カテゴリ:アレルギー対策( 2 )

NO.335 アレルギー対策 「油のバランスが大事」

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薬学博士の奥山治美先生は、「食物の選び方によって必須脂肪酸のバランスが変わり、さらにホルモン様物質(プロスタグランジン等)のバランスも変わるので、食物を上手に選択することにより、多くの慢性疾患の症状を緩和して、発症率を下げるのに役立つだろう。」と言っています。


前回のBlogで話したように、植物油のリノール酸は体内で代謝されて「γ−リノレン酸」になり、さらに代謝されて、体内の炎症をしずめる働きをする「プロスタグランジン」になります。
この変換はとても重要なのですが、それをできない人が4人に1人の割合でいることが最近の研究でわかってきたのです^^。

仮に変換できたとしても、必要な時に、必要な早さで変換できない場合、アレルギーで起きた炎症をしずめるのに間に合わないので、症状がどんどん進んでしまいます。


またリノール酸の代謝が上手くいかないために、必要量のγ−リノレン酸を作り出せない体質に加えて、食生活の偏り、過度の飲食、ストレスなどで、さらに作り出せない状況が増えています。
そして前回紹介した月見草オイルのサプリメントが、そういった方にとって作り出せないγ−リノレン酸を外から体に入れてあげるということなのですね。

アレルギーの症状でお悩みの方には特におすすめの成分ですね^^。




さて、今日は以前やったアレルギーに大事な必須脂肪酸について復習していきましょう。


必須脂肪酸とは、油の中に含まれている栄養素で、文字通り私たちが生きていく上では無くてはならない「必須」の栄養素です。
なぜ必須なのかというと、それは私たちの体の細胞膜やホルモンを作る材料になるからであり、体のほとんど全ての機能に関係しているからです。

そして必須脂肪酸には、「オメガ3」と「オメガ6」と呼ばれるものがあり、この2種類の脂肪酸は体内では合成できないので、食物から摂る必要があります。
そして炎症を抑える働きをする「プロスタグランジン」も脂肪酸から作れています。


オメガ3系で、有名なのはサバ、イワシ、アジ、カツオなどに含まれるEPAやDHAです。
またシソ油やエゴマ油、亜麻仁油に多く含まれるα−リノレン酸もオメガ3系ですね。
これらの脂肪酸は、体内でプロスタグランジン3に変換させられます。
このプロスタグランジン3が炎症を抑えることは前にも話しましたね。


そしてオメガ6系は、コーン油、ヒマワリ油、サフラワー油などの料理に使う油に多く含まれるリノール酸があります。
リノール酸は、体内でγ−リノレン酸に変換され、その後ビタミンB6などによってジホモ・γ・リノレン酸になり、その後炎症を抑える側のプロスタグランジン1とアラキドン酸系のプロスタグランジン2に分かれるわけです。

プロスタグランジン1は、炎症を抑え、プロスタグランジン2は炎症を活発にします。
どちらもの体には必要なプロスタグランジンですが、アレルギー体質の方は、γ−リノレン酸に変換することができないので、リノール酸からプロスタグランジンを作る力が弱いと言えます。



こういう人は、月見草オイルをサプリメントで摂れば、プロスタグランジンを作れるようになるので、炎症のコントロールが上手くできるようになるということですよね。



最後に、アレルギー対策におすすめの栄養素を並べてみましょう。


γ−リノレン酸
自然界では、月見草や母乳に含まれる成分。昔はインディアンも炎症や発疹を治したり、咳を鎮めるのに使っていたそうですね。

α−リノレン酸
エゴマ油、シソ油、亜麻仁油に含まれていて、炎症を抑えるプロスタグランジンに変換されます。
これらのオメガ3を摂ることは、アレルギーを抑えるのには必須でしょう。

βカロテン
粘膜の材料。粘膜をしっかりして、アレルギーの原因でもある抗原をシャットアウトしてくれます。


以上〜^^。



小菅一憲

CHIROPRATICA|健康の素晴らしさを伝える治療院


C-Magazine|カイロプラクター小菅一憲が提供する健康情報発信基地

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by chiropratica | 2012-05-11 23:01 | アレルギー対策

NO.334 アレルギー対策 「月見草オイル」

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以前も一度紹介したことがありますが、今日はγ−リノレン酸(月見草オイル)についてお話したいと思います。
というのも、アレルギー持ちである私がここ何ヶ月か、月見草オイルのサプリメント飲み続けて、すこぶる調子が良いのです。
前から、このγ−リノレン酸については知っていましたが、今回、私のサプリメント指導士の顧問でもある栄養療法の先生プロデュースのγ−リノレン酸サプリメントが調子良さそうだったので、試していたのです。

いやいや、アレルギー持ちの人は、本当オススメです。これ^^。
花粉症の人は、けっこうピッタリと止まる人も多いです。
前回のテーマの食物アレルギーや過敏症にももちろん有効です。
かなり身体の反応が出にくくなるので、全体的に調子が良くなる感じがすると思います。


さて、ではなぜこのγ−リノレン酸がアレルギーに良いのでしょう?
簡単に説明していきますね。



私たちの身体の中には、様々な微量物質が存在し、それらが互いに影響しながら重要な働きをしています。例えば、身体の生理機能をつかさどる酵素、この酵素に指令を出しているホルモン、そして酵素の潤滑油の役目をするのがビタミンです。
そして今回注目するプロスタグランジンという物質も、こうした体の調節をするホルモンに良く似た物質なのです。


プロスタグランジンは、20種類以上もあり、様々な不飽和脂肪酸(以前のBlog参照)から作られます。
例えば、体内でアレルギー反応が起きると、末梢神経が緊張して収縮しますが、体は即座にそのまわりの細胞でプロスタグランジンを作り、神経の収縮を元に戻そうとします。
この働きこそが、アレルギー症状を抑えるものなわけですね^^。


今回の目玉、γ−リノレン酸はプロスタグランジンを作る過程で大切なものです。
通常、食物から摂取されたリノール酸(以前のBlog参照)は、健康な人では、体内でγ−リノレン酸に転換され、細胞内に組み込まれ、必要なときにいつでもプロスタグランジンに変身して活躍できるように待機しています。
ところが、体の異常や食生活の偏り等により、何らかの阻害因子を持つ人は、リノール酸からγ−リノレン酸を体内でうまく作ることができません。
したがってプロスタグランジンを作る力も弱いのです。

Blogの読者の方は、リノール酸は控えた方が良い油ではなかったっけ?と思ったと思います。
その通り^^。
リノール酸は、体内の代謝過程で2つのプロスタグランジンに変化します。

そして今お話していたγ−リノレン酸を経由して作られるプロスタグランジン1グループは、炎症抑える側なのですが、アラキドン酸を経由して作られるプロスタグランジン2グループの方は、炎症を活発にしてしまう方なのですね。
アレルギー体質の方は、このγ−リノレン酸をうまく作れない方が多いので、プロスタグランジン1グループがなかなかできないのです。

そのため、リノール酸を控えた方が良いということだったのです。




さて、このγ−リノレン酸。
実は食事からはあまり摂りずらいものなのですが・・・
しかし、ここで救世主が!

それこそが、月見草という植物から抽出した月見草オイルというものです。
月見草オイルに多く含まれるγ−リノレン酸は、体内で炎症を抑える働きをするプロスタグランジン1を作るために必要な材料です。
出てしまった症状を鎮めるだけでなく、代謝を整えることで体質改善も望める優れものなのです。


試してみたい方は、いろいろな月見草オイルがあるので、必ず良いものを選んでくださいね。
私が飲んでいる月見草オイルのサプリメントは言って頂ければ、購入も可能なので希望の方はおっしゃってください。
こちらから
サプリメントの注文でお問い合わせくださいね。


さて、明日も続きの話をしていきます。



小菅一憲

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by chiropratica | 2012-05-10 22:08 | アレルギー対策


カイロプラクティック理学士/サプリメント指導士のカラダと食を考える日記


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