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まじめ日記 セミナー 「副腎疲労とその改善」/chiropratica 小菅一憲

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先日、私のサプリメント指導士の時の先生でもある臨床栄養士の佐藤先生のセミナーを受けてきました。
今回のテーマは「副腎疲労」について。

まさに今一番聞きたい内容でした。副腎機能低下症については私もカイロプラクティックの中でかなり勉強していましたし、日々の臨床で多くの患者さんが副腎の問題を抱えているのでとても身近な内容でもあります。

そんな「副腎疲労」について、違う先生の意見や見方を聞けるのは本当に勉強になりますね^^。


セミナーは、先生の「先日、東日本大震災があり、被災者に関わらず、その情報をマスコミを通じて見聞きしている私たちにまで、副腎疲労と思われる症状が多く出始めています」という言葉から始まりました。
確かにそのことは、私自身感じており、地震の後から「なかなか眠れない」「一日中だるさが続く」「涙が止まらない」「頭痛・めまい」など、一様にして副腎が関わっているであろう症状を患者さんから聞くことが多くなりました。



さて、みなさん副腎という臓器は知っていますか?
あまり聞き慣れない臓器かもしれません。

副腎は、腎臓の上にあるクルミくらいの大きさの臓器で、英語ではMighty Organと言われています。膵臓や肝臓がSilent Organと言われ、病気になるまであまり悲鳴をあげず、頑張り続けてしまう臓器と考えられていますが、それに対して副腎はMighty Organ。全能な臓器と呼ばれています。

佐藤先生も副腎は本当に全ての働きに関わる臓器とおっしゃっていました。

副腎の働きを簡単に並べてみましょう。

1.糖のコントロール
2.たんぱく質、脂肪の分解
3.胃酸の分泌
4.抗炎症作用
5.電解質(ナトリウム/カリウム)のコントロール
6.体温のコントロール(下垂体と視床下部に働きかける)
7.血液の凝固
8.ストレスコントロール
9.血圧のコントロール
10.心拍数のコントロール


ざっとこれだけ見ただけでも、人間が生きていくために大事な機能の全てに関わっていると言っても良いような働きがあることがおわかりでしょう。

それだけ副腎は大事な臓器なのです。
そしてこの副腎にあまり負担をかけないことが健康にとって重要なことでもあります。



では、副腎にとっての負担とはなんでしょう?
そう一番の大敵は、「ストレス」と言えます。

みなさんは「ストレス」と言って何を想像しますか?
精神的なものが一番に連想されるでしょうか?
実は精神的なストレス以外にも、身体にかかる肉体的なストレス、栄養のアンバランスによるストレス、血糖値ストレス、気候的ストレスなどなど、様々なストレスが身体にかかっています。この話はまた後のblogでもテーマで取り上げますが、ストレスというのは、目に見えない抽象的なもので、表になかなか現れてこないのですが、誰もが知らないうちに負担をかけていることが多いのです。

そしてこういったストレスが過剰になると、常に副腎に過剰な労働を強いることになり、いつかそれが破綻するときが訪れます。


また年齢的なものもあります。たとえば女性では閉経前(35歳〜45歳)になると女性ホルモンであるプロゲステロンやエストロゲンを作るのが副腎にシフトしてきます。これは男性においても同じことが言えます。
これも副腎にさらに負担をかける要素にもなるのですね。

他にも、たとえば、食物アレルギーや腸炎、口内炎、食道炎、カンジダなど、カラダに炎症がある状態が長く続くことも炎症をコントロールしている副腎に負担をかけます。


最初はこういった状況でも副腎がいつも以上に過剰に働くことで、正常な身体の状態を保とうとしていますが、その状態で年月を経ると気付かないうちに副腎に疲労がたまり、急にいままで元気だった人がパタンと倒れてしまう。そんなことが起きてしまうのです。
それがまさに「副腎疲労の状態」。



副腎疲労の症状とは・・・

朝起き出す気力がない
喜怒哀楽が激しくなった
食事をすることが疲れる
午前中に仕事に集中する気力がない
風邪などをひきやすくなった
風邪をひいても治りにくい
夕食を食べた後に気分がハイになる(低血糖)
傷がいつまでも治らない
日中でも頭の中に霞がかかったような状態
立ちくらみが頻繁に出る
原因不明の微熱が続く
PM3〜6時、猛烈な睡魔に襲われる
睡眠薬を飲まないと寝れない
朝食べたものが夜には思い出せない

・・・など。


みなさんどうでしょう?
これら全てが副腎の問題で起こるわけではないですが、ここにあげたものがいくつか当てはまる人は、副腎に負担がかかっているのではと疑ってみても良いのです。
こういった問題は不定愁訴とされ、病院では最初に副腎機能を検査するといったことは滅多にないでしょう。
多くの場合、血液検査をしても問題が見つからず、場合によっては心療内科に紹介されるケースも多いと思います。


みなさんの毎日の中での些細な不調が、副腎疲労の表れかもしれません。取り返しがつかないことにならないように、副腎について少し勉強してみると良いと思います。
私のblogでも副腎疲労については後に大きなテーマにして話したいと思っていますので、楽しみにしていて下さいね。



今回のセミナーでは、このような副腎のおおまかな話から、血液検査や唾液検査によるコルチゾール(副腎から出るホルモン)量のチェック、また職業による副腎の働きの違いや食事の摂り方による違いによる血糖値ストレスなどの話もあり、わずか2時間の時間の中でしたが、盛りだくさんの内容でした。

最後に私たちカイロプラクティックの検査でも使う、血圧計や目の瞳孔収縮、脈拍を用いた「副腎のセルフチェック方法」などの紹介もあり、大変有意義なセミナーだったと思います。


お土産には、なんと副腎から出るコルチゾールと似た働きをする「甘草 licorice」のティーパックとタブレットを頂きました。
これ、なかなか良さそうですよ^^。使ってみて良かったらまたみなさんにも紹介しますね。


副腎。
このblogを見て興味を持った方は、是非!この小さい全能の臓器 Mighty Organにこれから注目してくださいね!



小菅一憲

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by chiropratica | 2011-05-31 21:50 | まじめ日記

NO.209 妊娠と出産(ママ編) その4 「からだを作る大事なタンパク質」

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私たちが日々の生活を送るためにとっていく栄養と、お腹の中で赤ちゃんを育てるために必要な栄養は同じとはかぎりません。

妊娠しやすい身体、ママになるためには、赤ちゃんに必要な栄養をとって準備を整えておくことが必要です。
最近、とくに高齢出産が増えてきました。たしかに高齢になると妊娠しにくくなりますが、栄養を補うことで、妊娠の可能性を高めることができます。

赤ちゃんが欲しいとおもっている方やこれから産みたいと思っている方は、自分の身体に赤ちゃんのために必要な栄養をとることを意識してみてください。


さて、今日は妊娠しやすい体質になるために一番欠かせない「たんぱく質」の話をしていきましょう。
たんぱく質は、私たちの皮膚や髪の毛、爪にはじまり、骨や血管、内臓にいたるまで、私たちの体をつくっている材料ともいうべきものです。また身体の中の酵素やホルモンなどもたんぱく質から作られます。
もちろん、赤ちゃんをつくるのにも最重要な栄養素なのは言うまでもありません。

妊娠してお母さんのお腹の中で3kgまで成長する赤ちゃんを育むには、普通以上にたんぱく質をとる必要があります。


1日に必要なたんぱく質は、普通の人で体重1kg当たり1~1.5gが目安になります。これは体重50kgの人の場合、50~75gが必要ということになります。そして妊娠中の人は1日の必要量がさらに増えて体重1kg当たり1.2~2gです。
授乳中はさらに母乳にたんぱく質を11gほど分泌するため、この分をプラスしてとっておく必要があるのです。
生卵に含まれるたんぱく質は6.5gと考えると、すごい量ですよね。
またもし肉だけでとろうとしたら、1日/300gくらいはとらなければなりません。


それぐらい、妊娠しやすい体質作りと赤ちゃんの元気な体作りにたんぱく質は、必要ということです。


女性の中には、健康志向で「肉や卵のとりすぎはよくない」と考えてなるべく食べないようにしたり、豆腐や豆などの植物性たんぱく質ばかりとっている人が多くいますが、これでは妊娠や赤ちゃんに必要なたんぱく質量には、全く足りないということなのです。

肉や魚などの動物性たんぱく質は、植物性たんぱく質よりも有効利用されやすいメリットがあります。また、植物性たんぱく質も動物性たんぱく質と同時に食べることで、さらに相乗効果が高まります。
たしかに動物性たんぱく質には脂肪がつきものなので、太り過ぎに配慮すると食べ過ぎも考えるところはありますが、大抵日本の女性はたんぱく質不足なので、植物性も動物性もバランスよく食べてあげると良いでしょう。


しかし、これだけの必要量のたんぱく質をバランスよく摂取する献立は難しいと思います。
そこで、サプリメント。
これは、かなり助けになってくれると思いますよ。
サプリメントは、余分な脂肪摂取をしなくてすみ、プロテインの摂取量がわかるので、不足や摂り過ぎを把握できるメリットがあります。

製品を選ぶ際には、アミノ酸スコアをチェックしてみてくださいね。
100かその近似値で選んでいきましょう。



このように赤ちゃんの成長にとって一番大切なのは、体の全ての材料であるたんぱく質が十分にあることなのですね。
低たんぱくの食事を続けていれば、お母さんにも赤ちゃんにも栄養不足な状態になります。


妊娠中に体のむくみがある人がいますが、実はこれはたんぱく質欠乏のサイン。
たんぱく質の一種のアルブミンの不足を示しています。
アルブミンは血管内に水を保持するスポンジのように、水を含む働きをしています。アルブミンが減ってしまうと、この水を吸えない状態になります。その結果、血管外に水がもれ、水分が増えてしまうわけです。

またアルブミンは身体の中でビタミンやミネラルといった栄養素を運んでくれる役目を果たしています。アルブミンがあるとないとでは、栄養状態がまったく変わってきそうですよね。
たんぱく質はほかの栄養素を働かせるためにも、必須の栄養なのです。


ちなみに念のためですが、栄養を気にするあまり、必要量の2倍、3倍の量を摂ろうとするような考えは持たないでくださいね。
つい良かれと思って度を超してしまう方は多いのですが、たんぱく質は摂りすぎても腎臓など体の負担になってしまうこともあります。



小菅一憲

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by chiropratica | 2011-05-27 23:05 | 妊娠&出産

NO.208 妊娠と出産(ママ編) その3 「つわりや夜泣きは味あわなくてもいい」

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前回までのお話で、栄養の過不足によって胎児や乳児は取り返しのつかないダメージを負う可能性があるということは、なんとなくわかったかと思います。

たとえ目につくような明らかな異常はなくとも、良い栄養をもらえなかった胎児や乳児は、上等な細胞とは程遠い細胞しか作れず、それがあとでアダになることもあります。

逆に良い栄養をあげることができれば、生命の可能性を最大限まで広げてあげることもできます。頭の良い子供、集中力のある子供、好奇心旺盛な子供、元気で丈夫な子供、明るく素直な子供。
もちろんそれが全てではないのですが、脳を作るのも、神経細胞を育てるのも、免疫力を培うのも全て栄養素にかかっているので、栄養によってとても元気な良い子にできると言っても過言ではないのです。


そしてこの栄養の話は、もちろん赤ちゃんだけでなく、その赤ちゃんを生む女性にとっても大事なことになります。
普段はあまり意識しないかもしれませんが、私たちの身体を形づくっているのは、食べ物から得られる栄養です。そして妊娠とは女性が体内に新しい命を宿すことを意味し、そこにも栄養が必要なのですね。赤ちゃんが宿る子宮も例外ではありません。赤ちゃんにとって居心地の良い環境を整えるのも栄養の力なのです。
またそれ以外にも、食事からとる栄養は、ホルモンバランスとも深く関わってきます。ホルモンの原料は、食事からつくられているので、栄養が足りない状態では、ホルモンバランスもくずれ、妊娠はもちろん、月経不順、月経前症候群になったり、生理がきても無排卵だったりといったことにもなりかねません。


栄養のバランスを摂ることで、長年不妊だったという人が妊娠したりということもたくさんあります。また妊娠前だけでなく、妊娠中から出産後も栄養を考えるだけで、快適なマタニティライフや育児ライフを送ることもできるのです。
実は最近、妊婦にとって、そして赤ちゃんにとって当たり前だと思われてきた「つわり」や「妊娠中のイライラ」、「夜泣き」などが、場合によっては栄養の不足やアンバランスによって起こっているのではないかと考えられてくるようになったのです。「つわり」や「夜泣き」は辛いもの。そんな辛い生活を経験する前に、その対処法を知れるあなたはとてもラッキーなのではないでしょうか。

妊娠したら、つわりや貧血、腰痛などの辛い症状があって、出産では痛みに耐えて、産後は疲労困憊というイメージがあるかもしれませんが、しっかり栄養をとっている妊婦さんは、つわりもほとんどなく、妊娠生活を元気に快適に過ごす事ができるようになります。
またそういった妊婦さんは体力があるので出産も比較的楽にすみ、産後の体調がいいので、母乳もたくさん出て、育児も楽しめると良いことづくし。


すごいんです。栄養。

もし栄養面がボロボロだといくら若くても、妊娠生活はつらいものになってしまいます。そしてそれは生まれてくる赤ちゃんにも影響するのです。
今の若い女性は、忙しいから朝食抜き、お昼はコンビニのおにぎりやパン、そして間食にお菓子。
これではなかなか赤ちゃんを育てる身体にはなれません。


妊娠を考えた時から、是非栄養や食事について考えてみましょう。
食べ方を見直すだけで、年齢に関係なく、産前産後を快適に乗り切れるということなのです。

さて前置きが長くなりましたが、次回から早速、妊娠のために大事な栄養素についてお話していきましょう。



小菅一憲

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by chiropratica | 2011-05-26 08:46 | 妊娠&出産

きまま日記 田村町升本

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昨日ですが、久しぶりに元バイト先の店長が切り盛りするお店「田村町升本」に行きました。


時をさかのぼるに、私がカイロプラクティックの在学時代、新橋にあるとある飲み屋さんでバイトをしていました。
お店の売りは築地から仕入れる新鮮なお魚料理、そしてリーズナブルな値段。その名も「味くらべ」。

まさに新橋のサラリーマンが好みそうなお店で、昔からの常連さんもたくさんいました。


そこが道路開発で閉店して以来、なかなか大好きだった店長の料理を食べることができなくなりました。

バイト時代は、バイトに入れば「店長!腹減ったぁ。海鮮丼食いたい!」
と言えば、文句をいいながらも嬉しそうに、具がたっぷりの海鮮丼を作ってくれ、それを食べてから仕事が始まるという自由な感じを満喫しておりました。笑。
店長、口は悪いんですが、良く食べる奴が好きなんですよね。

え?もちろんその後にまかないもたっぷり食べるんです・・・これが。


店長とやったBBQなども忘れられない思い出です。
二人で築地に行き、食材を手に入れ、豪華なBBQ。
マグロのカマがドーンとBBQで食べれるなんてことは、あの時以来ないですね。



とまあ、こんな思い出の学生生活を語ったところで、
昨日はもう3年ぶりでしょうか。
その店長の新しい勤め先のお店でたっぷりお刺身を堪能してきました。
私にとってはどこで食べるお刺身よりも、美味い。

そしてその他にも、何も注文しなくてもどんどん料理が出てくる。出てくる。
最後は今旬の筍ごはんをみんなのために作っていてくれました。


昔の名残で、「まだご飯が足りないでしょ!まだ出す?」なんて言われましたが、
あの頃みたいに白いご飯大盛りは食べれないんでねぇ。



この会のメンバーもカイロプラクティック大学時代の同期や後輩やら。
みんなそれぞれ、仕事をしているので、最近めっきり会う機会がなくなってしまいましたが、
たまに声かけてみると、急な誘いにもかかわらず、トントンと集まるものです。

嬉しかったです。


また是非こういう機会を持ちたいものです。
そして店長に感謝感謝の一日でした。
もともとリーズナブルなお店ですが、そこは店長と私の仲。
安過ぎでビックリしました。


もしみなさんも行く機会があれば是非。
内幸町にある「田村町升本」です。
キッチンの中央でお刺身切っているのが、我が愛すべき店長です。笑。



小菅一憲

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by chiropratica | 2011-05-24 09:59 | きまま日記

NO.207 妊娠と出産(ママ編) その2 「赤ちゃんはお母さんの栄養から生まれる」

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さて今日から妊娠と出産に関して、ゆっくりお話していきましょう。

このblogでは栄養素の身体への関わりについて幾度ともなくお話してきましたが、これはもちろん赤ちゃんと赤ちゃん産むお母さんにとっても同じです。
栄養がしっかり行き届いていると元気な赤ちゃんを産むことが出来る、逆に栄養素の過不足があるとそれが赤ちゃんにも大きく影響します。


日本では先天異常の赤ちゃんが多いのはご存じでしょうか?
その発生頻度は出生1000人に対し、遺伝病11人、染色体異常4人、その他先天奇形25人、合計40人ほどの発生頻度ともいわれています。

なぜそうした異常起こるのかという問題については、もちろん遺伝を含めた様々な要因がありますが、そこに栄養の問題が少なからず関わっているのは確かでしょう。


タバコやお酒、薬を飲むなど、誰もが知っているタブーはもちろんのこと、ビタミンやミネラルといった栄養素が必要量、適切な時期にしっかり摂れているかどうかということが、実は母胎と胎児にとって、計り知れない影響力を持っているということをみなさんあまり気にしたことがないのではないでしょうか。

これは母親に限らず、私たち全員にとって言えることですが、食べるということをごく当たり前のこととしていて、身体への機能や作用について深く考えることなどないでしょう。私自身も以前は、お菓子やインスタント食品は食べないまでも、栄養のバランスまであまり考えたことはありませんでした。
しかし、現代食による栄養素のバランスの乱れの影響が、ここにきて生活習慣病の増加という結果で表面化してきたこと、そしてこれからそれはさらに悪化していくだろうということが予想されます。

なかでも、その影響はお母さんから生まれてくる次世代の子供にまで影響してくるわけですから大問題ですよね。



女性にとっての妊娠や出産の時期、そして生まれてからの幼少時期は、人生の中でももっとも生命の感受性の高いときです。
たったひとつの栄養素の不足により、取り返しのつかない大きなダメージを受けることすらあるのです。


数年前から、世界的に話題になっている神経管欠損症という先天異常があります。
アメリカでは年間4000人以上が、日本でも1000人ほどが生まれているそう。いまではよく知られていますが、これは葉酸というビタミンが不足するために起きる異常です。
葉酸は、アスパラガス、ほうれん草、ブロッコリー、オクラ、芽キャベツなどに含まれているビタミンBの一種です。
いまでは、妊婦はこの葉酸を摂取するように言われていますよね。


またダイエットなどによってすっかり鉄不足になった母親のおなかで育った胎児は、その鉄不足によって脳の発育に少なからずダメージを負うということもわかってきています。

怖いと思いませんか?


こういった栄養素に関する話は、こと妊婦と赤ちゃんに関しては本当にたくさんあります。
それだけ大事な時期でもあるわけです。
なにせ、お母さんの栄養から新しい命が生まれるわけですから。

この栄養を知らないがために、大きなダメージを受ける危険があるなら、是非知ってそれを回避していきましょう。
妊娠、出産を担う女性、乳幼児の育児に関わる女性にこそ、そうした栄養知識を得ることの意味は大きいはずです。


さて、次回は「つわりや夜泣きは味わわなくてもいい」です。



小菅一憲

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by chiropratica | 2011-05-23 07:32 | 妊娠&出産

NO.206 妊娠と出産(ママ編) その1 「はじめに」

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さて、来週からのテーマは、「妊娠と出産」。
主にお母さんと赤ちゃんのための栄養についてお話できたらと思います。

ここ何年か、私の友人に子供ができることも多く、また臨床でも不妊に悩む女性が骨盤治療を受けにきたりと、女性の妊娠や子育てについて考える機会が多くなりました。
女性にとって、妊娠と出産は人生で一番の大きなイベントと言っても良いでしょう。

そして、そのイベントを楽しく迎え、その後の子育ても無理なくやっていくのに、栄養が大きく関わっていると知ったらビックリされるでしょうか?



今私は、妊婦や赤ちゃんが栄養学的に危機的状況にあると感じています。
それは臨床で接する若い女性の食生活からみても明らかで、この先の子供達はどうなってしまうのだろうと、少し不安になる時すらあります。


今の世の中は、土地がやせて食材の栄養価は低下し、環境汚染やストレスの増大が栄養不足に拍車を掛けています。
みなさん、自分の食生活を振り返ってみてください。
加工品や精製された食べ物に囲まれて、しっかりとした栄養が摂れているといえるでしょうか?
また家庭環境によっては、妊娠中、ときには出産後にも、ほかに頼れる人がなく、ひとりで食事に関わっていかなければいけない人もいます。なかにはフルタイムの仕事をもって、妊娠・育児にたずさわっている人もいるでしょう。


こうした生活背景を考えると、母体の健康や赤ちゃんの発育を支えてくれる「栄養」を、きちんと満足いくものにするには、大分心もとない感じがします。
そういった現代の女性にとって「サプリメント」は、正しい知識を持って摂取すれば、どれほど強い味方になってくれるでしょう。


胎児の、そして乳幼児のカラダのひとつひとつの細胞を作るのは、栄養素の力です。
なかでも胎児の驚異的な発育はすべて、胎盤を介して、母体の血液から供給される栄養に
よってのみ、行われています。わずか数μgの卵子が、40週を経て3000gにもなるのですから、人間の身体の神秘に感動せざるをえません。

そして母親の健康状態、そして栄養状態が胎児に関わるのは言うまでもありません。

まっさらなところから、ひとつひとつの細胞、命を作り上げていく時にこそ、過不足のない栄養を整えてあげることがいかに大切で、すばらしい可能性を秘めているか。

来週からひとつずつゆっくり話していきますので、
是非このテーマを読んで勉強していってくださいね^^。



小菅一憲

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by chiropratica | 2011-05-20 16:49 | 妊娠&出産

NO.205 眠りを誘うハーブ 「パセリ」

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さて、今日は野菜の紹介です。

野菜ソムリエの私としては、毎回各テーマが終わるごとに、自分の勉強のためにもそのテーマに沿った野菜を一つ紹介しようと思っているのですが・・・。

睡眠にあった野菜。
レタスは一度紹介してしまったので、今日はハーブでもある「パセリ」を紹介することにしました。

パセリという野菜は、通常は脇役で、料理の付け合わせや刻んだものを振りかけるなどして食しますが、実はその栄養価は緑黄色野菜の中でも主役クラス。
鉄分、カルシウム、食物繊維は野菜の中でもトップ。またビタミンCとカロテンなどの含有量も上位です。
もちろんたくさんは食べれないので、全体量をみると少ないのかもしれませんが、バカにできない野菜でもあります。



さて、パセリの原産地は地中海沿岸、ヨーロッパ。
ヨーロッパでは紀元前から食用にされていましたが、日本には江戸時代に入ってきたと言われています。オランダ人によってもたらされたこともあり、オランダゼリと呼ばれていました。
日本では、葉がちぢれているタイプ「ちぢれ葉種(カーリーパセリ」が一般的ですが、ほかの国では葉が平たい「平葉種(イタリアンパセリ)」と呼ばれるものが一般的です。また太った根を食用とする「根パセリ」という種類もありますが、日本では今のところほとんど普及していません。


ハーブとはラテン語で「緑の草」を意味しており、料理に用いられる芳香の強い香草の総省とされています。パセリもハーブの一種で、特にヨーロッパの地方では、料理に欠かせない存在でもあるのです。

比較的栽培も簡単なので、ベランダなどでも育てることができます。
私も一度育てたことがありますが、どんどん大きくなって、元気な野菜というイメージがあります。



さて、パセリの栄養価についてですが、前述したように一度に大量に食べることは少ないものの、栄養価が非常に高いのが特徴。カロテンの含有量も多い緑黄色野菜です。
ビタミンCやB群をたっぷり含み、特にビタミンCや食物繊維は野菜の中でもトップクラス。その他カルシウム、マグネシウム、鉄などのミネラルも豊富です。鉄分はなんとホウレンソウの約4倍も含まれているのです。

これらの栄養分をみていくと、全身の血のめぐりをよくする鉄分、糖質の分解を助け疲労を回復するビタミンB1、細胞を再生し、皮膚と髪と爪を作るビタミンB2、そしてたんぱく質の吸収を高めるビタミンCが含まれていて、まさに女性が必要とする美容と健康に欠かせない栄養素がたっぷりなんです。
肉料理の飾りにしてそのままにするのではなく、できれば残さずに食べたい野菜と言えますね。
ふだんから貧血気味の人は、是非パセリを美味しく食べる工夫をしてください^^。

ちなみに独特の香りは、アピオールやピネン、ミリスティシンという精油成分によるもので、食欲増進、疲労回復、消臭効果があると言われています。そしてこのアビオールに、精神を安定させる効果があり、穏やかな睡眠をもたらしてくれるのです。



パセリの食べ方ですが、水にさらすと薬効成分が少なくなるので、さっと洗って水気をよく切ってから、相性のいい油と調理するのはどうでしょう?
ゴマと一緒にフライパンで炒り合わせてふりかけを作ると、ご飯にかけたりサラダに振ったりして毎日食べることができます。
また、バジルで作るジェノベーゼソースの要領で、ソースにすると、たくさん量を食べられるだけでなく、保存もきくのでオススメ^^。
パセリ、にんにく、塩、胡椒、オリーブオイルなどをミキサーにかけるだけで、冷蔵庫で一週間ほど保存がききます。
野菜スティックにつけても良し、パンなどに塗っても良し。



おいしいパセリの選び方は・・・

葉のちぢれが細かいもの
葉茎がみずみずしく、シャッキリしているもの
緑色が濃く鮮やかなもの


みなさんも、是非パセリをいろんな料理に使ってみてくださいね^^。それだけで栄養をプラスできます!



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栄養成分
カロテン、ビタミンB1、B2、C、カルシウム、マグネシウム、鉄

おいしい時期
周年、旬の春出始めがおいしい

保存
ビニール袋に入れて、冷蔵庫の野菜室へ。
パセリは水分蒸発が多く、すぐにしなびてしまうので、ビニール袋に入れて乾燥を防ぎます。
しんなりしてしまったら、使う前に茎を水にさらして水分補給すると、葉にハリが戻ります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



小菅一憲

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by chiropratica | 2011-05-19 15:19 | 睡眠の話

きまま日記 海外ドラマ「glee」

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今日は、昨日とは打って変わって快晴ですね^^。
こんな日は本当に、気持ちいい。


私は、昨日、一昨日とお休みでしたが、前から見たかった海外ドラマ「glee」をついに見ました!

みなさん知っていますか?
gleeは、オハイオの田舎町にあるマッキンリー高校でいまや落ちぶれてしまったgleeという合唱部を、スペイン語教師のウィルが中心となって再生していくという、歌と笑いのエンターテイメント作品です。


朝の情報番組スッキリのマリウッドのコーナーで、関根麻里さんが猛烈にオススメしていたので、少し気になっていたんですよね。
先日、美容院言ったら、美容師さんにも「glee」を勧められて。

美容師さん曰く「24とかプリズンブレイクみたいに、毎回ハラハラしないで楽しくみれますよ!一話一話で一応完結するのでゆっくり楽しめて、さらに出演者が誰も個性的で、本当に笑えるんです。」とのこと。
また「字幕ではなくて、吹き替えの日本語がおもしろいので、是非吹き替えで見てくださいね!」と。



そっか~!と思い、ついにTSUTAYAヘ。



昨日1話と2話をばっちり見ましたよ!
いつもは、字幕で見るのですが、この日ばかりは美容師さんのオススメで日本語吹き替えで。

いやぁ。正直本当楽しかった^^。
最初は何やら、登場人物がたくさん出てきて、めまぐるしかったのですが、だんだん引き込まれていきました。


そもそも私・・・
こういう落ちこぼれグループが、みんなで力を合わせてがんばって成功するようなストーリーに弱い。笑。
この設定も好きだし、バンドをやっていた音楽好きの私としてはたまらないドラマですね。

曲は60年代から、現代のヒット曲、ミュージカルナンバーに、映画の主題歌など、バラエティーに富んでいます。またこのドラマで描かれるのは、単なる合唱や歌だけでなく、ダンスなども見せていくようなショウのタイプなんです。これがまたグッときます。

そしてスペイン語教師ウィルのglee合唱部にかける思いと、結婚生活の厳しい現実に揺れる気持ちもすごく共感できます。

女性なんかは、主人公のフィンの甘いマスクとかわいさに釘付けになるのでは!?



とにかく、しばらくはまってしまいそうな予感。
これから数週間の楽しみができましたね。


ちなみにgleeとは、日本では合唱という意味ですが、「自分を解放し歓喜すること」と説明されてました。
そんなgleeな状態、久しくないな。笑。
と昔を少し思い出したわたくしでした・・・。いけんいけん。



小菅一憲

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by chiropratica | 2011-05-18 13:43 | きまま日記

NO.203 睡眠 sleep その7 「まとめ 眠りをよくする方法」

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先月の終わりに、英国民の人々が楽しみにしていた、ロイヤル・ウェディングがありました。
みなさんテレビでみましたか?
とても盛大で、ケイトさんが綺麗でしたねぇ。
 
英国はまさに休日。我が母校でもある立教英国学院でもオフの1日となったようです。
2番目の王位継承権を持っている未来の国王の結婚式ですが、ウィリアム王子とケイトさんの出会いは10年以上遡る大学時代だったようです。
セント・アンドリューズという大学で知り合ったそうですが、実は丁度彼らが在学していた時に、私のイギリス時代の同級生も同じ大学で勉強していたんですよね。
ちょっとびっくり。

すごい大学に行ったとは、聞いていましたが、王子と一緒とは!



さて、今日で不眠のテーマが終了です。
最後に、年齢や性別による眠りの個性の違いを述べて、まとめとして眠りをよくする方法を紹介していきましょう。


いままで話してきたように、眠りの最大の目的は疲労回復と体の育成。
そのため成長段階にある子供や若者は自然と眠りが深くなります。ノンレム睡眠の深さを調べると、20代で一晩のうちの約2割が深い深い睡眠。
寝ている子供を揺り起こしてもなかなか起きないのは、それだけ必要だからなのです。

さて、それに対してすっかり体が出来上がった中高年になるとどうでしょう。
次第に眠りが浅くなってきます。
深いノンレム睡眠は寝始めに集中し、後半のほとんどは眠りの浅いレム睡眠に。
これは体の成長に使われていたエネルギーが減ったことによる自然な変化とも言えます。
高齢になるにつれ、さらに眠りは浅くなり、ノンレム睡眠はほとんど見られなくなります。

このため、高齢者になると途中で目が覚める中途覚醒も増えてくるわけなのです。
中高年になって眠りに変化が現れると、ショックを受ける人も多いですが、加齢による自然な眠りの変化なので、ほとんど心配はいりません。
気になる方は、日中少し体を動かすことで眠りやすい状態をつくることは可能なので、意識的に活動量を増やしてみましょうね^^。



さて、次に女性の眠りについてですが、最近の研究では、女性ホルモンである「エストロゲン」と「プロゲステロン」などの性ホルモンと睡眠には何らかの関係性があるのではと言われてきています。

とくに月経前や月経中に、妊娠時に眠くなるのは、妊娠や出産に備えて体が活動量を減らそうとしているからです。また更年期とそれ以降の年齢で不眠を訴える女性も多くなりますが、これも女性ホルモン、また更年期症状の問題が関わってきています。神経質になり過ぎないようにして、普段よりゆったりスケジュールを組んでみましょう。




では、最後に!
眠りをよくする方法をご紹介!


1.決まった時間に起きる

睡眠のパターンには一定のリズムがあるので、このリズムを壊さないように同じ時間に起きましょう。そして、もともと25時間
周期で刻まれている体内時計をリセットするのが朝の光。毎朝、同じ時刻に光を浴びることで睡眠のリズムが整います。


2.規則正しい食事は必須

食事も重要。決まった時間に3度、食事を摂ることで内臓時計が働き、生体リズムが整います。特に体を目覚めさせ、午前中のエネルギーとなる朝食は重要になります。


3.実は朝の運動が夜の睡眠を妨げる

朝、起き抜けにジョギングなどをする人は多いのですが、それによって昼間、眠気を感じるようなら逆効果。運動は夜に切り替えましょう。


4.太陽光を30分以上浴びる

太陽光は、睡眠覚醒リズムの調節に重要な役割を持っており、体内時計を正常にしてくれます。特に季節性不眠には効果的。


5.昼寝は30分までにする

午後に眠気を感じる人は意外に多く、それは異常ではありません。強い眠気を感じたら10〜20分くらい眠りましょう。ただし30分を超えないことが重要。


6.体を動かし、活動的に過ごす

日夜の体温の差が大きいと、良い睡眠がとれることがわかってきました。日中、活動して体温を上げると自然に夜眠れるようになります。またスポーツで程良く疲労させておくと、眠りにつきやすくなり熟睡感も高まります。おすすめは夕方の30分程度のウォーキングやストレッチ。


7.夕食は就寝3時間前までに!

就寝時に胃腸が活発に動いていると眠りが浅くなってしまいます。深い睡眠のためには、夕食は3時間前までにしましょう。それ以上遅くなる場合は、胃にもたれないものにしましょう。


8.夕食の1〜2時間後に軽い運動をする

睡眠についての最近の研究によると、夕食をとって1〜2時間後に軽い運動をすると、寝付きがいいことがわかったそうです。


9.就寝前のカフェイン&喫煙にはご注意を!

カフェインを含み、覚醒作用があるコーヒーや紅茶、緑茶、烏龍茶、栄養などは就寝3時間前以降は飲まない方が良いでしょう。たばこも覚醒作用が数時間持続するので、寝る前の1本は眠りを浅くしてしまいます。


10.入浴はぬるめのお湯でゆっくりと。就寝直前の熱いお風呂は逆効果

人は、体内の温度(深部温度)が下がると睡眠モードに入ります。リラックス効果の高い入浴ですが、寝る直前に入るとかえって体が火照って寝つきにくくなるので注意。就寝1〜2時間前くらいにぬるめのお湯にゆっくり浸かりましょう。ぬるめのお湯は深部温度を下げ、心身をリラックスさせてくれます。


11.就寝1時間くらい前から静かにし、間接照明に切り替える

様々な外的要因の影響を受ける睡眠ゆえ、寝室の環境も大事。特に入眠困難の症状がある人は、就寝前の環境を見直しましょう。音、光は脳を刺激するので、落とし、静かで暗く、快適な室温&湿度を保つ工夫をしましょう。もちろんベットや寝具、枕は自分に合うものを。寝室にパソコンやゲームを持ち込むと眠りに集中できない要因になるので避けましょう。また就寝前には会話は避けます。


12.入眠儀式を行い、体と脳に眠りの合図を送る

寝る前の1時間は、静かな音楽の鑑賞や好きな香り、読書などで心と体の緊張をほぐし、自分なりの眠りの準備時間を設けるのも良いでしょう。また明るい場所にいると体がまだ日中と勘違いするので、部屋の明るさを落として体に眠る時間が来ていることの合図をしましょう。


13.入眠薬は入眠直前に服用する

睡眠薬は市販薬も医師による処方薬も、用法や容量を必ず守って服用するのが原則。飲んだら30分以内に床につきましょう。もちろんアルコールは厳禁です。


14.眠ることに頑張り過ぎず、眠くなってから布団に入ろう。

寝なくちゃと焦るほどに眠れなくなるもの。みなさんもそんな経験はないですか?誰にでも眠れない夜もあります。眠れないときは、無理に眠ろうと布団で頑張らずに、難しめの本を読んだりして過ごし、自然に眠くなってから布団に入りましょう。


いかがでしたか?
睡眠の話、けっこうおもしろい話だったと思います。
今の人達は睡眠時間が減っているとともに、夜と昼が逆転している人など、睡眠のリズムが崩れている人が多いのが事実です。

そういった生活を続けているといつかカラダを壊してしまうので、是非この機会に生活を見直してみてくださいね^^。

ではでは
なにかご質問があれば、
こちらから
気軽に聞いてくださいね。



小菅一憲

CHIROPRATICA|健康の素晴らしさを伝える治療院


C-Magazine|カイロプラクター小菅一憲が提供する健康情報発信基地

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by chiropratica | 2011-05-17 11:16 | 睡眠の話

NO.202 睡眠 sleep その6 「カイロプラクティックと松果体と睡眠」

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今日は、カイロプラクティックと睡眠のお話です。
みなさんカイロと睡眠?
・ ・・と思われますよね。笑。
でもカイロプラクティックのアプライドキネシオロジー(AK)の中では、松果体に対する治療(頭蓋骨を使った刺激)で不眠に対して効果をあげているケースがあります。


この睡眠のテーマでも、メラトニンというホルモンが、人間の24時間サイクルを作るのに重要だという話をしました。
またこの松果体から分泌されるメラトニンは、睡眠に大きな関わりがあります。


人間の松果体は、脳底部の下垂体(ホルモン分泌の中心部)の後上方に位置しています。松果体は、名前が示すように小さな松かさのような形で、1.2cmの長さのものです。
松果体については、実は両生類と哺乳類でかなりの違いがあります。両生類では、脳に直接情報を送る光受容器ですが、哺乳類の松果体は、中枢神経系への直接的な連絡はなく、抹消神経が関与する間接的な経路で、環境の光によりコントロールされています。

ちょっと難しいのですが、要は外の光の状態で変化し、内分泌系のような機能を果たしている松果体。松果体は、陽の光や電気の光、更に地球の磁場によってもコントロールされます。
以前のblogで述べたように、松果体は主なホルモンであるメラトニンを放出しており、血中にふくまれるメラトニンには24時間のサイクルがあります。そして朝のメラトニンが重要という話もしましたが、暗闇(寝ているとき)でのメラトニン濃度が一番高い値を示すのです。



さて、AKで筋力検査をしている時、とても興味深いこと反応がみられることがあります。それは、光の状況(いろんなタイプの光、または暗闇)によって患者さんの筋力検査の結果に違いが出ることです。
また私はやったことはありませんが、筋力検査の結果は電磁気の影響も受けるそう。


AKの創始者であるGoodheartが、ある患者さんを治療していた時のことです。
その患者さんは、副腎と甲状腺機能低下症を持つ患者さんでした。
治療後、患者さんをベットで休ませるために、治療室を出て証明を消したところ、患者さんの足が外旋(外に向く)ことに気付いたのです。
この現象にびっくりしたGoodheartは、照明をつけた状態と消した状態で、足の筋肉(縫工筋)の筋力がどのように変化するかチェックしました。

そのところ、照明を消した状態では、足の筋肉が弱くなり、照明をつけた状態では正常だったのです。またそれは患者さんが目を閉じたことや何かで目を覆った場合ではみられず、照明を消したときだけ反応がみられました。

そこでGoodheartは松果体が光に関与することがわかっていたため、松果体物質を患者さんに咀嚼させたところ、この反応がなくなったそう。

これは本当におもしろい反応ですよね。
みなさんは不思議に思うかもしれません。
しかし、松果体の機能に問題がある場合や不眠障害の人は、こういう反応が出ることがよくあります。


患者さんが暗闇の中では、筋機能低下を起こし、光が当たる状態では正常な機能を示す詳しい機序は解明されていませんが、光による目の刺激が交感神経を介して松果体を刺激することは明らかです。

こういった患者さんに対して、AKでは頭蓋骨や顎の骨に対する治療を行いますが、その治療によって松果体機能に対する適切な修正が行われると、ほとんどの場合、内分泌機能障害の改善がみられるとされています。


私も、不眠の障害がある患者さんに対して、このような治療を行ったところ一定した効果はあるようです。
もちろんこのテーマで述べているような、生活習慣の見直しも必要ですが、カイロプラクティックによる松果体、不眠への治療、ますます人間のカラダは奥が深いと感動せざるを得ません。

次回は、睡眠のテーマのまとめです。



小菅一憲

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by chiropratica | 2011-05-16 21:08 | 睡眠の話


カイロプラクティック理学士/サプリメント指導士のカラダと食を考える日記


by chiropratica

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