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NO.165 大腸 Large Intestine その3 「排便のメカニズム」

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食べたものがどのようにして、便になり、スムーズに排出されるか知っていますか?


まず食べた物が小腸までくると、その内容物はスープ状となり、そこから栄養が吸収されますよね。そしてその残りカスと水分が大腸へ流れていきます。
大腸のおもな仕事はカスからさらに水分を吸収して、便を排出しやすいように固めること。
消化物は大腸に入った段階では液体の状態です。大腸では、水分が吸収されスープ状から半練り状態へと変わります。
到着から約3時間後に泥状、約7時間後に粘土状、約13時間後に固形となります。
このようにして水分は次第に吸収され、結腸の真ん中で粥状、S状結腸で便の形になります。
直腸では水分が70%になり、100mlほどの水分を含む150~200gの便として、肛門を出ていきます。水分量が多ければ下痢便です。



このように大腸で固められた便は、1日に数回起こる蠕動運動によって、出口である肛門につながる直腸に送られ、一定の量になるまでためておかれるのですが、食事をすることによって腸の蠕動運動が活発になると、大腸内の圧力が高まり、便意を感じて排出されます。
また小腸、大腸を通って、ピカピカの便になり、スルっと肛門から排出されるには、腸粘液という液が重要な役割を果たしています。

大腸では、水分が吸収される一方で、3リットルもの腸粘液が大腸壁から分泌され、移動する便をつつんでいくのです。
なんとS字結腸につくころには、便は5~6層にも腸粘液でコーティングされているのですね。
便をためておくS字結腸あたりでは、腸粘液によりひどくベタベタした便は腸壁にべったりとくっついています。

ところが、朝食後に不思議なことが起こります。胃が動くと、自律神経の働きで、腸壁から水分が分泌されるのです。これを「胃結腸反射」といいます。
それによって、S字結腸のベタベタ粘液と、コーティングされた便との間に水が入ります。すると、停滞していた便は、勢い良く滑り台を落ちるように直腸へ向かい、外へ押し出されるのです。このように、腸粘液は快便を調整する、大切な要素となっています。



便の排泄について、もう少し詳しくお話すると・・・
直腸につながった肛門は、消化管の最末端にあたる部分で、みなさん御存じ、ここから消化物の残りカス、大便が排泄されるのですが、肛門には意思とは関係なくはたらく内肛門括約筋と、意思によってはたらく外肛門括約筋があり、この括約筋によって簡単には漏れないようになっています。


直腸が排泄物でいっぱいになり、直腸の内容が150~200mlになると、直腸内圧は50mmHgに達すると言われています。
内圧が一定以上(30~50mmHg)になると、大脳に刺激が伝えられ、排便反射が起こります。この反射によって便意をもよおすと、ひとりでに内肛門括約筋が緩み、排便が始まるのですね。
ただし、外肛門括約筋は、自己の意思によって緩めようとしない限り閉じたままなので、近くにトイレがないような場合、私たちは便意をこらえることができるのです。
睡眠中に大便を排出してしまうことがないのも、大脳から外肛門括約筋に閉鎖指令が出ているからです。
最終的には排便しようとする意思のもと、いきみと腹圧の力がうまくミックスされて便が押し出され、肛門は開かれ排便が可能となります。
また、腹圧が低い人は内肛門括約筋への刺激が足りないため、便秘になりやすくなります。

こうやってみていくと実にうまくできた仕組みだと思いませんか?

残りカスは定期的に排出してごみをためないというすぐれたシステムがここにあることがわかります。

次回は「よい便 or わるい便」です。



小菅一憲

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by chiropratica | 2011-03-31 07:17 | 腸の話

きまま日記 BLUE MAN MEETS JAPAN  ブルーマン×鼓童

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昨日は、久々に六本木なんぞに繰り出しました。
お目当ては「ブルーマンと鼓童」の公開収録。


ブルーマンは私も一度見たことありますが、みなさんもご存じ青色の顔をした3人組のパフォーマンスグループです。NYの路上で生まれたのですが、今では世界各国で活躍しており、パイプを叩いたり、ペンキまみれになったり、笑いありの、なんとも言えない表情が最高のグループ。

そして鼓童は、日本を代表する和太鼓芸能集団。
私も実は、鼓童とはずっとつながりを持たせて頂いています。
10年以上前に鼓童塾という合宿形式の太鼓教室に参加して以来、佐渡にはもう4回お邪魔しています。
カイロプラクティックでスタッフの方をサポート治療もさせてもらったこともあります。


そんな最高のグループがセッションをするというから、見逃せないじゃないですか。

知り合いから連絡を頂き、ダメ元で応募したらチケット当たってしまいました!^^。



内容は、ブルーマンのステージと鼓童のステージ、そしてコラボレーション。計1時間程。
それぞれのステージもすばらしかったのですが、和太鼓の演奏にBLUE MANが入りこんできて、一緒に演奏するコラボレーションは本当におもしろくて興奮しました。

また鼓童の中心的プレーヤーでもある斉藤栄一さんのBLUE MANにも負けないエンターテイメント。
観客を笑いに誘い、なおかつBLUE MANをも飲み込んで会場を盛り上げてましたね。

さすが栄一さんです^^。



震災で開催されるのも危ぶまれたそうですが、こういう元気の出るステージはどんどんやってもらいたいと思います。
おそらく会場の中のみなさんもここ何週間かどんよりした気分だったのを、一掃できたのではないでしょうか。


昨日行われたサッカーも同じですよね。
カズのゴールは多くの人の感動を呼びました。

こういう心打たれるような感動や、心からの笑いは、ヒトの身体を元気にします。
笑いは、免疫でとても重要になるNK細胞を何倍にも活性化させるというので、納得ですよね。


BLUEMAN MEET JAPANは5月2日、夜10時からWOW WOWで放送されます。
見れる方は、是非見てくださいね!



斉藤英一さんがステージからみんなに語りかけていました。


震災で傷つき、被害を受けた人、またその他のたくさんの人達も、今支え合い、復興に向けて走り出しています。
しかし、日本人の良いところでもあり、悪いところは「忘れやすい」ということです。
また2年、3年たつと今の気持ちを忘れてしまって、物事が風化してしまうことがあります。
この震災であったこと、そしてみんなが力を合わせたこと、これは風化させてはいけない。
私たちも、日本に根付く和太鼓という芸能を風化させないように活動しています。
今日はそんな音をみなさんに届けたいと思います!・・・と。


まさにそうですよね。

今回の震災での被害は、本当に辛いことで、日本全体が心を痛め、すべての人が協力しようとしています。
しかし、この今という瞬間、大事なことを忘れずに心にとめておきたいと思います。



ここ何週間かの流れを見ていると、本当に今の世界は情報の社会だと思わざるをえません。
テレビ、インターネット、SNS、そしてブログ、Twitterなど情報があらゆるところで流れ、それぞれの情報の真偽もよくわからない状態です。
昨日流れていた情報を誰かに伝えると、次の日には全く違う情報が流れる。
嘘の情報にみんなが飛びつき、それに惑わされている間に、本当の情報がよくわからなくなる。
そしていろんなことに文句をいってみたり、独りよがりの行動に出たり。



今、信じられることは一つ。私たち日本人、全員が前の生活に戻りたい。そして復活したいと誰もが思っていること。

各方面で支援の動きも日々大きくなっています。
TVではあまり報じられない部分での復旧作業、人命救助。そして個人個人の節電、募金とみんなが力を合わせているのです。

確かにいろいろ文句を言いたくはなりますが・・・政治家、東電、消防、自衛隊の人も全ての人が必至でがんばっていると私は思うのです。


世界各国からの日本への評価も高い中、世界からの支援の数々、人の温かさをこんなに感じれることもないと思います。



私は、もうこれ以上、マイナスのことはあまり聞きたくありません。
みんな頑張っているのだから。

頑張れ!NIPPON。



小菅一憲

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by chiropratica | 2011-03-30 14:50 | きまま日記

NO.164 大腸 Large Intestine その2 「大腸のしくみ」

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さて、序盤から腸内環境のことでびっくりしたかもしれませんが、
今日は大腸をもっと知る上で、「大腸のしくみ」についてゆっくりみていきましょう。

みなさんは大腸についてどの程度知っているでしょうか?どこからどこまでが腸で、どのような働きをしているのか、わかっているようで実は考えてみるとよくわからないところだらけですよね。


いままでの復習も含めてですが、大腸というと口から始まる消化器官の最後尾、つまり肛門の手前に位置している器官です。大きくは小腸と大腸合わせて「腸」と呼んでいます。
消化器官は頭頚部から、胸、骨盤に至る長い器官であるため、腸は胸から骨盤内にかけて、複雑な形で存在します。
前のblogでもやりましたが、小腸「十二指腸→空腸→回腸」は約6~7mに及ぶ管状の臓器、大腸は盲腸、結腸、直腸の3つの部分からなり、小腸を取り囲むような形をしています。その長さは約1.5m~2m。その人の身長とほぼ同じだと言われています。
そうすると腸の全体の長さは合計すると8.5m~9mにも及ぶのですね。

また大腸の直径は小腸の2倍ほどで5~6cm、厚さは約1mm。蠕動運動をしたり、ガスがたまって引き伸ばされているときには向こう側が透けて見えるほどの薄さです。


腸の内面は、粘膜で覆われ、外側は平滑筋という筋肉で包まれています。
消化管は口から食道、胃、小腸を通過し、大腸が出口となるわけですが、よく口と腸はつながっているといわれるのはまさにその通り。
物理的なつながりだけでなく、食事が腸の状態にも大きく影響してきます。


腸(小腸と大腸)は、消化・吸収・排泄をつかさどる重要な器官です。腸は食べたものをスムーズに運ぶだけではありません。
小腸の働きは、主に消化、栄養分の吸収、水分の吸収をすることにありますが、
大腸の主な働きは、水分の吸収と老廃物(食物の残骸)の排泄。
小腸から大腸に送り込まれたどろどろの消化物は、結腸を進む間に徐々に水分を吸収され、最初の約4分の1の容積になります。


体内には他にも腎臓、肝臓など、溜まった老廃物を処理する器官はありますが、もっとも多くの老廃物を処理しなければならないのは、消化管の最終器官である大腸なのです。



もう少し詳しく見ていきましょう。

小腸から大腸に移行する部分、大腸の入り口には「回盲弁」という弁があります。大腸の中の圧が高くなっても、大腸の内容物を小腸に逆流させない仕組みになっています。
そして回盲弁より下を「盲腸」と呼び、先端に虫垂という突起があります。動物によっては消化機能を果たす場合もありますが、人間の盲腸にはこれといった役割はありません。

そしてつぎに消化物が向かう場所が「結腸」です。
上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸の4つの部分からなり、小腸で消化・吸収された消化物の残りカスは、蠕動運動によってこれらの部分を進みます。
ここでは小腸で消化されなかった繊維質などを分解して吸収するほか、ある程度の水分も吸収します。
こうして結腸を進みながら、消化物は次第に大便としての形を整えていくのです。

その後、S字結腸と肛門とを結ぶ20㎝ほどの長さの直腸を通ります。
ここには消化・吸収の機能はありません。
消化物は、直腸に至るまでに完全に大便となります。


また大腸の壁面には一定の間隔でふくらみとくびれがありますが、これは内容物をためておくとともに、蠕動運動が起きている際、内容物から水分を吸収しやすくするためなのですね。

次回は「排便のメカニズム」です。



小菅一憲

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by chiropratica | 2011-03-29 23:08 | 腸の話

NO.163 大腸 Large Intestine その1 「腸内環境」

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さて、今日から「大腸」のテーマです。
いろいろ書くことがあるので、じっくりいきましょうね。
みなさんも興味深いところだと思います^^。

最近、「腸内環境」という言葉がよく聞かれるようになりました。
その背景には、慢性便秘をはじめ、大腸の病気(大腸ポリープや大腸がん、潰瘍性大腸炎、クローン病などの難治性炎症性腸疾病など)が増加の一途をたどっている状況があります。

つまり、日本人の腸内環境は悪化しているのですね。


1960年以前の日本では、米と魚、野菜を中心とした食生活が一般的でした。
しかし、1960年代半ばを境に、食卓には肉がならぶようになり、ヨーグルトなどの乳製品の摂取量が増える一方、米や野菜などの摂取量は減り、精製された食物を非常に多く摂るようになりました。結果的に食物繊維摂取量が極端に減少したのです。
日本人の食物繊維の摂取量を1950年代と2004年とで比較すると、日本人の1日の食物繊維の平均摂取量は、約25g前後から13.9gへ減少しています。一方、脂肪の摂取量は、1日平均25g前後から55g前後まで増加。とくに動物脂肪の摂取量が著しく増加しています。

日本人は戦前まで動物性食品をほとんどとることがなかったため、遺伝的にタンパク質分解能力が弱く、高タンパク質をとると腸内に未消化のタンパク質が残ります。未消化のタンパク質は腸内で異常発酵(腐敗)するため、人間にとって「毒」です。腸の短い欧米人はそれを速やかに排出できますが、日本人は植物性食品を消化するのに適した長い腸をしているため、それだけ長い時間、腸内に腐敗産物がとどまることになります。よって、肉や脂肪分をとる量が多く、便秘がちになる人ほど、大腸ガンになる確率も高くなるのです。食べているうちに体質も変わってくるよと楽観的な見方をする人もいますが、オーストラリアでの皮膚ガンの増加の例にあったように、残念ながら人の体はそう簡単に適応できるものではありません。

このような食生活の欧米化によって、1980年以降は腸の病気が増えてきたといっても過言ではないでしょう。


カイロプラクティックの中でも、大腸機能不全に関与する疾病は、食生活の変化に伴い、今世紀から急速に増加していると述べています。

そしてその原因とは・・・
1.砂糖や小麦粉などの精製された炭水化物使用量の増加
2.粗質物の摂取量の減少

である、と断言しています。


こんな話もあります。

大腸に関わる疾病は、主に産業化された地域や家でみられるというのです。
これらの疾病は、とくに1870年に穀類の粉砕が石臼から製粉機に移行し始めてから現われており、虫垂炎は、1880年以降まではあまり一般的ではなく、憩室性疾患は、1920年代まで主要な疾患ではなかったというのです。痔や大腸・直腸における腫瘍は、精製した炭水化物を消費する国で最も一般的な病気でもあるというデータもあります。

これらに共通するものはなんでしょう。

そう。食べ物の精製なのです。


流行病の研究では、伝統的な食生活を続けているアフリカの部族には、大腸機能不全の疾病の発病率は低いことが確認されています。
これらの民族が摂取する食べ物は、繊維質の割合が高く、精製炭水化物の割合は低いのです。
しかし、もしこの民族の人たちがイギリスやアメリカなどに移住し食生活を変化させると、イギリス人やアメリカ人と同様、大腸機能不全による疾病にかかる割合が高くなると言われています。


このことは驚かれることだと思いますが、今日本人が抱えている「腸内環境」の悪化を改善させるヒントが隠されていると思いませんか?


もちろん、腸内環境を悪化させているのは、食生活の変化ばかりではありません。ライフスタイルの変化も大きな原因のひとつですね。
たとえば、クルマ社会の進展による運動不足や、増大する残業時間、外食の増加、加工食品の普及など、50年前にくらべるとその生活環境の変化は驚くべきものと言えます。


前にも述べましたが、私が臨床に出ていても、消化器の問題で悩んでいる人は増えているというのが正直な感想です。
便秘や腹部膨満感、慢性的な軟便・下痢など腸の不調は本当に多く、対処的な薬の使用に頼ったり、もうあきらめてその状態を放置し、慢性的になってしまっている人もいます。
薬は対処療法に過ぎないということ、そして腸の状態を不健康のまま放置するということがどれだけ身体に悪影響があるかということは、いままでこのblogを読んで頂いた方にはよくわかって頂けると思います。


これらの腸の改善には、セルフ・メディケーションが欠かせません。
つまり、腸の機能を完全回復する方法は、まさに日々の食生活の改良やライフスタイルの改善が、非常に重要になってくると言えるのです。



小菅一憲

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by chiropratica | 2011-03-28 07:10 | 腸の話

食べる日記 おすすめレストラン その6 「CHAYA」

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今日は久々に食べる日記更新です。
なかなか「大腸」のテーマにいきませんが、地震の後で気分的にちょっと寄り道しています。笑。
また来週からガッツリいきますね!


さて、今日紹介するところは、ご存じの人もいるかもしれませんが・・・
CHAYA
です。
何店舗かありますが、私がよく行くのは汐留店ですね。

カイロプラクティック学生時代、学校が新橋にあったので、たまに立ち寄ったものです。
今でもそちらの方に用があると、お昼を食べに行ったりします。


このお店は、何より綺麗でオープンな感じがとても居心地が良いのです!^^。



さてCHAYAは、何料理のお店かというと、マクロビオティックに基いた食材と料理のお店です。

マクロビオティックは、桜沢如一氏が、石塚左玄の「食物養生法」の考え方と、東洋思想のベースとなる中国の「易」の陰陽を組み合わせた、「玄米菜食」という自然に則した食事法を提唱したことから始まりました。
肉類、卵、乳製品などの動物性食品はできるだけとらず、無農薬・有機農法の穀物や野菜を中心とした食事をとることを基本としています。
アメリカで一時期話題になり、そこからまた日本に入ってきてやっている人も本当に多いですよね。

マクロビオティックというと、ストイックなイメージを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、マクロビオティックとは、穀物や野菜、海藻などを中心とする日本の伝統食をベースとした食事を摂ることにより、自然と調和をとりながら、健康な暮らしを実現する考え方です。


私はマクロビオティックをやっているわけではありませんが、
外食する場所で、こういうお店は安心ができます。
しかも健康的で美味しいので私は好きですね~。

このお店もマクロビオティックの趣旨通りの肉、卵、乳製品、白砂糖、科学調味料を一切使っていないそうです。

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メニューは様々ありますが、ここではデザートも作ったりしています。
デザートはやはり牛乳などは使わないので、変わりに豆乳を使うのですが、また一味違った味で
美味しいですよ。
私は、普段甘いものは食べないですが、
両親の誕生日には、ここでケーキを買ったりしました^^。


みなさんも、汐留や新橋の方に行くことがあったら、是非立ち寄ってみてくださいね。
場所柄、たまに芸能人にも遭遇します。笑。



小菅一憲

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by chiropratica | 2011-03-26 19:28 | 食べる日記

まじめ日記 「ピンピン、コロリ」/chiropratica 小菅一憲

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最近、思いついたように図書館に行っています。
先日、ホリスティック医学をされている帯津良一先生の「ピンピン、コロリ。」という本を読みました。


生も、老いも、病も、
すべてよりよく死ぬためのプロセスであり、
最後の着地点である「死」からも目をそむけずに真正面に対峙し、
あるがままに受け入れていくことが、
結果的によりよい人生につながります。


みなさんどう思いますか?
この本では「死」というものは恐れるものではなく、どうやってよりよい「死」を迎えられるのか考えていくことが重要だというのです。
私はこれを読んでハッとしましたね~。
いままで病気や死っていうものは怖いもの、避けたいものだと思っていましたが、こういう考え方があるのかと。
こういう考え方が出来れば、「死」をそこまで恐れる必要はないのかもしれません。
うーん。深いですね。


人は誰でも「生、老、病、死」という四つのステージを経験するといいます。
今の人は、生きることだけに執着し、老いにあらがい、病を嘆き、死に際して狼狽するケースが少なくないと言えます。
しかし、帯津先生は、それはその人にとって不幸だというのです。

帯津先生の追い求めているホリスティック医学では、生老病死のそれぞれのステージをしっかり生き抜くことで、人は「いのち」のエネルギーを高め、その勢いで死後の世界へ飛び込んでいくといいます。
また、死に直面して狼狽しないように、日頃から自分はこのような最期を迎えたいという具体的なイメージを思い描き、「死ぬのもそんなに悪いことではないな」といった死生観を築いておくことがとても大切だそうです。


これは、日常の中ではなかなか難しいですよね。

多くの人が、ガンのような病気になって初めて、死を意識し、愕然とするものです。
自分がガンだと知って、いやが応でも「死」と向き合わなければならなくなった人たちは、「死」の不安におののきながらも手探りで自分の死生観を築き、生きているうちに「死」を受容するケースが多いのかもしれません。


私も10年前に、母がガンになったことを思い出しました。
母はいつでも「長生きはしなくていい、スパッと気持ちよく逝きたい」というのですが、自分自身の死生観があるのかもしれないですね。
そして1年前亡くなった祖父は、延命治療はせずに逝きました。


今は昔のように徹底的に抗がん剤で治療して「一日でも長く生きのびたい」と考える人は少なくなってきました。
長く生きのびることより、どう生きるか、どう死ぬかということに思いをめぐらすことがいい人生を送れる大切なポイントなのです。
もし延命にこだわりすぎたりすると、本当に大切なものが何なのか、見失ってしまいます。

もし覚悟のできたなら、人は本当に憑きものが落ちたようにおだやかな表情で、晴れやかな笑顔を出せるといいます。
実際、死に直面していない私にとっては、難しいことですが、考えさせられます。



帯津先生は、アンチエイジングという言葉に対してもあまり好きではないとおっしゃっていました。今、まさにはやりのアンチエイジング。直訳すると「抗年齢」となります。
エイジング(加齢)にしても、あるがままに年をとっていくのが一番自然でいいというのです。長寿にしがみつくような生き方をしている人は、老いに対しても激しく抵抗する傾向があるそうです。

自然に年齢を重ねて「いのち」のエネルギーが高まってきた人が、一番魅力があり、色気もあるのです。

たしかに!


この本では、帯津先生と縁のある人を紹介していましたが、その中でも写真家で作家の藤原真也さんの言葉が、心に残りました。


「死というものは、なしくずしにヒトに訪れるものではなく、死が訪れたその最期のときの何時かの瞬間を、ヒトは決断し、選びとるのです。だから、生きているあいだに、あなたが死ぬ時のための決断力をやしなっておきなさい」


どうでしょう。
死に対して人は受け身ではなく、自ら的確な瞬間を選択するというわけです。
日頃から決断力を養っておかないと、せっかく死が訪れてきたときにこれをつかみ損ねる、というのが藤原さんの考えです。


帯津先生が勧めるホリスティック医学では、あるがままに死を受け入れて死後の世界へ旅立っていくことをよしとしています。
しかし、これはなにも生きることをあきらめるということではなく、「いつでも死ねるぞ」という覚悟を決めて病気と向き合い、希望をもって生きていきましょうということです。

そして代替療法とは、こうした患者さんの希望をつなぐうえでとても役立ちます。西洋医学だけでは治療法が限られてしまいますが、そこに代替医療を加えると無限大に戦略が広がります。


帯津先生は言います。

西洋医学の医者は概して代替療法を低く評価しますし、代替療法の治療者は西洋医学を否定しがちです。これでは患者さんはあいだにはさまって立ち往生してしまうわけです。
本来は、当事者全員が結びついて医療という「場」のエネルギーを高め、その結果として患者さんを含めて全員が癒されるという形が、ホリスティック医学の理想とするところだと・・・。


まさにそのとおり。


ホリスティック医学は、「人間まるごと」を対象とする医学で、私たちカイロプラクティックを志すものから見てもまさに目指す医療だと思います。
最近は、西洋医学と代替療法が合体した「統合医学」というものが出てきましたが、「統合医学」の対象が病というステージにとどまるのに対して、「ホリスティック医学」は生老病死、さらにはその先にある死後の世界までみるらしいのです。
かなり対象範囲の広い、大きな概念ですね。
完成されたホリスティック医学は、まだ世界のどこにも存在しません。
すでに欧米では統合医学がかなり浸透していますが、日本はまだまだ。

統合医学が医学としていつの日か確立されたときに初めて、ホリスティック医学の実体が前方に見えてくるのかもしれません。

果てしない道のりです。
でも日々そこに近づいているような気はしています。




最近、こうやって久々に図書館で本を借りたりしています。
普段は最新本に目がいきがちですが・・・
いい本はたくさんあるなぁと思う今日この頃。


図書館にもまだまだ読みたい本がたくさんあります。
まだ先は長いな・・・。
本を読む時間、そして考える時間、大切にしたいものですね^^。



小菅一憲

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by chiropratica | 2011-03-25 22:35 | まじめ日記

NO.162 貧血に有効、緑黄色野菜の王様 「ほうれん草」

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今日は、緑黄色野菜の代表「ほうれん草」の紹介です^^。

放射能の影響で、茨城のほうれん草が話題に出ていましたが、私がよく行く、茨城の直売所のほうれん草や小松菜の美味しいこと!
みなさんが放射能気にして買わないようになってしまうなんて、本当悲しいことです。



さて、ほうれん草は、西アジア原産。
世界各地に伝播してから、アジアで東洋種が、ヨーロッパで西洋種が生まれました。東洋種は葉先がとがって葉肉が薄く、甘みが強くアクが少ないのが特徴。これに対して、西洋種は葉先が丸く肉厚で、アクは強いですが日持ちします。

日本へは、東洋種が中国から伝わり、のちにヨーロッパ経由でアメリカから西洋種が導入され、現在では両者の交配種が主流になっています。
最近よくみられるサラダほうれん草は、アクが少なく生でも食べられるよう品種改良したもの。
下ゆでせずにそのまま食べられ、やわらかくあっさりとした食感です。


品種改良や栽培技術の発達により、1年中出回るようになっていますが、冬が旬のほうれん草はやはりその時季に食べるのに適しています。とくに冬の露地ものは、夏ものと比べ栄養価が高く、甘みも増しておいしくなります。
ほうれん草100gあたりのビタミンC含有量をみてみると、夏場は20mgなのに対して冬場は60mgと、なんと3倍。日照時間も長く早いスピードで育つ夏場のほうれん草は、ゆっくりじっくり育つ冬場のほうれん草に比べて、味が薄く水分が多くなります。

12月〜2月にみかける「ちぢみほうれん草」なんかは、寒さにあてて栽培することで、低温ストレスを与え、糖度や甘みをアップさせてあるもので、本当に美味しいです^^。冬の霜に当て、じっくり育てるので、ちぢれて肉厚の葉になり、糖度10以上を誇る甘さが生まれるのですね^^。



ほうれん草と言えば、私たちの世代では、ポパイの漫画でよく登場してきました!笑。
ポパイの漫画では、「ほうれん草=栄養いっぱい」というイメージでしたよね^^。
たしかに実際もカロテンの多い緑黄色野菜の中でも栄養価は抜群です。
その栄養価の多さから「緑黄色野菜の王様」といわれるほどです。
鉄、マグネシウム、マンガン、亜鉛などのミネラル類、ビタミンB6、Cなどを豊富に含んでいます。また造血作用のある葉酸なども含んでいるので、女性に必要な栄養素がたっぷり詰まっていると言えますね。
貧血の予防にも効果があると言われています。
貧血に有効な鉄分は、野菜から摂取がすると、レバーなど動物性の鉄分から吸収するより吸収力が低いのですが、ビタミンCと一緒に摂ることで、吸収力はアップします。
鉄分、ビタミンCのどちらの栄養素も含んだほうれん草は、貧血の症状を改善するには、優秀な食物と言えるでしょう。


ほうれん草で嫌がられるのが、アクの成分でもあるシュウ酸。
シュウ酸をタ量に摂取すると結石の原因になると言われてきましたが、シュウ酸はゆでて水にさらすとほとんどが流れ出してしまうことや、人体に害を及ぼすほどの量はふだん摂らないこと、さらにアクの少ない品種が増えたことから、あまり気にすることではないでしょう。



葉もの野菜の中でも、とくにほうれん草は鮮度が命。
葉先から水分がどんどん蒸発してしまうので、買いたての新鮮なうちに調理することをオススメします。
ゆでる時は手早く。鍋にたっぷりの湯を湧かし、塩を加えて、まず茎の部分を入れ、続いて葉先を沈めていきます。
ゆで時間は2分程度。ゆですぎると風味も栄養も失われるので、強火で一気にゆでましょう。
水にさらしてアクを抜き、しぼって水気を切ります。

根元の赤い部分は、骨の形成に重要なマンガンが豊富に含まれています。甘みもあるので切り取らずに使いましょうね。
またビタミンEを多く含むゴマやナッツなどはβカロテンの吸収を助けます。
ただのおひたしではなく、ゴマ和えやナッツ和えにして食べるのも一つの工夫です。


おいしいほうれん草の選び方は・・・

葉の色が濃く、葉先がピンとしていて、みずみずしいもの
根元に近い部分から葉がはえて、密集しているもの
根元に赤み(根元が赤い程、甘みが強い)があり、茎が適度に太いもの


ポパイにはなれませんが、貧血に悩む人、元気の出ない人は、是非日々の料理に「ほうれん草」を取り入れてみてください!



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栄養成分
カロテン、ビタミンC、B群、葉酸、鉄、カルシウム、マグネシウム、マンガン、亜鉛

おいしい時期
12月〜1月

保存
新聞紙で包み、ビニール袋に入れて、冷蔵庫の野菜室へ。
根を下に、立てて保存しましょう。
寒さに強いのですが、暑さには弱いので、夏場は早めに使い切るようにしましょう。
また長期保存にはかためにゆでて、小分けにして冷凍するのがオススメです。
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小菅一憲

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by chiropratica | 2011-03-24 08:41 | 回盲弁症候群

きまま日記 YOGA

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昨日、今日と地震が頻繁に続きますね。
ここ最近はなんだか、震度3くらいには慣れてきてしまいました。

患者さんに聞いても、身体がずっと揺れている感じがするという方がすごく多いですね。

また、いままでにない状況だからなのか、身体にストレスがかかっている方を多くみかけます。
地震やこれから先の経済的な不安、またテレビから流れる情報による疲労など・・・ストレス性の症状を持った方も多くなっています。
こういう時は以前からもっていた症状もぶり返したりするので、注意が必要です。
私の家族ですら副腎の機能低下がみられたのですから。



うーん。関東でもこんな状況なので、被災地の方のストレスによる健康被害はどれほどなのだろうと予想がつきません。

友人に聞くと、被災者の方たちの食事はまだまだ足りていないようですね。
またなんとか食べれても、おにぎりやパンなどの炭水化物のみなので、栄養面でのことが本当に心配されます。炭水化物のみの食事だと血糖値が不安定になり、精神的な問題も出てきます。
なんとか野菜や果物も食べれる環境ができると良いのですが・・・。
果物も送るようにはしているらしいのですが、かさばるらしく数はまだまだのようです。


我がサプリメント協会も、本格的にサプリメントを現地に送る準備をしています。
まずはビタミンB群やCなどは現地に送ったようです^^。

みんなががんばっています。
なんとか力合わせて支援してあげたい。




さて、私は毎週の休みには、海に行きサーフィンをするのが常なのですが、この2週はもちろん出来てません。
でもどうにか身体を動かしたいと思い、妹に借りたYOGAのDVDをやってみました。


綿本さんという人のパワーヨガのDVD。


これがけっこう汗をかくのです。
キツイポーズをしながら、
「ゆっくり気持ちよく呼吸をしてくださーい」
と言われてもなかなか気持ちよくは呼吸できてない私。


1時間のプログラムを終えると汗だくです。笑。

このDVDにはショートプログラムというのもあり、そちらだと20分くらいなので、
その後も時間があればたまにやるようにしていますが、YOGAが日常的に気持ちよく出来ると
本当に健康的かもしれないですね^^。

呼吸もうまくできるようになると、精神的にも安らぎます。


前から本に載っているYOGAのポーズは毎日やっていたのですが、こうやってDVDをみながら
だとまた違うものです。
今度はスタジオに行こう!


みなさんも地震やニュース、バタバタな毎日で落ち着きませんが、そろそろ少しは気持ちをリセットしておかないと体を崩してしまいますよ~。
なんでもいいので、気分転換してみてくださいね^^。



小菅一憲

CHIROPRATICA|健康の素晴らしさを伝える治療院


C-Magazine|カイロプラクター小菅一憲が提供する健康情報発信基地

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by chiropratica | 2011-03-23 15:06 | きまま日記

NO.161 回盲弁症候群とカイロプラクティック Case Study

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今日は、回盲弁症候群の患者さんの例を紹介しながら、カイロプラクティックで行う治療についてお話していきます。


この方は、30代の女性で3週間前に出産し、その後腰痛があって来院されました。またここ最近疲れなのか、めまいがするということと、左耳がふわーっとする感じがあり聞きづらさがあるということでした。
めまいや耳の不快感は朝方が一番感じるそうです。病院ではメニエール病と診断され、この症状は3〜4年前にも経験しているとおっしゃっていました。


まず骨盤の状態をチェックしていくと(出産前後では女性特有のホルモンが出て、身体の靭帯などの支持組織を緩め、骨盤を開きやすくしますが)左の関節がまだ緩く、不安定な感じが残っていました。またそれに伴いお尻の筋肉が固くなっていることと、骨盤の不安定な状態が筋肉のアンバランスを引き起こし、腰に負担をかけていることがわかりました。

めまいや耳の不快感に関しては、まず眼球の動きと聴力の検査を行いました。
眼球は上に向いた時に向きづらさと気持ち悪さがあり、聴力には問題なかったのですが、左耳で聞くときに音が鳴っている方向がややぼやけるようでした。
また、この方は胃腸の状態もあまりよくないとのことで、回盲弁(小腸から大腸の移行部の弁)をチェックすると機能低下がみられたのです。
いままでお話してきたように、回盲弁症候群は便の状態にも変化が出ますが、それ以上に身体に様々な症状が現れます。そしてその徴候の中には、めまいや耳鳴りがあることも知られています(もちろんない方もいます)。



治療に関しては、骨盤はまだ不安定な状態なので、左右の捻れに対してブロックを使って整え、関節に対する軽めの治療、また左のお尻の筋肉の固い部分を取り除くように筋操作を行いました。

さて、次にめまい、耳の不快感に関してですが、回盲弁症候群(オープン回盲弁)により起こっている可能性が強かったので、まず回盲弁に対する治療(弁を閉じるように押圧する)と回盲弁に関わるリンパのポイントの治療、そして関連する背骨の関節を動かしていきました。
また眼球の動きを考慮して頸椎の関節の治療をし、目や耳の問題に頭蓋の状態も関わることがあるので、頭蓋のバランスをとるように治療を施しました。

治療後は大分、めまいや耳の不快感がとれたようで、眼球も上に向きやすくなりました。骨盤の方は、まだ安定するまで少し時間がかかるので継続して治療を行うことにしました。



メニエール病は耳鳴りや回転性のめまいが出る病気ですが、この方の場合は回転性めまいはなく、耳鳴りもなかったので、頭蓋骨や頸椎の状態を整えることで眼球の動きをスムーズにしてみること、また回盲弁症候群でこれらの症状が起きている可能性が大きかったので、回盲弁に対する治療を行ったところ、大きな効果が出たケースといえます^^。

めまいや耳鳴りは難しい症状でもありますが、カイロプラクティックで効果が出る場合もあります。今回のように回盲弁からきているものばかりではありませんが、回盲弁が原因の場合、それに対する治療を行うと効果はかなり高いといえます。
この方の場合は、出産後ということで、副腎機能低下症も起こっていた可能性が高いですね。
それにより、回盲弁の機能低下が起こったということもおおいに考えられることです。


様々な方向から患者さんの身体全体をみていくことが、いかに重要かということを、教えてくれるケースでもあります。

また、回盲弁症候群が検出される場合、腎臓と大腰筋(下腹部の筋肉)、更に消化システム全体を常に検査しなければなりません。
この方の場合も胃腸の状態が気になるところです。もちろんそれに対するアプローチや食事のアドバイスも必要になってくるかもしれません。



オープン回盲弁症候群に有効な栄養素はクロロフィルです。クロロフィルは腸管への刺激の緩和と治癒に対して効果を持ち、クローズ回盲弁症候群に対する栄養学的なサポートはカルシウム投与が効果的と言われています。

大抵の方が、オープン回盲弁なので、私の臨床ではクロロフィル(葉緑素)をよく含むホウレン草を摂ってもらうことが多いです。
ホウレン草をニンニクで炒めたものを食べると吸収率が良いと言われているので、それをオススメしています。


この方にも、食事指導では少しの間、繊維質や刺激のある食べ物を少し控えて、ほうれん草などの緑の野菜を摂ってもらうよう指導しました。


回盲弁。
みなさんからすると、ピンと来ないかもしれませんが、この弁の不調から起こる症状は数多くみられます。
回盲弁症候群の症状の中で思い当たる人は、一度カイロプラクティックの検査を受けてみてはいかがでしょう?


〈回盲弁症候群で起こる症状〉

動悸
心臓の粗動
活動時の胸部痛
偽性メニエール症候群
片頭痛
就下性浮腫
右肩の痛み(滑液包炎に類似する)
首のこり
めまい(午後に起こりやすい)
耳鳴り
吐き気
失神
偽性副鼻腔感染症
急激な口の渇き
目の下のくま
全身の痛み


さて、今日で回盲弁のお話はおしまいです。
次回から消化最後の「大腸」についてお話していきましょう。
大腸では、最近増えてきた大腸がんや便秘や下痢の話、その他乳酸菌などの話も織り交ぜていくので、とても面白いテーマだと思います^^。


なにかご質問があれば、
こちらから
気軽に聞いてくださいね。



小菅一憲

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by chiropratica | 2011-03-22 07:20 | 回盲弁症候群

NO.160 回盲弁症候群 lleocecal Valve Syndrome 「回盲弁症候群の原因」

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前回のblogで紹介しましたが、アプライド・キネシオロジーでは「オープン」と「クローズ」の回盲弁症候群が認識されています。
90%以上がオープン回盲弁症候群と言われていますが、「オープン」では、大腸内容物の小腸への逆流が起きます。また逆に「クローズ」では、内容物の回腸から大腸への流れが阻止されてしまいます。

さて今日は、回盲弁症候群になる原因を探ってみましょう。


回盲弁の開閉は、多くの因子によってコントロールされていますが、構造、科学、精神などの健康の3要素の乱れが原因となると言われています。
構造は主に筋肉骨格系のバランスの崩れ、科学は栄養的な問題、そして精神はストレスによる影響などなど・・・。

こうなると様々な問題から回盲弁の機能に影響が出るということですね。

一般的に、回盲弁は交感神経の活動により収縮し、副交感神経の活動により弛緩すると考えられています。また副腎ストレス障害では回盲弁の「オープン」、そして副腎機能亢進症には「クローズ」が観察されるといいます。
ということは、日々のストレスによって「回盲弁」の機能に影響が出るということでもあるのですね。


さらによく言われるのが、摂取する食べ物にも影響を受けるということです。

とくにベジタリアンの人は高い割合で回盲弁の問題が検出されると言われています。
1年の季節的な食物摂取パターンの変化も関係してきます。たとえば、夏の終わりや秋は、新鮮な果物や野菜が豊富になり、これらの摂取量が増加するため回盲弁などの問題が起こりやすくなると言われます。更に、クリスマスなどの休暇の糖類摂取増加なども1つの原因になります。


よく言われているのが、回盲弁の治療時に行われる食事指導で、患者さんに繊維質などの粗質物の摂取を控えさせ、刺激の少ない食事を摂ってもらうことです。
粗質物には、シリアル、ポップコーン、ピーナツ、ポテトチップス、生野菜と果物(これらは調理されたものは除く)などが含まれます。
またチリ、タコス、コショウなどの刺激のある調味料も控えてもらいます。
アルコール類の摂取も基本ダメです。

要するに普段良いとされている繊維質の多く、腸に刺激になるものが問題になるわけです。
難しいですね。

アプライド・キネシオロジーでは、回盲弁症候群の原因の多くは、質の悪い低粗質物の摂取と言われています。

もちろんこの食事内容の変更は、回盲弁症候群の人だけに適応されるべきものであり、ずっと続けるものでもありませんので、ご注意を。




その他、回盲弁症候群では、腸管における酸のバランスコントロールが重要になります。
正常な腸管内容物のpHは直腸においてほぼ中性を示しますが、もし腸管がアルカリ性に傾くと「オープン回盲弁」、酸性に傾くと「クローズ回盲弁」になりやすいと言われているのです。
Castellらによるこんな研究があります。
大腸のバイパス処置を行った患者さんに、徐々に胃に塩酸を注入することで、食道下部の括約筋(以前のblog参照)収縮圧の減少と、回盲弁の括約筋収縮圧の増加が同時に計測されました。ところが、消化管のアルカリ化とペンタガストリンの注入は、回盲弁括約筋収縮圧の減少と食道下部の括約筋収縮圧の増加を起こしたというのです。

人間の身体っておもしろいですねぇ。
ここでも以前やった胃酸が出てくるわけです。もし胃酸分泌が低下している場合は、オープン回盲弁を引き起こしやすいとも言えるのですね。


カイロプラクティックでは、胃酸分泌低下により内容物がアルカリ性に傾いている場合、初めに迷走神経に影響を与えるため頭蓋障害の調整によりアプローチしていきます。前に胃酸のところでお話した側頭骨の障害もよくみられます。
逆に酸性に傾いている場合は、膵臓からのアルカリ性物質の分泌を促すために膵臓酵素などを補充したりします。



さてこのように回盲弁には多くの因子が関わっていることがわかりましたでしょうか?
今話してきた以外にも盲腸の状態や虫垂炎にも影響を受けたりします。


少し難しい話も出てきましたが、回盲弁症候群は、日常生活の中の身体的、精神的ストレス、その他食事にも左右されてくるので、誰にでも起こる問題とも言えます。
そしてその中の症状には、まさか腸の弁が関わっていると夢にも思わないようなもの(めまい、胸の痛みなど)もあるのです。


さて、次回は「回盲弁とカイロプラクティック」です。



小菅一憲

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by chiropratica | 2011-03-21 07:59 | 回盲弁症候群


カイロプラクティック理学士/サプリメント指導士のカラダと食を考える日記


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