NO.297 副腎疲労 Adrenal Fatigue その4 「ストレスについて」

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今日はストレスについて・・・

単にストレスと言っても、みなさんには、とても怖いものであるという認識はないのではないでしょうか?
しかし、このストレスが様々なカラダの不調の原因になっていることは明らかです。
ストレスを甘くみてはいけません。
実はとっても怖いものなんです。



現代ではストレスによる症状を抱えている人が本当に多くなりました。
ストレスにかかわる症状をあげると、


疲労
不眠
イライラ
落ち込み
体重増加
甘いものが無性に食べたくなる
風邪をひきやすい
腰痛
膝痛
肩こり
頭痛
性的欲求の低下
頻尿
多汗
慢性の関節炎
喘息
アレルギー
・ ・・


とキリがありません。思い当たるフシがある人は早急にストレスをコントロールする必要があります。そしてこのストレスコントロールこそが、副腎の回復にはなくてはならないものでもあるのです。




さて、ストレスというと世界的に有名なのがハンスセリエと言う人です。
1925年、彼がまだ医学性の頃、ほとんど全ての病気に共通した症状を発見しました。感染症の種類に関係なく、ほとんどの人は発熱、脾臓や肝臓の肥大、扁桃リンパ節の炎症、皮膚の発疹、その他の症状を示します。セリエは、このように共通する症状を観察し、患者さんの病気に関わらずこのような状態を「慢性的な病気」と呼んでいました。

その後セリエは、病気の状態では、常に3つの因子が関与していることを発見しています。
セリエが行った研究では、ラットにストレスを加え、その後の解剖で「副腎皮質の肥大、胸腺、脾臓、リンパ節、その他のリンパシステムすべての委縮、胃と十二指腸の出血を伴う潰瘍」を発見しました。実験ではラットを水の中に放して生きるために泳ぎ続けさせる、身動きが取れないように足を縛る、猫の横に置いた籠にラットを入れる、空気の薄い場所やラット自身の糞がある場所に閉じ込めるなど様々な方法でストレスを与えたそうです。

みなさんはストレスというとどんなものを想像しますか?ストレスというと精神的なものばかりを考えがちでしょう。しかし、ストレスには、精神的ストレス以外にも、構造的ストレス、化学的ストレスがあります。これがセリエの言う3つの因子ですが、それに気候的ストレスを加えて、大きくは構造、化学、精神、温度の4つのカテゴリーがあると言われています。


少し見ていきましょう!




まず構造的ストレス・・・

肉体的にかかるストレスのこと。長時間の労働、体力的な疲労、睡眠不足、姿勢による負担などがこのカテゴリーになります。
仕事で一日中同じ姿勢(デスクワーク、車の運転など)をとり続けたり、重い荷物を持つなど、また合わないシューズ、締めつける下着、お尻のポケットに入れた財布、高すぎる枕なども、構造的ストレスになります。
これは私の仕事であるカイロプラクティックの治療が関連している部分ですね^^。




次に化学的ストレス・・・

化学的ストレスとは、カフェイン、アルコールなど化学的な物質を摂りすぎることによって、心身が悪影響を受けることや、偏った食品の摂取や過剰な精製食品の摂取などの栄養学的なカテゴリーと言えます。糖質の摂り過ぎ、栄養の アンバランス、脱水状態、空腹での糖質摂取、食事と食事の間が長い、暴飲暴食、シックハウス、カビなどが科学的ストレスの代表的なものです。
またもちろん着色料、保存料、合成甘味料なども問題を悪化させます。

口に入れる化学的なものと言えば、ほとんどの薬剤もそうなので、薬の飲み過ぎでこのストレスがかかっている人もいますね。そして私たちが呼吸する空気の成分も問題になることがあるので、現代では大気汚染や殺虫剤、産業廃棄物などの毒素がこのストレスに関わっていることも多いのです。




そして精神的ストレス・・・

ストレスというとみなさんが一番思い浮かべるのがこのカテゴリーなのではないでしょうか。
このカテゴリーでは、悩みや心配を抱えるなどして、精神的によくない刺激を受けること。現実にそぐわない目標や出来る以上のことを引き受けるなどがストレスになります。また中には、やるべきことを引き伸ばす、優先順位を間違える、無計画、準備をしないことなども含まれてくるのですね。
特に愛する者の死や、長期間の罹患などはかなりの強い精神的ストレスになります。そして大きな借金を抱えることも長期間になれば、潜在的なストレスになりますね。

この問題では、患者さんをコントロールすることが非常に難しいのですが、私のやっているアプライドキネシオロジーの上級テクニックではこういったことに対応するようなものもあります。




さて、最後に温度によるストレス・・・

私たちにとって、極端に寒い、暑い、湿度が高い、低いといったこともストレスになります。これが気候的なストレスです。過剰な温度の上昇や低下に対応するため、副腎が対応に追われるため、副腎が疲労状態にある人は、急激な温度変化のある場所を移動するだけで症状が出る場合もあります。
また気圧の変化や太陽の強い照 射、強風などもこれに当たり、中には旅行するだけでストレスになる人も。

そして、このタイプのストレスは、構造的、化学的、精神的それぞれのストレ スにも影響を及ぼすことになります。




いろいろなタイプのストレスがあることにビックリしましたか?
このように、人間は常に様々なストレスにさらされているわけです。
もちろん対応するために副腎が働いているわけですが・・・。

現代生活の中では、ストレスに順応するように最適な身体機能を果たせない状況が多くあります。
現代ではストレスから簡単に逃げ出せない状況があり、副腎が回復する機会が与えられないくらいに持続的で終わりのないストレスがかかることがあります。
これら4種類のストレスは軽度でも蓄積されていくので、このままだと多くの人が副腎疲労の問題を持ちやすいのです。


現代に生きる私たちにとって、ストレスコントロールがいかに大事か。
是非みなさんにそれに気付いてもらいたいと思います。

次回は「ストレスコントロールについて」です。



小菅一憲

CHIROPRATICA|低血糖症と副腎疲労のためのカイロプラクティックと栄養療法


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by chiropratica | 2011-12-03 22:38 | 副腎疲労


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