NO.315 副腎と生活 その12 「食物5 野菜と果物」

b0195635_2221631.jpg


さて、今日は野菜と果物についてのお話をしていきましょう。

現代人が野菜不足なことは、多くのところで言われていることです。
健康に気を使っている人にとって、毎日の食事に野菜を取り入れることはごく自然なことでしょう。
しかし、そうやって野菜を摂っている人でも足りていない場合もあります。


毎日5~8人分の野菜を摂っている人がどれくらいいるでしょうか?

野菜からはビタミン、ミネラル、抗酸化物質、多量の繊維質が摂取できます。
また野菜には、アントシアニジンやポリフェノールなど健康に不可欠なファイトケミカル(植物に含まれる天然の化学物質)があります。

昼食と夕食にそれぞれ、色の濃い野菜を少なくとも3つずつ含めるように努力してみましょう。こういった自然な色の濃い野菜(明るい緑、赤、オレンジ、黄色、紫)には、ビタミンやファイトケミカル、抗酸化物質が豊富に含まれています。
こういう野菜を摂ることで、副腎の機能もアップし、健康全体が向上していきます^^。



また野菜の調理法には、蒸す、痛める、油で揚げる、オーブンで焼く、茹でる、直火で焼く、湯通しするなどがあり、もちろん生でも食べられます。生で食べるのが一番栄養素を損失せず、その次に蒸すのが良いと言われますね。
ただ、異なる調理法を用いることで、栄養素の吸収も変わっていくので、多様な方法を使えるようにしておきましょう。たとえば、ビタミンCや葉酸などは熱に弱く、調理によっては栄養素が失われてしまいますが、カロテノイド(ビタミンAに関連する)などのビタミンは食べる前に野菜を調理することで、より摂取しやすくなる場合もあります。


それと、食用芽(スプラウト)は、野菜の中でも格段に栄養素が濃縮されていて是非とも取り入れてほしい野菜です。有名なところでは、ブロッコリーの芽でしょうか。アメリカの健康食品の中でも一時期ブームになりましたが、ブロッコリーの中のスルフォラファンという辛味成分が肝臓の解毒作用を高め、発ガン物質を壊してくれるので、ガン予防に効果が高いとされているのです。その中でもスプラウトは栄養価が数倍。
これは取り入れるにこしたことはないですね^^。
ちなみにスプラウトとは発芽3日くらいの若い芽のことなんですが、もやしも大豆の新芽なので実はスプラウト、サラダの食材のアルファルファもスプラウトの一つです。


その他、海藻はかなりオススメ。
多くの種類がありますが、ほぼすべてに微量ミネラルと良質の植物タンパク質がふくまれ、消化しやすいのです。

是非これらの野菜を、毎日のサラダやスープ、野菜料理に取り入れてみましょうね!



前回の塩の話題に沿っていくと、副腎の回復を後押ししてくるナトリウムが多い野菜も紹介しておいた方が良いでしょう。

昆布
グリーン・オリーブ
海藻
ブラック・オリーブ
赤唐辛子
ツルナ
スイス・チャード
ビートの葉
セロリ
ズッキーニ

「ADRENAL FATIGUE」James L.Wilson 引用

・・・あまり食べない野菜かもしれませんが、挑戦してみてくださいね。




次に果物について。

前回も言いましたが、副腎疲労を患っている人は、午前中の果物摂取はお勧めできません。血糖値の問題がある人はなおさらですね。

しかし、日中早いうちに運動する場合は、朝食に果物を少しとっても身体が対処可能な場合もあります。運動によりコルチゾールとアルドステロンの濃度が上昇し、血中のナトリウム濃度が上がるため、果物の影響に対する許容範囲が増えるわけです。
またどうしても果物を摂りたい場合は、果物に適度な塩をかけるといいかもしれませんね。

どちらにしろ、果物摂取後には、自分の身体の変化を注意深く観察してみてください。
いつもより疲れたり、頭が鈍くなったり、その他低血糖や副腎機能低下の症状を感じ始めてはいないかどうか、常にチェックしておきましょう。
もし症状があらわれるようなら、果物は摂らないようにした方が良いでしょう。



副腎疲労の方にとって望ましい果物と避けた方がよい果物は・・・

推奨される果物:
パパイヤ、マンゴー、プラム、梨、キウイ、りんご、ぶどう(数粒のみ)、さくらんぼ

避けたい果物:
バナナ、レーズン、デーツ(ナツメヤシの実)、イチジク、オレンジ、グレープフルーツ

「ADRENAL FATIGUE」James L.Wilson 引用




果物と野菜は、たしかにビタミン・ミネラルの重要な供給源ですが、副腎疲労の方は少し工夫が必要かもしれません。
野菜は色の濃い野菜をたくさん食べるということ。そして果物は、午前中は避けて一日に取っても一つくらいにしておくのが無難です。

副腎疲労の方の多くが食物中の化学物質に敏感なので、商業用に栽培されている果物に散布されている基準内の薬剤でも悪影響が出る場合もあります。
選ぶ時は、できれば有機栽培農家から薬剤散布されていない果物や野菜を買うことをお勧めします。今では、そういったスーパーもたくさんありますよね。
ちょっとお金はかかりますが・・・。健康には代えられません。


次回は、「避けるべき食べ物」です。



小菅一憲

CHIROPRATICA|低血糖症と副腎疲労のためのカイロプラクティックと栄養療法


C-Magazine|カイロプラクター小菅一憲の治療実績




Face book page|カイロプラティカ

[PR]
by chiropratica | 2012-02-12 22:21 | 副腎疲労


カイロプラクティック理学士/サプリメント指導士のカラダと食を考える日記


by chiropratica

プロフィールを見る
画像一覧

S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

最新の記事

NO.600 食物アレルギー..
at 2015-08-19 17:22
NO.599 食物アレルギー..
at 2015-08-12 13:57
NO.598 食物アレルギー..
at 2015-06-17 18:00
NO.597 食物アレルギー..
at 2015-06-10 12:11
NO.596 食物アレルギー..
at 2015-06-03 19:18

以前の記事

2015年 08月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月

検索

カテゴリ

全体
骨のお話
生活習慣病
椎間板ヘルニア
逆流性食道炎
頭痛
骨粗鬆症
牛乳の話
高血圧
変形性膝関節症
炎症の話
消化と栄養吸収
腸の話
腸内細菌の話
回盲弁症候群
睡眠の話
妊娠&出産
栄養(基礎編)
低血糖症
砂糖の話
糖尿病と糖質の悪影響
副腎疲労
副腎疲労 (New)
食物アレルギー
アレルギー対策
大腸ガン
目の病気
老化
耳の病気
更年期障害
代謝の話
脳の健康
マグネシウムの話
花粉症
時間栄養学
生理前症候群PMS
腸管免疫
食べる日記
きまま日記
まじめ日記
未分類

ブログパーツ

外部リンク

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

健康・医療
メンタル

画像一覧