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NO.128 口 the mouth その5 「噛み合わせも重要」

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噛み合わせが悪いと、食べ物を噛み砕く効率が低下します。
そのために食べ物を消化する効率も低下します。
歯並びや噛み合わせが悪い人は、噛み合わせのいい人よりも時間をかけてたくさん噛む必要があるわけです。

食べ物の消化は歯で噛み、唾液と混じることから始まるということを理科で習ったのを思い出してみてください。
噛むことがうまくいかないと、その後の食道や胃などの消化器での消化と栄養吸収に影響がおよぶことになります。


噛むことはまさに、栄養を吸収する第一段階なのです。


噛み合わせが悪いと一口にいっても、歯並びが悪い、虫歯になってうまく噛めない、歯が抜けたところがあってうまく噛めない、入れ歯が合わないなどさまざまな状態があります。そして自分で気づいていないこともあるのです。


一度、信頼できる歯科を受診してみるのもいいでしょう^^。



また噛み合わせは、身体のコントロールにも大きな影響を与えます。

重い荷物を持ち上げるとき、鉄棒で懸垂をするとき、綱引きをするときなど、強い力を出す場合に歯を食いしばりますよね。

相撲の立ち会いでぶつかり合うときに力士は歯を食いしばるので、臼歯の噛み合わせに障害が生じることもあり、逆に噛み合わせを調整して奥歯がしっかり噛み合うようにすると、白星が増えたりすることが言われています。
その他、ゴルフ、野球のバッティングなど相撲以外でも瞬発力の発揮が関係するスポーツでは、歯の噛み合わせを調整することによって成績が目に見えて向上するという話もあるのです。
またある射撃の選手が、近くの歯医者さんで治療を受け詰め物をしたら、それから的が今まで通りうまく当たらなくなり、的中率も悪くなったので、また別の歯科医でその部分をほんの少し削ってもらったところ、的中率は元に戻ったといいます。

これほど噛み合わせは消化に関わるだけでなく、全身に影響を及ぼしているということなのですね。


カイロプラクティックのアプライドキネシオロジーの中でも、顎関節は身体で一番大事な関節と位置づけています。
顎関節がおかしくなると、背骨のバランスも崩れ、自律神経、内分泌系にも影響を及ぼします。

私も臨床の中で、肩こりや腰痛、その他の症状で、難しく複雑な症状ほど顎関節の問題を持っている人が多いと感じているくらいなのです。

歯の噛み合わせ、顎関節の状態は、見過ごすことができない身体の一番大事な部分と言っても良いでしょう。



小菅一憲

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by chiropratica | 2011-01-31 07:48 | 消化と栄養吸収

NO.127 口 the mouth その4 「現代人の食事の時間と噛む回数」

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今日は現代人の食事の時間について。

現代人は、食事時間がどんどん短くなっているという報告があります。
学校での給食時間ですら、どんどん短くなっているそうですね。

そして時間が短くなるにつれ、私たちの食生活はどんどん噛まなくなってきます。


明治初期の人々は、1回の食事に40分も時間をかけて、約2000回もかんでいたといいます。ところが平成の若者たちの食事時間は、わずか10分。噛む回数は500回と、1/4に減っています。そしてある研究では、1食でわずか300~400回しか噛んでいない子供が実に3人に1人、よく噛む子は4人に1人しかいないと報告しています。

また最近の人は噛むことが少なくなって、顎の形まで小さくなりました。
きゃしゃなあご、小さな口、そして歯並びの悪さは現代っ子の特徴です。歯は1000年で1%小さくなりますが、顎が1代で3割も小さくなってしまったために、歯が顎の中に入りきれなくて歯並びが悪くなってしまうのです。


これは困ったことですよね。


食事内容もその一つでしょう。
歯ごたえのある食品を避け、味覚や軟らかさを追い求める現代人の食生活が、子供たちの咀嚼力を低下させ、噛めない子、噛まない子を作りだしているとも言えるのではないでしょうか。

子供の好きな食べ物は、カレーライスや、ハンバーグ、スパゲッティ、ラーメン、焼きそばと噛まないものばかり。肉は挽肉が多く、あとはつるつる喉に入っていく麺類を好む子供が本当に多いです。
こういった食生活の変化により、噛めない、噛まない子供が増えているといいます。
また単に「歯ごたえのある食べ物を噛まなくなった」だけでなく、「食事の時に飲み物を横に置いて、それを頻繁に飲みながら食べる」子供が多いのです。
最近の若い世代の食べ方の調査によると、食事中に水分を摂る回数、量が非常に多くなってきていることが報告されているようですね。


このようにやわらかい食事や食べ物を流しこむような食事をしていると、人は、いつ顎を動かし、いつしっかり物を噛むのでしょう。
硬く弾力のある食べ物を十分に咀嚼することは、口まわりの筋肉(舌、頬、唇の筋肉)や咀嚼筋をよく活動させ、また唾液の分泌を促し、それによって歯の表面についた汚れを洗浄します。
また同時に歯肉にマッサージ効果を与えることにより、口腔の病気に対する抵抗力を高め、予防にも寄与しているのです。
そしてよく噛むことで歯も強く丈夫になるので、噛まないことが知らず知らずに虫歯などの歯のトラブルを増やすことにもなります。



さて、ここで和食の定食(サンマの塩焼き、きんぴらごぼう、ホウレン草のおひたし、ご飯、味噌汁)と、ファーストフードのセット(ハンバーガー、ポテト、ジュース)での噛む回数や食事時間を比べてみましょう。

あるデータでは、和食の方は噛む回数が1,019回、食事時間が13分28秒なのに対し、ファーストフードでは噛む回数が562回、食事時間が8分27秒だったといいます。
和食の13分というのも早いのですが、ファーストフードの早さは驚きですね。さすがファーストフードというだけあります。


また日本では「おいしい」ものの要素は「甘い」と「やわらかい」になっているので、それも噛む回数を減らす要素の一つかもしれません。
日本は箸の文化で、主食はでんぷん質、たんぱく源も魚中心だったので、もともとやわらかい食事の文化なのですね。
このことから、フォークとナイフの文化のアメリカでは赤味の肉が好まれるのですが、日本では、お肉もやわらかい霜降り、マグロもトロが人気になるのです。

ただ、それだけに向かうのは問題があります。

以前の日本は、乾物の利用がたくさんあったので噛むことも多く、良かったですが、今は保存法が多様化してきて減ってきてしまいました。
また現代食は脂肪が多くなっているので、やわらかい上にカロリーも高くなっています。
今の日本の食事は正に噛まなくていいような食の状況になっていると言っていいでしょう。


本当は、自分がよくかんでいることが意識される、歯応えのある料理が良いのです。
玄米食に、豊富な野菜など・・・献立の中心は是非ここにもってきたいものです。


次回は「噛み合わせも重要」です。



小菅一憲

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by chiropratica | 2011-01-29 07:11 | 消化と栄養吸収

NO.126 口 the mouth その3 「食事をする時間を大切にする」

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咀嚼は、食事行動の最初のスタートです。
しかし、実は食べ物の消化や分解ということは、噛むという行為以前からスタートしています。


まず、音。食べ物を食べるときの、サクサクとかパリパリという音もそうですが、食事をつくるときの音を聞くということ。
そして食事をつくるときに何をつくっているのか、匂いをかぐということ。
それから手で触ってみたり、目で食べ物を見ることも重要です。

おいしいものを見たり、匂いをかいだその瞬間に口の中に自然につばが湧き出てきませんか?その瞬間から食べ物の消化・分解が始まっているとも言えるのです。


特に日本人は、世界的に見ても食べものの見た目や音などをとても大事にしてきた人種です。
とくに聴覚については、食事中のどんな音も嫌う西洋と違って、日本人は音を楽しんで食事をします。
ぱりぱり、ぷりぷり、ばりばり、がりがり、さくっとした、ぎゅっとしたなどの擬音語も他の国には見られず、音を楽しんでいる私たち日本人の食文化特有のものと言えるでしょう。

また日本料理は、見栄えを非常に大事にします。つまり、盛り付けの工夫がすばらしいのですね。
食べ物の素材の形、色に合わせて、器を選んだり、盛り方などにも料理を引きたてるための工夫がされます。


少し話はそれましたが、食べる前段階でも、見る、匂いを嗅ぐ、そして音を聞くということなど、五感に集中する食事を意識することでも、まったく違ってきます。

そうやってこれからどんな食べ物が口の中に入ってくるかということを感じることで、唾液も分泌され、また頭から胃酸を分泌しなさいという指令も出てくるわけです。


食べ物が口に入る前に、五感を使って食事に入る準備段階を作ることは、大切なことです。通常は自然に行われることなのですが、外食続きやながら食いが多い生活ではこの準備段階が出来ずに身体の中に食べ物が入ってきます。それは準備運動をせずにいきなりプールに飛び込むのと同じことなのですね。



テレビを見ながら、本や漫画を読みながら、携帯でメールをしながらなどの「ながら食い」。

最近の人は、時間のない中で食べることが多いので、こういった「ながら食い」などが非常に多くなっています。

食事をする時は、十分に時間をとり、ながら食いをやめて食事に集中しましょう。
また五感を刺激して、これから食べ物を消化するための準備運動をし、咀嚼を十分にすることが大切です。

咀嚼によって食べ物を十分に細かくしたものを、唾液としっかり混ぜているうちに、胃では胃酸が十分に分泌され、食べ物を胃に送ったときの消化がスムーズにいくのです。


ながら食いをやめて、食事の時間を大切にする。時間は普段の倍かけてゆっくり楽しみ、噛む回数を意識的に増やしてみましょう。

それだけで、あなたのお腹の状態がどれだけ改善されるでしょう。

これを読んだあなたは明日から、是非実践してみてください。
驚くほどの効果を得られると思います^^。


次回は「食事の時間と噛む回数」です。



小菅一憲

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by chiropratica | 2011-01-28 07:30 | 消化と栄養吸収

NO.125 味覚って?

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昨日、味わうということに少し触れたので、今日は味覚についての小話をしてみたいと思います。

そうそう、私の患者さんでもあり、このblogの読者でもある方から、咀嚼や唾液についての詳しい本を貸して頂いたので、blogの内容がますます充実しそうです^^。歯医者さんなのですが、勉強熱心な方で私も見習わなくてはなと思います。


さてさて・・・

いままで話してきたとおり、口は消化器系のはじまりで、食物を摂取し、噛み砕き、それを飲み込んで胃に送りこむ役目を持っています。

消化にとっての「咀嚼」は、食物を小さく噛み砕き唾液と混和し、嚥下しやすいようにすること、そして唾液と混和することで、ある程度の消化を行うとともに、味覚受容器を興奮させやすくすることなのです。


味覚は、その名の通り、味を感じる感覚ですが、その受容器は舌にあります。
味覚受容器は、「味蕾」という味細胞がつぼみ状に集まった集団に分化していて、その味蕾が一番存在する部分が舌なのですね。

舌は、自分で鏡で見てみてもわかりますが、細かい微絨毛があり、そこに受容器が点在しています。

また味蕾は全部でおよそ1万個存在し、特に乳頭と呼ばれる突起部分に多く分布します。これらの乳頭の種類ごとに味蕾の分布が違い、付け根付近(約2,200個:有郭乳頭による)、奥側の舌縁部(約1,300個:葉状乳頭による)、舌先側の舌上面(約1,100個:茸状乳頭による)に味蕾が存在するため、これらの部位が味覚の感知に大きく関わっているのです。
また味蕾は、舌以外の口腔内(軟口蓋、喉頭蓋、咽頭など)にも約2,300個存在しており、これも味覚に関与していると言われています。

ものすごい数の味を感じる器官が、口の中には存在するのですね。

前述したように、味蕾の中には味の受容体である味細胞があります。
また味蕾の先端には味孔という穴があり、水や唾液に溶けた食べ物の味成分はここから味蕾に入り込みます。すると味細胞は味を感じ取り、その刺激を大脳の味覚野に伝えるというわけですね。
もう少し詳しくいうと、味の情報を大脳に伝える感覚神経は2種類あって、舌の先端から3分の2は三叉神経の枝と顔面神経の枝が結合した鼓索神経が、後ろの3分の1は舌咽神経が支配しており、味の情報はそれらの神経から延髄に入り、視床を経由して大脳の味覚野に送られます。

ちょっと難しいですが、そこではじめて「おいしい」や「まずい」などを感じて、その味に対する判断がくだされます。
結果は瞬時に体性感覚野や運動野に伝えられます。
そして、「おいしい」ときは唾液や胃液の分泌が積極的に促されて消化が進み、さらに食欲がわいてきます。
まずかったり、腐っていたりしたときは、顔をしかめたり、吐き出したりするのです。



味を感じるには唾液も重要な役割をしています。
味蕾は常に唾液で覆われていますが、唾液は味物質を運ぶという役割があるため、唾液が不足するだけで、味覚の感受性が低下してしまいます。また唾液には殺菌作用を発揮するリゾチーム、ペルオキシダーゼ、分泌型IgAなどが含まれており、口腔粘膜や味蕾を保護しているため、唾液が欠乏する口腔乾燥症では味覚障害が併発することが多いと言われているのです。

唾液は味を感じる味蕾の健康や味覚にとってなくてはならないものなのです。



さて、味の種類は多様ですが、一番の基本は、「あまい(甘味)」、「にがい(苦味)」、「すっぱり(酸味)」、「しょっぱい(塩味)」の4つの味からなっています。
手の込んだ料理の複雑な味も、すべてこの4つの味が混合してできています。
4種の味は舌のどこでも感じますが、部位により量的な差があり、「苦味」は舌根(舌の奥)、「酸味」は舌縁(舌の奥の両サイド)、「甘味」と「塩味」は舌尖(舌の先)で主に感じられるといいます。

おもしろいですね。舌の場所によって味の感じ方が少し違ってくるのです。
だから苦い薬を飲むときは、舌先に乗せて素早く水で流し込めば、あまり苦味を感じなくてすむかもしれません。



この味の種類、もとは1916年にドイツのHenningが提唱した基本概念なのですが、近年は、これにグルタミン酸ナトリウムの味「うま味」を加え、5基本味としています。

またそれ以外にも、渋み、辛味、あくみというものもあります。

みなさんこんなにも味を考えて食事したことがあるでしょうか?
一度自分で食べ物の味をしっかりと感じてみることも何かの発見になるかもしれませんよ^^。



食べ物の美味しさは・・・

〈五感で感じるもの〉
甘味 (味覚)
酸味 (味覚)
苦味 (味覚)
塩味 (味覚)
うま味 (味覚)
渋み (味覚)
辛味 (味覚)
あくみ (味覚)
香り (嗅覚)
口当たり (味覚/触覚)
食感 (触感)
手触り (触感)
外観 (視覚)
音 (聴覚)

〈心理・脳で感じるもの〉
記憶
情報
感性

〈環境からくるもの〉
外部環境
食事状況
食習慣・食文化


こんなにも多くの情報から決められると言われています。
確かに、食べている状況でも美味しさは左右されるのかもしれません。

また唾液は実際に食べ物を口に入れたときだけではなく、料理を見たり、においをかいだり、あるいは食べ物のことを想像しただけでも分泌されます。
つまり美味しさは、味覚とともに、視覚や嗅覚が一体となって刺激されるものなのです。視覚や嗅覚は、味そのものにも大きく影響をおよぼします。風邪で鼻がつまったときや暗闇でものを食べたときなどは味をあまり感じられませんが、これは味覚が視覚や嗅覚と密接な関係を持っていることの証拠なのですね^^。
また味覚神経に異常があるときや、亜鉛の摂取量が不足したときにも、味がわからなくなることもあります。

その他、食べ物の温度によっても味は変わります。
食べ物の温度は、10~40度の範囲で最もよくわかるとされていますが、例えば甘味は、冷たいものよりも温かいほうがより強く感じます。同じ分量の砂糖を入れたアイスコーヒーとホットコーヒーでは、アイスコーヒーのほうが甘くないように感じられるのですね。逆に辛味は温度が低い方が良く感じるので、スープや味噌汁はあまり熱くするよりも、少しぬるいくらいのほうが、塩分が控えられたりするのです。


味わうということ・・・
意外にも奥が深そうです^^。



小菅一憲

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by chiropratica | 2011-01-27 23:32 | 消化と栄養吸収

NO.124 口 the mouth その2 「噛むということ」

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噛むことは、私たちの健康の第一歩です。

「よく噛んで食べたほうが身体に良い」とよく耳にすると思います。
でも、よく噛んで食べたほうがいい理由は何か、また実際に毎日の食事の中で、よく噛んで食べることをどれだけ意識しているかというと、心もとない人も多いのはないでしょうか。


噛むことの効用はたくさんありますが、
とくに大切なポイントは3つあります。


1.<消化機能>
第一に、みなさん御存じ「消化機能」ですね。
丁寧な噛み砕きによって、胃腸での消化・分解・吸収がスムーズになり、胃酸の分泌が促されることがあります。
噛むと唾液がたくさん出るとともにアミラーゼによる分解が促進され、また咀嚼によって口腔内の刺激受容体が胃酸と膵液分泌の司令を出します。噛むことはその後の消化システムを正常に動かすために非常に重要な役割をします。
その他食べ物を嚥下しやすいように物理的に細かくすることがあります。


2.<肥満の予防>
よく噛むと満腹中枢が刺激されるので、食べ過ぎを防げます。
「噛むこと」と脳に存在するヒスタミンという物質が食行動の調節に重要な役割をしています。
ヒスタミン神経系の細胞体は、後部視床下部(脳の司令部)に存在して脳の広い範囲に神経線維を広げており、とくに満腹中枢(視床下部腹内側核と三叉神経中脳路核)には多くのヒスタミンの受容体が存在しています。
満腹中枢の三叉神経中脳路核は、口腔内の固有感覚受容器と密接関係しており、咀嚼運動も調節しているので、噛むこと自体がヒスタミン神経系を介して、満腹感を作ることに関係しているのです。

早食い、大食いの人はよく噛まずに飲み込んでいます。これは実は食べていることを脳にきづかせない食べ方なのですね。


3.<脳の活性化>
よく咀嚼すると脳血流量が増加することがわかっています。また咀嚼が学習能力を高めることも様々な研究で立証されているのです。
あごをよく動かし、咀嚼筋が収縮することで、脳の神経が刺激され、神経伝達物質が活発に働きます。また脳内の伝達物質の分泌量が増えると脳の血流がよくなり、脳内温度が高くなります。これは脳が活発に働いている証拠です。

身近な例では、夜の車の運転中にガムを噛むと頭がスッキリして眠気がとれることがよく知られていますよね。これは咀嚼運動を始めると、口腔内、顎、顔面から大量の機械的刺激、味覚や温度感覚などの信号が脳に流れ込み、中脳網様体を活性化させて脳を目覚めさせるからなのです。
他にも、お年寄りの脳を調べたところ、歯がたくさん残っている人のほうが記憶を司る海馬の容量が大きかったという例もあります。
またヨーロッパ痴呆研究グループ、アメリカ老化研究所(NIA)、世界保健機構(WHO)の三者で行った疫学調査でも、痴呆の危険因子として「歯の喪失」があげられており、マウスで行った硬い餌と粉のエサの比較実験では、粉末食群の方が早く老化し始め、自発運動量や寿命も低くなったと報告しています。

このようにみていくと、脳への影響はかなり大きいことがわかりますよね^^。

また同じようにマウスに硬い餌と粉のエサを与えて育てる実験では、硬い餌のマウスのほうが学習能力が高かったことがわかりました。
そして、これはヒトでも確認されています。成長発育の旺盛な小児期の幼稚園児を2組にわけ、通常のメニューの給食と硬い食べ物のメニューの給食とに分けてみると、なんと6ヶ月後のテストでは硬い給食組の方が、噛む力が強く記憶力テストの成績もよかったと報告されています。
(「咀嚼の辞典」より引用)

驚きですよね。かめばかむほど頭が良くなるのかもしれません^^。
また大事なのは「噛む回数」だとも言われます。食材がかたくてもやわらかくても、良く噛むことが良いのです。



さて、「噛むということ」は大事だということは、少し理解して頂けたと思いますが、
「噛むこと」の効用は他にもたくさんあります。


しっかり噛みしめることで、手足のすみずみまで細胞が活性化します。反対にやわらかいものを飲みこむような食事をしていると、気力や知力が落ちてきます。
大リーガーの選手たちが、守備や打席に立つときにペパーミントガムを噛んでいるのは、胃酸の分泌を促すとともに、脳神経を刺激して集中力を高めるためとも言われています。


またよく噛むことは、よく味わうことにもつながります。
目で見て、匂いをかいで、口触りを感じて、噛んで音を感じて、口の中に食べ物が長くあるほど、しっかりその食べ物を感じることができるのです。
飲み込んでしまったら、そこから先は感じることはできないんですよね。
噛むことはなによりもおいしく食べることにつながるわけです。

たとえば宇宙飛行士が口に含むだけでいい食事をした時期がありました。
しかし、帰ってくるすべての宇宙飛行士は、非常にストレスが溜まっていたといいます。そこで最近では噛んで食べる食事に変わったのだそう。
象でも歯がなくなり食べることができなくなると、群れを離れて死場を求め、一人で死を迎えるといわれていて、動物にとっても歯で噛むことは何より大事なものだと言えます。
そして長い期間顎の状態が悪く、ものを噛めなかった患者さんは、噛めるようになった最初の食事のときに、生きている実感を一番強く感じたといいます。

まさに噛むことは生きることに直結しているのです^^。



われわれは健康で普段の生活ではあまり感じませんが、噛む時の音や食べ物を味わい食べていることが、情緒的な支えになっていることは確かです。


食べ物をよく噛んで、よく味わい、食感を楽しんで食事をしましょう。
ひとかじりをじっくり味わったら、次のひとかじりをゆっくり楽しみましょう。
急いで食べたり、仕事の合間に食べたりすると、咀嚼不足によって消化不良を引き起こしてしまいます。
音楽を聴いたり、会話をしながら、リラックスした環境でゆっくりと食事をすることは、すべての健康面で重要なことなのです。


そして「噛むこと」はもちろん大切ですが、前述したように、「食べ物を食べて味わうこと」の両方があってこそ、「噛むということ」が生きてくると思います。
噛むことと食べることは切り離せません。
ちゃんと味わって、食べることを楽しむこと、それが大切なのです。



小菅一憲

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by chiropratica | 2011-01-26 07:43 | 消化と栄養吸収

きまま日記 台湾小旅行

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実は、この日曜から2泊で台北に行ってきました〜。

従兄弟が去年から向こうに転勤しているのと、妹が台湾の友人に会いにいくとかで、家族で台湾にて集合。
あまり期待はしていなかったのですが、台北に住んでいる従兄弟のおかげでかなり充実した旅行になりました^^。


写真は九分(キュウフン)という山の上の村です。
宮崎駿の「千と千尋の神隠し」のモデルになったところで、この日は雨だったのですが、とても風情がありました^^。


感動したのは、台北で立ち寄った有名なお茶屋さん「紫藤蘆」。
様々な種類の烏龍茶を味わいましたが、本当に美味しい。
爽やかな味からやわらかい味まで、上品なお茶菓子をつまみながら、幸せな時間でした。

一つのお茶で7〜8回飲めるので、ゆったりと寛ぐなら最高の空間ですね。



そしてなんといっても台湾の料理。
ビックリするほど美味しかったです。

従兄弟オススメのお店や台湾一の小龍包のお店、道端の屋台と台湾のグルメを満喫です。
台湾の料理は、中華料理みたいに油っぽくはなく、本当にさっぱりとしているので誰でも抵抗がないと思いますよ。

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今回、もちろん小龍包はすごく美味しかったのですが、私が何より気にいってしまったのが、デザートのタロ芋の小龍包。

なんとも言えない自然の甘みと小龍包のモチっとした食感がたまらないのです。
家族は、アンコの入った小龍包の方が気にいってたみたいですが、私は断然タロ芋派。

あまりに気に入り過ぎて、3日連続で食べてました。笑。

家族の中では私が芋好きなんだろねということで結論づけていましたが・・・。



台湾は今まさに、経済成長期。街はまだ整備されておらず、綺麗という感じではないですが、昔の日本もあんな感じだったのかもしれません。
また何年か先に行ったら驚くほど変わっているかもしれないですね。


さてまた明日から消化のお話の続き頑張っていきましょう。



小菅一憲

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by chiropratica | 2011-01-25 22:37 | きまま日記

NO.123 口 the mouth その1 「大事な口の機能」

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今日からは口のこと、咀嚼や唾液などについて話していきます。
大事なテーマなので、みなさんしっかり読んでくださいね^^。


口腔というと、唇、頬、口蓋(口の上部分)、口腔底(口の下部分)に囲まれたところを言います。
そして口腔の中には、みなさん御存じ、舌と歯があります。
人体が大きな消化器官だとすると、口腔はまさにその入り口と言えるのですね。


私たちは、話している時や歌っている時、叫んでいる時、キスしている時…など、様々な状況で口を使います。

また口はそれ以外にも重要な機能を担っており、私たちが食べ物からの栄養素をより多く得るのを助けるということや、腸の働きを良くするということにも一躍かっているのです。



さて、口の一部である歯や唇、舌はどのようなことをしているのでしょう?

「歯」はみなさん知っているように物を噛み砕く役割ですよね。食べ物を噛み砕いて消化を助け、食べ物が外に飛び出すのも防いでいます。

そして「唇」は、人体という消化器官の弁のような存在で、口に異物が入らないようにしたり、歯と同じように口に入れた食べ物が外にこぼれるのを防いだりしています。

またよく動く柔軟な筋肉のかたまりである「舌」は、歯で噛み砕いた食べ物を唾液と混ぜ合わせ、食道に送り込む役目を果たしているのです。そして舌の奥の喉頭蓋という部分は、飲み込むときに気管を覆うことで食べ物が気管に入らないようにしています。
その他、舌には無数の突起物(乳頭)があり、味を感じる機能もあるのですね。



多くの機能がある口ですが、これからテーマにしていくのは「消化」についてのお話。

実は、消化においての「口」の機能は、多くの人たちがおろそかにしている部分でもあります。
多くの腸の問題が口から始まっており、口をより使うことにより腸の問題の大部分を改善できるといっても過言ではないでしょう。

腸管の様々な問題は、食べ物を噛まないことや、歯や顎関節の問題、そして唾液のpHが低いことによって引き起こされると言われています。
特に現代人は、早食い、粗末な食習慣の人が多く、正しい食べ物の噛み方を知らない人も多くみかけます。



最近の歯科治療のゴールは、食べ物がキチンと噛めること、しかもおいしく食べられるということにあるようですね。
人間は一生を通して歯で食べ物を噛んで、内臓で栄養を吸収し、エネルギーにして生きていきます。
しかし歯がなかったり歯が痛かったりすると噛めないし、食欲も低下して、仕事にも集中できなくなってしまいます。

このことだけでも、生活の質(QOL)がグンと下がってしまうのですね。

噛めなくなったり、自分の口から食べ物を食べれなくなった老人が急速に弱っていくのは、よく聞く話ですが、これはまさに噛めてはじめて、食べ物から正しい栄養素がとれるようになるということなのです。


小さなお子さんがいる親御さんは、ぜひ幼少期から、子供の口のケアと噛むことをはじめ、食生活の躾をすることを習慣づけてみてください。そのことで、成長期に立派な身体をつくり、心身ともに健康な成人になれるのです。


そして、会話を楽しみながら食を味わい、笑い、歌い、楽器を吹いたり、スポーツを楽しむ、また清潔で好ましい顔貌や印象もそうですが、私たちの人生の楽しみの多くを正常な口の働きによって叶えることができます。


次回は「噛むということ」です。



小菅一憲

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by chiropratica | 2011-01-24 07:12 | 消化と栄養吸収

NO.122 消化管 the gut その3 「口から肛門までの長い管」

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腸管の主な消化管としての機能は、食べ物を「消化」することと、「栄養素」を吸収することです。

ヒトは、水分、塩分、ビタミンなどは直接血液の中に取り入れることができます。しかし食べ物の大部分は炭水化物やたんぱく質、脂肪であり、これらは複雑な構造をした大きな分子からできているため、そのままの状態では血液中に取り込むことができません。
そこで、これらの栄養分は体内で細かく分解する必要が出てきます。
それが消化の過程なのですね。

また腸管は、外部からの敵の侵入を防ぐ、免疫システムの拠点にもなっています。


これからお話する消化管のお話。
これは口から肛門まで続くながい道のりですが、口から食道、胃、腸、肛門に至るおよそ10mの1本の道筋を総称して消化管といいます。
みなさんこの口から肛門までの長い管、これは身体の内側だと思いますか?それとも外側でしょうか?


答えは、意外かもしれませんが「外側」なのです。
消化・吸収とは、この長い管を通して身体の外側から、身体の内部に栄養を入れる過程なのですね。



食べ物を食べると、栄養素は必ず身体の中に入ってくると考えている人が多いのではないでしょうか。
しかし実は、オーガニックの物やホルモン剤の使っていない放し飼いの牛や鶏の肉を気にして食べている人でも、その栄養素を全て吸収できていない場合があります。
実は、消化と栄養吸収のシステムがしっかり機能していないとそういうことになってしまうのです。
食べても食べてもやせている人や、水を飲んだだけでも太ってしまうような人は、「慢性吸収栄養障害」と呼ばれ、口から肛門までの消化器における栄養の「消化・吸収」がうまく果たせていないと言えます。

最初のblogでも話しましたが、私たちが生きて行くためには、私たちの身体をつくる60兆個の細胞たちにきちんと栄養を送り届ける必要があります。
その意味でも「消化・吸収」がしっかり行われていることが重要なのです。


口から始まる長い消化器管。
実際消化に関わっている臓器にはどういったものがあるのでしょう。
少しみていきましょう。


〈消化管〉
口腔 ⇒ 咽頭 ⇒ 食道 ⇒ 胃 ⇒ 小腸(十二指腸⇒空腸⇒回腸) ⇒大腸(盲腸⇒上行結腸⇒横行結腸⇒下行結腸⇒S状結腸⇒直腸) ⇒ 肛門


そして消化にかかわる消化液には・・・

〈消化腺〉
唾液腺(唾液)、胃(胃液)、膵臓(膵液)、肝臓・胆嚢(胆汁)、腸(腸液)


があります。
思ったより多くの器官が関わっていると思いませんか?


消化は、口に入れた食べ物が歯によって噛み砕かれ、唾液と混ぜ合わされることから始まります。
その後、食物は食道を通って胃に入り、胃で強酸性の消化液と胃の筋肉の収縮運動により、どろどろの粥状になって、十二指腸に送られ、胆汁や膵液と混ぜ合わされて小腸へ。
小腸で食べ物に含まれていた栄養素のほとんどと水分の約80%が吸収されます。吸収された栄養素は、腸の血管から肝臓に運ばれ、科学的に処理された後、からだの各部分に送られます。
栄養素を吸収された繊維質や水分などは大腸に送られ、残りのカスは水分を吸収され、固形物(大便)となって肛門から排出されます。

所要時間としては口では、平均60秒。胃の中には約2~4時間とどまり、小腸でさらに消化され、大腸へ送られ便として出るまでには、食後24時間~72時間かかると言われています。


次回からは消化管のそれぞれの部位についてお話します。
まずは「口」です。


なにかご質問があれば、
こちらから
気軽に聞いてくださいね。



小菅一憲

CHIROPRATICA|健康の素晴らしさを伝える治療院


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by chiropratica | 2011-01-22 07:30 | 消化と栄養吸収

NO.121 消化管 the gut その2 「現代人の消化機能」

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腸管の機能障害による症状は、今日の「ストレス社会」と「悪い生活習慣」によって多発していると言えます。
現代人に消化器の問題が増えている原因は、こういう背景にあると言っても間違いではないでしょう。


腸管は消化吸収の機能以外にも、肝臓が行っている「身体に害のあるもの(毒素)」の除去および身体に必要なビタミンとホルモンを作る役割の補助も行っています。
そしてこの過程で常に広く脳と連絡を取り合っています。

そのため、腸管がストレス下にあるときは、様々な類の精神障害を示すこともあります。
また軽い食べ物を食べたとしても、ストレスによってその食べ物を消化することができない場合もあるのです。
その場合、小腸での栄養素の吸収も行われず、栄養素の不均等が起こり、食べ物を食べなかったときと同じくらいの問題を作ることさえあります。

腸管は「ストレス」とは、密接に関係しているのですね。



また、消化に関わる腸管の問題としては、「口腔内の虫歯」や「その他の歯の問題」、「消化不良」、「胃潰瘍」、「胃炎」、「逆流性食道炎」、そして慢性疾患である「クローン病」、「潰瘍性大腸炎」、「過敏性大腸炎」などがあげられますが・・・

これらに共通する点はなんだと思いますか?

お気づきの人もいると思いますが、これらの炎症性の状態の名称の最後には「〜炎」とつきます。
口腔「歯肉炎」の問題から大腸疾患「大腸炎」まで、全て炎症なのですね。
「潰瘍」も実は炎症過程の一部なのです。


前回のテーマでも述べましたが、カイロプラクターのMaffetoneによるとこれらの炎症疾患は、脂質の栄養の摂り方によって大きく変わると言います。脂質栄養素のアンバランスで、腸管の状態が悪化し、慢性的腸管不良になると炎症が起こるというのです。

潰瘍や炎症性疾患を解決するには、まず、脂質の摂取するバランスを回復させることが必要になります。

3大栄養素である「脂質」については後のblogで詳しく話しますが、
ストレス以外にも、何を食べるかということも消化器の問題に関わってくるということです。


もし、みなさんが悪い食習慣を変えて、食べ物の摂取に気を使い、「ストレス」をコントロールすることができれば、かなり多くの消化器官の問題を改善または解決することが可能です。


現代人は、すぐに病院の処方薬や市販薬で対処的に症状を止めてしまうことを選択しています。またお子さんにもそういう薬を与えているのではないでしょうか?
実は、これらの薬が、腸の本当の問題を隠してしまっていることも多々あります。


本当は、薬に頼らずとも、食べ物とストレスコントロールで、元気な消化機能を取り戻すこともできるのです。
またそれこそが根本的な問題解決につながると私は思っています。

次回はさっそく消化器のおおまかな話から始めていきましょう。



小菅一憲

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by chiropratica | 2011-01-21 07:51 | 消化と栄養吸収

NO.120 消化管 the gut その1 「We are what we eat」

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杏林予防医学研究所の山田豊文先生は、こう言っています。

毎日の「食事」があなたを“病気”にも“健康”にもします。

60兆個もの細胞によって私たちのカラダはできています。
心臓も骨も皮膚も全てそうです。

いわば生命の最小単位である細胞が正常に機能しなければ、
私たちのカラダに異常をきたすのです。

細胞は常に古いものから新しいものに入れかわったり、
カラダの材料になったりしていますが、

そういった細胞の機能の活動源となっているのが、
「食事から摂る栄養素」なのです。

私たちのカラダを構成する細胞が活動するのに必要なのが、
「毎日の食事」

言い換えると、
毎日食べるものが私たちのカラダをつくっている
ということになります。

栄養素のバランスのとれた食事であれば細胞が正しく機能し、
健康状態を維持することができます。

逆に栄養素の乏しい食事であれば、
病気を呼び寄せることになってしまいます。

アメリカのことわざに、
「We are what we eat.」というのがあります。
これは「私たちは食べたものからできている」という意味。

まさに的を射た言葉だと思います。



私が、カイロプラクティックで臨床に携わっていて、最近本当に多いと思うのが消化機能の問題です。
初診時に、問診表の項目のところで身体の諸症状について聞く部分があるのですが、「胃の痛み」「下痢」「便秘」など消化機能に関わる問題にチェックをつける人がどれだけ多いことでしょう。ほぼ全ての方が聞いてみるとなんかしらの消化機能の問題を持っていると言っても過言ではないでしょう。
そして、「身体のだるさ」「精神不安定」「活力のなさ」などの不定愁訴も多く、私は、このことに消化と栄養吸収の状態が深く関わっていると思っています。

カイロプラクティックでも消化機能をチェックする方法があり、消化に関わる臓器の機能アップをしていく治療もあります。
私は、それらの治療と食事のアドバイスでかなりの人の身体の問題が改善していくのを臨床でたくさん見てきました。

これからのテーマは、消化に関わる「消化器」とそれぞれに特有の疾患。またその後は「栄養素」に関わるお話などをしていきたいと思います。

このお話を読んで頂いた方に、是非「We are what we eat.」という言葉の意味を考えて、少しでも食に対する気持ちが変わってもらえたらと思います。


私は断言します。
食に対する考えが変わると、確実に人生の質が上がります。
人生が数倍楽しくなります。

次回は「現代人の消化機能」についてお話します。



小菅一憲

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by chiropratica | 2011-01-20 07:45 | 消化と栄養吸収


カイロプラクティック理学士/サプリメント指導士のカラダと食を考える日記


by chiropratica

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