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カテゴリ:耳の病気( 10 )

NO.366 耳の病気 その9 「カイロプラクティック小話」

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今日で耳のテーマを終了したいと思います。
最後にちょっとしたカイロプラクティックにまつわるお話をしますね。
カイロプラクティックって実は、難聴を治したところからスタートしているんです^^。


カイロプラクティックは1895年にアメリカでD.D.パーマーという人によって創始されました。
彼が一番最初に背骨の治療を試みたのは、彼のオフィスの掃除人でハーベイ・リラードでした。
ハーベイリラードは、17年間「難聴」に悩まされていたのですが、D.D.パーマーが彼の背骨をチェックすると、ある部分が異常に隆起しているのを見つけたのです。
D.D.パーマーは、この背骨が「難聴」の原因になっていると考え、この背骨を矯正しました。そうするとなんと17年間悩んでいた難聴が改善し、聞こえるようになったと言われています。

矯正した背骨は上部胸椎の2番と言われていますが、いまでは頸椎ではないかなどの話も出たりと憶測が飛び交っています。どちらにしても難聴を治したことがD.D.パーマーがカイロプラクティックを創始するキッカケとなったのですね^^。


その後、磁気療法士をしていたD.D.パーマーは、彼の友人であるサムエル・ウィードにお願いして、ギリシャ語で手「カイロ」と施す「プラクティック」を合わせてカイロプラクティックを命名してもらい、めでたくカイロプラクティックが誕生したのです!


そんな始まりがあるカイロプラクティック。
私も以前、難聴で問い合わせを頂いた記憶もあるくらいなのです。
今日はそんな小話をしてみました。
たまに歴史をじっくり見直してみるのも面白いですね。
またどこかの機会でこういった小話も入れていきたいなと思いました。



今日で耳の病気のテーマは終了になります^^。
なにかご質問があれば、
こちらから
気軽に聞いてくださいね。



小菅一憲

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by chiropratica | 2012-12-18 16:29 | 耳の病気

NO.365 耳の病気 その8 「メニエール病」

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今日は、耳の病気のテーマ最後に「メニエール病」について触れておきます。

フランスの医師、プロスパー メニエールが初めて提唱したと言われる「メニエール病」。
内耳性めまいのあるのものがメニエール病と呼ばれています。
みなさんの中にも、お医者さんに行って原因不明のめまいや耳鳴りについてメニエール病と言われたことがある人もいるのではないでしょうか。


メニエール病は、内耳からくる回転性のめまいや吐き気が起こります。
また大抵、正常な状態→めまい・耳鳴り→難聴→正常な状態→めまい・耳鳴り・・・と繰り返すことも多い病気です。

ちなみにメニエールが起こる原因は、内耳が内リンパ水腫を起こしてしまうからです。
耳にあるリンパ液は古くなったら新しいものを入れ替えたりするという新陳代謝のシステムがあり、古いリンパ液を入れておく袋があります。
通常は古いリンパ液というのはその袋に吸収されるのですが、メニエールの場合、その古いリンパ液がうまく吸収されず溜まってしまうのです。溜まってしまうと袋が破裂、もしくはリンパ液がすべて流れてしまうということが起こります。

こうやってリンパ液の問題が起こるとバランスが崩れ、めまいや耳鳴りが起こるわけですね。
またその袋を治していく過程で難聴が起こったりするのです。


しかし、なぜ古いリンパ液が吸収されずリンパ腫を起こすのか、根本的な原因は分かっていません。
自律神経の問題、精神的・肉体的疲労、ストレス、睡眠不足などの状態が関わっているとも言われます。
大抵病院では、利尿剤とステロイド剤を処方されることが多いと思いますが、ストレスコントロールの指導、そして場合によっては手術の選択肢もあります。



メニエールは、何のきっかけもなく、突然おこる回転性のめまいが特徴なので、初めての方はとくにビックリするかもしれません。また耳鳴りも伴い、さらにその後の難聴など特徴はあるので、心当たりのある人は一度受診しましょうね。
私が臨床でみている中では,回盲弁症候群の方でメニエールっぽい症状が出ている方もけっこう多い印象がありますね。
全身のむくみや体液の滞留が原因になっているかもしれません。



いかがでしたか?
簡単にメニエールをまとめましたが、こう耳の病気をみていくと原因がわからない病気がけっこう多いですよね。
また危険な病気以外ではやはりストレスや自律神経のバランスは大きく関わるところでしょう。
うまくコントロールしてストレスをためないことは真の意味での予防になるかもしれませんね^^。

ではでは。



小菅一憲

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by chiropratica | 2012-12-16 23:00 | 耳の病気

NO.364 耳の病気 その7 「めまい」

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大分寒くなってきましたね。
街はもうクリスマスモード一色です。
私はこの時期が大好きなのですが、みなさんはいかがでしょうか?
今年はなかんか忙しく、クリスマスのイルミネーションも見れてないですが、
一日くらいはクリスマスを楽しみたいものですね^^。


さて、今日は「めまい」についてお話していきましょう。

めまいと言ってもいろんなタイプの「めまい」があります。
これはインターネットで検索してもすぐ出てくると思いますが、「流動性めまい」、「立ちくらみのようなめまい」、「回転性めまい」の3つがあるのです。
一つずつ簡単に説明しますね。


○流動性めまい

身体がフワフワした感じで、ふらつく。
姿勢を保つのが難しい。
まっすぐ歩けない。

などの症状があります。
また頭痛や顔面、手足にしびれ、運動麻痺などを伴うこともあります。
これは主に「脳」の問題で起こると言われています。


○立ちくらみのようなめまい

立ち上がるとクラっとする
時に目の前が暗くなる
失神を伴う

などなど、これは全身性の疾患に関わっています。
例えば、低血圧、更年期障害、心因性のものなどです。


○回転性のめまい

自分自身がグルグルまわっている感じがする
周囲がグルグルまわっているように見える

これはまさに耳の問題で、音が聞こえづらい、耳に詰まった感じがあるなどの難聴や耳鳴りが伴ったりすることもあります。


めまいを起こす主な耳の病気としては、良性発作性頭位めまい症、メニエール病、突発性難聴、前庭神経炎などがありますね。
基本的にお医者さんに行くと、血流を回復するような「循環改善薬」やめまいに対する不安を取り除くための「抗不安薬」、内耳のリンパ液の滞留を改善するための「利尿薬」、炎症が起こっている場合などは「ステロイド薬」、その他は神経の働きを改善するための「ビタミン剤」などが処方されると思います。


ここでは、めまいについて簡単な知識を持っておくことにしましょう。
まずは危険なめまいを知っておいてください。

激しい頭痛
手足がしびれる・思うように動かない
物が二重に見える・かすみがかかる
ろれつがまわらなくなる
意識がなくなる

などです。
危険な病気が潜んでいる可能性があるのので、すぐに病院で診てもらいましょう。



次にめまいが起こった時の対処法ですが、まずは安静にします。
静かなところで横になると良いでしょう。
そして場合によっては体勢を変えるのが辛いこともあるので、身体全体で寝返りを行うようにしましょう。頭と身体を同じ方向に動かす要領です。
また突然めまいに襲われると誰でも怖くなったり、不安になると思いますが、不安感はめまいをさらに悪化させることにもなります。
なるべく気持ちを落ち着かせるようにしましょうね^^。


栄養学的にはビタミンB12が関わっていることも多いのですが、ビタミンB12は本当に奥が深いので、これについてはまた別の機会にお話していきたいと思っています。
ただ、めまいは様々な不調、例えば副腎疲労、更年期障害、自律神経疾患、不安恐怖症、うつ病などの症状でも必ず症状一覧に出ているものなので、ストレスやホルモンバランスの乱れなどに大きく関わっていることは確かでしょう。
また栄養のバランスが崩れるとこういったことも起きやすいので、そういったことからも栄養を吸収する胃腸とくに胃酸の分泌などが深く関わっていることは言うまでもありません。


次回は「メニエール病」についてお話していきます^^。



小菅一憲

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by chiropratica | 2012-12-12 20:55 | 耳の病気

NO.363 突発性難聴とカイロプラクティック Case Study

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ちょうど先日突発性難聴の方が来院されたので、今日はそのケースについてお話していきますね。

この方(40代男性)は、先週に一度右耳がこもった感じがしたということで病院に行ったら突発性難聴の診断を受けられました。
病院では薬(ステロイド)とビタミン剤が処方され、飲んでいたのですが、その後に出てきた肩こりが辛くて来院されたのですね。難聴はずっと続くわけではなく、少し聞こえなくなって又戻るような感じだそう。また肩こりはこれまでに経験したことないくらいガチガチになっているということでした。


カイロプラクティックでは、難聴の症状が脳や神経の問題で起こっていないかをまずチェックしていきます。この方の場合は検査時には、そういった異常はなかったので、耳にも関わる上部頸椎や頭蓋骨の状態、また全身のバランスを検査していきました。

そうすると、左半身の筋力が全て落ちており(内分泌のバランスが悪い時に起こりやすい)、その原因が副腎疲労にあることがわかりました。
副腎は私のblogでも登場していますが(こちらを参照)ストレス調整臓器と言われるくらいなので、ストレスが長期でかかっていると疲労し、それによって身体の調整機能が低下してしまうと言われています。
この方の場合もそういった傾向と、また頭蓋骨のバランスの乱れから精神的(感情的)な問題があることがわかりました。

もちろん筋肉骨格系をチェックしていくと、副腎に関わる部分の関節、骨盤の捻れ、そして左半身が低下していることによる全身の傾きなどが見られ、肩こりが起こっている左肩まわりは当然のごとく、固まっていました。



治療では、まず副腎の機能をアップさせていくようなリンパのポイントを刺激し、内臓の働きを軽くしていきます。また難聴などに関わってきやすい頭蓋骨や頸椎の状態は、注意深くケアしていきました。
そうしていくうちに大分全体のバランスが整ってきたので、後は、左肩周り、特に背中の筋肉をしっかり緩め、骨盤の捻れも調整しました。



治療後は大分スッキリされたようです。

今回のケースでは、ストレスが大きく関わっているようだったので、最後には日々の中でのストレスコントロールの方法についてアドバイスさせて頂きました。ご本人もストレスには自覚があるということで、納得されていました^^。



ストレスというのは、目に見えないものです。
突発性難聴も原因は不明ですが、急にストレスが原因と言われてもピンと来ない人が多いのではないでしょうか。
ただ、私が臨床に出ていてストレスによって大きく身体のバランスを崩している方は数多くいます。
そしてそのストレスが身体のどこに影響を起こすかは人それぞれです。それが積もりに積もって、大きな病気になってしまうことも少なくないのです。なるべくその前に何か、身体の異常を感じたらカイロプラクティックでチェックをオススメします。そのためには自分の身体の声にも耳を傾けることが大事なのではないでしょうか。


突発性難聴も、日々の身体へのストレスが溜まって出現する危険信号かもしれませんね^^。



小菅一憲

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by chiropratica | 2012-12-08 15:48 | 耳の病気

NO.362 耳の病気 その6 「突発性難聴」

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今日は最近テレビでも話題になった「突発性難聴」についてお話したいと思います。


突発性難聴はその名の通り、突然原因不明な難聴が起こることです。
その症状は大抵突然起こり、突発性難聴になった人は、難聴になった瞬間を語ることができるほど突発的です。
ということで、ある程度の時間をかけて徐々に難聴が進んだようなケースは突発性難聴ではないのですね。随伴症状として耳鳴りや耳の閉塞感を伴うことが多く、半数以上の方は発症の瞬間に強いめまいも伴っていることが多いと言われています。
突発性難聴の原因は残念ながらわかっていません。
お話したように、急激に発症する感音難聴のうち、原因不明のものを突発性難聴と呼んでいます。



ただ、現在一般的に原因とされている有力な2つの説があります。
ここでも紹介しておきましょう!


○ウィルス感染説

これは帯状疱疹によるもので、このウィルスは誰の身体の中にも必ず存在し、通常は神経の檻の中に入れられているのですが、免疫が弱くなると檻から出てきて神経に悪さをすると言われています。
この悪さが耳の神経で起こると突発性難聴になるという説ですね。

○内耳循環障害説

この説は、内耳血管の痙攣や塞栓、血栓、出血などによる循環障害が難聴の原因とするものです。治療として血管拡張剤、抗凝固剤などの循環を改善する薬剤が有効なことがこの説の理由となっていますが、まだ本当の原因とするには明確ではないようです。



突発性難聴の原因として、ストレスもあげられるので、要はストレスをあまりかけないようにする、また疲れを溜めないようにして免疫を低下させないようにすることが予防となりますね。
そして、血流障害は肩こりなどから起こることも多く、特に首スジにある胸鎖乳突筋(耳の下〜鎖骨にかけての筋肉)が緊張すると耳への血流障害が起こるとも言われますので、なるべく首スジはよくストレッチしてあげると良いでしょう。

カイロプラクティックでもこの筋肉について治療していくことがあります。特に頭や首が前方に出ているような姿勢をとっている人に問題があることが多いので、デスクワークの方は要注意ですね^^。



突発性難聴は、起こったらすぐにお医者さんに見てもらった方が予後が良いと言われています。
何かおかしいと思ったら、2週間以内には一度診てもらいにいきましょう^^。

では今日はこんなところで。



小菅一憲

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by chiropratica | 2012-12-04 16:43 | 耳の病気

NO.361 耳の病気 その5 「耳鳴りと栄養」

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前回は耳鳴りをテーマにお話しましたが、今回はその耳鳴りと栄養素のお話です。
栄養が耳鳴りに関わるの?ってみなさんは思うかもしれませんが、実は大有りなのです!

ほとんどの人が人生で一度は耳鳴りは経験しています。
ただ、大抵が一過性で、慢性的に継続することは少ないと言われている耳鳴り。
栄養バランスが崩れても起こることがあるということは初耳なのではないでしょうか。

さて、耳鳴りの原因には、前回お知らせした一般的な病気やストレスによるもの以外に、アレルギー、アスピリン摂取、水銀の過剰蓄積、悪性腫瘍、ライム病、動脈硬化、歯の噛み合わせ、首の骨の損傷などのあまり聞き慣れない原因もあります。
またこの他にもある栄養素が不足すると耳鳴りが起こることもいくつかの研究で明らかになっているのです。



1.亜鉛

亜鉛不足と耳鳴りについては様々な研究があります。これは耳のカタツムリ部分「蝸牛」が体内でも亜鉛の蓄積量が多い器官であるということでしょう。
亜鉛が不足すると聴覚などに影響を及ぼすということです。


2.ビタミンB12

耳鳴りと難聴を持つ人の約50%にビタミンB12不足が報告されています。
栄養療法の中でも手先のしびれや耳鳴り、喘息の患者さんがビタミンB12の筋肉注射で症状が改善していることが多いのです。
ビタミンB12が体内で不足する原因の一つに胃酸の低下があげられるので、多くの現代人が関わっているものだと考えられます。


3.マグネシウム

神経機能について大事な役割を果たすグルタミン酸とマグネシウムのバランスが崩れて、グルタミン酸が過剰になってしまうと神経受容体にダメージを与え、もし聴覚神経の受容体に問題が起これば耳鳴りを引き起こします。
そうならないためには、グルタミン酸の拮抗物質であるマグネシウムが重要ということですね。
耳鳴り症状を持つ人の多くがマグネシウム不足であるということが知られています。


いかがですか?
こういった栄養の不足によって耳鳴りが起こることも多々あるのです。
もしかしたら、みなさんの感じている耳鳴りの原因は栄養不足かもしれません。

さて、この他補った方が良い栄養は、補酵素としてマグネシウムとともに働くビタミンB6、また粘膜形成には重要なビタミンA,、細胞への酸素供給に不可欠なビタミンEなどなど・・・。
少し意識してみてくださいね^^。



さて、この他でもこのBLOGでも登場した「セリアック病」や「グルテン過敏症」などの食物アレルギー、不耐性によっても耳鳴りが起こることがあります。
これも忘れてはいけない兆候ですね。


日常で注意しておかなければいけないこととして・・・

◯アレルゲンの食材を避けていく
◯食事はゆっくり時間をかけて咀嚼を十分にする
◯精製された炭水化物を避ける
◯耳鳴りの症状が強くなるような食材は避ける

などが挙げられます。


耳鳴りでお困りの方は、前回のBLOGと一緒に参考にしてみてください。



小菅一憲

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by chiropratica | 2012-11-20 20:00 | 耳の病気

NO.360 耳の病気 その4 「耳鳴り」

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大分寒くなってきましたね〜。
季節変わりの時には体調を崩す方が多いので、十分注意していきましょうね。

今日は耳鳴りについて簡単にお話します。

耳鳴りは、誰でも経験したことがあるようにごく自然に起こったりもしますし、
それが大きな病気につながっているケースもあります。
日本では、慢性的な耳鳴りによって生活に支障まできたしている方は、全体の5%くらいだと言われています。


耳鳴りの原因は、ストレス性のもの、加齢によるもの、原因がわからないものなどありますが、耳鳴りが起こるものを以下にあげておきましょう。

◯感音性耳鳴り

内耳炎、メニエール病、老人性難聴、突発性難聴、騒音性難聴、聴神経腫瘍

◯全身性疾患

低血圧、高血圧、血液・リンパ系動脈硬化、糖尿病、脳神経系の疾患

◯心因性耳鳴り

ストレス


このように様々な原因があげられます。
一般的には耳鳴りが起こってもそれほど心配する必要はないのですが、
耳鳴りに伴って次の症状が2つ以上あれば、すぐ耳鼻科に行った方が良いです。

・聴力が低下した
・耳が痛い
・頭痛がひどい
・ぐるぐる回るようなめまいがする
・吐き気や嘔吐がある

※徐々に耳鳴りがするようになったという場合は危険性はありません。
このような症状が伴うようであれば、危険な病気が隠れている場合もあるので、
注意して自分の症状を観察してみてください。
耳鳴りの症状を自分でメモっておくと良いですよね。


さて、一番多い耳鳴りがストレス性によるもの。

ここに耳鳴りのセルフコントロールのポイントを4つお知らせします。

1.耳鳴りについて理解する

耳鳴りの背後に危険な病気がない場合は、その耳鳴りには不安がないものと考えましょう。

2.耳鳴りを意識しないように訓練する

何かに集中していると耳鳴りを忘れがちです。耳鳴りのストレスが心に負担を与え、耳鳴りを過度に受け取ってしまうことがあります。例えば、仕事の時に気にならないのに、家に帰ってくると耳鳴りがするというのもこういったことですよね。うまくコントロールできると良いと思います。

3.リラックスする

耳鳴りが大きくなっていると感じたら、深呼吸をするなどリラックスをしていきましょう。
不安・ストレス・悩みから緊張が起こり、その後耳鳴り、それに対する苦痛や不安で耳鳴りが増強してきます。

4.睡眠障害を治す

睡眠がしっかり取れている人と、そうでない人は耳鳴りの状態が全く違います。
快適な睡眠は本当に大切です。
睡眠の質をあげるポイントは、こちらを参照してください。



耳鳴りは、大きな病気のシグナルとして起こる場合もありますが、
大抵は大きな問題のないものが多いのです。
特にストレスや睡眠不足は耳鳴りには良くないので、まずはそこを改善していくことが重要ですね。
ストレスや睡眠不足、そして耳鳴りを気にしすぎるなどの悪循環は断ち切ってくださいね。



小菅一憲

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by chiropratica | 2012-11-18 15:30 | 耳の病気

NO.359 耳の病気 その3 「耳の病気の種類」

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今日は、耳にはどのような病気があるのか、見ていきたいと思います。

まず耳には3つの種類の病気があります。

1.音の病気
2.バランスの病気
3.その他

の3つです。


音の病気としては、耳鳴りや難聴などがあります。
そしてバランスの病気としては、めまい、メニエールなどがあげられるでしょうか。
そしてこの2つ以外には中耳炎や聴神経腫瘍などの病気があるのですね。

一つ一つ簡単に説明しましょう。



1.音の病気

耳鳴り

感音性耳鳴り(内耳炎、メニエール病、老人性難聴、突発性難聴、騒音性難聴、聴神経腫瘍)と全身性疾患による耳鳴り(低血圧、高血圧、血液・リンパ系動脈硬化、糖尿病、脳神経の疾患)などがあります。
またストレスなどによる心因性の耳鳴りもあります。
耳鳴りには、大きな病気につながる危険な耳鳴りもあるので、どういった経過をたどるかの観察が重要です。


難聴

難聴には、突発性難聴や老人性難聴、ヘッドホンによるもの、薬剤性の難聴などがあります。
また伝音性難聴と感音性難聴とに分かれ、前者は、耳垢によるものや鼓膜の障害以外にも、耳硬化症(耳小骨の異常が起こる)や慢性中耳炎などの病気から来るものもあり、前庭への音の伝導が障害されておこります。意外に多いのが耳垢なんですよ^^。
後者に関しては、内耳の部分、カタツムリの形をした蝸牛で起こることが多く、通常音を聞くことはできますが、音を聞き分けることができなくなります。
この中に、老人性難聴やメニエール病、血管障害、ウィルス感染・中耳炎などによる内耳炎、内耳神経の病気があるのですね。



2.バランスの病気

めまい

めまいには、フワフワとふらつく「浮動性めまい」やクラっとするような「立ちくらみのようなめまい」、グルグル目がまわる「回転性のめまい」があります。
それぞれによって原因は違うのですが、めまいを起こす主な病気としては、良性発作性頭位めまい症、メニエール病、突発性難聴、前庭神経炎などがあげられます。


メニエール病

内リンパ液が過剰になって、膜迷路が全体的に拡張し、圧力が高くなって半規管部や蝸牛の感覚神経が障害されたりすることによって、めまいや耳鳴りが起こります。



3.その他

中耳炎

中耳炎とは、その名の通り中耳の炎症なのですが、細菌が外界から入ってきて感染すると膿がたまり、炎症を起こします。ひどくなると慢性中耳炎や内耳炎に移行したり、後々に難聴になってしまうことがあるため、しっかりとした治療が必要です。


聴神経腫瘍

これはとても少ない病気ですが、こういったものもあります。


いかがでしたでしょうか?
耳といっても、本当に様々な病気があるのです。

みなさんの中でも多くの人が関係するとしたら、めまいや耳鳴りの問題なのではないでしょうか?
次回はそういった身近な症状について解明していきたいと思います。



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by chiropratica | 2012-11-14 19:00 | 耳の病気

NO.358 耳の病気 その2 「三半規管と平行感覚」

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さて、今日は耳についての話、第2弾。
中耳、内耳の中でも、三半規管と平衡感覚についてお話していきます。


半規管は、蝸牛と呼ばれるカタツムリのような巻貝の形をした構造のそばにあります。
ただ、聴覚の機能はなく、半規管は空間における頭の位置についての情報を提供し、身体の平衡とバランスの維持に役に立っているのです。

では、細かく見て行きましょう!



半規管はご存知のように3つあります。
前半規管、後半規管、外半規管の3つあり、これを合わせて三半規管と言っているのですね。
これらの半規管は空間のそれぞれ互いに直交する3つの平面上にあります。
そして内耳の中では前庭の後上部にあり、前庭とつながっています。


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(画像:Wikipediaより)

ちょっと図を見て下さい。
半規管は、蝸牛と同じように周囲を囲む骨の壁の内部にある3つの膜性の管からなり、それぞれ膨らんだ小部分、膨大部があります。
この膨大部には特殊な感覚細胞が集合しています。
そして、近くの卵形嚢や球形嚢とともに平衡感覚を需要する装置のようになっているのですね^^。
ちょっと難しいかもしれませんが、この三半規管部は、風船に水が入っているようなもので、前庭神経はこの風船の傾きを微細に感知しています。
こうやって神経を介して小脳や大脳が空間における位置を認識し、それが骨格や筋肉に伝えられて姿勢バランスを維持しているのですね。


また卵形囊や球形嚢などにある感覚毛とその上のゼリー部に乗っている耳石という部分でわずかな傾きでも察知できるようになっています。

ちなみに95%のめまいはこの耳石によって起こるとも言われています。
耳石の新陳代謝によって古い石を捨てているのですが、その小さい石の一つが風船の中に入ってしまうとめまいが起こってしまうわけです。
ただ、このめまいは良性と言われていて、石もしばらくすると排除されるため長くは続きません。


みなさんにも馴染みがある三半規管。
こんな構造になっているのです。
次回は「耳の病気の種類」です^^。



小菅一憲

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by chiropratica | 2012-11-11 10:23 | 耳の病気

NO.357 耳の病気 その1 「耳の構造」

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さて、今日から新しいテーマにいきます。
先日「目の病気」についてやりましたが、今日からは「耳の病気」について焦点を当てたいと思います。
見るというのも大事ですが、聴くというのも非常に大事な感覚機能です。

今日はまず耳の構造から^^。


耳は外耳、中耳、内耳に分けることができます。
図を見てみて下さい。
耳の見える部分、そして見えない内側の部分はこんな構造になっているのです。

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(画像:Wikipediaより)


まず、外耳は耳介と外耳道から出来ています。
耳介は頭の側面から突出し、弾性軟骨が皮膚におおわれた構造をしていて、私たちが見てもわかるように深い溝や隆起がありますね。
外耳道は少しS状に曲がった管で、耳介から鼓膜まで約2.5cmの長さがあります。

そして外耳道の奥に鼓膜があり、その内側が中耳になります。
中耳は鼓膜と骨に囲まれた空気の入った空間であり、耳管という細い管により鼻の奥とつながっています。ちなみに鼓膜の内と外は、耳管によって同じ圧力に調節されているために、音が到達したときに鼓膜は振動することができるのです。
またここには耳小骨という非常に小さい骨があります。
私も解剖で見たことがありますが、ほんとに豆粒ほどに小さい骨です。
この骨はツチ骨、キヌタ骨、アブミ骨というかわいい名前がついていますが、音を伝える役割を果たしているのですね。

中耳のさらに奥には内耳があります。内耳には蝸牛と半規管・前庭がありそれぞれ聴覚と平衡感覚の感覚器官になります。
内耳の蝸牛部分はカタツムリのような形をしていますが、中に2万個のピアノの鍵盤があると思って下さい。そして高い音が伝わってくると1秒間に2万回その鍵盤を叩くことに、そして低い音の場合は1秒間に16回叩くようになっています。
だから、高い音ばかり聞いていると鍵盤は壊れやすくなりますよね。
蝸牛も音を伝えるのに大事な器官ですので、老人性の難聴などは高い音が聞こえづらいということになるのです。
またウォークマンのイヤホンは、近い距離で音を振動させるのと、高い鍵盤を使うことが多いので、あまり良くないと言われます。

そして三半規管と前庭は、みなさんもなんとなく知っていると思いますが、平衡感覚に役立っています。
めまいなどはここから起こることがほとんどですね。




さて、次に音の伝わり方について・・・。

外耳の耳介は、音をつかまえやすいような形になっています。
みなさんの耳はまさにそういう形なのです。
そして、中のシワも軟骨で出来ていて、よくよく見てみると面白い形をしていますよね。
ちなみに軟骨で作られているのは、振動が伝わりやすいということもあります。

外界で音がすると、音は音波である空気の振動を発生し、1秒間に332mも進みます。そして耳介からその音の振動が伝わってきて、耳介のシワによって外耳道の方向へ向かい、鼓膜を振動させるのです。
鼓膜がふるえると、耳小骨にも振動が伝わり、耳小骨の動きが中耳に伝わり、その後内耳に行くにつれて振動が大きくなっていくのですね。
内耳の周りはすべて骨なのですが、内耳からは神経を伝って脳に音の情報が行きます。音のインパルスが内耳神経をとおって大脳の聴覚野に伝わった時点でようやく音として認知されるのです。

けっこううまくできた仕組みなのですよ^^。



今回のテーマの耳の病気ですが、耳が聞こえない、耳鳴り、めまいなどは、
全てこの内耳で起こります。

内耳はなかなかのぞくことはできません。
それこそ、頭を切って開くしかないのです。
なので、お医者さんは、通常、問診と経験で判断していると言えますね。


今日はまずは病気をお話する前に耳の構造について、簡単にお話しました。
次回は三半規管についてご説明しましょう。
では^^。



小菅一憲

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by chiropratica | 2012-11-07 20:57 | 耳の病気


カイロプラクティック理学士/サプリメント指導士のカラダと食を考える日記


by chiropratica

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