カテゴリ:高血圧( 17 )

NO.102 高血圧 hypertension まとめ 「その他の栄養素」

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さて、3週間くらいお話してきた「高血圧」ですが、今日で最後になります。


いままでお話してきたように、正常値とされる血圧は140/90mmHg以下です。
高い方(収縮時血圧)、低い方(拡張期血圧)、どちらが高くても高血圧の範囲に入ります。

血圧が高くなる原因の一つには動脈硬化がありますが、そのほか遺伝、ストレス、薬の副作用、過激な運動なども原因にもなります。
いつも血圧が高い状態だと、心臓、脳、腎臓に負担をかけ、別の病気が引き起こされることもあるので注意が必要でしょう。
カイロプラクティックのGoodheartは、拡張期血圧が高い場合、腎臓の機能障害あるいは病理の存在が疑われると述べています。また、高血圧は内部の浮腫の圧力により腎臓への血流を制限するアレルギー反応に起因するケースもあります。この場合適切な治療あるいはアレルゲンの排除が行われる場合、高血圧の改善がみられます。


このようにさまざまな原因がある「高血圧」ですが、
日頃血圧が高めの人は、食生活を含めたライフスタイルを見直すことが重要です。
いままで述べてきたものも含めて、ここで少しまとめてみましょう。


1.減塩食(血圧を上昇、動脈硬化に関わるナトリウムを減らす)
2.野菜や果物を積極的に食べる(カリウム摂取)
3.アルコール控える
4.抗酸化物質、コラーゲンを摂取(血管抵抗の軽減)
5.機能性食品を摂る(ペプチドやフラックスオイル、GABAなど)
6.禁煙(血管抵抗の軽減)
7.ストレス軽減(自律神経のバランスをとる)
8.内臓脂肪の蓄積を抑える
(カロリー過多、糖質・脂質の摂り過ぎをやめる。食物繊維を摂取)
9.体重を減少する(適度な運動も効果的)



さて上記以外にもサポートとしてサプリメントを摂るのであれば・・・
その改善効果を高める栄養素を紹介しましょう。


まずビタミンB6、ビタミンC、Eなど血管の収縮を正常にして血圧を安定させる作用のある栄養素がサポートになります。
また前のblogでも登場したカルシウムとマグネシウムのバランスの良い摂取、そして、動脈硬化や高血圧に効果のあるαリノレン酸のオメガ3脂肪酸も役立つでしょう。その他には、CoQ10も動脈硬化に効果があると言われています。



<血管の収縮を正常にする>
ビタミンB6
ビタミンC
ビタミンE
マグネシウム
カルシウム
カリウム

<動脈硬化を改善する>
オメガ3脂肪酸
L-カルニチン
L-アルギニン
CoQ10



現代では、数多くの人が高血圧に悩んでおり、少なからず副作用のある薬による対処療法にかかっています。
しかし、栄養素や運動、体重減少、カイロプラクティックによる脊柱や顎口腔システムの因子を的確に分析する事で、多くの高血圧症をコントロールすることができるのは事実です。


今回で「高血圧」は終了です。
次回からは予告通り「変形性膝関節症」についてお話します。
年内もう少し。がんばっていきますよ~!



なにかご質問があれば、
こちらから
気軽に聞いてくださいね。



小菅一憲

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by chiropratica | 2010-12-23 07:31 | 高血圧

NO.101 高血圧 hypertension その9 「高血圧に起こる頭蓋障害」

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頭蓋骨、顔面骨、全身のマニピュレーション(カイロプラクティックの手技)の複合治療による本態性高血圧に対する効果は、1950年代前半に一部のオステオパスと著名なカイロプラクターにより実証されています。


カイロプラクティックのアプライドキネシオロジーの創始者Goodheartは、硬膜(脳を覆う膜)の鞘は、柔軟性を持たず拡張することができないと言い、頭蓋骨の機能障害により脳脊髄液の循環が減少する場合、脊椎静脈圧の上昇、脳脊髄液圧の上昇が起こり、高血圧を誘発する場合があることを指摘しています。


更に、高血圧症が起立時の収縮期血圧上昇を伴う場合、頭蓋障害に対するテクニックを必要とするケースが多いことを発見しています。

またこういった高血圧症では、C4(頚椎4番)~T2(胸椎2番)までの脊椎フィクセーション(機能障害)が頻繁にみられるというのです。



その他、WhiteとBaldtは、頭部、頚部、顔面の筋肉緊張緩和と顎関節機能障害の修正が、本態性高血圧に対する治療において重要な要素であることを述べています。更に、歯の噛み合わせが悪く、下顎骨が変位してしまうと、血圧を上昇させてしまうと言っています。またこの場合、血圧は急激に上昇はしませんが、徐々に悪化していく傾向があるようです。



カイロプラクティックのアプライドキネシオロジーにおける本態性高血圧に対するアプローチの第1段階は、頭蓋全体の検査と頭蓋障害の調整になります。
まさに高血圧の時にあらわれやすい頭蓋の障害があります(グラベラ頭蓋障害)。

またもちろん、前述したように、頭蓋に調整を加えた後、顎口腔システム全てと骨盤の評価と治療が必要になります。

そしてこの段階で血圧が減少した場合は、治療はこれで完了。
もし減少が得られない場合、背骨の関節の治療にうつることになります。




さて、少し、背骨の治療についてもお話しておきましょう。

ほとんどのカイロプラクターは椎骨(以前のblog参照)の矯正により血圧の改善を確認しています。


TranとKirbyは、正常な被検者のT1-2にマニピュレーションを加えたところ、被検者の91.6%に収縮期血圧の減少を確認し、70.8%に拡張期血圧の減少がみられたといいます。

またSatoとSwensonは、動物実験により下部胸椎と上部腰椎の刺激は、腎臓の神経活動減少、副腎の神経活動増加、全身の血圧減少を誘発することを観察したといいます。またこの抑制の働きに背骨の上位の関節が関わることを明らかにしています。


このようにある程度、背骨への治療が高血圧症への効果があることが、実験によって明らかになっているのですね^^。


ちなみに高血圧疾患に関係する主な背骨の部位は、胸椎の上位6レベル(特にT2-3)、後頭骨とC1、下部胸椎T11-12と言われています。

私も高血圧の患者さんがいらした場合は、この部位は確認するようにしています。



もし、頭蓋骨、顎関節、そして背骨の治療によっても血圧の減少が見られない場合、Goodheartは、背骨の上位から仙骨まで背骨の両側に同じ力の圧を加える方法を紹介しています。そして1分後、背骨両側の皮膚の状態をチェックし、蒼白部位があればその部位の異常について治療を行うと述べてます。

また他の方法としては、その部位に温熱を加える方法もあります。




このようにカイロプラクティックでも、高血圧対して背骨または頭蓋骨、顎関節の治療を通じて効果をあげることができるということがわかりますね。
またその方法についても様々なアプローチを考案しています。



小菅一憲

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by chiropratica | 2010-12-22 20:09 | 高血圧

NO.100 高血圧 hypertension その8 「カイロプラクティック治療と食事療法の効果」

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やりました^^。
今日は記念すべき100回目です。
これからも「think health」よろしくお願いします。


さて今日は「高血圧とカイロプラクティック」の話題です。



カイロプラクティックの中でも高血圧を減少させる方法は数多くあります。

これらの方法が良いのは、薬理学的なアプローチに見られる副作用を起こすことなく、適応可能なケースに治療と予防ができるということです。


高血圧症の90%は、本態性高血圧で、10%は二次性高血圧症(腎臓、内分泌、血管、神経などの障害に起因)というお話はしました。
この数多い本態性高血圧の中でも軽度の場合(拡張期血圧90–109mmHg)の患者さんには薬物療法による恩恵があまり得られないことが、研究で明らかになっています。


血圧(高血圧と低血圧)のコントロールは非常に多くの因子から成るので、それぞれに関与する原因や因子を明らかにすることが非常に重要になってきます。
そしてそれに対する適切な処置が必要です。

例えば、血圧を降下させるためには体重の減少が効果的ですが、やせている高血圧患者に治療として体重を減少させるプログラムを使用するのは間違いになります。
また同じように全ての患者さんに薬理学的なアプローチを行うことは副作用が起こる人もいるため、現実的ではないんですね。
高血圧患者の中には、血圧が高い状態では問題がなく、血圧降下剤により血圧が正常に戻ることで健康問題を起こす人もいるのです。


こういう意味でも副作用のないカイロプラクティックによる治療は、高血圧に対して有効な手段になるでしょう。


みなさんも自律神経(交感神経と副交感神経)はご存知だと思いますが、交感神経と副交感神経による血圧の制御は、脳の視床下部と延髄という中枢部から起こります。

交感神経は心拍出量を増加し、筋と神経の組織への血流流入を増加させます。更に、筋以外の組織、腎臓、皮膚、腸管などの血管を収縮させ、全体的な血圧を上昇させます。
副交感神経は心拍出量と心拍数を減少させ、血圧を低下させます。

交感神経システムの血圧上昇降下は良く知られています。Caudillらは、動物を血圧が上昇する要な混雑した環境や天敵がいる環境を置き、慢性的なストレスを加えた実験について述べています。
ストレスと他の血圧上昇を起こす因子が同時に加わる場合、それぞれの因子が個々に加わる状況よりも更に血圧が上昇することがわかっています。


カイロプラクティックでは、背骨に対する治療により自律神経を整える効果があります。正しくは、筋肉骨格系に対するストレスを取り除くこと、また交感神経を一時的に刺激することによる反発作用で、副交感神経を呼び起こす効果があるのです。
カイロプラクティックの治療の後は、副交感神経優位になるというのはよく言われていることで、それによる血圧降下が望めるということですね。



本態性高血圧の多くのケースで、カイロプラクティックによる構造的な修正にくわえて、食事療法と栄養学的な補助が大きな効果を出すといいます。


Hoodによる75人の血圧に問題(高血圧あるいは低血圧)のある患者に対する研究がそのことを明らかにしています。

彼は、これらの患者のほとんどは加工食品を摂取していることを発見し、スキムミルクとマーガリンの脂肪摂取量を2%に制限するという、厳格な食事療法を適用しました。
これらのグループは充分な睡眠がとれておらず、また運動量も少なかったといいます。

まず、このグループに対し、カイロプラクティックによる背骨の検査と治療を行い、食事療法については、砂糖や小麦粉などの精製加工食品を排除し、新鮮な野菜と果物、内臓肉など一般的に加工されていない食品を摂取させました。

そして前述したスキムミルクを牛乳に変え、クリームを使用し、マーガリンの代わりにバターを摂取させました。献立に卵を加え、生の精製されてない蜂蜜だけを甘味料として許したそうです。そしてコーヒー、ソフトドリンク、ビール、ウィスキーを止めさせ、ワインはこれらの制限の緩和のために許しました。

カイロプラクティックのアプライドキネシオロジーの中では、加工食品や精製された食品は良くないという認識になっているので、それらを全て変える食事療法をしたわけですね。


また栄養学的なサポートとしては、有機ミネラル、小麦胚芽油、ビタミンA、C、Pを使い、さらに構造的な問題の改善の補助として、マットレスを変え、高い枕を低いものにし、睡眠時の姿勢を改善したそうです。
そして背骨へのストレッチ運動、1日4〜12ブロックの距離を歩く運動を始めさせました。


これらのグループの患者は、このプログラムの開始時に投薬治療を受けたにもかかわらず、高血圧を示していた人ばかりです。投薬治療はすぐに中止されました。

75人の中で、65人は平均163/94mmHgの高血圧を示していました。
71日間、平均9.8回の治療により、これらの患者の平均値は130/82mmHgに減少しました。8人の低血圧患者は、平均100/67mmHgの血圧を示していましたが、72日間平均5.5回の治療により114/76mmHgに変化しました。治療後の血圧は背骨への外傷がない限り安定していたといいます。


カイロプラクティック治療が、高血圧に対して有効なことがわかりますね。

アプライドキネシオロジーの中では、栄養学的アプローチが一部異なり、それぞれの患者の状態によって変えています。また必要に応じて、頭蓋骨や顎関節などの重要な関節について治療を加えていきます。


次回は、頭蓋骨や顎関節の治療の効果についてお話します。


ちなみに高血圧症を診断するには、数回の診察時にわたり血圧を測定する必要があります。
初めての病因で、検査に対する不安を持った状態で測定を行う場合、交感神経の影響で血圧は正常値よりも高く測定されることが多いのです。
また血圧を上昇させるような薬剤の使用にもチェックが必要です。
たとえば、鼻粘膜スプレー、フッ化処理されたステロイドを含む吸入剤、うっ血除去薬、甲状腺ホルモン、糖質コルチコイド、電解質コルチコイド、食欲抑制薬、プロゲスチン(例えば、経口避妊剤)、甘草、甘草を含む噛みタバコなどがそれにあたるので注意が必要でしょう。



小菅一憲

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by chiropratica | 2010-12-21 22:52 | 高血圧

NO.99 カリウムパワーが高血圧に効果 「白菜」

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今日は、白く淡い、まさに淡色野菜の代表格「白菜」の紹介です。
葉は淡いグリーンですが、生長すると白い葉茎が伸びることからこの名前がつけられました。

まさにこの時期、鍋の定番として大活躍しているのではないでしょうか^^。

白菜はキャベツと同じアブラナ科の野菜で、中国北部が原産で東洋の代表的な野菜のひとつです。
日本での栽培は、日清・日露戦争に従軍した日本人が中国から種を持ち帰ったことから、始まったといわれています。


土地が平坦で水の便がよい茨城が日本一の出荷量を誇っており、近年は栄養がひときわ高いとされる「霜降り白菜」が話題を呼んでます。
私も、先日サーフィンの帰りに茨城のよく立ち寄る直売所で、本当に見たことないぐらい立派な「白菜」に巡り会うことが出来ました。
野菜好きとしてはたまらない瞬間です^^。
この「霜降りはくさい」、通常のものよりも糖度が2〜3度高く、強いうまみと甘さが絶品で、あえて霜にあたらせ、葉の中にたっぷりの養分を蓄えるという特殊な栽培によって、これまでにない味わいを生んでいます。

霜に当たったほうがうま味が増すといわれているのは、白菜が寒さから身を守るため、でんぷんがショ糖に変わるためなのですね。

その他、白菜の種類には、1人暮らしの人に向く小さいサイズのミニ白菜や、サラダの彩りにも最適な淡いオレンジ色のオレンジ白菜、煮崩れしにくいたけのこ白菜など、さまざまな種類が出ています。



さてこの白菜、外葉、中葉、内葉、そして芯の葉と、部位によって味も硬さもそれぞれ。
精進料理の世界では白菜がひと株あれば、部位を使いわけることによって20種以上の味の異なる料理ができるといわれています。

それだけに栄養価もバラエティに富んでいます。
95%が水分ですが、インドール化合物という、発ガン物質の解毒酵素をつくる働きを持っているため、ガン予防効果が期待されています。

また外葉は2枚(100g)あたり19mgと、同量のリンゴの5倍ものビタミンCを含みます。
この時期の風邪の予防や免疫力アップに効果的ですね。
そのほか、βカロテン、カリウム、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、食物繊維に富み、カサが減る鍋物にすると、それぞれの栄養素の1日の所要量が1食で足りてしまうほど。
ビタミンCもカリウムも水溶性なので、溶け出た栄養素も丸ごと取り込める煮物・汁物にするのがおすすめです。


あまり栄養価が少ないイメージを持つ人がいると思いますが、実はこんなに栄養があったのですね^^。
私が参加している栄養のセミナーでは、病気で身体の代謝力が落ちている人への食材の第一の選択肢が「白菜」だそうです。
白菜に代表される「白い野菜」はカロリーが少なく、代謝がしやすいこと、なかでも白菜がなぜか病気の人には良いらしいのです。
それもそう、白菜のエネルギーは100gあたり14kcalと野菜の中でも群を抜いて低カロリーなんですよ^^。


最近のテーマの高血圧にも、「カリウム(利尿作用で塩分を排出する)」が豊富な白菜はまさにうってつけ。
いろいろな食べ方で白菜をおいしく食べきりましょう。

みずみずしく、クセがないため、どんな料理にも合わせやすい白菜。
外葉は柔らかさと甘みを生かしてことこと煮込む鍋物やロールハクサイに。芯は歯触りの良さが生きるサラダや漬け物。漬け物などは塩分を控えめにしても、ニンニクやトウガラシを加えると殺菌効果が期待でき、食べ応えのある漬け物になります。
ただ、本当は白菜のみずみずしい食感や、ビタミンを含む栄養面においても、持ち味を引き出すにはそのまま生で食べたいものです。ビタミンCは熱に弱いので、より効率的に摂るには葉に熱湯を回しかける方法もあります。多少しんなりして食べやすくなる上に、シャキシャキ感も楽しめます。またこの方が煮るよりもビタミンの損失が少なくてすみます。



おいしい白菜の選び方は

外側の葉がいきいきとした緑で、巻きがしっかりしているもの
胴がしっかりとはっていて、ずっしりと重みがあるもの
切り口が白くみずみずしいもの
葉がすき間なくつまり、フカフカしていないもの
カットされているものは芯が高いすぎないものを(芯が盛り上がっているものは鮮度が落ちています)


大ぶりなので半切・四つ切も売られていますが、切って放置すると茶色に変色し、薬効も失われるので、丸ごと購入して使い切るのがベスト。
白い野菜「白菜」を丸ごと食べきって、スッキリ元気に冬を乗り切りましょう。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
〈栄養成分〉
ビタミンC、βカロテン、カリウム、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、食物繊維

〈おいしい時期〉
11月〜2月

〈保存〉
夏場やカットしたものはビニール袋に入れて冷蔵庫で保存(4〜5日)。
丸のままであれば、新聞紙にくるんで冷暗所で立てて保存しましょう(2〜3週間)。
冬場であれば、1ヶ月ほど保存できるので保存性の高い野菜と言えます。
カットすると傷みが早まるので、外側の葉からはがして使うといいでしょう。
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小菅一憲

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by chiropratica | 2010-12-20 11:22 | 高血圧

NO.98 血圧を下げる食材2 「日本人に馴染みの深い食材」

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ここ3日くらいで大分気温が下がってきましたね。
これぞ、12月という感じです。
たしかに毎年クリスマス近くになってくると、ダウンを着て手袋もしないと寒いくらいだったなと思い出します。

さて昨日に引き続き、血圧を下げる食材2です。




そば

そばほど庶民に親しまれている食品は他になく、四季を通じて誰もが口にしている食材のひとつです。

そばのでんぷんは消化がよく、たんぱく質やアミノ酸もバランスよく含まれていて栄養価の高い穀物と言えます。
そばにはビタミンPの一種でルチンという成分を含んでいて毛細血管を丈夫にする作用があり、高血圧や脳卒中の予防にも効果があります。
そのほか食物繊維も多く、便秘や下痢にも効果があり、疲労回復にも効果があるビタミンB1なども含まれます。




大豆

大豆は肉よりも脂質が少なく、低エネルギーのたんぱく質を多く含んでいますので、動脈硬化が気になる人にはぴったりのたんぱく源と言えるでしょう。

また大豆の脂質には酸化を防ぐビタミンEやサポニンも含んでいるので不飽和脂肪酸のリノール酸で酸化されやすいという難点もクリアできます。

高血圧症の予防にも有効です。サポニンは肝障害の原因となる体内過酸化脂質ができるのを防ぐとともに、体脂肪も減らすといわれています。

その上にレシチンも含んでいて、記憶力や学習能力を高め、血管にこびりついた中性脂肪やコレステロールを洗い流す作用があるために、痴呆症や高血圧・動脈硬化の予防にも効果があるといえるでしょう。




ひじき

ひじきには鉄、カルシウム、リン、カリウム、ヨウ素が多く含まれ、鉄はなんと牛乳の500倍も多く含まれ、カルシウムはこんぶの2倍も含まれる優れものです。ミネラルを豊富に含み食物繊維も多く含むため血液をきれいにするほか、高血圧や動脈硬化の予防にも効果があります。

多量に含まれる鉄分は、貧血には有効ですがひじきの鉄は吸収しにくいため、野菜と一緒に摂取するとビタミンCが鉄の吸収をよくしてくれます。

近年、ひじきに無機ヒ素が含まれているといって、話題になりましたが、人間には自浄能力があるので、毎日つづけて食べなければ大丈夫でしょう。ひじきの栄養素はかなり豊富なので、どちらをとるか難しいところではありますが。




緑茶

緑茶は動脈硬化の予防、血糖低下などの効果がありビタミン類の中でも、とくにビタミンCが多く風邪予防・美肌効果などがあるともいわれています。
最近では含まれる成分の1つであるカテキン(一般にタンニンと呼ばれる渋み成分のこと)が注目されており、ガン予防や花粉症、アレルギー性皮膚炎などに効果があるといわれています。

またタンニンには止血・抗菌・鎮痛効果などの皮膚を収縮させる収斂作用を持っています。

その他、フラボノイドという成分も含んでおり、口臭を防ぐとともに血管の柔軟性を保ち、血圧を下げると言われています。一般的にはお茶は飲むものとされていますが、島根のぼてぼて茶、富山のばたばた茶、沖縄のぶくぶく茶など食べるお茶もあります。




わかめ

日本人は昔から、わかめを食用していたといわれています。わかめは太平洋岸では北海道の室蘭以南、日本海側では北海道以南のほとんどの海岸で分布しており、とくに三陸・鳴門・出雲わかめなどが有名です。保存性からほとんどが乾燥や塩蔵などの処理をしています。

わかめには精神を安定させ、心身を元気にするヨウ素を多く含んでおり、体内の代謝を活発にさせるといわれています。

さらに、骨を丈夫にするカルシウム、血圧降下作用があるカリウムも含んでおり、血液をきれいにするミネラルも豊富です。
食物繊維のアルギン酸が特有のぬめりを出し、胃のなかで胃酸の作用でカリウムを放出するとともに、ぬめりが胃から小腸への食べ物を遅くし、急激な血糖値上昇も防いでくれます。

またアルギン酸は小腸でナトリウムと結合し、高血圧の原因となる余分なナトリウムを排出してくれます。その上に高脂血症や動脈硬化の原因となる腸内にある余分なコレステロールを体外に出してくれるともいわれています。




このように、日本に馴染みの深い食材は、血圧を下げるのに有効なのですね^^。
日本食やはりよろし!



小菅一憲

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by chiropratica | 2010-12-17 10:47 | 高血圧

NO.97 血圧を下げる食材1 「野菜」

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今日から血圧を下げる食材を2回お届けします。
第1回は「野菜」です。


ジャガイモ

ジャガイモは、ビタミンCとカリウムを多く含んでおり、ジャガイモのビタミンCはでんぷんによって保護されたビタミンCなので、加熱調理しても壊れにくいのが特徴です。

またカリウムはカリウムの王様と言われるほど多く、中1個に約410mg含み、塩分を体外に運び出して血圧を下げる効果をもたらします。
血圧のためには摂った食塩の1/3量くらいのカリウムを摂取すべきですが、赤出し味噌汁1杯に含まれる2.2gの塩分がジャガイモ2個分のカリウムで排出されることになります。

しかも、腹もちがよいにもかかわらず100gあたり76kcalと、サツマイモの半分程のカロリーなのです。



セリ

七草粥にも入れられる「セリ」ですが、発汗、解熱、消毒、精神安定、血行促進、利尿作用など薬効は多く、胃腸を丈夫にする健胃作用もあります。

ミリスチン、カンフェンなどの香り成分がこれらの薬効をもたらします。

塩分を体外に排出するカリウムと食物繊維も多く、セリを水から煎じた青汁を飲むと高血圧に効くと言われています。



ナス

最近では、ナスの鮮やかな紫色に効能があることがわかってきました。さらした水が紫色に変わるほどの強い色素は、皮に含まれる成分ナスニンによるもの。
ナスニンは人体の細胞や組織を攻撃する活性酵素を抑え、コレステロールが酸化するのを防いで高血圧や動脈硬化、心筋梗塞などの生活習慣病を予防します。

ナスの切り口が、切ったそばから黒くなるのはポリフェノールのクロロゲン酸によるものです。クロロゲン酸にも活性酸素や過酸化脂質の生成を抑える働きがあります。特にナスのポリフェノールは細胞がガン化するきっかけになる染色体異常を修復する働きもあるとされています。

こうしたことが科学的に明らかにされなかった昔から、ナスには身体のほてりを抑えて血圧を下げるといわれてきました。「秋茄子は嫁に食わすな」という諺は、ナスが身体を冷やすことから嫁の身体を案じてできたとされています。



たまねぎ

たまねぎには辛みと香りがありますが、これは硫化アリルという成分によるもので、胃の消化液の分泌を助けて食欲を増進させたり、新陳代謝をよくしたり、疲労や不眠症にも効果的です。
そして降圧効果も認められているので、高血圧にも良いですね。



しいたけ

しいたけにはエリタデニンが多く含まれ、血圧や血中のコレステロールを下げ、高血圧や動脈硬化の予防や改善に有効です。
その他、レンチナンという抗ガン作用のある成分やエルゴステロールという成分は、紫外線にあたるとビタミンDに変化し、カルシウムの吸収を助ける作用があり、骨や歯を丈夫にします。



そのほか、カリウムを多く含んで高血圧に効く野菜に・・・

トマト
モロヘイヤ
ホウレンソウ
ニンジン
キャベツ
タケノコ
アシタバ
・・etc

また「サツマイモ」のアントシアニンや、「里芋」に含まれるガラクタンにも降圧作用が認められています。
その他、「アスパラガス」や「ピーマン」に含まれるルチンは毛細血管を柔軟に保つ働きがあり、旬の夏には摂りたい野菜です。


いかがでしたか?
野菜はカリウムを多く含むので、高血圧症には最適な食材です。
またここに述べたように、特別の成分が高血圧を下げる効果を持つことがあります。


高血圧の人は、薬やサプリメントに手を出す前に、たくさんの効用がある「野菜」を摂ることから始めてみるのはいかがでしょう。



小菅一憲

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by chiropratica | 2010-12-16 23:59 | 高血圧

NO.96 高血圧 hypertension その7 「体重の減少と運動の効果」

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血圧を下げる効果のある食べ物についてのお話の途中ですが、ここで気分を変えて、血圧と体重や運動の関わりを少しお話したいと思います。


高血圧に対する多くの栄養学的なアプローチの中で、体重の減少は最も効果的なアプローチです。

しかし、すべての人に効果的とは限りません。体重に感受性の高い高血圧と、感受性の低い高血圧があり、人によって個人差があるのも現状です。
ただこの個体差に関しては、カイロプラクティックのAK(アプライドキネシオロジー)の中では、カイロプラクティックで治療可能な自律神経系のバランスによるものだろうと述べています。

ということはカイロの治療と体重減少を組み合わせれば、かなり効果があるということかもしれません。

実際カイロプラクティックの治療後に血圧が安定するケースは、多数報告されています。
カイロプラクティックの効果についてはまた後に書きますね^^。


肥満になると、交感神経の活動増加により心拍出量が増加します。このため、MaxwellとWaksは、肥満による高血圧症の問題は、血流力学やホルモンの変化に関連する交感神経活動の増加にある可能性があると述べています。

また肥満の体重減少は、血圧に加え高脂血症、高尿酸血症、血糖負荷に対する許容能力などの心臓血管系の因子を改善することになります。


さて、では運動の効果はどうなんでしょう。

MartinとDubbertは、血圧を低下させる運動に関する文献を再検討した結果、適度の血圧減少が得られることを確認しました。

彼らは、エアロビックトレーニングを行わせるグループと、簡単な美容体操のストレッチ(60%以下のエアロビックキャパシティー)を行わせるグループに分けて研究を行いました。

エアロビックグループでは、収縮期血圧は6.4mmHg、拡張期血圧は9.6mmHgの減少を示し、ストレッチのグループでは、収縮期血圧0・9mmHg、拡張期血圧0.8mmHgの増加が観察されたといいます。

そしてこのストレッチグループが新たにエアロビックトレーニングを行ったところ、収縮時血圧8.1mmHg、拡張期血圧7.2mmHgの減少を示したそうです。

その他には、体重や体脂肪、尿中の電解質、心拍数、カテコールアミンなどの顕著な減少は見られませんでした。



この結果を考えると適度な運動によって血圧が下がる可能性があることがわかりますね^^。

肥満の人は、大抵が運動不足のはずなので、血圧のためにも健康のためにも体重減少と定期的な運動は心がけた方が良さそうです。



小菅一憲

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by chiropratica | 2010-12-15 07:11 | 高血圧

NO.95 血圧を下げる機能性食品4 「αリノレン酸」

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今日は、大事な油を紹介します。
三大栄養素の中の「脂質」は、常温で固形の飽和脂肪酸と、液体の不飽和脂肪酸の2つがあります。
この不飽和脂肪酸の中でも必須脂肪酸と言われるαリノレン酸(オメガ3)は、亜麻仁油、エゴマ油、菜種油に多く含まれています。

2005年に報告された大規模疫学調査において、αリノレン酸摂取量が多い人ほど高血圧症の発症リスクが低いことが示されました。

またヒトを対象とした臨床試験においても、αリノレン酸摂取により、血圧降下作用が認められています。


作用メカニズムとしては、αリノレン酸摂取によりブラジキニンが増加し、血管拡張物質であるプロスタサイクリン、一酸化窒素を増加させることで血圧を下げると言われています。


オメガ3の研究では世界的権威のDonald Rudinは、亜麻仁油療法で血圧が下がったと述べています。2人の高血圧患者は中程度の高血圧だったのが正常な血圧になり、その他の患者は、亜麻仁油を摂っていれば血圧降下剤の使用量を減らすことができたといいます。またひどく血圧が低かった何人かの患者では、亜麻仁油で血圧は逆に上がって正常な血圧になったそうです。

オメガ3の必須脂肪酸であるαリノレン酸は、血圧を上げる方向にも下げる方向にも働いて、血圧を正常化する働きがあることが判りますね^^。


またBerryとHirschは、不飽和脂肪酸の血圧への影響は、不飽和脂肪酸から産生されるプロスタグランジンとレニンーアンギオテンシン系を介するものであると述べ、αリノレン酸の影響は、収縮時血圧よりも拡張期血圧に対するものであると報告しています。


少し難しい話も出てきましたが・・・
油のお話は、年が明けてからしっかりやっていくので、詳しくはその時にでも。


このαリノレン酸は、まさに現代人に不足している油です。
みなさんも積極的にこの油を摂ることで、血圧を正常化する以上にさまざまな効果をもたらしてくれるでしょう。

オススメはやはり亜麻仁油ですが、青背の魚、「サンマ、サバ、イワシ」などにも同じオメガ3系の不飽和脂肪酸が含まれます。



今日で機能性食品については終了ですが、これら以外にも高血圧に関わるものとして、

杜仲茶配糖体
イソロイシルチロシン
ポリフェノール
L–アルギニン
酢酸(リンゴ酢)
etc・・・

が上げられます。

また最近の研究では、2010年循環器病学の専門ジャーナル(電子版)に,大豆イソフラボンの血圧への影響を調べた総説が報告されています。
(J Hypertens. 2010 Jun 23.)
3740報の論文,14報のRCT(789名の被験者)が抽出され,解析が行われた結果,
偽薬群に比べて,大豆イソフラボン投与群(25-375mgのアグリコン相当量/日)では,2-24週間の投与によって,収縮期血圧が1.92 mmHg (95% CI; -3.45 to -0.39; P = 0.01)低下したということです。
サブグループ解析では,3ヵ月以上の投与によって,より大きな降圧効果が示されています。

この研究では、拡張期血圧については,低下傾向はあるものの有意差は認められていません。しかし、収縮期血圧に対しては降圧効果があり、これは確かなようですね。


次回は「体重の減少と運動の効果」です。



小菅一憲

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by chiropratica | 2010-12-14 07:18 | 高血圧

NO.94 血圧を下げる機能性食品3 「ぶどうの種のOPC、ピクノジェノール」

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今日は、OPC(ピクノジェノール)の紹介です。


OPCはoligomeric procyanidinsの略で、ぶどうの種とフランスの海岸松の樹皮からの抽出液で、主成分は抗酸化作用をもった分子の混合物です。
ヨーロッパでは、もろくなり弱くなっている血管を強くし、血管に健康を取り戻させ、循環器系の病気を予防するとして広く使われています。

OPCは、科学的にはさまざまな名称で呼ばれています。プロアントシアニジン、プロシアニジン、プロアントシアニドリック・オリゴマー類、フラバンジェノール、ピクノジェノール類、ピクノジェノール、そしてぶどうの種抽出物とした商品もあります。
製品名ではピクノジェノールが一般的で、プロアントシアニジンはOPCまたはピクノジェノールの主要成分です。


OPCは弱くなった血管の構造的な強度を高めるので、専門家たちは血管の病気の治療に使っています。
それ以外にもOPCは生物学的活性をもっていて、かなり強力な抗酸化物質の一つでもあります。
複数のテストによるとビタミンEの50倍の抗酸化力と言われているのです。

抗酸化物質はフリーラジカル(ガン細胞の原因)を無害化するので、フリーラジカルが原因の根底にある病気を防ぐ助けにもなります。


さまざまな効用を持つOPCですが、高血圧の改善にも役立ちます。
高血圧の人は、一般的に毛細血管が弱くなっていて、透過性が高くなっており、脳出血や目の網膜の血管破壊のリスクが高まっています。

ハンガリーの著名な科学者のドクター・ミクロス・ガポールは、高血圧の傾向のある動物を使った広範囲の研究で、OPCが毛細血管を強化することを確かめています。
彼は、OPCが脳の血管が破れるような弱さにならないように強度を保つ働きをしていると述べています。

またフランスの研究者たちは、高血圧患者、糖尿病患者、高血圧の糖尿病患者を対象にした試験でニセ薬との比較を行っていますが、OPCは毛細血管の抵抗力を25%高めているといいます。

その他ドイツのミュンスター大学薬理学教授のドクター・ペテル・ローデヴァルドは、海岸松樹皮のOPCが高血圧の引き金となるストレス反応によるエピネフリンの分泌を減らすことを確かめており、動物を用いた実験では、最初にOPCを与えておくと、脳卒中による脳のダメージがはるかに少なくなるとも述べています。
さらに彼らは、OPCが毛細血管の強度を高める能力があることを示す実験も行っています。
中高年の皮膚に真空装置を当てると、皮膚の中に微小な出血がたやすく見られます。ドクター・ローデヴァルドと同僚たちは、それを利用して毛細血管の抵抗力を高めるOPCの能力を確かめました。
被検者にOPC(ピクノジェール)を1回だけ100mg摂ってもらってから真空装置を当てたところ、出血することはありませんでした。真空装置のパワーを上げないと出血しなかったのです。

これはOPCが毛細血管を強化したために「簡単に漏出したり、出血したりしなくなった」ことを意味しています。


炎症や糖尿病で血管の透過性が、異常に高くなると血管からの漏出がひどくなります。OPCはそのような有害な透過性の増大を脳の毛細血管、心臓の大動脈、心臓の筋肉の毛細血管で抑制しているといいます。


OPCは血管の壁を、より丈夫な、より厚い、より堅く編まれた組織にすることによってもろくなった血管を逆転させ、より安全な血管にして血液が楽に流れるようにし、漏出しないようにするのです。



ではOPCの何がそんなに作用するのでしょう。


ドクター・マスクリエの説明によると、血管壁にあるコラーゲンとエラスチンという2つのたんぱく質が、血管壁の柔軟性と透過性を決定する重要なもので、血管壁が堅いか、強いか、柔軟性があるか、もろいか、漏出しやすいかどうかは、それによって決定されます。
OPCはこの2つの建築ブロックに結びついて、それらが破壊的な酵素によって変性するのを防ぐ一方、それらの合成と成熟を助けます。
かんたんに言えば、OPCは、血管を作っている結合組織の構造を補佐して、抵抗力の強いものにするのですね。

OPCの働きはそれだけではなく、抗炎症作用によっても血管守ってます。炎症が動脈と静脈の老化に大きく寄与していることがわかってきているので、それも重要な働きです。
OPCはヒスタミンの放出を制御している酵素の働きを抑えることで、抗ヒスタミン作用もあります。
(Jean Carper MIRACLE CURES引用)


かなり様々な働きを持つOPCですが、高血圧以外にも、静脈瘤、浮腫、うっ血性心不全、その他目の病気、夜盲症、黄斑変性、関節炎、花粉症、アレルギー、鼻血などに効果があると言われています。


強力な抗酸化物質のOPC(ピクノジェール)、まだまだすごい力を持っていそうですね^^。



小菅一憲

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by chiropratica | 2010-12-13 07:03 | 高血圧

NO.93 血圧を下げる機能性食品2 「ギャバ GABA」

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今日は「GABA」の紹介です。
一時期、「ストレス社会に」と題うってGABAを添加したチョコレートが売れましたね。


GABAは、動植物などに広く存在するアミノ酸の一種。
正式名称はGamma-Amino Butyric Acid(γ-アミノ酪酸)といい、その頭文字をとってギャバ「GABA」と呼ばれています。

ヒトをはじめとする哺乳動物では、脳や脊椎など中枢神経系に多く存在し、抑制系の神経伝達物質の1つとして働き、脳内にはノルエピネフリンやアセチルコリンの200~1,000倍存在します。特に交感神経の中枢と考えられている視床下部に多く存在し、興奮を鎮め、ストレスを緩和したり、リラックス効果をもたらす役割を果たしています。

これが「ストレス社会に」という意味なのですね^^。


GABAには、脳の血流を活性化し、酸素の供給を助け、脳細胞の代謝を高める働きがあります。加齢とともに減少しますが、とくに脳の記憶力をつかさどる海馬での減少が著しいことから、高齢者の記憶力低下やアルツハイマー型認知症との関連が示唆されています。

また、老廃物などを血液中からろ過し、尿として排泄する腎臓の働きを活性化することで利尿作用を促し、血圧を低下させる効果があります。
この作用は、特定保健用食品(トクホ)の機能の1つとして承認されています。


GABAと血圧の関係は、自然発症高血圧ラット(自然に高血圧症を引き起こすネズミ)を用いて詳細に検討されています。
このラットでは視床下部のGABA濃度の低下、GABA合成酵素の低下、GABA受容体の減少が報告されています。またこのラットにGABAを脳内投与すると、顕著な血圧・心拍数・交感神経活動の低下が認められたというのです。

脳内のGABAによる降圧作用は交感神経抑制、抗利尿ホルモン分泌抑制、血管拡張作用を介するものと考えられています。


難しい話になりましたが、GABAには血圧降下作用があるということですね。


このほか、GABAには肝臓の働きを活発にして、アルコール代謝を促進させたり、内臓機能を活性化して基礎代謝を高める一方、血液中のコレステロールや中性脂肪を調整することから、肥満や糖尿病の予防・改善への効果も期待されています。
ただし、こうした作用については、GABAを豊富に含む発芽玄米としての研究報告が主で、発芽玄米の他の成分との相乗効果の可能性もあります。


GABAすごいですね。

GABAの含有量が多いことで知られる発芽玄米には、100gあたり約10mgのGABAが含まれています。これは白米の約10倍に相当します。
1日の必要摂取量は10mg~20mg程度といわれているため、日々の食事の中で白米を発芽玄米に変えることにより十分に摂取できます。

最近では、焼酎を醸造する過程でできる発酵大麦やキムチの乳酸菌などから効率よくGABAを生産する方法が考案され、サプリメントのほか、チョコレートやココア、ドリンク剤や酒類など、GABAを添加した多くの食品が開発・販売されています。


高血圧が気になる人は今日から発芽玄米はいかがでしょう^^。



小菅一憲

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by chiropratica | 2010-12-11 07:10 | 高血圧


カイロプラクティック理学士/サプリメント指導士のカラダと食を考える日記


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