カテゴリ:副腎疲労( 25 )

NO.298 副腎疲労 Adrenal Fatigue その5 「ストレスコントロール」

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ストレスをコントロールするためには、自分にとって何がストレスになっているのかを知る必要があります。
まずは、自分が受けていると思うストレスのすべてをリストアップしてみましょう。
いままでお話してきたように、ストレスの原因となるのは、悩みや心配事など精神的なものばかりではありません。
構造的、化学的、気候のストレスについても、注意深く評価してリストアップしてみます。



ストレスのリストアップが出来てきたら、それらをコントロール可能なグループAと、自分ではコントロールが難しいBに分けてみましょう。


Aリスト(例)

仕事からの肉体的なストレス(一日中座っている、長時間の運転、重い荷物を持つなど)
不良姿勢
合わないシューズ
小さい服
締め付ける下着
お尻のポケットに財布を入れる
倒したシートのまま車に乗る
高すぎる枕で寝る
栄養のアンバランス
カフェインやアルコールの摂り過ぎ
空腹での糖質摂取
食間が長くなる
暴飲暴食
シックハウス
カビ



Bリスト (例)

緊張
心配
ノイローゼ
現実にそぐわない目標
引き伸ばし
できる以上のことを引き受ける
強迫観念
無計画
優先順位の間違い
感謝しない
不平不満
不親切
極端な気温や湿度
非常に低い気圧
太陽の照射

(新実践マフェトン理論 引用)


まず、Aのリストに挙がった項目をひとつずつコントロールするよう努力してみましょう。
もちろん簡単にはいかないかもしれませんが、完全に取り除くことはできなくても部分的には改善できるはずです。
そして反対に、Bリストはなかなか自分ではどうにもならないことでもあるので、あまり気にしないことにしましょう。
もちろん無理な目標をたてたり、出来ること以上のことを頑張り過ぎてしまうことはやめた方が良いですね^^。


さて、このようにまずうまくAのリストをコントロールできていくと、副腎は余裕が出来てきて、Bリストにあがっているストレスに対しても余裕を持って対処できるようになります。


みなさんいかがでしたか?
このようなリストアップを定期的に行っていくことで、自分自身にどのようなストレスがたまりやすいのかもわかってくると思います。
是非やってみてくださいね^^。



小菅一憲

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by chiropratica | 2011-12-05 07:43 | 副腎疲労

NO.297 副腎疲労 Adrenal Fatigue その4 「ストレスについて」

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今日はストレスについて・・・

単にストレスと言っても、みなさんには、とても怖いものであるという認識はないのではないでしょうか?
しかし、このストレスが様々なカラダの不調の原因になっていることは明らかです。
ストレスを甘くみてはいけません。
実はとっても怖いものなんです。



現代ではストレスによる症状を抱えている人が本当に多くなりました。
ストレスにかかわる症状をあげると、


疲労
不眠
イライラ
落ち込み
体重増加
甘いものが無性に食べたくなる
風邪をひきやすい
腰痛
膝痛
肩こり
頭痛
性的欲求の低下
頻尿
多汗
慢性の関節炎
喘息
アレルギー
・ ・・


とキリがありません。思い当たるフシがある人は早急にストレスをコントロールする必要があります。そしてこのストレスコントロールこそが、副腎の回復にはなくてはならないものでもあるのです。




さて、ストレスというと世界的に有名なのがハンスセリエと言う人です。
1925年、彼がまだ医学性の頃、ほとんど全ての病気に共通した症状を発見しました。感染症の種類に関係なく、ほとんどの人は発熱、脾臓や肝臓の肥大、扁桃リンパ節の炎症、皮膚の発疹、その他の症状を示します。セリエは、このように共通する症状を観察し、患者さんの病気に関わらずこのような状態を「慢性的な病気」と呼んでいました。

その後セリエは、病気の状態では、常に3つの因子が関与していることを発見しています。
セリエが行った研究では、ラットにストレスを加え、その後の解剖で「副腎皮質の肥大、胸腺、脾臓、リンパ節、その他のリンパシステムすべての委縮、胃と十二指腸の出血を伴う潰瘍」を発見しました。実験ではラットを水の中に放して生きるために泳ぎ続けさせる、身動きが取れないように足を縛る、猫の横に置いた籠にラットを入れる、空気の薄い場所やラット自身の糞がある場所に閉じ込めるなど様々な方法でストレスを与えたそうです。

みなさんはストレスというとどんなものを想像しますか?ストレスというと精神的なものばかりを考えがちでしょう。しかし、ストレスには、精神的ストレス以外にも、構造的ストレス、化学的ストレスがあります。これがセリエの言う3つの因子ですが、それに気候的ストレスを加えて、大きくは構造、化学、精神、温度の4つのカテゴリーがあると言われています。


少し見ていきましょう!




まず構造的ストレス・・・

肉体的にかかるストレスのこと。長時間の労働、体力的な疲労、睡眠不足、姿勢による負担などがこのカテゴリーになります。
仕事で一日中同じ姿勢(デスクワーク、車の運転など)をとり続けたり、重い荷物を持つなど、また合わないシューズ、締めつける下着、お尻のポケットに入れた財布、高すぎる枕なども、構造的ストレスになります。
これは私の仕事であるカイロプラクティックの治療が関連している部分ですね^^。




次に化学的ストレス・・・

化学的ストレスとは、カフェイン、アルコールなど化学的な物質を摂りすぎることによって、心身が悪影響を受けることや、偏った食品の摂取や過剰な精製食品の摂取などの栄養学的なカテゴリーと言えます。糖質の摂り過ぎ、栄養の アンバランス、脱水状態、空腹での糖質摂取、食事と食事の間が長い、暴飲暴食、シックハウス、カビなどが科学的ストレスの代表的なものです。
またもちろん着色料、保存料、合成甘味料なども問題を悪化させます。

口に入れる化学的なものと言えば、ほとんどの薬剤もそうなので、薬の飲み過ぎでこのストレスがかかっている人もいますね。そして私たちが呼吸する空気の成分も問題になることがあるので、現代では大気汚染や殺虫剤、産業廃棄物などの毒素がこのストレスに関わっていることも多いのです。




そして精神的ストレス・・・

ストレスというとみなさんが一番思い浮かべるのがこのカテゴリーなのではないでしょうか。
このカテゴリーでは、悩みや心配を抱えるなどして、精神的によくない刺激を受けること。現実にそぐわない目標や出来る以上のことを引き受けるなどがストレスになります。また中には、やるべきことを引き伸ばす、優先順位を間違える、無計画、準備をしないことなども含まれてくるのですね。
特に愛する者の死や、長期間の罹患などはかなりの強い精神的ストレスになります。そして大きな借金を抱えることも長期間になれば、潜在的なストレスになりますね。

この問題では、患者さんをコントロールすることが非常に難しいのですが、私のやっているアプライドキネシオロジーの上級テクニックではこういったことに対応するようなものもあります。




さて、最後に温度によるストレス・・・

私たちにとって、極端に寒い、暑い、湿度が高い、低いといったこともストレスになります。これが気候的なストレスです。過剰な温度の上昇や低下に対応するため、副腎が対応に追われるため、副腎が疲労状態にある人は、急激な温度変化のある場所を移動するだけで症状が出る場合もあります。
また気圧の変化や太陽の強い照 射、強風などもこれに当たり、中には旅行するだけでストレスになる人も。

そして、このタイプのストレスは、構造的、化学的、精神的それぞれのストレ スにも影響を及ぼすことになります。




いろいろなタイプのストレスがあることにビックリしましたか?
このように、人間は常に様々なストレスにさらされているわけです。
もちろん対応するために副腎が働いているわけですが・・・。

現代生活の中では、ストレスに順応するように最適な身体機能を果たせない状況が多くあります。
現代ではストレスから簡単に逃げ出せない状況があり、副腎が回復する機会が与えられないくらいに持続的で終わりのないストレスがかかることがあります。
これら4種類のストレスは軽度でも蓄積されていくので、このままだと多くの人が副腎疲労の問題を持ちやすいのです。


現代に生きる私たちにとって、ストレスコントロールがいかに大事か。
是非みなさんにそれに気付いてもらいたいと思います。

次回は「ストレスコントロールについて」です。



小菅一憲

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by chiropratica | 2011-12-03 22:38 | 副腎疲労

NO.296 副腎疲労 Adrenal Fatigue その3 「副腎にかかる負担とは?」

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今回のテーマ、副腎疲労または副腎機能低下症、これは現代では本当によくみられる疾患と言えます。


最近日本でも耳にすることが多くなった慢性疲労症候群(CFS)、突発性低血糖症、慢性不眠、心労性神経機能低下症なども副腎機能低下症に包括されるものとされるくらい、現代人に大きく関わる疾患なのです。副腎はストレスや免疫機能と密接な関係があり、まさに現代人の置かれている環境に影響を受けやすい臓器と言えるでしょう。

「眠らない社会」と評されるように、現代社会では24時間、体にかかるストレスが多く、体の恒常性を保つために副腎が休養することなく稼動しているため、その果てに副腎自体が恒常性を失い、体のバランスを維持できなくなることで副腎が疲労状態に陥ります。

さてでは、副腎にかかる負担とはどのようなものがあるのでしょう?
今日はそんな話をしていきます。




副腎は非常に繊細な臓器とも言えます。些細なことでも予想以上のストレス負担を受け、それが慢性的に継続したり、突発的に何かが起きることによっても想像以上に負担となり、徐々に症状が慢性的になります。副腎の負担からくる症状のやっかいなところの1つは、今まで全く普通に生活・仕事ができていたのに、ある日突然にドーンと症状が現れることです。
副腎への負担からくる症状を予防するためには、日常生活のチェックとその改善が一番です。



副腎への影響となる主な要因を挙げると・・・・



・重金属
・化学物質
・アレルギーを起こす原因物質
・過労
・喫煙
・睡眠不足
・早食い
・精製糖、精製漂白小麦の頻繁な摂取
・運動不足
・薬の継続服用(特に抗生物質、ステロイド剤)
・腐敗した食材の摂取
・カフェインの頻繁な摂取
・恐怖心
・不安
・恒常的な緊張
・肉体的ストレス
・親族友知人の死
・ウィルスや細菌の感染
・多量、頻繁な飲酒
・ジャンクフード、ファーストフードの頻繁な飲食



これに加えて生活習慣病といわれているような糖尿病、高血圧、高脂血症、そして低血糖症、慢性疲労症候群、花粉症など、持病として抱えている症状のストレスも副腎には大きな負担となります。実際には、副腎にかかる負担が慢性化し継続することでこれらの病気が発生することも少なくありません。

ハンス・セリエの“The stress of Life”から副腎と健康の関係を知ることができます。ここでも副腎は最も機能障害がよく見られる器官の一つと言われ、前述したような身体的、科学的、感情的ストレスなどにより影響を受けます。これらのストレスは形式に関わらず、副腎に負担をかけるのです。



こうやって副腎に負担をかけるものを見ていくと、明らかに現代になって増えてきたものばかりのような気もしますね。
交通も便利になって、食事も多様性が出てきましたが、その分病気が増えている現実。
もしかしたら、その答えはここにあるのかもしれません。

次回は「ストレスについて」です。



小菅一憲

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by chiropratica | 2011-12-02 22:58 | 副腎疲労

NO.295 副腎疲労 Adrenal Fatigue その2 「副腎疲労とは?」

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今日から12月ですね!
なんとも月日がたつのは早いものです。
しかも急激に寒くなりましたねぇ。これでこそやっと冬といった感じですが、急激な変化についていけない人も多いのではないのでしょうか・・・。みなさん体調管理に気をつけていきましょう。
さて、blogも今週はなかなか更新できずでしたが、副腎疲労2回目です。
いってみましょう!


前回も副腎疲労の症状について少し触れましたが、
まずはこれを読んでみてください^^。



〇朝起きるのがつらい
・・・目覚ましを3つかけても、目が覚めない

〇疲れが取れない
・・・ぐっすり眠っても、まだ疲労感がある。さわやかな朝が訪れない。

〇塩辛い食べものが無性に欲しくなる
・・・ポテトチップスが止められなかったり、辛い食べ物に、さらに塩を振っている

〇倦怠感(エネルギー不足)
・・・以前楽しんでいたことも、すべて億劫に感じる。椅子から立ち上がるのさえ、やっとだ。

〇日常的なことが、とても疲れる
・・・何をするにも、以前の10倍の努力が必要だ。

〇性欲の低下
・・・映画スターが寝室で待っていたってセックスする元気なんてない。

〇ストレスに対処できない
・・・今まで気にならなかった小さなことが気に障る。交通渋滞でのイライラ、子供を怒鳴りつける、過食、タバコや飲酒なども、そのサイン。

〇病気や怪我、外傷(トラウマ)から回復するのに時間がかかる
・・・先月ひいた風邪や、怪我がなかなか治らない。親がなくなって何年経っても、悲しみから立ち直れない。

〇頭がクラクラする
・・・ベッドや椅子から立ち上がるとき、クラクラしたり、目の前が真っ白になる。

〇軽度のうつ
・・・人生に何の意味も感じられない。

〇人生のすべてが虚しい
・・・楽しいことが一つもない。仕事も人間関係も空虚に感じられ、何もする気にならない。

〇PMS(月経前症候群)の悪化
・・・手足のむくみ、頭痛、乳房の張り、下腹部の痛み、ふさぎ、不安、怒り、イライラがひどくなる。

〇カフェインがないと仕事ができない
・・・コーヒーやコーラ、チョコレートの力を借りないとがんばり続けられない。

〇思考が定まらず、ボーっとする
・・・次にやろうとしていたことを忘れたり、この後どうしらいいか、決められなかったりする。

〇記憶があやふや
・・・昼食に何を食べたか、思いだせない。

〇午前10時まで目覚めない

〇午後3時から4時の間はぼんやりしている

〇夕食後、やっと元気になる

〇仕事がはかどらない
・・・体力・気力が低下して、作業に時間がかかったり、長時間、続けられない。

(ADRENAL FATIGUE by James L. Wilson 引用)



これらの症状は、副腎疲労の代表的な症状です。
これらのうち1つだけでは副腎機能低下症という診断の決定打にはなりませんが、その可能性があるということになります。
またもしこれらの多くの症状に対して身に覚えがあるのなら、副腎疲労を患っている可能性は非常に高くなります。
これらの症状は、ストレスに対して副腎の適応能力に欠陥があることを示しているのです。
そして再び元気になるためには、何かを変えなければならないのですね。




あなたや、あなたの周りには、疲労や燃え尽きた感じに苦しみ、何をやっても体力が回復せず、何度も通う病院を変えてきたという経験を持っている人がいるのではないでしょうか?

アドレナル・ファティーグいわゆる副腎疲労や副腎機能低下症と呼ばれるものは、過去50年間に最も蔓延している症状にもかかわらず、ほとんど診断されない疾患であると、タホマ・クリニックのジョナサン・V・ライト博士は言います。
1800年代の医学書にも記載されており、1930年代には効果的な初期治療が発達したそうですが、型にはまった医師の多くがこの問題の存在に気づいていなかったのです。

ライト博士は、タホマクリニックで、副腎疲労に苦しむ人々の治療を行っているそうですが、その多くの人が、複数の医師(病院)に「たらい回し」にされ、「どこも悪いところはないから精神科に行ってみたらどうか」と勧められてきたと言います。
そして中には慢性疲労症候群、線維筋痛症、重度の食物アレルギーと診断された方もいるのです。



医学誌の中の副腎疲労に関する論文を読み、理解するといったことを行う医師はほとんどいません。しかし、ごく少数ですが、この分野を調査研究し、実際に治療を行い、患者さんを自然な治療法でサポートしている医師もいます。
カイロプラクティックのアプライド・キネシオロジーを行うドクターもその一人です。


もしあなたの症状が、副腎疲労であるとわかった場合には、こういったドクターの助けも必要ですが、完全に回復するためにはあなた自身が努力しなくてはいけません。
生活習慣を変え、場合によっては食生活も大きく変える必要があります。ビタミン、ミネラルハーブを摂取して副腎をサポートしつつ、時には物事の受け止めかたや人間関係さえも調整が必要となってきます。

大変だと思いますが、努力するとこの副腎疲労の状態から抜け出せるのです。

アドレナル・ファティーグは決してめずらしい問題ではありません。
現代社会のストレスは、仕事をしたり日常生活を過ごすことができないほど、人々を衰弱させます。そして多くの人は、日常生活を送ることはできたとしても、ストレスにより、生活を蝕まれています。
副腎疲労に共通する主訴は、「乗り越えられない、我慢できない」疲労感なのですが、こういった人は、大抵カフェインや他の興奮剤を使用して、エネルギー不足や疲れを補っていることが多いのです。



あなたの疲れや脱力感、集中力の低下は、アドレナル・ファティーグによって起こっているかもしれません。これに気付かなければ、あなたはいつまでも悩み続けることになるでしょう。

このテーマでは、副腎疲労というものがあることを学び、後の方ではそれにどうやって対処していくかも話していきますね^^。




ある研究では、人間と動物にとって適切な量のストレスは、身体に有益であることが示されています。しかし、ストレスの総量が多すぎるか、あまりにも長期間に及ぶと、私たちの身体はストレスを許容できなくなり、体調を崩し始めます。

また人間や動物へのストレスの影響は、機械への影響と非常に類似しています。
たとえば、通常車は最大能力のおよそ1/4の力で走ります。これは人間にとってストレスがない生活を送っている状態です。しかしレースで車を使用するには、非常に迅速な調整をして、特別な燃料と細心の注意が必要となります。部品は瞬く間にすり減るため、適切に部品を維持しなければ車は故障するでしょう。
休息と回復に時間を費やせば、より長い間使うことができます。「金属疲労」とストレス要因は綿密に研究され、車、列車、飛行機そして機械に応用されているのです。



アドレナル・ファティーグについての知識を深めること、また副腎疲労から回復するために生活を変える努力をすること、そして症状が出てない人でも予防する方法を学ぶことは、現代のストレス社会を生き抜くために非常に有意義なことだと、私は思っています。



さて、今日はこれくらいまでにして・・・
次回は「副腎にかかる負担とは?」についてやっていきますね^^。



小菅一憲

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by chiropratica | 2011-12-01 23:52 | 副腎疲労

NO.294 副腎疲労 Adrenal Fatigue その1 「全能の臓器」

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今日から「副腎疲労」についてのテーマで書いていきます。
副腎疲労は、私が前からやりたかったテーマなのですが、現代人には切っても切れない大事な話だと思います。

自然医療の臨床において最も頻繁に観察される問題が、副腎機能障害と言ってよいでしょう。
ある程度の期間、病気にかかったことがある人はその程度は異なりますが、この問題を持つ可能性があります。また現代の生活習慣では、まさに副腎疲労は起こりやすい問題でもあるのです。



今日はまず「副腎」という臓器について・・・。



みなさん副腎という臓器は知っていますか?
あまり聞き慣れない臓器かもしれません。


副腎は、腎臓の上にあるクルミくらいの大きさの臓器で、重さはブドウの巨峰1個よりも少し軽い程度。形は調度ピラミッドのような形で腎臓の上にある臓器です。形はちいさくてもその働きは人間にとっては重要なそしてパワフルな働きをもった臓器です。
英語ではMighty Organと言われています。膵臓や肝臓がSilent Organと言われ、病気になるまであまり悲鳴をあげず、頑張り続けてしまう臓器と考えられていますが、それに対して副腎はMighty Organ。全能な臓器と呼ばれているのですね^^。

俗に「ストレス調整臓器」とも言われるようにストレスに対する機能を持ち、副腎は身体がストレスに対処し、生き延びることを助ける働きをしています。「ストレスの腺」と呼ばれるのはそのためですね。ケガや病気、仕事や対人関係の問題に至るまで、ありとあらゆるストレス源に対処できるようにするのが、副腎のは仕事なのです。大きく言うと、回復力、エネルギー、耐久力、生命そのものが、副腎の正常な機能にかかっています。


しかし、副腎の働きはそれだけではなくホルモンの生産分泌、免疫、炎症、糖のコントロー ルに関わる働きのほか、炭水化物と脂質の代謝、たんぱく質と脂質のエネルギーへの変換、脂質の蓄積(特にウエスト周りと顔の頬)、胃酸のコントロールなどなど、 副腎には多くの働きがあり、どれ1つをとっても人間の営みには欠かすことのできない役割があります。
また、副腎から分泌される副腎ホルモンが健康や身体機能に与える影響は、多大で広範囲です。体内の主要な生理的過程のすべてに影響を与えていると言ってもよく、副腎から分泌される抗炎症性および抗酸化ホルモンの保護作用は、アルコールや薬物、食物、環境のアレルゲンに対する反応を最小限に抑えてくれます。

また、副腎は加齢とともにその働きに変化がでてきます。思春期から青年期にはおもに生殖器で作られて来た性ホルモンは、中高年期になるとその多くが副腎でつくられるようになります。副腎は、中年以降に性腺に変わり、体内に循環する性ホルモンの主要な内分泌腺になるというわけです。




副腎の働きを簡単に並べてみましょう。

1.糖のコントロール
2.たんぱく質、脂肪の分解
3.胃酸の分泌
4.抗炎症作用
5.電解質(ナトリウム/カリウム)のコントロール
6.体温のコントロール(下垂体と視床下部に働きかける)
7.血液の凝固
8.ストレスコントロール
9.血圧のコントロール
10.心拍数のコントロール


ざっとこれだけ見ただけでも、人間が生きていくために大事な機能の全てに関わっていると言っても良いような働きがあることがおわかりでしょう。
それだけ副腎は大事な臓器なのです。

副腎は、病気の発症リスクや慢性化などにも影響を及ぼします。副腎ホルモンなしでは生存できませんし、どれだけ健康に暮らせるかは、副腎がどれだけよく機能するかどうかに左右されると言っても良いでしょう。
そしてこの副腎にあまり負担をかけないことこそが重要なことでもあります。




では、副腎にとっての負担とはなんでしょう?

そう一番の大敵は、「ストレス」と言えます。
みなさんは「ストレス」と言って何を想像しますか?
精神的なものが一番に連想されるでしょうか?

実は精神的なストレス以外にも、身体にかかる肉体的なストレス、栄養のアンバランスによるストレス、血糖値ストレス、気候的ストレスなどなど、様々なストレスが身体にかかっています。ストレスというのは、目に見えない抽象的なもので、表になかなか現れてこないのですが、誰もが知らないうちに負担をかけていることが多いのです。
そしてこういったストレスが過剰になると、常に副腎に過剰な労働を強いることになり、いつかそれが破綻するときが訪れます。
また年齢的なものもあります。たとえば女性では閉経前(35歳〜45歳)になると女性ホルモンであるプロゲステロンやエストロゲンを作るのが副腎にシフトしてきます。これは男性においても同じことが言えます。
これも副腎にさらに負担をかける要素にもなるのですね。

他にも、たとえば、食物アレルギーや腸炎、口内炎、食道炎、カンジダなど、カラダに炎症がある状態が長く続くことも炎症をコントロールしている副腎に負担をかけます。
最初はこういった状況でも副腎がいつも以上に過剰に働くことで、正常な身体の状態を保とうとしていますが、その状態で年月を経ると気付かないうちに副腎に疲労がたまり、急にいままで元気だった人がパタンと倒れてしまう。そんなことが起きてしまうのです。


それがまさに「副腎疲労の状態」。




最後に、簡単に「副腎疲労」の症状を紹介しましょう・・・

朝起き出す気力がない
喜怒哀楽が激しくなった
食事をすることが疲れる
午前中に仕事に集中する気力がない
風邪などをひきやすくなった
風邪をひいても治りにくい
夕食を食べた後に気分がハイになる(低血糖)
傷がいつまでも治らない
日中でも頭の中に霞がかかったような状態
立ちくらみが頻繁に出る
原因不明の微熱が続く
PM3〜6時、猛烈な睡魔に襲われる
睡眠薬を飲まないと寝れない
朝食べたものが夜には思い出せない

・・・など。



みなさんどうでしょう?
これら全てが副腎の問題で起こるわけではないですが、ここにあげたものがいくつか当てはまる人は、副腎に負担がかかっているのではと疑ってみても良いのです。
こういった問題は不定愁訴とされ、病院では最初に副腎機能を検査するといったことは滅多にないでしょう。
多くの場合、血液検査をしても問題が見つからず、場合によっては心療内科に紹介されるケースも多いと思います。
みなさんの毎日の中での些細な不調が、副腎疲労の表れかもしれません。取り返しがつかないことにならないように、副腎についてしっかり勉強していきましょう!



小菅一憲

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by chiropratica | 2011-11-22 08:00 | 副腎疲労


カイロプラクティック理学士/サプリメント指導士のカラダと食を考える日記


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