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NO.228 出産前後のカイロプラクティックケア Case Study 1 「洋服が入らない」

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今日からいくつか、産後の骨盤ケアで来たママさんの紹介をしていきましょう^^。


さて今日紹介する方は、40代の女性で2回目の出産後でした。
産後、 骨盤がカクカクしたりする感じがあり、洋服が入らなくなったので、骨盤が開いているのではないかと気にしていたのです。
こういう方はよくいらっしゃいます。

確かに、赤ちゃんを生む時に骨盤は開きます。その後はまた骨盤は元通りに戻るのですが、その過程がうまく行かなかったり、捻れてしまったりする方がいます。
また妊娠中は、お腹を突き出す姿勢をとっているので、腹筋が弱くなることや運動不足、産後の股関節の動きの悪さなどから骨盤周りの代謝が落ちることはおおいに考えられることです。


こういった意味で産後の骨盤ケアは重要なものと言えます。
骨盤を安定させることで、骨盤まわりの代謝もあがっていきます。
また産後に腰痛や骨盤の違和感がなければ、股関節周りのストレッチや腹筋を念入りに行いましょう。


この方の骨盤まわりをチェックしてみると、右側の骨盤関節がゆるく不安定な状態になっており、右足の筋肉が全体的に筋力低下を起こしていました。またそれに伴って、股関節の動きが悪くなっていたのです。

不安定な関節とは、脱臼まではいかないのですが、固定感のない状態で、大抵の場合で周りの筋肉に負担がかかり、筋の張りが強い状態が多くみられます。
ただ筋肉を緩め過ぎても関節が支えられなくなってしまうので、治療時は注意しながら、筋繊維の硬い部分を取り除いていきます。
また私は、関節を固定している靱帯や結合組織に対して安定感を強めるようなアプローチをします。

場合によっては骨盤ベルトを使用した方が良いケースもありますが、この方の場合は、それほど不安定な状態がひどくないのでベルトは締めずに様子を見ることにしました。普段の生活ではなるべく中腰や長時間の座位など腰に負担をかける状態をなるべく避けてあげることが重要ですね^^。




産後では、出産に際して分泌されるホルモンの影響で、骨盤の関節が不安定な状態がよく見られます。実はこれが妊娠中の腰痛や産後の違和感につながるので、産後はしっかりとケアしてあげることが必要です。
通常、病院でもベルトをするよう勧められると思いますが、ベルトをすることで、ある程度骨盤が安定するので産後はしばらくつけておいた方が良いでしょう。ただ、注意しなければならないのは、ベルトはいつまでもするものではないということ。関節が安定してきたらベルトをはずして通常の生活に戻らないと、筋肉や関節の機能が低下してしまうことにつながります。
いつベルトをはずすかなどの判断は自分ではなかなか難しいものなので、できれば信頼できるカイロプラクティックの専門家に一度話してみることをお勧めします。



今日覚えておきたいのは、産後は骨盤ケアが必須であるということ。
産後に骨盤のバランスが崩れたままだと、ある程度時間が空いた後に腰痛を引き起こす場合があります。
また前から腰痛持ちの女性は、特に注意が必要です^^。



小菅一憲

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by chiropratica | 2011-06-30 10:06 | 妊娠&出産

NO.227 妊娠&出産 「妊娠中と産後のカイロプラクティックケア」

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最近、出産の前後にカイロプラクティックケアを受ける人が多くなってきました。
産婦人科や助産婦さんにカイロが紹介されるケースも増えてきたと思います。
またお母さん同士でも段々、出産前後の骨盤ケアは常識になりつつあるよう。
これは私にとっても喜ばしいことです。
なにより出産は女性にとって人生で、一番の大仕事と言っても良いでしょう。
カラダにかかる負担も大きいものです。

さて、今日は出産前後の骨盤の状態についてお話しますね^^。



女性は赤ちゃんを出産するにあたって、産道を確保する為に、骨盤周りを緩めて広げる仕組みが働きます。
女性特有のリラキシンというホルモンが分泌され、関節を繋ぎ止めている靭帯や結合組織を緩めるのです。これによりとくに骨盤の関節部分(恥骨結合や仙腸関節)が緩んで赤ちゃんが出てきやすくなります。
これは赤ちゃんを産むための身体の正常な反応ですが、このことによって、一時的に骨盤の関節は不安定な状態(ゆるい状態)になります。
これが妊娠中の腰痛の原因になったり、産後に骨盤がまたもとに戻る際、バランスを崩してしまう原因になったりしています。

出産前後にリラキシンは分泌されますが、産後6ケ月以降になるとこのリラキシンの分泌量が低下し、骨盤は段々と安定していきます。大抵の場合、産後 3ヶ月~6ヶ月の間に、開いた骨盤は通常であれば閉じていき、妊娠前の状態に戻るのですが、骨盤の開閉がスムーズに行かない人の場合は、骨盤が閉じきらず、骨盤が開いたままの状態となってしまうことがあります。また骨盤周りの筋肉の低下が原因で元の状態に戻る事が出来なくなり、そのまま骨盤が開いた状態が続いてしまう事も多くあります。

産後の骨盤のバランスの悪さが、腰痛や尿失禁等や、骨盤周りに代謝の低下による脂肪の付きやすい状態を引き起こしてしまうこともあります。

このように、出産後に悩みをかかえている人は大勢います。育児を中心とし生活環境が変わることや、産後で体調が整っていない上に、育児を上手にこなさなければならない精神的ストレスもかかります。こういうときは、なおさら身体の調子を崩しやすくなります。しっかりと専門院で骨盤のケアを受け、体調を整えましょう!



産後の骨盤は大きく開きます。産後はおなかが大きくなり腹筋が伸ばされる事により、腹筋の力が大きく弱化したり、骨盤周りの大切な筋肉が弱化することも多いので、そのバランスを整えることも必要でしょう。
カイロプラクティックでは、正常に筋肉が発揮できるように促す事により、骨盤が正常な位置へ戻る力の手助けを致します。

また産後に、恥骨の捻れがある方を多くみかけます。これによって足を開きずらくなったり、足を内側に向けたりするのが痛かったり、お尻の辺りが痛くなったりします。こういった症状はカイロプラクティックの得意とするところです。しっかりと骨盤の捻れを取り除いて、骨盤周りの違和感をなくしていきます。

まだ関節が不安定な状態にある場合もあるので、ベルトをしてもらうこともあります。安定するまではしっかりと固定してあげることで筋肉の負担が減ります。個人差ありますが、安定するには3週間~4週間かかると言われているので、少し長いですが我慢ですね^^。



出産前後にカイロプラクティックケアを受けることで、骨盤のバランスを保ち、スムーズな出産、そして産後の腰痛やその他の不調の予防にもなると思います。
是非みなさんにも、出産にはカイロプラクティック!常識になるといいなぁと思います。
骨盤を整えることの恩恵はたくさんありますから^^。



小菅一憲

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by chiropratica | 2011-06-29 08:23 | 妊娠&出産

NO.226 妊娠&出産 「ビタミンベイビー2」

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さて、昨日に引き続き、もう一人栄養たっぷりのお子さんを紹介しましょう。



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今年10歳になる山田美里ちゃんも、お母さんの胎内にいるときから栄養をたっぷり摂って生まれてきた女の子です。
しかし当時、美里ちゃんのお母さんは、けっして健康とはいえない状態でした。倒れた母親の看病疲れで痩せて、165cmで48kgしかなく、いつも体調はすぐれず、顔にもひどいニキビが吹き出していました。


まず「自分の健康づくりから」と、サプリメントで補助しながら栄養対策を始めたら、なんとその半年後に妊娠。これからは2人分の健康対策だと気持ちも新たに、専門家から栄養摂取のアドバイスを受けて、日々の食卓とサプリメントを整えました。プロテイン、ヘム鉄、ビタミンB、C、E、カルシウム、マグネシウムをサプリメントで。もちろん食事でも、レバーやわかさぎなどを食べて、バランスのよい栄養摂取を心掛けました。


そして、出産。すこぶる楽なお産だったようです。生まれてきた赤ん坊が真っ白な肌だったことが、印象的だったそう。
乳児期はおっぱいをよく飲み、よく寝る、いつもご機嫌でよく笑い、ぐずったこともなく、夜泣きは一度も経験しなかったと言います。

育児については、よく散歩に出かけ、いろんなものに触らせて、話しかけをしてあげることを大切にした、と。もちろん栄養への配慮も欠かさず、1歳までの離乳食には、ヘム鉄とビタミンB、Cを混ぜて与えていたと言います。小学校に入ってからは、それに加えてビタミンAとE、カルシウム、プロテイン、EPAなどを摂るようになりました。


とにかく何にでも興味を示し、吸収力があり、反応が早く、生後10ヶ月で単語を話し始め、4歳になるころには、宮崎駿監督が脚本の「耳をすませば」の原作を自分で読んでから映画を見に行ったと言います。
4歳のある日、幼児教室でIQを計ってみたら、美里ちゃんはたぶん170はあると言われました。150までしか計測できないので、推定で170だろうとのこと。通常は80くらいだと聞いて、親はびっくり。


小学校の今も、親は一度も「勉強しなさい」と言ったことがなく、ひとりで楽しんで勉強しているそうです。ピアノもバイオリンも、自分から習いたいと言い出し、一度も弱音を吐いたことがないと言います。

からだばかりか、精神も丈夫な美里ちゃん。こまやかな愛情とともに、胎児のころから十分な栄養摂取を怠らなかったお母さんの理解と実践が、このすばらしい成果を生みだしたような気がします。

「お母さんと赤ちゃんのためのベストサプリメント」引用
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



昨日、今日と栄養をしっかりとって妊娠、出産を迎えたお母さんと子供の話を紹介しましたが、いかがでしたか?
健康な母親から、健康な子供が生まれる、このあたりまえのことを是非みなさんも知っておいてくださいね^^。

次回は、「妊婦さんや産後のカイロプラクティックケアについて」です!



小菅一憲

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by chiropratica | 2011-06-28 10:24 | 妊娠&出産

NO.225 妊娠と出産 「ビタミンベイビー1」

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大分暑くなってきましたね。
そして日本独特のジメジメっとした気候になってきました。
こうなると、やはり冷房に頼ってしまいますね。

私の家では、窓を開けると風通しがいいので、冷房は使っていないのですが、職場ではさすがに冷房がないとちょっとキツイ。
患者さんにとって、ちょうど良い室温にするのが難しい季節でもあります。


さてベビー編に移る前に、栄養に気をつけると、どんな子供が生まれるのか。今週は「お母さんと赤ちゃんのためのベストサプリメント」で記載されていた、お母さんと子供の話を紹介していきましょう。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

戸井田さんは、3人のお子さんのお母さん。
ある日、健康カルチャー講座で「妊娠中の栄養補給で、頭のよい子、丈夫な子が生まれる」という話を聞いて、「ああ、残念!もう少し早く、その話を聞いていればよかったのに」と悔しがっていた矢先のこと、なんと偶然にも3人目を授かったことがわかったのです。

「これはもうあの講座で聞いたとおりに、ぜんぶ実践してみよう」と、サプリメントで栄養管理することに何の迷いもなかったと言います。
当時、彼女は2人の子どもを出産したことで、ホルモンのバランスを崩してしまい、すっかり太っていました。妊娠のたびに20kgは太り、2度とも妊娠中毒症になってもいました。ですから医者からは「3人目は産んではいけない」と止められていたのです。

でも、せっかく授かった命。ましてや、こんなに夢のある話を聞いた以上、もう産むという選択肢のほかは考えられなかったのです。


「とにかく太らないように」という担当医からの厳重な注意を受け、ダイエットに配慮したサプリメントを摂りはじめました。
そのメニューはプロテインを中心に、ビタミンE、C、B、カルシウムとマグネシウム、ヘム鉄。

妊娠中は食事制限をいっさいせず、それなのに、増えたのは子どもの体重分だけ!これがサプリメントの効果なのかと、自分でも驚いたと言います。
もちろん担当医も、驚きは同じ。あとでサプリメントの話をしたら、大いに納得し、奨励してくれたようですが。


そして迎えた出産。それは、上の2人を産んだときとはまるで違った体験だったと言います。とにかく安産。「まだまだ」と、担当医や助産婦さんが席をはずしている間に、つるりと産まれてしまったのです。
それが次男の翔君でした。


「なんて育てやすい子どもなんでしょう!?」という驚きと感動を産まれてから何度味わったことか・・・2人の子どもを育ててきただけに、その違いは確かな実感だと言います。

まず、病気知らず。上の2人は年中病院通いをしていたのに、です。
そして理解力。おすわりを始めた生後6ヶ月ごろに、彼女が話して聞かせることがわかるようになったのです。たとえば静かにしてほしいとき、「静かにね」と言うと、自分でも指を口に当てて「シーッ」と言って、本当に静かにしている。言葉も早く、1歳のころには赤ちゃん言葉ではなく、ぺらぺらと喋って、周囲の大人たちをびっくり仰天させていました。


周りがあまりに褒めるので、長男に「なんで僕がおなかにいるときに、ビタミン飲んでくれなかったの!」と、泣いて抗議されたこともあったとか。

今は中学校に通う翔君ですが、小学校時代を通じて学校の成績はよく、テストはほとんど満点。いえ、このことが驚きなのではなく、両親が一度も「勉強しなさい」と言ったことがないのに、自分からすすんで机に向かう。勉強することが楽しいという。これが驚きです。

とにかくなんでも自分で考え、自発的に取り組む。かといってガリ勉ではない。今はバスケットの部活にも熱中している。いたずらもよくする。けれど、物事をわきまえているので、安心して見ていられる、と話す戸井田さんの表情は、じつに幸せそうです。


そして戸井田家の食卓は、いつも健康についての話題が絶えないと言います。子どもたち自身もみな、ごく自然に栄養に関心を持ち、それぞれにサプリメントを摂っています。おかげで家族全員とても元気、だとのこと。
「やはり、子どもに健康なからだを与えてやることが、親としてのいちばんの贈り物じゃないでしょうか」と、ご自身の体験をふまえて最後にそう話してくれました。

「お母さんと赤ちゃんのためのベストサプリメント」引用
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



どうでしょう?
こういう話を聞くと、みなさんも栄養にとても興味が出てくるでしょう?
栄養を知るとあなたの人生も、そしてあなたの子供も変わります。

明日も続きをお話しますね^^。



小菅一憲

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by chiropratica | 2011-06-27 09:01 | 妊娠&出産

NO.224 妊娠&出産 番外編 「男性の妊娠力」

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今日は男性の妊娠力について。
まさに今朝、情報番組スッキリで「不眠治療に取り組む芸能人」というのをやっていましたね。
そこでは「女性だけが不妊治療に取り組むわけでも男性だけが不妊治療に取り組むわけでもない、二人で力を合わせて取り組んでいくもの」と言っていました。
まさに!

最近、不妊治療を受ける女性が増えていますが、実は男性側にも問題があるケースもあります。
また不妊治療にカップルで通っているという方もいるのではないでしょうか。


妊娠を考えると、男性にとってまず大切になるのが「亜鉛」です。
「亜鉛」は別名セックスミネラルとも言われるので、ご存知の方もいるのでは?
精子の形成や前立腺の働き、精子の運動と活性化にも関わっています。
まさに男性の妊娠力の源ですね^^。
亜鉛をしっかり摂っていると、精子の数が増える、精子の運動量がアップするなどの効果も期待できます。
実際に栄養療法改善したケースでは、亜鉛などの必要な栄養素をとってもらった後に再検査をすると、「別の人の精子ではないか」と驚くくらいの結果が出たという話もあります。



現代社会に生きる男性には亜鉛欠乏の人が多いと言えます。
亜鉛はストレスがかかると消費されるミネラルでもあるので、仕事や飲み会などで毎晩遅く、ストレスフルな生活をしている方は、要注意。
また亜鉛には、血糖値を下げるインスリンの分泌を調節する働きがあります。
血糖値が高くなる食事をしてばかりいると、亜鉛の消費も激しくなり、亜鉛が減少してしまいます。


男性の方々。
ファーストフードや立ち食いのソバ・うどんで食事を済ませていませんか?
週に何度もお酒を飲んで、帰りにラーメンを食べる・・・
朝はコンビニの菓子パンとおにぎりに缶コーヒーなど・・・
残業で、食事の間隔が空くことが多く、夜ご飯はいつも遅かったり・・・

などなど。
どれも血糖値をあげるパターンで、亜鉛が欠乏してしまうことは間違いありません。


昼食には、なるべく丼ものや麺類のみの炭水化物オンリーではなく、定食ものにしたり、食事の間隔が空きすぎないよう途中にナッツなどの間食をする、また野菜などの食物繊維を食べてから、炭水化物を摂るなど、なるべく血糖値が安定する食生活を考えていきましょう。


そして、血糖値の安定は、男性の妊娠力をあげるだけでなく、男性自身の健康のためにも重要なことです。
亜鉛が欠乏し、ストレスフルな生活をしていると、毎日の活力がなくなり、いつも眠くだるかったり、意欲の低下、また性欲の低下にもつながります。

疲れやすい
髪の毛が抜けやすい
鼻炎がある
風邪をひきやすい
傷がすぐ治らない

思い当たる人は、亜鉛欠乏かもしれません。是非パートナーとして、しっかり健康管理をしていきましょうね^^。


女性の鉄欠乏と男性の亜鉛欠乏は、不妊カップルの典型例とも言えるべきものです。
これからは男性のセックスミネラル「亜鉛」に注目です!



小菅一憲

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by chiropratica | 2011-06-24 08:14 | 妊娠&出産

NO.223 妊娠と出産(ママ編) その17 「良いおっぱい」

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長く続いてきた「ママ編」ですが、今日で一応完結です。
次は「ベビー編」がありますが・・・ながい!笑。
すみませんがお付き合いくださいませ。

今日もムシムシしますね~。
暑さに負けずがんばっていきましょう。


さて、出産後、初めて赤ちゃんに与える母乳を初乳といいます。少し黄色っぽくて粘りがあり、成分は脂肪分、ミネラル、感染抑制作用のある「免疫グロブリンA」や「ラクトフェリン」等を含むたんぱく質など。
赤ちゃんの免疫には、この初乳が何より大切なのですね(以前のblog参照)。

母乳の成分は日が経つにつれて変化していき、産後2週間くらいすると安定した成乳となります。初乳に比べて色は白くなり、母乳特有の香りと薄い甘味を持つだけでなく、ビフィズス菌の繁殖を助ける「ビフィズス因子」や病原体に対する抗体も多く含んでいます。

母乳は生後5ヵ月から6ヵ月まで続きます。
その間、赤ちゃんにとっては母乳がすべてとなります。
母乳にはもちろんお母さんの食事がすべて反映されます。お母さんが極端な栄養不良になれば、母乳の質・量ともに低下してきます。
栄養豊富なオッパイがあげれるよう、産後はもちろんのこと、妊娠中から母乳に備えた栄養を摂っておきましょう。


いままでも必要な栄養素についてはお話しましたが、復習も兼ねて「良いおっぱい」を作るための栄養素をまとめていきましょう。

生後4~6ヵ月、赤ちゃんは胎児だった10ヵ月に獲得した体重を倍増させます。
4ヵ月で分泌される母乳の総エネルギー量は、妊娠中に必要な総エネルギー量に匹敵すると言われています。
いかにすごい勢いで、新生児が育っていくのかがわかりますね。授乳中、お母さんが必要とする栄養素も妊娠中より多くなります。

「たんぱく質」はお母さんの体力回復と健康維持、質のいい母乳のために1日あたり20gがプラスされます。プロテインパウダーで補給しても良いと思います。
「たんぱく質」は最重要の栄養素です。

ビタミン・ミネラルも全般的に必要量が増えます。なかでも「カルシウム」は妊娠中に引き続いて十分に摂っていきましょう。1日分の母乳には、平均して約210gのカルシウムが含まれていて、それは全て赤ちゃんのカラダに取り込まれます。
もし、お母さんの栄養が十分でないと、お母さんは赤ちゃんのためにまさに自分の骨身を削って赤ちゃんに栄養をあげることになります。
1日あたり1100mgを目標にしていきましょう。

夜泣きや乳児湿疹を防ぐために、「鉄」の補給も忘れずに~。
「鉄」は吸収率の良い「ヘム鉄」と覚えておきましょう!

そして「ビタミンE」。ビタミンEには、ホルモンの分泌を正常化する働きがあります。母乳分泌に必要なホルモン「プロラクチン、オキシトシン」に働きかけ、乳腺の血流をよくして母乳の分泌を盛んにするので、授乳期には欠かせません。
またビタミンEの働きでホルモン分泌が増えることで、母乳のスイッチが入るとも言われています。



さて最後に、よく話題にされるビタミンKについてもお話しておきましょう。

母乳哺育では、新生児期のビタミンK欠乏が問題とされることがあります。
ビタミンKは血液凝固に必要な栄養素。納豆に多く含まれていますね。
大人は腸内細菌の働きで、体内で必要量の一部を合成できますが、生まれたての赤ちゃんはまだ腸内細菌が発達していないので、それができません。

生後1週間前後に、赤ちゃんの便が黒っぽくなったときには、新生児ビタミンK欠乏性出血症の疑いがあります。生後1~2ヵ月には頭蓋骨内出血を起こす場合もあります。
発症率は出生児5000人中1人、母乳哺育児に限ると2200人中1人。発症率こそ低いのですが、重大な脳障害の原因となります。
もちろん予防策として、どの病院でも出生後24~28時間以内と、退院時、生後1ヵ月頃の2~3回ビタミンK2シロップを飲ませています。また粉ミルクにはあらかじめビタミンKが添加されているので、ビタミンKが欠乏する心配はないのですが、妊娠中からビタミンKを含む食事をとっておくことは、お母さんの健康のためにも有効です。
ビタミンKは骨を作るときにも大切な成分ですからね。
納豆を食べましょう!


さて、いかがだったでしょうか?
妊娠&出産「ママ編」。
こんなにも赤ちゃんを育んでいくのに、栄養がたくさん必要だということに驚いたのでは?
今の女性はとくに、乏しい食生活や無理なダイエットでの潜在的な栄養不足の方が本当に多いので、ここで書いたことは是非将来自分の大切な赤ちゃんのために役立ててください。
そして子供がいる方でも自分の身体の健康にも重要なヒントがここにあると思います。

もちろん生まれた赤ちゃんはどの子も可愛いのですが、栄養たっぷりで生まれたビタミンベイビーは、他の子とは違う魅力があると言われます。
かわいいかわいい赤ちゃんのために、将来のママ達がんばるべし!


妊娠&出産のテーマ参考文献:
「お母さんと赤ちゃんのためのベストサプリメント」 NPO日本サプリメント協会
「妊娠体質に変わる食べ方があった」        定真理子

なにかご質問があれば、
こちらから
気軽に聞いてくださいね。



小菅一憲

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by chiropratica | 2011-06-23 13:28 | 妊娠&出産

NO.222 妊娠と出産(ママ編) その16 「妊娠中毒症について」

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今日は、真夏のような暑さですね!
大分気温も上がるようです。
この前まで節電の話をしていましたが、今日はテレビで早くも熱中症の話をしていました。
このくらいの暑さになると、だんだんみなさんの意識もそちらの方へシフトしてくるのですね。
水分補給はしっかりしていきたいものです。

私は、昨日の休みで、海にサーフィンに行ってきましたが、着替えの時に全く寒くないのは本当楽です^^。
これが夏の特権でもありますね。
少し日焼けしてしまいました。



さて、妊娠中毒症のお話についてです。

妊娠中毒症は、妊娠によって起こるさまざまな変化に妊婦のカラダが対応できなくなったときに起こります。
妊娠後期に発症することが多く、胎児の発育障害や妊婦死亡、周産期死亡の発症率を高めます。
妊娠してからの体重増加だけでなく、妊娠する前の肥満度が高い女性ほど、妊娠中毒症の発症率が高くなると言われています。
また、出産後も高血圧、タンパク尿などの後遺症が残ることがあります。

妊娠中毒症の3大症状は、高血圧、タンパク尿、浮腫です。まず高血圧になり、それがもとで次々と辛い症状が起こるので、高血圧予防が妊娠中毒症予防ではなにより大切です。


血圧上昇にかかわっている一番は、塩化ナトリウム(以前のblog参照

気をつけているつもりでも、調味料や加工食品、外食、できあいのお惣菜などから知らず知らずのうちに塩分を摂っている可能性大。高血圧予防には、塩分控えめが良いですね(こちらを参照してください)。
新鮮な素材の味を生かした料理を食べましょう。

また野菜や果物に多く含まれるカリウムには余分なナトリウム(塩分)を排出して、血圧を正常に保つ働きがあります。妊娠中のカリウム摂取量は、1日2000mg。
ただし、心臓が圧迫されている妊娠末期の妊婦や胎児は、カリウム濃度の高い食品を多量に食べると一過性の心機能変調を訴えることがあるので、食べ過ぎには注意。
野菜や果物はもちろんビタミンやミネラルも含まれていて、たくさん摂ってほしい食べ物でもありますが、野菜も食べ過ぎればカリウム過多、果物も食べ過ぎれば糖分過多になります。
このblogでも何度も話していますが、なによりバランスが重要なのです。


またその他、高血圧にはカルシウムも有効。ただしマグネシウムとセットが原則です。
妊娠中毒症の妊婦では、血清カルシウムが低下しているという報告もあります。
カルシウムの濃度を調整するマグネシウムと一緒にバランスよく摂取しましょう(ここを参照)。


ミネラル類はすべて微妙なバランスを保ちながら体内で働いています。
サプリメントから摂るにせよ、食品から摂るにせよ、どれかひとつだけ大量に補給するのではなく、ミネラルバランスを考えて摂るようにするのが、ポイントですね^^。


その他、高血圧予防には、食物繊維も有効です。
余分なコレステロールを排出し、動脈硬化を防ぐこと、また糖分の吸収をゆるやかにして血糖値の上昇を抑え、インスリンの過剰な分泌を抑制してくれるので、妊娠糖尿病の予防にも役立ちます。


今日の高血圧については一度テーマで組んでやっているので、わかりやすいものだったかと思います。


さて明日は、「ママ編」最後の「良いおっぱい」のお話。



小菅一憲

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by chiropratica | 2011-06-22 09:06 | 妊娠&出産

NO.221 妊娠と出産(ママ編) その15 「アルコールとタバコは厳禁」

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さて、今日はいわば妊娠中の常識になっている、みなさんも知っているお話を詳しく話していきましょう。
まずお酒から。

アルコールは、おなかの赤ちゃんのためによくありません。

アルコールやタバコなどを我慢するのはつらいという人もいるでしょう。しかも我慢した方がストレスと言って妊娠してもやめないママさんもいると言います。

しかし、やめるべきだと言われるからにはそれなりの理由があるのです。

お酒に含まれるアルコールは、ほとんどが「エタノール」という物質です。エタノールは胎盤を簡単に通過し、赤ちゃんのカラダに入っていきます。だから妊娠中のお母さんがお酒を飲めば、赤ちゃんはエタノールをはじめ、その代謝物質である「アセトアルデヒド」などの影響も受けてしまうのです。

聞いただけでまずそうな感じですよね。

こうした物質は、カラダがお母さんの20分の1程度しかない赤ちゃんには大きな負担となり、成長が妨げられたり、活動が異常に高まったり、不整脈が起こったり、さらに深刻なことには頭が小さいとか耳の位置が異常に高いなどの頭部の奇形が生じます(胎児アルコール症候群)。海外の研究では、アルコール中毒の妊婦の出産1000例に対して1例の割合で、奇形を持った赤ちゃんが生まれることが明らかになっています。
またアルコールは脳細胞も破壊するので、増殖を続けている胎児の脳の発達にも影響を及ぼします。日本でも、母親の飲酒が原因でIQが75程度の知能障害が出た例があります。


どのくらいの量のアルコールを飲むと胎児に障害が起こるのでしょう。

ビールなら毎日3〜4本、ワインはグラスに数杯、日本酒は3〜4合といわれています。
しかし、それ以下なら大丈夫という保証はありません。
少量の飲酒でも流産の相対危険度が上昇したり、未熟児(低出生体重児)が生まれやすいという報告があります。

ちょっとぐらいならとか、味見程度ならとお酒を飲んでいる人がいますが、お母さんにとってはちょっとでも、身体の小さい赤ちゃんには影響大です。
お腹に赤ちゃんがいることがわかったら、禁酒しましょう。



さて次にタバコ。

妊娠中の喫煙が胎児にダメージを与えることは、多くの研究が明らかにしています。

お母さんの喫煙は胎盤を痩せさせ、子宮に血液を送る動脈を細くしてしまいます。タバコの本数が増えれば増えるほど、流産や未熟児出産の確率も高くなります。
なんと喫煙者は、流産・未熟児出産の確率が、タバコを吸わない人の1.5倍〜2倍ともいわれています。
出産後も、乳児突然死症候群(SIDS)、耳の感染症、風邪、心臓の病気、呼吸器の感染症などを起こす危険があります。
またヘビースモーカーの場合は、タバコとともに燃える紙に含まれる「カドミウム」が体内に吸収され、受胎時に害を及ぼすこともわかってきました。

赤ちゃんが欲しいと考えているカップルは、女性だけでなく男性も禁煙するようにしましょう。
タバコの場合、まわりで吸っている人の煙も影響します。この副流煙には、直接吸い込む煙よりも有害な物質が多く含まれています。部屋の窓を開けて吸ったとしても少しでも煙が体内に入れば、妊婦が影響を受けたりするので、是非男性も一緒に禁煙するように努力していきましょう。

1日に吸うタバコの本数と赤ちゃんの出生体重の関係を調べたデータでは、タバコをまったく吸わないお父さんの子に比べて、1日11本以上吸うお父さんの子のほうが、出生体重が130gも低かったと言います。
これはたとえお母さんがタバコを吸わなくても、身近な人がタバコを吸っていれば、その煙の影響で赤ちゃんの低体重を招くということです。

そして、さらに、タバコを吸い続けてきた人は、ビタミンCが慢性的に欠乏している恐れがあります。
タバコ1本で失われるビタミンCは約25mg。体内には、通常約1.5mgのビタミンCが貯蔵されていますが、喫煙はそれも食いつぶしてしまいます。

ビタミンCの欠乏は、皮膚病や血行障害につながり、免疫も低下してしまうのです。
どちらにしても禁煙は、お母さんと赤ちゃん、家族にとって大切なことです。


赤ちゃんのためを考えて、「アルコールとタバコは厳禁!」と覚えておきましょう^^。



小菅一憲

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by chiropratica | 2011-06-21 22:22 | 妊娠&出産

NO.220 妊娠と出産(ママ編) その14 「低血糖症はダメージが大きい!」

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健康診断などで、「血糖値」という言葉は聞いたことがあるのではないでしょうか?
血糖値は、血液内のブドウ糖の濃度のこと。
血糖値は通常、ホルモンによって一定の範囲に調整され、維持されています。

血糖値が高くなると、膵臓からインスリンというホルモンが分泌され、血糖値を下げるように作用します。逆に血糖値が低くなると、アドレナリン、ノルアドレナリン、コルチゾールといったホルモンが分泌されて血糖値を上げるように働きかけます。

ブドウ糖は、人間が生きていくうえでなくてはならないもの。
生体に必要なエネルギーであり、優先的に利用されるようになっています。
また脳のエネルギーもブドウ糖。血糖値が安定していれば、脳に十分なブドウ糖が供給されているので、精神的にも安定し、やる気や集中力がアップしている状態が続きます。


通常は食事をすると、誰でも血糖値は上がりますが、調節がうまくいっていればゆるやかに上がって、その後ゆるやかに下がり、食後3〜4時間で空腹時と同じ値になって安定しているものです。


しかし、今の世の中には、血糖値の調節がうまくいかない人が増えてきました。
血糖値調節障害の代表的な病気は糖尿病。これはみなさんも知っているでしょう。しかし、その手前の「低血糖症」の方も非常に多くみられるようになりました。
そしてその原因となるのは、現代人がよく食べているものなのです。


血糖値がどのくらいのスピードで上がるかがわかる指標に「GI(グリセミック・インデックス)値」がありますが、甘いものや白米、食パン、麺類などは、糖質が高いのでGI値も高く、これらを食べると血糖値が急激に上がることになります。
すると血糖値を下げるためにインスリンが大量に分泌されるのですが、もし毎日この状態が続くとどうなるでしょう。

甘いものによって、血糖値が急上昇し、大量のインスリンが分泌されるとその大量のインスリンによって今度は血糖値が急激に下がることになります。
この状態が続くと、インスリンの調節がうまくいかなくなり、少しお菓子を食べただけで大量に分泌され、血糖値の乱高下が起こります。また血糖値が低い状態がずっと続いたりするようになるのです。
これが「低血糖症」です。

ということは、チョコレート、ケーキなどの甘いもの、白米や食パンなどといった精製された炭水化物に偏った食事ばかりをしていると、やがては低血糖症になってしまうということなのです。
今では、コンビニに行けば、おにぎりやサンドウィッチ、お菓子など糖質の高い食べ物ばかり。そして外食もご飯やパン、麺類など炭水化物に偏りがちなのではないでしょうか?
たしかにこのような現代の食生活では、低血糖症の人が増えるのは必然的なのかもしれません。

しかしこれが続いて良いわけはありません。
インスリンが過剰に分泌され続けると、最終的には膵臓も疲労しきってしまい、インスリンも出ない状態に・・・。これが糖尿病です。
ここまでいかないように、絶対その前で食い止めてほしいと思います。

低血糖になると、あきらかに身体は栄養不足の症状を起こします。
空腹になるとイライラしたり、食後に眠くなったりするのは、明らかに低血糖の症状。これは脳に送られるはずのブドウ糖が安定しないことによって出てくる症状でもあるのです。




さて、妊娠を望む女性にとって怖いのが、このインスリンが過剰に分泌されている状態が続くと、排卵障害の重大な原因になるということです。また同時に、子宮内膜症の発症や伸展が促されることもわかっています。

そして一番怖いのが、この血糖調整障害というのは、赤ちゃんにも遺伝されるということです。最近では多くの子供が、遺伝的に血糖調整障害を持って生まれてきて、さらに甘いお菓子やケーキ、そしてコンビニのインスタント食品などの乱れた食生活をすることで、様々な身体の不調を起こしています。
それらの症状の多くは、集中力がない、落ち着きがない、いつもだるい、イライラしている、成績も上がらないなどなど。また血糖値が安定しないことは、免疫や炎症をコントロールしている副腎にも負担をかけ、怪我や病気が絶えない、アレルギー、炎症性の疾患などにもつながっていきます。

思い当たるお子さん、いるのではないでしょうか?




糖質の過剰摂取は妊娠を遠ざけます。
またそれは赤ちゃんにも影響してくるのです。

血糖値が正常になり、肥満を予防すれば、さまざまな体の不調や病気は改善され、身体全体の機能を回復させることができます。
妊娠に備えた身体つくり、そして妊娠体質になるため、また健康で状態の良い卵子を作るためにも、糖質を控えることは1つのキーワードでもあります。
女性の方は甘いものを遠ざけるのは並大抵の意思がないとできないと思いますが、是非未来の自分の子供のためにも、糖分の多いお菓子やジュースを控えたり、GI値の低い物を選んで食べるといった工夫をしていきましょう!



小菅一憲

CHIROPRATICA|健康の素晴らしさを伝える治療院


C-Magazine|カイロプラクター小菅一憲が提供する健康情報発信基地

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by chiropratica | 2011-06-17 11:56 | 妊娠&出産

NO.219 妊娠と出産(ママ編) その13 「カロリーオーバーに気をつけよう!糖質の怖さ」

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昨日、最近ずっと見ていた海外ドラマ「glee」のシーズン1を見終わりました!最後のJourneyのメドレーを歌うところに感動。
何度も見直してしまった^^。

しかし、我が妹はもうインターネットを通してシーズン3まで見終わっているらしい・・・。なんと。妹は英語が堪能なので、すべて英語で見ているらしいですが。
先を越された~。笑。

まあ楽しみはのんびり見ていきましょう。


さて、今日はカロリーの話、とくに糖質の摂り方について触れていきましょう。


妊娠中は、母体と赤ちゃんのために「2人分の食事をするのがいい」というのは、栄養状態が貧しかった時代の話。今はむしろ、カロリー過剰の方が問題になっています。

考えてみると、赤ちゃんの体重は妊娠末期で2500~3000g。お母さんの20分の1ほどしかありません。そんなことはおかまいなしに、好きなものを食べたいだけ食べたら、明らかにカロリーオーバーになってしまいます。
そして余分なエネルギーが中性脂肪に変えられて蓄えられるばかり。

とくにその中でも問題となっているのが糖質(炭水化物)の摂り過ぎ。
糖質の摂り過ぎは、血糖値のアンバランスを招き、インスリンが過剰分泌されることによって脂肪蓄積が増加してしまいます。
炭水化物の中の糖質の部分は体内に入ると分解されてブドウ糖になるのですが、 ブドウ糖が吸収されると血糖値が上がり、これにより膵臓からインスリンというホルモンが分泌されることになります。インスリンは別名太るホルモン。このインスリンの作用で、ブドウ糖は脂肪に換えられて、体内に蓄積することになるのです。

どうでしょう?脂肪を増やしてしまうのは糖質「炭水化物」だったわけです。


そもそもホルモンバランスが乱れる妊娠、出産、産後の期間は、思春期や更年期と並んで肥満になりやすい時期。そこに過食と運動不足、ストレスが加われば、体重は増える一方になります。またお母さんが過食に陥りやすいのは、妊娠を機に生活環境が変化して不安になったり、夫や家族との関係、職場での人間関係に問題が起きたりと、さまざまなストレスが加わるからでもあります。
またストレスがかかったときに決まって欲しくなるのは甘いもの。そして甘いものを食べるとさらに欲しくなるという悪循環を招きます。


妊婦さんは妊娠すると体重が増加しないように注意があるかと思います。
妊娠するとたしかに、胎児、胎盤、羊水、乳房、子宮、血液とその他の細胞液、母親の皮下脂肪がそれぞれ増えます。
ある程度の体重増加は、当たり前なのですが、分娩予定日近くの体重増加が7kg~12kgであれば標準、それ以上になると要注意です。
妊娠の経過で見ていくと、20週までに4kg、28週までにさらに4kg、それ以降に4kgの増加が標準的。これ以上の速さで体重が増えたら、それは浮腫か、皮下脂肪の増加と見ていいでしょう。


妊娠中は、通常時と比べて、エネルギー、たんぱく質、脂肪の摂取量はどのくらい増えるのでしょう?
20~29歳の女性で比較した場合、1日あたりプラスされるエネルギー妊娠前期でプラス150カロリー、妊娠後期でプラス350カロリー。
お茶碗一杯分のごはん(100g)は約150カロリーなので、プラスしていい量っていうのは案外少ないものなのです。

いままでの栄養の話で、たんぱく質やビタミン、ミネラルの必要量はぐんと増えるという話をしてきました。
たんぱく質や野菜などをしっかり食べるとなるとおかずの量が増えるということ。もちろんご飯も一緒に多くしていたら、明らかにカロリーオーバーです。

なおかつ甘いものを食べていたらどうなるでしょう。
ショートケーキ2分の1で100g、ドーナツは3分の2で100g、揚げせんべいは6枚、大福もちは1個で100gという量なので、これを食べてしまうとあっという間にオーバーしてしまいます。



もちろん無理なダイエットによる「やせ過ぎ」も問題になります。
ダイエットでカロリー制限しすぎると、身体の大切な構成成分であるたんぱく質も落ちてしまいます。たんぱく質はこのテーマでも話したように、女性ホルモンや子宮にも影響を及ぼす妊娠には最重要な栄養素!

肥満や太る原因が甘いものや炭水化物であることは、前述したとおりなので、要は食べるバランスを変えてあげるということなのです。

妊娠中、また妊娠する前からの食事のポイントは低糖質、高タンパク、ビタミン・ミネラル豊富な食事です。糖質は、脳のエネルギーになるのですが、過剰に摂取すれば中性脂肪に変わって皮下脂肪として蓄えられます。
穀類、イモ類、果物は分量を十分チェックしながら食べる癖をつけましょう。
またお菓子や清涼飲料水は完全NGです。


ちなみに肥満具合を測るBMIでは、妊娠体質になるには、18.5~25の間にするのが目安です。
体重40kg以下、またはBMI17.5未満の女性は、栄養不良が心配されます。低栄養状態のまま妊娠してしまうと、その後の子供の健康にも影響を及ぼします。逆にBMIが30以上の女性では、不妊症になる危険度が2.7倍になるというデータもあります。
これから妊娠を考える人は、やせすぎも太り過ぎもダメということですね。

必要な栄養を十分にとりながら、適正体重をキープするようにしましょう。



さて、今回はカロリーの面から見ていきましたが、次回は、糖質を摂り過ぎると起こる赤ちゃんへの悪影響についてお話していきますね^^。



小菅一憲

CHIROPRATICA|健康の素晴らしさを伝える治療院


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by chiropratica | 2011-06-15 08:10 | 妊娠&出産


カイロプラクティック理学士/サプリメント指導士のカラダと食を考える日記


by chiropratica

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