善が見られて喜ばれていたのですが、途中また過食がスタートしてしまったり、気持ちの浮き沈みもたくさんありました。もう変えられないかもしれないという思いと、なんでちゃんと出来ないのだろうと言う思いで自己嫌悪に陥る時も多かったと思います。
その都度、私からはストレスや考え方のお話、そしてその状況合わせて食事もストレスのないよう変更加えながら、やっていきました。途中厳しいお話をしたこともあります。
とても真面目な方で、本当にじっくり取り組んで頂いたこと、そして私を信じてやってくださったこと、ありがたく思います。


初めに問い合わせ頂いてから、半年くらいたったでしょうか。
しばらくメールがなかったのですが、突然「先生過食がなくなりました!」というメールが。
本当に嬉しかったです。
身体を治したい、なんとか改善したいと、途中なんどもくじけそうになりながらも根気良く続けて頂いたからだと思います。
また今回のケースでは、私の治療やアドバイス以上にサプリメントも大きな改善の手助けになったと感じています。


本当に良かった^^。



小菅一憲

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by chiropratica | 2013-07-07 21:19 | まじめ日記


カイロプラクティック理学士/サプリメント指導士のカラダと食を考える日記


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