カテゴリ:花粉症( 14 )

NO.428 花粉症 その14 「アレルギ−のための栄養素」

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花粉症のテーマの最後の今日は、月見草オイル以外のアレルギ−のための栄養素についてまとめましょう。



○血液中の脂肪酸のバランスを正常にする

α-リノレン酸
(シソ油、エゴマ油、亜麻仁油、グリーンナッツオイル)
DHA・EPA
(イワシ、サンマ、サバなどの青背の魚)

○サプレッサーT細胞を活性化させる

ビタミンB6
パントテン酸
(バナナ、アジ、レバー、うなぎなど)

○ヒスタミン、ロイコトリエンを抑える

ビタミンC
(ブロッコリー、ピーマン、イチゴなど)
ケルセチン
(タマネギの皮)→サプリメントでの摂取がお勧め
カルシウム
(ほうれん草、小魚)

○粘膜を正常に保つ

タンパク質
(大豆製品、鶏のささみ、卵など)
カロテン
(ブロッコリー、ニンジン、かぼちゃなどの緑黄色野菜)

○自律神経を安定させる

オリザノール
(お米など)



最後の締めくくりに一言^^。

私は

「炎症を制すれば、アレルギ−を改善できる!」

と思います。



なにかご質問があれば、
こちらから
気軽に聞いてくださいね。



小菅一憲

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by chiropratica | 2014-02-28 21:54 | 花粉症

NO.427 花粉症 その13 「花粉症に有効な月見草オイル」

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今日は、花粉症に効果のある「月見草オイル(γ-リノレン酸)」についてお話していきます^^。
γ-リノレン酸は、自然界では月見草オイルや母乳に含まれる成分です。薬効があることはインディアンによって伝えられました。彼らは炎症や発疹を治したり、咳を鎮めるのに使っていたようです。



さて、では行ってみましょう!

私たちの身体の中には、様々な微量物質が存在し、それらが互いに影響しながら重要な働きをしています。例えば、身体の生理機能をつかさどる酵素、この酵素に指令を出しているホルモン、そして酵素の潤滑油の役目をするのがビタミンです。
そして今回注目するプロスタグランジンという物質も、こうした体の調節をするホルモンに良く似た物質なのです。



プロスタグランジンは、20種類以上もあり、様々な不飽和脂肪酸から作られます。
例えば、体内でアレルギー反応が起きると、末梢神経が緊張して収縮しますが、体は即座にそのまわりの細胞でプロスタグランジンを作り、神経の収縮を元に戻そうとします。
この働きこそが、アレルギー症状を抑えるものなわけですね。

今回の目玉、γ−リノレン酸はプロスタグランジンを作る過程で大切なものです。
通常、食物から摂取されたリノール酸は、健康な人では、体内でγ−リノレン酸に転換され、細胞内に組み込まれ、必要なときにいつでもプロスタグランジンに変身して活躍できるように待機しています。ところが、体の異常や食生活の偏り等により、何らかの阻害因子を持つ人は、リノール酸からγ−リノレン酸を体内でうまく作ることができません。またそういう方は、プロスタグランジンを作る力も弱いのです。

リノール酸は、体内の代謝過程で2つのプロスタグランジンに変化します。
そして今お話していたγ−リノレン酸を経由して作られるプロスタグランジン1グループは、炎症抑える側なのですが、アラキドン酸を経由して作られるプロスタグランジン2グループの方は、炎症を活発にしてしまう方なのですね。アレルギー体質の方は、このγ−リノレン酸をうまく作れない方が多いので、プロスタグランジン1グループがなかなかできないのです。
そのため、リノール酸を控えた方が良いということだったのです。




さて、このγ−リノレン酸。
実は食事からはあまり摂りずらいものなのですが・・・
しかし、ここで救世主が!
それこそが、月見草という植物から抽出した月見草オイルというものです。
月見草オイルに多く含まれるγ−リノレン酸は、体内で炎症を抑える働きをするプロスタグランジン1を作るために必要な材料です。
出てしまった症状を鎮めるだけでなく、代謝を整えることで体質改善も望める優れものなのです。

※月見草オイル(γ-リノレン酸)を摂っていくことで、身体の炎症を抑えていくと、どんどんIgEが減っていくことがわかっています。
※ちなみに1つだけ例外で、月見草オイルを摂っていてもIgEが下がらないケースがあります。それはEBウィルスがある場合です。EBウィルスに対しての身体の状態としては、身体が抗体を作っている場合、最近感染してまだ抗体がなく発症もしていない場合、そして発症している場合があります。発症している場合は、死に至る場合もあるので、すぐに病院で検査が必要です。症状としては・・・慢性疲労症候群、蚊アレルギ−/発熱、疲労感、免疫低下、悪性リンパなどがあります。



月見草オイルはサプリメントで摂る方が最適です。
なるべく質の良いサプリメントを選んでください。
私のクリニックでも使ってもらっていますが、ほとんどの方で効果が出ています^^。

最後にまとめです。
月見草は・・・

1.アレルギーの人に不足するγ-リノレン酸を多く含みます。
2.炎症を抑えるPG1が作られ、代謝バランスがとれてきます。
3.月見草オイルで炎症を抑えると体内のIgEも減ってきます。


ちなみに月見草はこの写真のお花です^^。
可愛らしいお花ですよね。



小菅一憲

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by chiropratica | 2014-02-26 21:42 | 花粉症

NO.426 花粉症 その12 「大事な油のバランス2」

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さて、前回に引き続き「脂質」の話です。
今日は脂質の種類について勉強していきましょう^^。



油(脂質)は、体の中に入ると「脂肪酸」になります。脂質は、炭素、水素、酸素が結合した「脂肪酸」によって構成されているのですが、その組み合わせによって、いくつかに分類されているのですね。
まず二重結合があるかどうかによって大きく「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」分けられます。
牛肉や豚肉、乳製品などの動物性の脂肪、パーム油、ヤシ油、バター、ラード(豚脂)、ヘット(牛脂)は「飽和脂肪酸」が多く含まれ、ベニバナ油やコーン油、ゴマ油、サフラワー油、オリーブ油などの植物性の脂肪、魚の油などは「不飽和脂肪酸」が多く含まれています。




飽和脂肪酸
水素がそれ以上結合する余地のない脂肪酸 ⇒ 主に動物性の脂

飽和脂肪酸は、炭素の鎖にぎっしりとくっついている構造になっているため、「水素が飽和状態でくっついている脂肪酸」という意味なのですね。
飽和脂肪酸を豊富に含んだ食べ物には、牛や豚、羊などの脂身、バターなどの乳製品があります。また、植物性の油でも、ココナッツ油、パーム油、ヤシ油、綿実油などには飽和脂肪酸が豊富に含まれています。

飽和脂肪酸の最大の特徴は、融点が高く、劣化しにくいことです。油は本来、熱を加えると酸化して質が悪くなります。ですので、揚げ物や炒め物など高温調理する場合には、飽和脂肪酸の油を使うのが良いということになりますが、飽和脂肪酸はあまり評判がよくありません。これは摂りすぎると中性脂肪などを増やしてしまうということがあります。

しかし、人乳を見てみると、飽和脂肪酸が40%(パルミチン酸、ミリスチン酸、ステアリン酸、ラウリン酸)、一価不飽和脂肪酸が40%(オレイン酸)、多価不飽和脂肪酸が20%(リノール酸、EPA、DHAなど)と、人体には飽和脂肪酸も大事なことがわかりますね。




そして、「不飽和脂肪酸」は、化学構造の違いから、「オメガ3」「オメガ6」「オメガ9」とさらに細かく分類されます。いくつの二重結合を持つかによって「一価不飽和脂肪酸」(オメガ9)と「多価不飽和脂肪酸」に分けられ、多価不飽和脂肪酸は二重結合が2つある「リノール酸」(オメガ6)、3つ二重結合がある「α–リノレン酸」(オメガ3)などに分けられるのです。

不飽和脂肪酸
水素がまだ結合する余地(二重結合)のある脂肪酸 ⇒ 主に植物性の油、魚油



不飽和脂肪酸は、さらに「一価不飽和脂肪酸(n-9系)」と「多価不飽和脂肪酸(n-3系、n-6系)」とに分けられます。
ちなみにn-9系脂肪酸はオメガ9とも呼ばれますが、不飽和結合が1つしかありません。そのため一価不飽和脂肪酸なのです。一方オメガ3系(n-3系)脂肪酸、オメガ6系(n-6系)脂肪酸は不飽和結合の数が複数あります。そのため多価不飽和脂肪酸と呼ばれるのですね。さらに不飽和結合している場所の違いによってオメガ3系(n-3系)脂肪酸、オメガ6系(n-6系)脂肪酸、オメガ9系(n-9系)脂肪酸とに分けられています。ω炭素の側から数え始めて最初の不飽和結合している炭素が3番目の脂肪酸をオメガ3系(n-3系)脂肪酸といいます。6番目だとオメガ6、9番目だとオメガ9です。

オリーブ油は「一価不飽和脂肪酸」、サフラワー油、魚の油は「多価不飽和脂肪酸」の割合が高いといえます。実は、この不飽和脂肪酸の摂り方のバランスが非常に重要になってきます。




不飽和脂肪酸について代表的なものを下にあげておきますね。

α-リノレン酸(n-3系)
シソ油、エゴマ油、亜麻仁油に多く、血液をさらさらにして動脈硬化を予防します。また体内で炎症を抑える物質に変換されます。ただ酸化しやすいという欠点があります。

EPA、DHA(n-3系)
マグロ、イワシ、サバなど青背の魚に多く含まれます。悪玉であるLDLコレステロールや中性脂肪を減少させ、善玉のHDLコレステロールを増やし血液をさらさらにします。α-リノレン酸同様、酸化しやすいので注意しましょう。

リノール酸(n-6系)
血清コレステロール低下作用があります。ただ善玉コレステロールを下げてしまうこともわかってきました。過剰摂取では、乳癌や結腸癌の成長を促進したり、アレルギーを誘発します。また心臓に影響を与えたりします。コーン油や紅花油、ひまわり油などの調理油に多く含まれます。

オレイン酸(n-9系)
オリーブ油に多く含まれます。悪玉のLDLコレステロールのみを低下させるという利点があります。またオリーブ油には抗酸化作用のある成分が含まれているので酸化しにくいと言えます。

多価不飽和脂肪酸の中の「α‐リノレン酸(n-3系)」と「リノール酸(n-6系)」は、どちらも体内で合成されないため食事から摂る必要がある「必須脂肪酸」と言われています。一般的な脂肪酸は体内で合成したり、他の脂肪酸に転換することも出来るのですが、必須脂肪酸は体内で合成も転換もできないものなのです。ただ、同じ系列の中では、n-3はエイコサペンタエン酸に、n-6は、ジホモ–γ–リノレン酸に変換やアラキドン酸に合成されて、生理活性物質(エイコサノイド)に変換されます。


多価不飽和脂肪酸(n-3やn-6)とは・・・
→ 生命維持に欠かせない必須脂肪酸
→ 細胞膜の流動性、柔軟性を保つ
→ 生理活性物質(エイコサノイド)の前駆物質になる


最近では、この必須脂肪酸の摂取比率が崩れるとアレルギーや炎症疾患のリスクが高まることが分かっています。n-3系:n-6系の摂取比率は1:4がベストだと言われていますが、食生活の欧米化やファーストフードの台頭で現状は1:14と大きく崩れています。
健康のためには、n-6系の調理油を控え、魚の油、亜麻仁油などでn-3系の摂取量を増やすことが重要になってくるのですが・・・。そしてここがこのテーマで、私が一番お話したいポイントなのです。



小菅一憲

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by chiropratica | 2014-02-23 21:49 | 花粉症

NO.425 花粉症 その11 「大事な油のバランス1」

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花粉症やアレルギ−を克服していくには、油いわゆる脂肪酸の摂り方を考えていかなければなりません。
今日はその一回目として、まず脂肪についてお話しましょう!


脂肪とは・・・

1.タンパク質や糖質と並ぶ3大栄養素の一つ。
2.細胞膜などの生体膜を形成します。
3.エネルギー源として働きます。
4.体脂肪として体温を保ってくれます。
5.筋肉や内臓を衝撃から守ってくれます。
6.ホルモンの材料になります。
7.脳の構成成分の一つで、神経伝達の要です。

です^^。



一般的に脂肪というと健康や肥満の敵。健康のためには油はあまり摂らない方が良いというのが、みなさんのイメージですよね。
油は長い間、病気の根源であるように言われてきました。低脂肪・低カロリーを謳った商品が売れ、「油は健康とは相反するもの」「油は摂らない方が良いもの」という間違った考えが常識とされてきたのです。しかし、無脂肪食で育てられたネズミが、「成長が止まる」、「子供が出来ない」、「しっぽの皮膚がうろこ状になってしまう」、などの問題を抱えるのは、それだけ脂肪が重要な栄養の一つだからです。

これらの問題は、成長ホルモンが分泌されなくなる、女性・男性ホルモンが出なくなる、細胞膜の成分が供給されなくなるなどのことから起こっているわけですが、これら全てに脂質という栄養が関わっているとしたらみなさんビックリされるでしょうか?
もちろんこのことは、人間にも言えます。脂質をバランス良くに摂らないと成長障害やアトピーなどの問題も増加します。

実は、こういった問題には脂質の中でも特に「多価不飽和脂肪酸」が重要となります。このことにが今回一番お話したいことなのですが、まず脂質についてみなさんに知っておいて頂きたいと思います。


ちょっと見ていきましょう!




脂質はタンパク質や糖質と並ぶ3大栄養素の一つです。
生命の維持に欠かせない栄養素の一つである脂質は、体脂肪として体温を保つのを助けたり、筋肉や臓器を衝撃から守るクッションの役割を果たすほか、細胞膜、血液などの構成要素にもなります。

一つ一つ見ていくと・・・
脂質は細胞膜などの生体膜を形成します。
細胞膜は、栄養素を取り込んだり、老廃物を排出したり、細菌やウィルスの侵入を防ぐ、そして細胞同士の情報を伝達する、ホルモン様物質の材料になるなど、私たちが生きていくうえで基本となる大切な役割をもっています。

次に、脂質はエネルギー源として働きます。
成人の場合は、まっさきに使われるエネルギーはご飯やパンなどの糖質ですが、糖質がなくなってくると脂質からエネルギーを補うようになります。糖質に比べて4倍くらいのエネルギー量を持ち、効率の良いエネルギー源でもあるのです。

ほかには、脂質は、熱の発散を防いで体温を保ったり、太陽の光を利用してビタミンDを合成したり、脂溶性ビタミンA、D、E、Kなどの吸収を助けたりします。
またみなさんが毛嫌いする体脂肪も実は必要です。内臓を支えたり外の衝撃から守るためには、しなやかな筋肉とともに、脂肪もある程度は必要なのですね。
またコレステロールもこの脂質の一種というとみなさんは敬遠しがちだと思いますが、コレステロールは身体で必要なホルモンの材料になったり、脳の構成物質としても非常に重要なものです。最近の研究ではコレステロールを取ると神経の伝達スピードが早くなり、頭が良くなることも分かっています。



今日はここまでにして、次回は脂肪酸の種類についてお話していきますね^^。



小菅一憲

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by chiropratica | 2014-02-21 21:46 | 花粉症

NO.424 花粉症 その10 「花粉に負けない8つの対策」

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今日は私が考える8つの花粉症対策をお話したいと思います!
私も実際、この対策を実践していて、花粉症はもとよりアレルギ−も出なくなりました^^。



対策1 【花粉の侵入を防ぐ】

やはりまずは花粉を寄せつけないことです。メガネやマスクなどで花粉の侵入を防ぎ、家の中に花粉を持ち込まないようにしましょう。また、花粉量が多い朝と夕方はなるべく外に出ないことが大切です。家では窓やドアを閉じて、車での移動の際も窓を閉めると花粉を遮断出来ます。

その他、エアコン用に花粉フィルターを購入して取り付けると効果的です。アレルゲンは衣類、皮膚、毛髪に付着するので定期的に清掃して花粉との接触を避けましょう。


対策2 【アレルギーもしくは過敏な食品を避ける】
除外食のテストやアレルギーテストを行い、アレルギーや過敏反応の原因となる食品を特定し、摂らないようにしましょう。
実際、食物による影響は大きく、腸内細菌バランスの崩れとアレルギー物質による副腎疲労は花粉症の症状をより強くします。


対策3 【動物性脂肪を摂りすぎない】
乳製品や肉などの動物性脂肪は摂り過ぎないようにしましょう。これらにはアラキドン酸という脂肪酸が多く含まれ、炎症を促進してしまいます。

しかし魚だけは例外です。サケ、マスなどの冷水魚やサバ、イワシなどの青背魚には優れた抗炎症作用をもった必須脂肪酸のDHAとEPAが豊富に含まれています。なるべく養殖でない良い魚を摂りましょう。


対策4 【トランス脂肪酸を摂らない】
人工のトランス脂肪酸とは、人工的に水素添加して作られた油で、マーガリンやショートニング、ファーストフードのフライを揚げる時の油の類です。

これらの油は百害あって一利なしです。もちろんアレルギーにもよくありません。


対策5 【ω3とω6のバランス】
血中の不飽和脂肪酸のバランスは、直接アレルギーの炎症に関わるので非常に重要です。不飽和脂肪酸とはオリーブオイルやフラックスオイルなどの植物やタラやサバなどの魚類に多く含まれ、常温では固まりにくく、健康にいいとされる油です。

調理に使う油をなるべく控え、シソ油、フラックスオイル、グリーンナッツオイルなどの炎症を抑えてくれるω3の油を積極的に摂りましょう。


対策6 【からだにいい水を飲もう】
水道の蛇口から出てくる水は浄水器で厳格な減菌処理がされているために細菌やウィルスがいないので安全ではありますが、地下に埋設され、水が流れる管には鉛を使用しているところもあります。また減菌のために添加される化学物質が身体の細胞の働きに影響を及ぼすことも報告されているので、浄水器を通した水を飲むようにすると良いでしょう。


対策7 【砂糖の摂り過ぎに注意】
砂糖の過剰摂取は、マクロファージや好中球などの免疫に大事な細胞の働きを低下させると報告されています。また、腸内でカンジダ菌を増やしやすい環境を作ります。

アレルギー体質の方は、空腹時の血糖低下に関連性があり、低すぎる血糖を、正常に保つために、ホルモンが働き、糖の新生を行うことが多く、砂糖や精製された炭水化物の摂り過ぎはさらなる血糖値の不安定性を作り出し、アレルギー症状を強くします。


対策8 【ヒスタミンを減らそう】
炎症の原因の1つがヒスタミンです。ヒスタミンは食品にも含まれますが、腸管内でアミノ酸のヒスチジンが細菌の作用でヒスタミンに変わることもあります。肝臓でヒスタミン分解酵素が作られているため、肝臓の健康がとても大切になります。

またアレルギーの人は血中ヒスタミン値が高く、ビタミンC値が低い傾向にあるため、十分なビタミンCを摂ると血中ヒスタミン値が低下すると報告されています。





いかがでしたか?
8つというのは人によっては、少ないようで多いと思うかもしれませんが、この8つの対策を実践していくと炎症をしっかりと抑えてアレルギ−の起きづらいに身体に体質改善していけると思います。

また最後に付け足しですが、アレルギ−には副腎の働きは深く関わっています。副腎が元気であれば、アレルギーも起こりにくいと言えます。ストレスを受けると、副腎から副腎皮質ホルモンを分泌して、ストレスを緩和する働きをしているのですが、副腎皮質ホルモンが十分に分泌されないと、アレルギーは悪化すると言われているのです。
副腎皮質ホルモンの生産には、ビタミンB群、特にパントテン酸、ビタミンB2、ビタミンB6、コリン、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンA、必須脂肪酸が必要で、食品ではレバー、緑葉色野菜に多く含まれています。

みなさん是非、副腎を労ってあげましょう^^。



小菅一憲

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by chiropratica | 2014-02-20 13:21 | 花粉症

NO.423 花粉症 その9 「花粉症と果物アレルギ−の関係」

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今日は、花粉症と果物との意外な関係についてお話していきましょう^^。
私もこの話を聞いた時は、ビックリしましたが、花粉症の人は果物アレルギ−にも注意が必要です。

実は花粉症の人は果物アレルギーを起こしやすいと言われています。
それは、花粉症を起こす抗原と果物や野菜の持つ抗原が共通もしくは似ているからなのですが、該当する果物や野菜を摂ると、口から入ったアレルゲンと花粉の抗体が反応して、アレルギー症状を起こします。
果物アレルギーでは、花粉を吸い込んだ時のように、喉の奥、唇、舌の痒みや痛みを覚えます。
さらに吐き気や下痢などの消化器症状を起こしたり、ひどい時には発疹、咳、喘息発作を起こす場合もあります。


では、花粉ごとに対応する果物や野菜を見ていきましょう!


【スギ・ヒノキ】
トマト、メロン、リンゴ、桃、キウイ

【シラカバ】
バラ科(リンゴ、桃、さくらんぼ、ナシ、イチゴ、ウメ、
プラム、アーモンド、アンズ、ビワ)
セリ科(ニンジン、セロリ、パセリ)

キウイ、クルミ、じゃがいも、ほうれん草、ソバ、
ピーナッツ、蜂蜜

【イネ・芝生】
イネ科の穀類(特に小麦に注意)
メロン、トマト、スイカ、オレンジ、バナナ、セロリ、じゃがいも、
米、さくらんぼ

【ブタクサ】
ウリ科(スイカ、メロン、かぼちゃ、きゅうり)
バナナ、カモミール、蜂蜜、ひまわりの種

【ヨモギ】
セリ科(ニンジン、セロリ、パセリ)
リンゴ、キウイ、メロン、スイカ、ヘーゼルナッツ、栗、香辛料


スギやヒノキの花粉症がある人は、特にトマトに対する注意が必要です。
シラカバは、スギがないような北海道などに多い花粉症ですが、特にバラ科の果物に問題を起こしやすくなります。
またイネの花粉症の時にお話しましたが、イネ科の花粉症の人は、イネ科の穀類とくに小麦に注意が必要です。そして秋に多いブタクサの花粉症の人は、ウリ科に、ヨモギの花粉症の人は、セリ科に注意が必要になります。

花粉症の人全てが必ず果物アレルギ−を起こすわけではないのですが、花粉症を持っている人は該当する果物や野菜を食べる時は少し注意しておきましょうね。
もし食べた時に違和感がある場合は、特に花粉が飛んでいる時期や体調が優れない時、疲れている時などは食べないようにしましょう。



ちなみに、果物アレルギーは花粉症でない人でも起こります。食べた時に口に違和感を覚えた場合は、その種類を覚えておきましょう。例えば、ウリ科のスイカ、メロン、かぼちゃ、きゅうりなどは共通のアレルゲンを持つので、果物や野菜の種類に合わせて注意が必要ですね。



小菅一憲

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by chiropratica | 2014-02-19 17:26 | 花粉症

NO.422 花粉症 その8 「秋の代表的な花粉症(ブタクサとヨモギ)」

さて、今日は秋の代表的な花粉症について紹介していきます。
まず、日本ではスギやヒノキに次いで多い「ブタクサの花粉症」について。

ブタクサは、こんな草です。
みなさんも良く見たことがあるのではないでしょうか?

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秋に多いのがこのブタクサ花粉による花粉症です。2月~4月の春先に花粉症に悩まされる方は多いと思いますが、意外と多いのが秋に引き起こされるブタクサアレルギーです。日本では春先に飛散するスギ植物が有名ですが、アメリカではブタクサに悩まされる患者数が全人口の5~15%を占めるほど一般的なようです。
ブタクサは、北アメリカ原産の植物ということもあるでしょうか。
しかしアメリカに比べて患者数は少ないにしても、日本でもブタクサに悩む方は年々増加しています。


ブタクサ花粉症の特徴は・・・

1.高さは1mほどになる1年草
  大きいものでは2m〜4mのものも。
2.河川敷や田畑、道端などに生えている。
3.日本ではスギやヒノキの次に多いと言われている。
4.飛散時期は、8月〜10月
5.他の花粉に比べて、喘息になりやすい。
6.ウリ科の果物・野菜に過敏症が起きることがある。 

ブタクサ花粉症は他の花粉症と比べて喘息になりやすいというところが特徴です。
スギ花粉の大きさが40μmなのに対し、ブタクサ花粉は大きさが20μm以下と、スギ花粉の半分くらいの大きさのため、気管支に入りやすいことが原因のようです。そのためブタクサは喘息草とも呼ばれています。




さて、次にもう1つの秋の代表的な花粉。
「ヨモギ」を紹介しましょう!

ヨモギは、薬草や食材としてもよく使われますね^^。
秋の花粉症の原因としてもう1つ挙げられるのがブタクサと同じキク科の植物であるヨモギです。

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ヨモギ花粉症の特徴は・・・

1.キク科のヨモギ属の多年草
2.本州、四国、九州、沖縄など全国の至る所に 
  生育している植物
3.河川敷や公園、道端などに生えている。
4.飛散時期は、8月〜10月
5.セリ科の野菜に過敏症が起きることがある。

ヨモギは、市街地・道ばた・堤防・空き地・平地・山野など、雑草のようにどんな場所にでもたくましく育ち、どこにでも自生しているため、山里に分け入らなくても普段の生活圏で手軽に手に入る、日本人には馴染み深い山野草です。ヨモギは夏から秋にかけ目立たない花を咲かせるので、ヨモギの花粉の飛散時期は8~10月(東北以北では8~9月、九州では9~10月)です。
またヨモギは、別名「モチグサ」と呼ばれ、昔から草もち・ヨモギ餅などで親しまれています。

これは、また次回のblogでお話しますが、ヨモギ花粉症患者の多くは、セロリアレルギーを合併していることが多く、セロリと同じセリ科の植物のニンジン、その他メロン、りんご、スイカなどで果物過敏症(食物アレルギー症状・口腔アレルギー症候群)を起こすことがありますので注意しましょう。

日本各地に自生し、薬草に、あるいは食材にと、昔からさまざまに用いられてきたヨモギ。
入浴剤・化粧水に使用されたり、切り傷にはヨモギをあてて止血したり、韓国では肌荒れ、冷え性、更年期障害、便秘、不妊症など多くの効果が期待できると昔からヨモギ蒸しが行われてきました。
ヨモギの葉緑素(クロロフィル)は強力で、浄血・増血・殺菌・制菌・新陳代謝の促進・抗アレルギー作用などの効果があります。




様々な効果を持った草なのですね。
ただ、その反面ヨモギ花粉症の人は、入浴剤や化粧水、食材などのヨモギも注意した方が良いでしょう。
体調が優れなかったり、湿疹や蕁麻疹、鼻炎、喘息などのアレルギ−症状がどうしても出るような方は、自分の普段使っている生活用品の中に自分の過敏な原料が入っていないか確認することも非常に重要なことです。

こういったことは、見落としがちなことなのですが、実際毎日毎日使うもの、もしくは触れるものに自分がアレルギ−のものがある場合は、いつのまにか副腎が疲れて慢性疲労やその他不定愁訴系の症状が出てもおかしくありません。
次回お話する果物についてもそうですが、1つ花粉症についてでも、同じ系列の植物が使われている生活用品は注意していきましょうね^^。


ちなみに、これは有名ですが、カモミールなどはキク科なので、今日お話したブタクサやヨモギなどのアレルギ−がある人は、合わないものです。
リラックスや整腸効果を期待してカモミールを摂ったり、使ったりしていてかえって身体に炎症を起こし、疲れさせていることもあり得るのです。


では、次回は「花粉症と果物アレルギ−の関係」です。
お楽しみに〜。



小菅一憲

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by chiropratica | 2014-02-18 16:45 | 花粉症

NO.421 花粉症 その7 「小麦に過敏になる花粉症」

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今日は、小麦などの穀類にも過敏になる人がいる「イネの花粉症」についてお話していきましょう。
イネは、スギやヒノキのない北海道で多くみられる花粉症でもあります。

まず特徴ですが・・・

1.空き地や河川敷、堤防などに多い。
2.花粉の飛散距離は数キロ以内。
3.梅雨の時期がない北海道に多い
4.飛散時期は、5月〜8月
5.イネ科の穀類に過敏症が起こることがある。

そしてイネの種類はけっこうたくさんあります^^。

【イネ科の種類】
カモガヤ、ハルガヤ、ムギ、イネ、アシ、ススキなど・・



イネ科の植物は、背が低く、川沿い、堤防、水田などに生育しています。イネ科花粉の特徴として、スギ花粉より飛散する距離が短いことがあげられます。背が低いため、飛散する距離は数キロ以内と、スギより飛ぶ距離が少ないのが特徴なのですね。つまり、遠く飛ぶ事はありません。こういったことから、イネ科の花粉症はその発生場所に限られます。

ちなみに地域や種類によって若干差はありますが、イネ科花粉の飛散時期は気温が高くなる5月〜8月くらいです。また主なイネ科植物の花粉飛散時期である5~7月は、本州、四国、九州では梅雨期であるため、湿度が高く花粉は飛散しにくいと考えられています。これに対し北海道では梅雨期がなく、比較的乾燥しているため、イネ科植物の花粉が飛散しやすく、花粉症が多く見られるということなのですね。



症状自体は、通常の花粉症の症状と同じで「くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみ・充血」が見られます。
夏風邪症状と似ているので、体調不良で風邪と見過ごされている方で、実はイネ科花粉症の場合もあります。

またそれ以外に、イネ科のアレルギーがある場合、アナフィラキシーと言って、喘息などの呼吸困難、じんましん、嘔吐などの症状を起こす事があります。
イネ花粉症はイネ科の食品、とくに小麦が症状を悪化させる傾向があります。植物依存性運動誘発アナフィラキシーは、特定の食べ物を食べて、数時間以内に運動すると、喘鳴、咳、じんましん、嘔吐、吐き気、血圧が低下して、顔色が悪くなってしまう病気です。イネ科花粉症の人は、この時期に自分の住んでいる環境でイネ科花粉が多い状況がある場合、小麦製品の摂取、運動の要因が重なると、アナフィラキシーショックを引き起こすことがあるので、注意していきましょうね。

小麦の食べ過ぎに注意して、その他、米やトウモロコシ、その加工品類、米油、コーン油などの油も注意した方が良いでしょう。イネ科の花粉症がある場合、刈り取ったイネワラの粉、モミガラ、脱穀のときの粉塵、ワラを燃やした煙でもアレルギー、気管支喘息などを起こします。
吸い込まない、触らないようにする対策が必要です。


イネ科の花粉症は実は怖いアレルギーでもあるのですね。



次回は、秋の代表的な2つの花粉症をご紹介しましょう!



小菅一憲

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by chiropratica | 2014-02-17 13:33 | 花粉症

NO.420 花粉症 その6 「スギとヒノキの花粉症」

こんにちは。
週末はまた大雪でしたね。
あまりに積もってクリニックの周りも、雪国のようでした。
ただ、前回も今回も次の日が比較的暖かかったので、凍らずに済んで良かったと思います。

今週もまた雪の予報が出ていますね。
みなさん出かける時は、くれぐれも足下など注意してくださいね^^。



さて、今日から花粉の種類についてお話していきましょう!
日本は南北に細長い地形のために地域差があり、花粉症の原因になる植物の特徴や飛散時期も異なります。花粉症の原因となる花粉の種類は様々です。自分が住む地域の植物や飛散時期を知っておくと、予防や対策に役立ちます。

【樹木】
マツ、ハンノキ、スギ、ヒノキ、シラカバ、イチョウ
ケヤキなど・・・

【その他】
イネ、ブタクサ、ヨモギ、オリーブなど・・・

けっこういろいろな種類があるものです。
では、日本で最も多い花粉症とはみなさん何だと思いますか?

そうです。まさにこれから飛び出すスギ花粉です。
スギはこんな植物です。

b0195635_1213063.jpg


スギ花粉の特徴は・・・

1.日本では最も多い花粉症
2.日本ではおよそ2,500万人が患っている。
3.2月〜4月に多く飛散する。
4.前年夏の日照量によって飛散量が左右する。

花粉の中でも一番手強いのは、風によって大量の花粉が長い距離飛ばされる風媒花で、特に有名なのがスギなどの木本(もくほん)植物といわれるものです。
スギ花粉は全国平均で2月中旬から飛散しはじめ、3月から4月上旬までが飛散時期となります。
日本では最も多い花粉症とされていますね。
 
ちなみにスギ花粉の飛散時期は、年初1月1日からの累積最高気温によって予想されています。
年初からの日最高気温累積が200℃を超えると花粉飛散開始、350℃を超え始めると花粉飛散ピークを迎えるといわれています。関東であれば例年、2月中旬から下旬にかけ累積最高気温が200℃を超えスギ花粉の飛散が開始し、3月上旬から中旬にかけて累積最高気温は350℃を超える傾向があります。
その頃にはスギ花粉の飛散量もピークを向かえます。そのため、暖冬であればスギ花粉の飛散時期は早まることになり、逆に寒い冬えあれば飛散時期は平均よりも遅れることになります。近年ではテレビなどでも累積最高気温が発表される機会も増えてはきていますが、なかなかなチェックしきれないことも多いでしょう。
おおよその目安としては、一日の平均気温が7~8℃、日中の最高気温が10℃を超え始めるころが、花粉の飛散開始時期となる傾向があります。

全国平均では、2月中旬から飛散を開始するといわれているスギ花粉ですが、地域別に見ていくと、南北で1ヶ月ほどの差があります。吸収では2月の上旬から、関東では2月中旬、そして東北地方では2月下旬から3月上旬となります。これは上記のとおり、累積最高気温の違いによるものです。暖かい地域は累積最高気温がいち早く200℃を超えるのに対して、東北などでは1ヶ月以上の遅れがでるためです。
また、北海道ではスギの植林が少ないため、スギ花粉による被害が少ないことで有名です。




そしてスギに1ヶ月遅れて飛ぶ花粉が・・・
そう。ヒノキの花粉です。

b0195635_13103041.jpg


よく見るとスギと似ていますね^^。

ヒノキの花粉の特徴は・・・

1.スギに比べると飛散する花粉量が少ない。
2.スギとヒノキは抗原がとても似ている。
3.スギとヒノキは併発しやすく、年々増加傾向。
4.飛散時期は、3月〜5月

植生数では並ぶスギとヒノキですが、実際に飛散させる花粉量ではスギが圧倒的に多く、ヒノキはスギに比べるとごくわずかです。しかしヒノキ花粉症患者は年々増加の傾向にあります。その大きな理由としてスギとヒノキによる花粉症は併発しやすいことがあげられます。スギとヒノキの花粉は共通抗原性と呼ばれ、構造がとてもよく似ています。スギ花粉にたいしてアレルギー反応を起こす人は、ヒノキ花粉にも同様の反応が出てしまうことが多いのです。
病院での花粉アレルギー検査ではスギだけでなくヒノキやイネなど代表的なものもセットになっていますので、気になる方は一度検査してみてもいいでしょう。前年まではスギ花粉だけでも、翌年からはヒノキにも反応が出始めることもあります。今年の花粉は長いと感じたらヒノキ花粉症になっている可能性も十分にありえるのです。




春のスギ・ヒノキ科花粉総飛散数は、昔に比べて増加している傾向にあります。
今年はそこまででもないようですが、過去20年間の花粉飛散数を記録している千葉県の例にとると、1993年から2002年に飛散した花粉量の平均より、最近の2003年から2012年に飛散した花粉量の平均の方が約2倍程多くなっていました。
「花粉が少ない」といわれる年でも、昔に比べたら飛散量が多いこともあります。十分な対策を取るようにしましょう。


次回は、夏に飛ぶ花粉についてです^^。



小菅一憲

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by chiropratica | 2014-02-16 13:07 | 花粉症

NO.419 花粉症 その5 「抗体の種類」

b0195635_14143363.jpg


今日は少し話がそれますが、抗原(アレルゲン)に対して働く抗体について、豆知識をお話したいと思います。


抗体というのは侵入抗原にあわせて無数(数千万から1億とも言われている)に作られるたんぱく質です。
抗体は大別して、A、D、M、G、Eという5種類がありますが、それぞれに得意分野があり、受け持ちの病原体などと結合し補足することによって処理しています。

いままでお話してきた話では、IgEがメインでしたが、こういった種類によってそれぞれの得意分野があるのですね^^。


IgGやIgAは最近テレビでもやったりしたことがあるので、ご存知の方もいるかもしれませんが、食物アレルギーの中でも遅延型タイプで有名です。IgEが関与する即時型タイプよりは、症状がゆっくり出てくるものですね。IgGは主に皮膚などの全身で異物の捕獲に働いています。またIgAは腸管免疫として腸管で主に働いています。
アレルギ−の人は、IgEが多く、これらの抗体に変わって働いてしまっていることが多いのです。
IgMはIgEのようなY字の抗体が5つ固まったような大きな細胞です。役目は持っていますが、細やかには動きません。
そしてIgDに関しては現在働きがほとんどわかっていません。


全身に多い順で並べていくと・・・
IgG>IgA>IgM>IgD>IgE


になります。
一番多い抗体は、IgGで1700(最大)程あり、IgEはもともとその10分の1の170程しかないのですが、実は、アレルギ−の人は、IgEが3,000〜4,000まで増えていると言います。
アレルギ−反応が強いかどうかは、個別のIgEのアレルギ−スコアでなく、こういった非特異性IgE抗体がどのくらい高いかを目安にして、この抗体価が1,000以上(通常は170程)であった場合に、反応が強いと考えています。
ちなみに、一度お話しましたが、反応するグロブリン抗体が異なるので、IgE抗体が高い場合にIgG抗体も同時に動くことはあまりありません。しかし、IgEの反応が強いときに、IgG抗体の生産量が増え、反応し始めることはあると思います。例えば、食物アレルギ−の場合、IgE抗体を作ってしまう食物性アレルゲンに対する反応が出た場合、反応してきた器官(腸)が長期化、慢性化することで、IgG抗体の反応もスタートすることは十分に考えられるということです。
最近多くなってきたIgGの遅延型アレルギ−についても、アレルギーが多くなってきた生活環境の変化はもちろん深く関わっているでしょう。
しかし全てのケースで必ずしもIgEが多いということではないので、そこがアレルギ−反応の難しいところですね。



免疫システムにとっては大事な抗体ですが、どちらにしても抗体を過剰に増やしすぎないことが、アレルギ−や炎症をコントロールしていく上では大事なことになるでしょう。


さて、次回は、実際の「花粉症の種類」についてお話したいと思います。
お楽しみに〜^^。



小菅一憲

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by chiropratica | 2014-02-14 14:03 | 花粉症


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