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NO.41 逆流性食道炎 GERD その4 「逆流性食道炎とカイロプラクティック」

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ここまで話してきた逆流性食道炎ですが、GERDの原因としてもう一つあるのが食道裂孔ヘルニアです。

食道と胃の境近くにある横隔膜の構造は、さまざまな影響を受けやすく、お腹の中の臓器が横隔部の一部から突出することがあります。そう聞くとちょっとびっくりしますが、食道のあたりでは比較的よくみられます。


横隔膜には食道が通る部分(食道裂孔)があり、胃と食道の結合部が横隔膜より上に少し滑り出てしまうことがあるのです。
これを食道裂孔ヘルニアといい、消化機能障害、心疾患、更に肩、頚部、顎関節の痛み、また嚥下障害、しゃっくりなどに関わってきます。
このテーマでお話している、逆流性食道炎にも関連していることが多く、胃の内容物の逆流の刺激により、胸やけの他にも頚部、背部、顎関節、耳、口、肩、腕などに放散する痛みが起こることもあり、場合によっては食道炎を起こします。


この食道裂孔ヘルニアに嚥下障害はよくあることで、食べ物が喉を通るときに胃の直前で詰まるような感覚や何かボールがつかえているような感覚があったり、一度にたくさんの食べ物を食べると症状が悪化します。この場合は、食べるものの種類ではなく、食べ物の量自体が原因となります。

大量の食べ物の摂取以外には、「姿勢との関わり」でもお話した食後に横になることで症状が悪化したり、重いものを持ち上げたり、力む、きつい衣服の着用、食後に身体を曲げるなどの動作ではつらくなる人が多く、逆に姿勢をよくすると症状が落ち着くことがあります。
思い当たる人は要チェックですね。
この裂孔ヘルニアのなりやすい年齢は40~70歳くらいですが、若い人にみられる場合もあります。


胃の痛みや胆のうの痛みと似ていることが多いので、すぐに胃薬を飲んでしまう人もいますが、簡単に胃酸を抑えてしまう薬を飲んでしまうと消化機能が低下して、逆に様々な問題が出てくる場合も多いので、注意してくださいね。


カイロプラクティックでは、重度の慢性状態でなければ治療を行うことで、効果を出すことができます。
治療は、横隔膜部分から呼吸を使いながら、ゆっくりと食道と胃の結合部を押し下げるような方法で行います。
また胃の内容物(胃酸、ペプシン)の逆流は、食道の胃に近い部分(食道裂孔近く)の括約筋がしっかり働いていない場合が多く、この機能を補助している横隔膜を治療することもあります。
急性の障害では、この治療直後に症状の緩解が得られる場合が多いです。ただ慢性的になると、長期間治療が必要なケースもあります。
その他、長期の肝機能障害で横隔膜の機能が低下し、食道裂孔ヘルニアを誘発する場合があるので、肝機能の状態もチェックする必要はあるでしょう。


普段の生活で患者さんに注意してもらいたいことは・・・

食事中、背筋をしっかり伸ばして食事をとること。
また一度に飲み込まず、よく噛んで食べること。
食後にすぐによこにならないこと。


また、肥満などがみられる場合には、それが悪化要素ともなるため、体重減少が必要になる場合もあります。
また横になったときに症状が悪化する場合は、睡眠時のベッドの頭部を20~30㎝上げるなどの工夫が必要になります。


慢性的で重度のヘルニアや外傷による横隔膜の損傷などは、しっかりとお医者さんで診てもらうべきでしょう。

次回は「括約筋を引き締めるサプリメント」です。



小菅一憲

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by chiropratica | 2010-09-30 00:19 | 逆流性食道炎

NO.40 逆流性食道炎 GERD その3 「逆流性食道炎を起こしやすい食材」

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逆流性食道炎 GERDが、食道括約筋が緩むことが原因で起こるという話をしてきましたが、食べ方や姿勢の他にも食べるものによっては、この括約筋をゆるませる作用をもつ食材があります。


チョコレート、トマト、生のタマネギ、ニンニク、黒こしょう、酢、ペパーミント、フライやてんぷら、炭酸飲料、アルコール、カフェインを含む飲み物・・・


などは、大量に摂取すると食道括約筋を緩めることがあります。


また栄養療法で有名な Dr Wright は、高脂肪食が括約筋の圧力を下げると言っています。

これには、十二指腸と空腸近辺で分泌される消化管ホルモン(コレストキニン)が関わってきます。コレストキニンは、脂質やタンパク質という消化に時間がかかる栄養素を、ゆっくりと時間をかけて胃の中で消化分解させるために働くホルモンですが、このコレストキニンの働きの一つに、胆のう周囲の筋肉を緩めて脂質の分解をする胆汁分泌を促進する作用があり、さらには食道括約筋を緩めてしまう作用もあるのです。
このコレストキニンは脂肪の多い食事をしたときにたくさん分泌されるホルモンなので、脂肪の多い食材を、短時間に大食いすることによってコレストキニンの分泌が増え、括約筋を緩めてしまうのです。


その他、甘いものの摂取で、この食道括約筋が緩むことがあるのはよく言われていますが、カイロプラクターの Dr Maffetone はガスや膨満感による逆流性食道炎の症状の悪化は、デンプン質や加工された炭水化物を食べることで起きる場合があると言っています。さらにそれらの食べ物と同時にタンパク質を大量に摂取することでガスを作る原因になるともいいます。これは消化のスピードが違うことにより、胃での消化がスムーズに行われないためです。
この場合、炭水化物やラクトース(乳糖)を含む食品を減らす、もしくはなくすことで消化をスムーズにし、逆流性食道炎の兆候を改善することができます。


このように食べるものによっても食道括約筋の働きが低下し、GERDを引き起こす場合があります。またニコチンやカフェインが括約筋の圧力を下げることがわかっているので、喫煙やコーヒーなどは控えた方が良いでしょう。

早食いや大食いをやめ、しっかりと噛んで食べることがGERDの予防、強いては消化吸収に大事な最低限のポイントであることを覚えておいてください。
また高脂肪食を避け、炭水化物やタンパク質を同時に大量にとることを控える、また野菜などの食物繊維を食事にしっかりと加えることがGERDの改善に大きな助けになってくれるでしょう。


次回は「逆流性食道炎とカイロプラクティック」です。



小菅一憲

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by chiropratica | 2010-09-29 09:05 | 逆流性食道炎

NO.39 逆流性食道炎 GERD その2 「逆流性食道炎と姿勢の関わり」

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さて今日は逆流性食道炎と姿勢の関わりです。

前回お話した逆流性食道炎の原因となっている食道括約筋ですが、括約筋の働きは、食事内容、食事の食べ方、食事をしている姿勢、衣服によっても変わることがあります。
油っぽいものや甘いものをよく食べる、大食い早食い、食事姿勢がわるい、背中が丸まっている、太っている人、その他、ベルトの締め過ぎ、ストレスが多い、お腹の膨満感があるなどが原因になっている場合があります。

今日はその中でも姿勢の部分についてのお話ですが、その前に・・・
姿勢と内臓の働きについて少しふれておきましょう。

身体を丸めることや猫背の人、または身体を捻っているなどの悪い姿勢習慣がある人はいませんか?
実はこれ、内臓機能がうまく発揮できない状況を作り出しています。このような悪姿勢は、内臓臓器を圧迫したり、念転の力が加わって内臓の機能低下を起こしてしまうのです。
特に食事中は、良い姿勢で食べることはとても重要なことです。悪い姿勢で食事をすると、それだけで消化不良を起こします。みなさん気づかないと思いますが、姿勢の悪さがしばしば不妊や内臓下垂、慢性胃炎・腸炎などの原因となっていることもあるので、注意してくださいね。

姿勢はこんなにも内臓機能に関わっているのです。


もちろん逆流性食道炎の場合も一緒です。
身体を丸めた姿勢で食事をしていると、内臓が圧迫され消化機能がうまく働きません。胃での消化がスムーズに行われないと、食べ物が胃の中に長い時間とどまることになったり、消化不良によりガスがたまる原因にもなります。またお腹を丸めることやガスがたまることで腹圧が高まり、胃を下から圧迫して逆流が起こりやすくなります。
腹圧に関して言うと、その他にも妊娠、肥満、便秘、膨満感、運動(力む)などが原因になる場合もあります。

このように、食事の姿勢はGERDを起こしやすいだけでなく、スムーズな消化が行われず、さらには消化不良により栄養の不均等をも引き起こします。


逆流性食道炎 GERD の兆候が少しでもある人、もちろんない人もですが・・・、

食事中は、背筋をしっかり伸ばして食事をとること。
一度に飲み込まず、よく噛んで食べること。
食後にすぐによこにならないこと(最低でも1時間は良い姿勢で)。

を注意してみましょうね。

次回は「逆流性食道炎を起こしやすい食材」です。



小菅一憲

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by chiropratica | 2010-09-28 08:11 | 逆流性食道炎

NO.38 逆流性食道炎 GERD その1 「最近増えてきた逆流性食道炎」

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さて、今日から逆流性食道炎 GERD についてお話したいと思います。

ここ最近コマーシャルや健康テレビ番組でも紹介され、何かと注目されている逆流性食道炎。
胃腸科のお医者さんの待合室にもポスターが貼られていることが多いですね。
近年、逆流性食道炎は子供と大人の両方で一般的に診断される問題になってきました。
私の治療院でもスタッフが似たような症状があったりと、若い世代でも増えているようなので、少し話してみようと思います。


逆流性食道炎 GERD とは、まさに胃酸が食道に逆流してしまうことによって、食道粘膜が傷ついて炎症起こす病気です。

食道と胃の境界には横隔膜があり、この部分を「噴門」と呼びます。噴門は普段は閉ざされていますが、食道から食べ物が下りてくると開き、食べ物が通過すると再び閉じるようになっています。
そのため、普通なら胃液が食道に逆流することはありませんが、この噴門を閉じてくれる筋肉の機能が低下したり、胃が横隔膜より上に飛び出したりすると、噴門部分が広がり、胃液が食道に流れやすくなります。食道の粘膜は胃の粘膜と違い、胃酸から守られていないので、胃液によってただれやすくなります。そこで胸やけが起きるのです。

GERDには胸やけ以外にも、ゲップが出る、喉が詰まったような感覚、口の中が苦いまたはすっぱい、お腹が張るなどの症状が現れます。
また多くの人に、食後に横になっている時や、お腹を丸めて首を下におろした時などに胃の内容物が食道にあがってきて、イガイガ、ヒリヒリするような胸やけがあります。重篤になるケースは少ないですが、症状がひどいと食道に潰瘍が起こる場合もあるので注意しましょう。


お医者さんに行くと、大抵は胃酸を抑える薬をもらいますが、実は、GERDの原因は胃酸過多ではなく、食道下部(食道と胃の堺)にある食道括約筋がうまく働かなくなることが大きな原因になっています。
食道括約筋はリングの形をした筋肉で弁のような働きをします。胃から内容物が逆流しないように噴門部を閉じてくれるこの括約筋という筋肉がうまく機能しないことで、胃の中にある消化途中の食べ物や胃酸が食道に逆流してしまうのです。
食道括約筋は、通常食べ物を胃に送りこむ時や、ゲップが出る時などに緩んで開きますが、何らかの原因で緩んだ状態が慢性的に頻繁に起こるとGERDが発症すると考えられています。年齢が高くなるにつれて括約筋の働きが低下するため、GERDは加齢とともに多くみられますが、最近は若い人たちにも増えているようですね。

その他としては、食道裂孔(横隔膜で食道が通る部分)ヘルニアと言って、胃の一部が横隔膜よりも上に飛び出してしまっていることが原因になっている人もいます。


胸やけがする
食べた後、胃がムカムカする
喉が詰まる感じがする
胸や首が痛いまたは不快感がある
胸やけや痛みで眠れない
身体を丸めると気分が悪い
ゲップがよく出る
胃が痛い、もたれる

こんな方はもしかしたら、逆流性食道炎かもしれません。

次回は「逆流性食道炎と姿勢の関わり」です。



小菅一憲

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by chiropratica | 2010-09-27 09:23 | 逆流性食道炎

NO.37 サンマには健康の源がいっぱい 「秋刀魚」

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今年は、サンマの収穫量が減り、なかなか市場に出てこなかったのですが、最近ようやく美味しいサンマが食べれるようになりましたね。値段はいつもより高いようですが、やはり「秋の味覚」サンマは格別です^^。

ということで今日は秋刀魚「サンマ」の栄養のお話です。


サンマは100%天然。しかもすべてが国産という今どきめずらしい魚です。
このサンマにも、なぜか「天然」のうたい文句を見かけますが、これは不自然。すべて天然もので国産です。

サンマは、ビタミンB12やビタミンA、ビタミンD、DHA、EPA、良質のたんぱく質等を豊富に含み、その栄養素は脂肪分に多く含まれています。

ビタミンB12は貧血に効果があり、ビタミンDは骨を丈夫にしてくれます。またビタミンA(レチノール)は皮膚や粘膜を丈夫にし、眼精疲労を防ぐなど。またガンの予防にもなります。
そして、なによりDHA、EPA(不飽和脂肪酸)は、動脈硬化、心筋梗塞、高血圧などの予防に効果的で、炎症も抑える作用があります。

また、サンマのたんぱく質はアミノ酸価100と高く、効率の良いたんぱく質をたくさん摂取できます。

サンマは日本人にとっては、古くから広く庶民に好んで食べられている魚で「秋刀魚」という名の通り、10月中旬頃が旬で、この時期のサンマは一番脂がのっていておいしいとされています。
最近では刺身もスーパーに並ぶようになりましたが、生食されるようになったのは、ごく最近のこと。じつは20世紀にはあまりなじみのないものでした。やはり塩焼きが定番ですよね。

私も最近のお昼は、「サンマの塩焼き定食!」と注文することが多いです^^。
安くて栄養たっぷりのサンマ。
みなさんもサンマを食べて元気になりましょう!


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<主な栄養素>
ビタミンA、ビタミンD、脂質、たんぱく質、ナイアシン

<効用>
ガン、動脈硬化、高血圧、心筋梗塞、骨粗鬆症、眼精疲労

<旬>
夏〜秋。初夏から秋に太平洋側を北上するものと、冬から春に日本海側を南下するものがある。
初夏の解禁日には1尾600〜1200円前後にもなるが、秋も深まるころには100円を大きく割る。

<選び方のポイント>
全体的に光沢があり、身がしまっていて張りがあり、よく太っているもの
肩が張っていて、えらが鮮紅色であるもの
背の青色や黒目がはっきりと鮮やかなものが良い
口先と尾の付け根が黄色やオレンジ色のものは脂がのっているので美味しい
頭が小さく見えるものも脂がのっている
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小菅一憲

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by chiropratica | 2010-09-25 11:27 | 食べる日記

きまま日記 「オーガニックEXPO 2010」

昨日は、東京ビックサイトで開催されていた「オーガニックEXPO」に行ってきました。
今年で10回目を迎えるオーガニックEXPOは、
BioFach Japan
が開催する世界最大級のオーガニック・ナチュラル関連製品の展示会です。

BioFachの歴史は・・・

「「BioFach」とはドイツ語で、日本語では「オーガニック専門」という意味です。欧米では農作物を大量に、確実に生産することが求められるようになった近代、農業の工業化が図られ、除草や害虫駆除の手間を省くため、農薬や化学物質が長年にわたり多用され、その結果、農作物に有害物質が含まれ、人や環境が甚大な影響を受けるようになりました。こうした問題を根本的に解決する動きが各地ではじまり、今、世界中で大きなうねりになりつつあります。ドイツで 20年前に始まったオーガニック展は、ドイツ・ニュルンベルクから始まり、今やアメリカ・ボルチモア、ブラジル・サンパウロ、中国・上海、インド・ムンバイで開催されるようになり、世界最大級のオーガニック・ナチュラル関連製品の展示会へと発展しました。」
です。


私は、このオーガニックEXPOに行くのは、初めてですが、世界中のオーガニック・ナチュラル商品の最先端がどんなものか見てみたかったので、今回行けて良かったです。

会場内は、国内外の様々な認証済みの食品が展示され、おいしいオーガニック食品が味わえる「オーガニックフード・ギャラリー」や、オーガニックコットンのTシャツやオーガニックコスメ、スキンケア用品が展示されるたくさんのブースがありました。

また今回私が一番見てみたかったのが、「有機農産物マッチングパビリオン」。
ここは、日本各地から22の有機農業者・グループが集まり、農産物を紹介しているところで、野菜やお米、お茶など全て無農薬でやられている方たちばかりが集まっているブースです。有機農業の生産者に直接会えるなんてなかなかない機会でした。

その他・・・
オーガニック野菜で作ったスイーツ
人にやさしく環境を汚さないオーガニック原材料の洗剤
牛乳、卵、生クリームをいっさい使わないお米のアイスクリーム
水や保存料は一切加えず、非加熱で仕上げたはちみつ
とうもろこしのデンプンから作ったバイオプラスチック食器
などなど。

たくさんの興味を惹くブースがありました。
いつしか、試食に夢中になっていましたが・・・^^。


またセミナースペースを覗いてみると、ホールフードを提唱するタカコ・ナカムラさんや、最近メディアにたくさん出ている「ビオファームまつき」(有機野菜を育てフレンチレストランでふるまう)を運営する松木さんのお話が聞けました。

タカコ・ナカムラさんは「有機農業の生産者を盛り上げていくには、私達がちゃんと良いものを選んで買っていかなければいけない。私たち素人ができるのは、安いものだけを選ぶのではなく、しっかりとした良い食べ物を選ぶこと」と。

そして松木さんは「有機農業はなかなかみんなはやろうとしない。それは有機農業をやっていては、自分が食っていけないから。でも私は、有機農業の成功例として見本になれるようにがんばっています」と。

なかなか熱いです^^。


そしてビックリしたのが、あるところが出していた「有機マーガリン」。
いやいやいくら有機の植物油を使っていたからって、水素添加して人工的な油にしていたら、まったく健康ではありません。
怖い話です。
他にも「有機チョコレート」。カカオだけならいいのですが、たっぷりお砂糖が入っているじゃないですか。
これではいくら有機とついていても健康とはかけはなれているのでは・・・^^;


世界の最先端のオーガニックフードを見れたと同時に、健康産業の怖さを少し垣間みた一日でした。



小菅一憲

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by chiropratica | 2010-09-24 20:58 | きまま日記

NO.36 ナシの食感でもある石細胞は食物繊維と似た働き? 「ナシ」

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ナシが美味しい季節です^^。
8月上旬から「幸水」が出始め、9月に入ると「豊水」が出回ります。
今の時期はまさに「豊水」。

私も最近、千葉の鎌ヶ谷に行くことが何度かあり、道ばたのたくさんの梨直売所で「豊水」が売られているのを見かけました。
甘くて、みずみずしくって美味しいですよね^^。

ナシは、日本では弥生時代に栽培が始まったといわれ、「日本書記」にも記述があります。
日本で食されているナシには「日本なし」「西洋なし」「中国なし」の3種があり、国内生産量は日本なしが圧倒的。
さまざまな品種が作られていて、皮が褐色のものを赤なし、黄緑色のものを青なしと呼んでいます。熟しすぎると、赤系は赤みが増し、青系は黄色くなってきます。関西地域で良く食べられる「20世紀なし」は青系。赤系には、「幸水」「豊水」があります。

日本なしの果肉に含まれるザラザラとした食感は、リグニンやペントザンという成分から出来た石細胞と言われるもので、これによりサンドペアとも呼ばれています。逆に西洋なしは、そのなめらかな食感から、バターペアと呼ばれています。

西洋なしは、日本に明治時代に入ってきたとされていますが、独特の香りと、食べごろの分かりにくさのため、なかなか定着しませんでした。比較的冷涼な気候を好むようで、山形県のラ・フランス、新潟県のル・レクチェ、青森県のマルゲリット・マリーラと、産地ごとに品種を打ち出しています。日本なしとの大きな違いは、食味だけではありません。日本なしは収穫してすぐに食べれますが、西洋なしは、収穫した後にある期間低温に置いてから追熟させて食べます。

中国なしは、形は西洋なしに似ていますが、シャキシャキとした食感で、現在わずかな量しか栽培されていません。


みずみずしい食感からも分かるように、約90%が水分で、ほてりを冷ましたり、利尿作用があります。
またナシの食感でもある石細胞は、体内で消化されず食物繊維と似た働きをするので、ソルビトールとともに便通を整える効果があります。
その他肉類の消化を助けるタンパク質分解酵素「プロテアーゼ」を含んでいるため、韓国料理などでは肉をやわらかくするためにすりおろして用いられています。
そして疲労回復やスタミナ増強に効果があるアスパラギン酸も含まれます。


おいしいナシの選び方は、
形がよくどっしりしているもの。
皮にむらがなく独特のツヤをもったもの。
皮にハリがあり適度なかたさがあるもの。
軸がしっかりしているもの。


私の職場の松戸は、二十世紀なしが最初に発見された場所。雨に弱いため、今では鳥取県などの雨の少ない地域での栽培が盛んですが、私の通勤途中には二十世紀ヶ丘という地名もあります^^。
青系なしを代表する二十世紀なし。食味の良さで高い人気ですが、栽培時に黒い斑点ができる病気になりやすいのが欠点でした。そこで鳥取県で品種改良が行われ、今では、病気に強く甘みもプラスされたゴールド二十世紀という品種が生まれています。歯切れのよい食感と甘みたっぷりの果汁は本当に美味しいらしいです。

一度食べてみたいですね!^^。

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<栄養成分>
カリウム、食物繊維、ソルビトール、アスパラギン酸

<おいしい時期>
日本なし:9月〜10月下旬
洋なし :10月〜12月

<保存>
水分が失われると味がぼけてしまうので、新聞紙やビニール袋に入れて冷蔵庫で保存しましょう。
青系は2〜3週間もちますが、赤系は日もちしないので早目に食べます。
西洋なしは、追熟した食べごろの見極めが肝心。冷蔵庫に入れると追熟しないので避けましょう。
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小菅一憲

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by chiropratica | 2010-09-23 00:17 | 腸の話


カイロプラクティック理学士/サプリメント指導士のカラダと食を考える日記


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